2015.06.26

【ボリビア】

■大陸横断鉄道、2025年までに着工 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、国内を通る大陸横断鉄道を、2025年までに着工すると宣言した。ブラジル、ペルー両国は、バイアとチンボテを直接結ぶ鉄道建設を発表しているが、ボリビアはサントスとイロを結ぶルートを提言している。モラレス大統領は国内を通るこの鉄道は、ウルグアイやパラグアイ、アルゼンチンにも資すると、その意義を強調した。

■バチェレ、ウマラとの会談をキャンセル El Deberの記事
チリのミチェル・バチェレ大統領は、ペルーのオリャンタ・ウマラ大統領との会談をキャンセルした。ペルーのパラカスで7月1、2日にアリアンサ・デル・パシフィコ(太平洋同盟)のサミットが予定され、この場で会談が組まれていた。しかしウマラ大統領が、ボリビアとの共同閣議で「ボリビアの立場を支持する」発言をしたことから、チリ側が反発したとみられる。

■YPFB、ペトロペルーと関係強化へ La Razónの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は、ペルー国営のペトロペルーと関係を強化する。23日の両国共同閣議で、YPFBはペルー南部7都市に、液化ガス(GLP)を供給することが発表された。YPFBはこれを機会にペトロペルーと関係を強化し、今後のエネルギー政策において関係を発展させる方針だ。ボリビア政府とYPFBによる、新たな国際戦略とみられる。

■メサ氏、BICS行脚 La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国)を行脚する。ボリビアは平和条約に基づき、チリに対し主権ある海を要求しており、国際司法裁判所に裁定を求めている。メサ氏はこの件について、国際的に存在感を増すこの5カ国にボリビアの立場を説明する。先月、ハーグではこの件についての弁論も行なわれた。

■イキケ港、正常化ならず Página Sieteの記事
チリ北部のイキケ港は、未だ正常化に至っていないという。内陸国のボリビアが外港として使用するこの港では、25日ぶりにストが終了したばかりだ。ボリビアの貿易に多大な損失をもたらしたこの事態だが、スト終了後も混乱が続き、港湾機能は完全に回復していない。ボリビア政府はチリに対し、条約違反を理由に損失補填を求めている。

■オルーロ街道、7人死亡事故 El Díaの記事
ラパスとオルーロを結ぶ道路で、トラックとワゴン車が衝突する事故が起きた。現場はカラコリョからオルーロ寄りに15キロのワイラパタ付近で、対向してきた二台が正面衝突したものだ。この事故で7人が死亡し、1人が重傷を負っている。事故原因は不明だが、一方の運転手にアルコール反応があったと警察は発表している。

■サンタクルス、法王来暮で禁酒 El Deberの記事
サンタクルス市は、ローマ法王フランシスコ1世の来暮に合わせ、禁酒令を出す方針だ。法王は7月8日にエルアルト国際空港に着き、10日にサンタクルスからパラグアイに向かう。市側は7月5日から10日にかけ、酒類販売やアルコール飲料の提供を禁止する条例を準備している。こうした禁酒令は、選挙投票日の前後に設定されている。

■スクレ、法王のチョコレート La Razónの記事
伝統的なチョコレートの産地であるスクレでは、ローマ法王フランシスコ1世の来暮に合わせ、記念チョコレートが販売されている。メーカー「パラ・ティ」が発売したもので、法王の肖像が描かれた特別仕様のチョコレートだ。スクレのほか、ラパスとサンタクルスの直営店でも、このチョコレートは販売される。

■ラパス、郵便スト Página Sieteの記事
ラパスでは郵便会社Ecobolの職員らがストを開始した。職員らは、この国営企業の賃金支払いなどの不履行や、汚職の存在などを訴えている。Ecobolは経営破綻状態に陥り、郵便料金の大幅な値上げなどの措置をとったばかりだ。労働者らは、こうした措置により現場が苦しむ一方、経営側の体質が変わっていないと断じた。

■オルーロの大気は悪化 La Patríaの記事
オルーロの大気汚染は、むしろ悪化したという。23日の「サンフアンの夜」には国内で伝統的に、たき火をする習慣がある。しかし大気汚染の原因になるとして、地域行政は禁止の措置をとっている。24日の朝の時点でラパス、コチャバンバ、サンタクルスでは汚染度合いは前年を下回ったが、オルーロではむしろ数値が悪化した。


【ペルー】

■ニュージーランド人が客死 Perú21の記事
ニュージーランドの自然地質学者が、死亡しているのが見つかった。マチュピチュ遺跡に近いインカ・テーラホテルの客室のベッドで、この80代の男性はあおむけで死んでいたという。この男性の遺骸はウルバンバのモルグに搬送され、死因が調べられている。この男性のマチュピチュ訪問の目的などは分かっていない。

■インティ・ライミ、ゴミ80トン El Comercioの記事
クスコのサクサイワマン要塞では、ゴミ80トンが回収されたという。クスコでは24日、国内最大規模の祭であるインティ・ライミが行なわれ、このサクサイワマンはその主会場だった。祭から一夜が明け、市の職員やボランティアら350人が、この要塞の清掃活動を行なったものだ。この会場では祭の際、750人のアーティストらがインカの故事を表現した。

■アレキパ、デモも制限へ El Comercioの記事
アレキパ市は、中心部のアルマス広場やその周辺での「デモ」も制限する。市側は、クスコやリマの例にならい、アルマス広場の歩行者専用化の方針を示していた。これに加え、広場での要求、抗議などのデモ行為についても禁止することを明らかにした。市側はこのようなデモについて、近隣のエスパーニャ広場を使用するよう、異例の勧告を行なった。

