2015.06.20

【ボリビア】

■石油埋蔵量、3倍に Página Sieteの記事
ボリビアの石油埋蔵量は、従来の把握の3倍となる見通しだ。ボリビア石油公社(YPFB)が明らかにしたもので、サンタクルス県のヤパカニ油田の発見により、埋蔵量は1600万バレルから、4400万バレルに膨んだという。この開発により、政府がガソリンやディーゼル、ジェット燃料に支出している助成金額は、20%節減される見通しだ。

■ラパス空港、制限せず Los Tiemposの記事
ラパスのエルアルト国際空港では入場制限などは行なわれない。7月8日、ローマ法王フランシスコ1世が来暮し、この空港に到着する。多くの人が出迎えのため同空港を訪れるとみられるが、空港と当局側は入場制限などは行なわないことを決めた。この日の便の発着も、通常どおりの体制だという。

■エボ、大学危機を嘆く El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、コチャバンバのマヨール・デ・サンシモン大学(UMSS)の状況について、嘆いた。同大学では学位や教員資格の問題から闘争が数か月間続き、大学側が学生を提訴する事態に至っている。モラレス大統領は、この事態が、本来大学が持つ「自治」の危機と指摘し、双方の対話による解決を望んだ。

■イキケ港湾ストの影響調査へ El Deberの記事
ボリビア政府は、チリ北部のイキケ港の港湾ストによる、ボリビア経済への影響などについて、調査を行なう。ボリビアが外港として使用するこの港湾ストで、輸出入が大きな影響を受けている。ダビド・チョケワンカ外相は、この被害実態をつぶさに精査し、チリに対する補填の要求の資料にする方針を示した。

■サンタクルス、数百万ドルの損失 La Razónの記事
チリ北部イキケ港の港湾ストの影響で、サンタクルス県の輸出業者は、数百万ドルの損失を受けている。サンタクルス輸出業議会が明らかにしたものだ。県内からのトラック500台がこのストで足止めされ、一日あたり10万ドルの損失を出し続けている。すでにストは10日以上続いており、この損害は巨額となる見通しだ。

■税関職員、一時拉致される El Deberの記事
チリ国境のピシガの税関職員2人が拉致され、4時間にわたり一時拘束された。この国境を通ろうとした密輸品を積んだトラック4台の扱いについて、オルーロ県のワチャカリャのコミュニティの人々と対立し、村人たちが実力行使に出たものだ。職員2人はその後解放され、負傷などもないという。

■年金受給者、引き上げを容認 Página Sieteの記事
年金受給者の団体は、政府側が示した年金額6.5%の引き上げを容認した。団体側は生活の質の向上などを求め、8.5%の引き上げを求めていた。しかし政府側は原資の問題などを挙げ、実質的にインフレスライドに相当する6.5%の引き上げを提示した。団体側は要求は通らなかったものの、この政府の姿勢を受け入れることを決めた。

■エルアルト、偽札組織摘発 Página Sieteの記事
エルアルトで、偽札を製造していた組織が摘発された。カルロス・ロメロ大臣が明らかにしたもので、この組織は50、100、200ボリビアーノ札を偽造し、合わせて38万5千ボリビアーノを流通させていたという。逮捕された3人は、オフセット印刷機を使用し、紙幣を印刷、偽造していたという。

■密輸サルチーチャ30キロ摘発 Página Sieteの記事
ラパスで、密輸されたサルチーチャ(ソーセージ)30キロが摘発された。市内の市場で売られていたこのサルチーチャは、アルゼンチンから違法に持ち込まれたものとみられる。国内では6月23日の「サンフアンの夜」にサルチーチャを食べる習慣があり、この高需要期を狙い、密輸が行なわれたとみられる。

■プーマ食害、9800Bs La Patríaの記事
オルーロ県では、野生のプーマの食害により、ラクダ類飼育農家1軒あたり9800ボリビアーノの損失を出しているという。オルーロ県ではリャマやアルパカなどのラクダ類飼育が盛んだが、一方で野生のプーマにこれらのラクダ類が襲われる事故が多発している。プーマも保護動物に相当しており、駆除などが難しく、対策の打ちようがない状態だ。


【ペルー】

■週明けから麻疹ワクチン El Comercioの記事
リマ、カジャオ、クスコ、アンダワイラスでは週明けの22日から、麻疹(はしか)の予防接種が始まる。保健省が進めるもので、国内で麻疹の感染者が3例、確認されたことを受けた措置だ。対象となるのは2歳から4歳の児童で、保護者に対し7月12日までにこのワクチンを受けるよう、呼びかけられる。

