2015.06.23

【ボリビア】

■リャマ、薬物を運ぶ La Razónの記事
ボリビア-チリ間で、新たな薬物輸送の手口が明らかになった。ラクダ類であるリャマの体内にコカイン入りカプセルを仕込み、放牧を装い国境を超えるというものだ。警察によると、オルーロ、ポトシ県とチリの国境エリアで、この方法による薬物輸送の摘発が、すでに数件あるという。このうちの1件では、50頭のリャマから、コカイン100キロが見つかっている。

■パラグアイ、ボリビアとの共闘 La Razónの記事
パラグアイ政府は、メルコスルの舞台でのボリビアとの「共闘」を望んでいる。ボリビアはこの経済ブロックの正規加盟に向けた手続きの最中だが、パラグアイは「海を持たない国」としてボリビアと共同戦線を張ることを望んでいる。7月にブラジリアで行なわれるメルコスルサミットで、ボリビアの正規加盟の是非について、進展がみられるか注目されている。

■テラサス氏、容体不安定 El Deberの記事
ボリビア唯一の枢機卿であるフリオ・テラサス氏の容体は、不安定な状態にある。糖尿病の持病を抱える同氏はこの4月に外科手術を受けた後、自宅療養していた。しかし先週末に再び倒れ、サンタクルス市内の病院に入院しているが、回復の兆しが見えないという。来月来暮するローマ法王フランシスコ1世は、同氏の自宅に宿泊する予定となっている。

■環境省、たき火を禁止 El Paísの記事
環境省は国内に対し、たき火の禁止を通達した。23日の「サンフアンの夜」にはたき火をする伝統があるが、この火による大気汚染が問題となり、各自治体単位で禁止の動きが広がっている。罰則などは示されないものの、同省は国民に対し、たき火や花火の使用の禁止を通達した。

■サンタクルス、たき火監視千人 El Deberの記事
サンタクルス市はたき火の監視に、職員ら千人を動員する。23日の「サンフアンの夜」にはたき火をする習慣があるが、大気汚染を起こすとして市側は禁止の措置をとっている。それでもたき火は後を絶たず、職員らを動員して監視を行なうものだ。摘発を受けた場合、500~1500ボリビアーノの罰金が科せられる。

■サルチーチャ250キロを摘発 El Deberの記事
ラパス市は、市内の市場や店舗などから、合わせて250キロのサルチーチャ(ソーセージ)を摘発した。23日の「サンフアンの夜」にはサルチーチャを食べる習慣があるが、市内ではこの時期、粗悪なサルチーチャの流通が問題となっている。市側はこの摘発を行ない、悪質な店舗に対しては営業停止命令を出したという。

■法王にコカ葉ケーキ La Razónの記事
コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家らは、7月8日に来暮するローマ法王フランシスコ1世に、コカ葉ケーキをふるまうという。コカ葉はアンデス原産のハーブで、その効能は広く知られる。しかしコカインの原料となることからイメージが悪く、あらためてその効能をアピールすることが狙いだ。同様のケーキは各国首脳や要人に、これまでもふるまわれたことがある。

■ティティカカ浄化予算、7億Bs Página Sieteの記事
ティティカカ湖の浄化について、2025年までに7億ボリビアーノの予算が必要だという。環境省と湖に面するビアチャ、プカラニ、プエルト・ペレスの首長が共同で発表した数字だ。この湖は鉱山廃水などの流入で汚染が進んでおり、早急な対策が必要であることが指摘されている。同省と各行政は国などに対し、この予算を求める方針だ。


【ペルー】

■ウビナス火山、また小噴火 El Comercioの記事
モケグア県のウビナス火山が22日、また小噴火した。観測機関によると朝8時50分頃、火口付近で爆発があり、噴煙が600メートルの高さまで立ち上ったという。この小噴火による火山灰は、火口から15キロの地点にも到達した。この火山の活動は活発な状態が続いており、小噴火、爆発が相次いでいる。

■プーノ-クスコ道封鎖 La Repúblicaの記事
プーノとクスコを結ぶ道路が22日、ブロック封鎖された。この事態が起きたのはプーノ県のアヤビリで、地域の農業層が国の農業政策に対し、異議を唱えた動きだ。この国道3号は幹線道で、ほかに迂回路がないため、多くのトラックや乗用車がこの封鎖により足止めされる事態となった。

■乗用車、ダムに落ちる El Comercioの記事
カハマルカ県で乗用車がダムに転落する事故が起きた。現場はバーニョス・デル・インカにあるビスタ・アレグレダムで、トヨタカローラが道路を外れて、水の中に落ちたものだ。この事故で、車に乗っていた一家4人が死亡し、こども2人が負傷している。運転していた父親が、操作を誤ったことが事故原因とみられる。

■代表レプリカ、飛ぶように売れる La Repúblicaの記事
フットボールペルー代表チームのレプリカユニフォームが、飛ぶように売れている。リマの商業街ガマラでは、毎日6千枚のレプリカが売れている状態だ。現在チリで、コパ・アメリカ(南米選手権)が開催され、この気分を盛り上げようと買い求める人が多いとみられる。またブラジル、アルゼンチン、コロンビアなどのレプリカも、同様に売れている。