■タクナ、麻疹警戒 Correo Perúの記事
国内南端のタクナでは、麻疹(はしか)に対する警戒が高まっている。国内でも感染が出ているが、この町は国境を接するチリとの往来が多く、同国のサンティアゴ首都圏で感染者が相次いだことから、この町への流入もありうると保健局が指摘したものだ。保健局はワクチンの手配ができ次第、児童らを対象に予防接種を行なう考えを示している。

■ナポ郡では狂犬病予防接種 La Repúblicaの記事
保健省はロレト県のナポ郡で、2万人を対象に狂犬病の予防接種を行なう。同郡で、コウモリに噛まれたことで狂犬病に感染、発症し、1人が死亡したことが確認された。これを受け、この感染症の拡大を抑えるため、ナティーボ(先住民)であるソレダー族の人々を中心に、この予防接種を実施する。

■プエルト・マルドナードが冷え込む El Comercioの記事
マドレ・デ・ディオス県の県都プエルト・マルドナードが冷え込んでいる。南米大陸の広い範囲が寒波に覆われ、この町では19日の朝の最低気温が摂氏5度まで下がった。この町はアマゾンの一角にある熱帯雨林気候で、ここまで気温が下がるのは、きわめて異例だ。気象台は日中も14~19度までしか気温が上がらないと予報している。


【チリ】

■第4州、ヤギが大量死 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州では、家畜として飼われるヤギの死が相次いでいるという。同州の広い範囲は雨不足による渇水、旱魃が発生している。この影響で水や牧草が得られず、これまでにヤギ7千頭が死んだ。このほか牛も200頭が死んだと報告されている。水不足であるだけに対策のうちようがない状態で、地域経済への影響が懸念されている。

■メトロ3号工事、4日間停止 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)3号線の工事は、ストライキのため4日間、停止している。国の公共事業で延伸工事が行なわれているが、100人の労働者が加盟する組合が安全基準の履行を工事主体側に求め、ストに入っているものだ。同じく建設工事が行なわれている6号線でも、同様の要求がなされている。


【アルゼンチン】

■アエロパルケで遅れ Infobaeの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)では19日、便に遅れが生じた。航空業の労働組合が、アルゼンチン航空に対する抗議行動をとり、その影響を受けたものだ。組合側は同社が、解雇についての法的な手続きをおろそかにしていると指摘、批判している。この日アルゼンチン航空とアウストラル航空の8便が欠航となった。

■シポレッティ列車、運賃発表 Río Negroの記事
ネウケンとシポレッティを結ぶ旅客鉄道サービスの運賃が発表された。1990年代から休止していたこのサービスは7月20日頃にも再開される予定で、この準備の工事が進められている。この運賃について運営側は、7ペソ、または決済用ICカード「SUBE」利用の場合は4ペソとなることを発表した。

■この冬いちばんの冷え込みに Clarín.comの記事
国内各地では19日朝、この冬いちばんの冷え込みとなった。サンルイス州のサンタロサ・デ・コンララでは氷点下5.6度を記録し、パタゴニアやアンデス山脈沿いの北部では氷点下の気温が相次いだ。ブエノスアイレスでも朝の最低気温は摂氏1.8度となっている。気象台によるとこの寒波は、この週末いっぱい、国内に居座る見通しだ。

■父親、子の耳を切り取る La Nacionの記事
サンタ・フェ州の州都で、自身の子の耳を切り落としたとして34歳の男が逮捕された。この男は2人の子のうちの一人の耳を、「懲罰」として切ったという。社会保障カードを亡くしたことがこの罰の理由だ。この子の母親が警察に訴え出て、事態が明るみに出た。警察は児童虐待の容疑で、調べを進めている。


【エクアドル】

■インティ・ライミ始まる El Universoの記事
キトやカニャルでは「インティ・ライミ」(太陽祭)が始まった。インティ・ライミはペルー、クスコで行なわれるものが世界的に知られるが、同じくケチュア起源のものは国内でも行なわれる。国内では27日まで各地で、新たな農業サイクルの始まりを迎え、太陽に祈りを捧げる儀式や、フォルクローレ音楽、ダンスのイベントなどが催される予定だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボラリス、グアテマラへ El Financieroの記事
メキシコのLCCボラリスは18日、グアテマラに乗り入れた。同社が開設したのはカンクン-グアテマラ、グアダラハラ-グアテマラ線で、同社初の中米路線となる。同社はこのメキシコ国内2都市を起点に、さらに中米路線を拡充する姿勢を見せている。同社はメキシコ国内と北米路線を多く展開しており、メキシコ航空市場で高い成長を示している。