■プーノ-フリアカ高速、着工 Los Andesの記事
プーノ市と県下最大都市フリアカを結ぶ高速道路の起工式が行なわれた。この道路建設は国の公共事業として進められるもので、ボリビアとの首脳会談のためプーノ入りしたオリャンタ・ウマラ大統領も、この式に参加している。建設予算は3億2300万ソルで、片側一車線の道路が新設される。

■モケグア、トゥナ祭 Entorno Inteligenteの記事
モケグアではカンペシーノ(農業従事者)の日である24日、「トゥナ祭」が開催される。トゥナはウチワサボテンの実で、国内では広く消費される果物だ。地域産のトゥナを広く紹介し、ふるまうこのイベントは、市内中心部のカラコア広場で行なわれる。県内では、サンクリストーバルが、このトゥナの産地として知られるという。


【チリ】

■アリカ-ラパス鉄道、2016年再開か La Terceraの記事
アリカとボリビアのラパスを結ぶ旅客鉄道便が、2016年にも再開される見通しだ。この鉄道は両国の平和条約に基づき建設されたが、土砂崩れによる軌道への影響や鉄道会社の破綻、さらに両国関係の悪化の影響から十年以上、貨物、旅客列車は運転されていない。運営会社は、状況が整えば、来年にも旅客便の運転が可能との見方を示した。

■風力発電公園に批判 La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州で計画されている風力発電公園が、批判を受けている。ウアルペンの自然保護区内に、高さ80メートルの発電用風車を10基、設けるものだ。しかしこの風車設営で、この保護区の自然景観が脅かされるとの批判が起き、Facebookなどで支持が広がっている。この自然保護区は1976年に指定された。

■メトロ4号で混乱 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)4号線で22日、混乱が生じた。同路線のフランシスコ・ビルバオ駅で、何らかの「緊急の理由」により、乗客らが一編成から避難する事態が生じたという。運営会社はこの理由を明らかにしていない。この事態で、タボラダ-プエンテ・アルト間で運転が見合されたが、現在は再開されている。

■第2州、M5.3の地震 La Terceraの記事
第2(アントファガスタ)州では22日朝8時42分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はオジャグエの南67キロで、震源の強さはマグニチュード5.3、震源の深さは125キロだ。同州内を中心にはっきりとした揺れが感じられたが、人や建物への被害はとくに報告されていないという。


【アルゼンチン】

■リネアCストで混乱 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの交通は22日、突然のストライキで混乱した。ストを行なったのはスブテ(地下鉄)リネアCの労働組合で、チケットの自動販売機拡充導入に反対した動きだ。この日の朝から同路線は全線で運転を見合わせており、16時30分の時点で再開の見通しも立っていない。

■スト実施は新しい組合 Clarín.comの記事
22日、ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)でストを行なったのは、新設された小規模な組合だという。リネアCはこの朝から運転を見合わせているが、このストを実施しているのは労働組合の「主流派」ではなく、「武闘派」とも呼べる30人ほどの集団だ。この組合員らは、各駅で便の運転を阻止している状態だ。

■コレクティーボに長い列 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCのストで、平行して走るコレクティーボ(路線バス)は大混雑した。レティーロとコンスティトゥシオンを結ぶリネアCは、各路線の中でも利用者がもっとも多い。朝から、メトロビアの停留所には通勤、通学者の長い行列ができた。ツイッターやFacebookには、この事態への怒りのコメントが並んでいる。

■サルミエント線は23日にスト La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サルミエント線は23日、ストライキを行なうという。労働組合が明らかにしたもので、同路線に導入された中国製新車輌の運用の標準化などを運営に求めた動きだ。ストは24時間の予定で行なわれる予定で、オンセとモレノを結ぶ全路線が、影響を受けるとみられる。

■チャペルコ空港、航空便降りられず Diariamente Neuquénの記事
ネウケン州のチャペルコの空港には、航空便が降りられない状態だという。同空港では滑走路の補修などの工事が行なわれているが、この工期が遅れているものだ。チャペルコはスキー観光が盛んで、この繁忙期にあたるが、アルゼンチン航空は便の運航開始の見通しを立てられない状態だ。

■スブテD、フリーWiFi Para Buenos Airesの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアDでは、無料で利用できるWiFiの導入が進んでいる。市側が整備を進めているもので、同路線では13の駅に「スブテ・ディヒタル」というフリーのWiFiスポットが設けられた。市側は同路線の車輌内を含め、WiFi利用エリアをさらに拡大させる方針だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サハラの砂塵、中米へ La Páginaの記事
サハラ沙漠の砂塵の雲が、中米からカリブ海に到達しているという。エルサルバドル環境省が22日、明らかにしたものだ。北アフリカからの砂塵がラテンアメリカに到達することは知られているが、まとまった雲の到達が衛星写真で確認されているという。今回は南米大陸のベネズエラから、北米のテキサス州にかけて、この雲に覆われているという。

■国境に棄てられたヘリ La Prensaの記事
グアテマラのホンジュラス国境エリアに、ヘリコプターがうち棄てられているのが発見された。このヘリが見つかったのは首都から200キロ、チキムラの草原だ。周囲に油漏れの痕があり、トラブルからこの地に不時着したとみられる。警察は、薬物輸送に使用された機体とみて調べを進めている。