■ウロス島、汚染の原因 Los Andesの記事
ティティカカ湖上で浮島生活をするロス・ウロスの人々の生活も、湖の汚染の原因になっているという。プーノの通商観光局が明らかにしたものだ。ロス・ウロスのコミュニティでは2500人が生活するが、その生活排水が湖の水質汚染の原因の一つとなっているというものだ。同局は抜本的な汚染対策が必要と指摘している。

■タクナ、フカヒレを摘発 La Repúblicaの記事
タクナでフカヒレ168キロが摘発された。税関によると、これらのフカヒレは、チリ国境で押収されたという。フカヒレはアジアで高級食材として珍重される。ペルーではサメ漁は禁止されていないが、資源保護のため一定の許可を得る必要がある。今回摘発されたフカヒレは、この許可証を添えていなかったという。

■ハウハ、積荷ビール強奪 El Comercioの記事
フニン県のハウハで、事故を起こしたトラックから大量のビールが強奪された。マル・パソから25キロのカーブで、このトラックはバランスを崩し、横転した。この現場周辺にいた人々が、この積荷のビールを次々と奪ったという。この様子を携帯電話で撮影した90秒の動画は、ビールを集め運び出す多くの人が映し出されている。


【チリ】

■学生デモに12万人 La Tereraの記事
国内各地では学生らによるデモが行なわれ、合わせて12万人が参加した。教育改革を求めるもので、学生らの団体が企画したものだ。朝11時、国内各地で学生らが街路を行進し、要求の声を上げた。一部暴徒化などで衝突もあり、サンティアゴでは21人、コンセプシオンでは4人が逮捕されている。

■サンティアゴ、平等を求める行進 Correo Perúの記事
サンティアゴでは24日午後、同性愛者やその支援者らが「平等」を求める行進を行なった。国内では同性愛差別を禁じたサムディオ法が施行されたが、同性愛者団体はこの運用が不十分と指摘した。イタリア広場から大統領府であるカサ・モネーダにかけて行なわれたこの行進には、有名アーティストらも参加した。


【アルゼンチン】

■ナイジェリアで誘拐 La Nacionの記事
アルゼンチン国籍の28歳の男性が、ナイジェリアで誘拐された。この事態に遭遇したのは現地で農業エンジニアとして働くサンティアゴ・ロペス・メネンデスさんだ。コンタゴラにある農場に向かう途中、武装グループに拉致された。犯人らとの接触があり、営利誘拐とみられているが、具体的な身代金の要求は未だないという。

■盗みを働いた男、リンチで死亡 La Mañana Córdobaの記事
コルドバのラ・ケブラダ・ラス・ロサスで、盗みを働いた23歳の男が、リンチを受け死亡した。ホセ・ルイス・ディアス容疑者は玩具の武器を使用し、若い男性に強盗しようとした。しかしこの際に捕えられ暴行を受け、脳死状態となっていたという。容疑者の家族は、この容疑者の臓器を提供する意思を示している。

■AR、サンティアゴ線を増便 El Liberalの記事
アルゼンチン航空は、ブエノスアイレスとサンティアゴ・デル・エステーロを結ぶ路線を増便する。同社は現在この路線を一日一往復運航しているが、7月1日より2往復に増やすという。この増便で朝と夕方に運航されることから、相互の日帰りが可能となる。同社は州内の温泉地ラス・テルマス・デル・リオ・オンドにも乗り入れている。

■エスタシオン4個所増設 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市は無料の貸自転車の拠点となる「エスタシオン」を4個所増設する。市側が運営するこの貸自転車「エコ・ビシ」の利用は好調で、新たにセントロ、レティーロ、バリオ・ノルテに4個所を設け、43個所体制とするという。これら4個所は自動化されており、24時間営業だ。現在このシステムを、一日あたり18万人が利用しているという。

■60番コレクティーボ、無料運転 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス中心部と北部を結ぶ60番のコレクティーボ(路線バス)は25日午前0時から、無料で運転している。運転手らの組合が、運営側に賃金の適切な支払を求めた抗議行動だ。便は通常どおり運転されているが、運賃徴収がなされていない状態だという。60番コレクティーボは先週、ストを行なったばかりだ。

■イグアス公園、防犯カメラ設置 Radio Cataratasの記事
イグアス国立公園は公園内に、防犯カメラ65台を新たに設置する。このカメラは、同公園の遊歩道などに置かれるもので、同公園を訪れる観光客の安全保持が目的だ。しかし公園内の電源の問題から、カメラの設置場所や台数は、限られる状態だという。同公園は現在、国内有数の観光地となっている。


【エクアドル】

■レベンタドール火山、活発化の兆し El Universoの記事
キトの北東90キロ、レベンタドール火山が活発化している。観測機関が明らかにしたもので、24日にこの火山活動による地震の回数が大きく増えたという。ナポ、スクンビオス県境のこの火山は標高3562メートルで、2012年に噴火した際には火山灰がキトに到達し、航空便に影響が生じた。

■スペインから2万人近くが脱出 El Universoの記事
スペインに居住していた1万9628人のエクアドル人が2014年、同国を脱出したという。同国の統計機関が明らかにしたもので、今年1月1日時点の同国居住邦人は17万4328人だという。同国には多くの邦人が住むが、景気悪化で職を得られず、帰国したり、別の国に移住するなどの動きが起き、居住者の減少が続いている。


【コロンビア】

■ボゴタ空港で停電 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港では25日朝、40分にわたり停電が発生した。この事態で空港そのものの閉鎖には至らなかったが、機器の不作動などにより、一部の便に遅れが生じている。同日午後にはすべてが平常化したが、民間航空局がこの停電の原因について、調べを開始した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、空港スト続く Paraguay.comの記事
パラグアイ、アスンシオンとシウダー・デル・エステの空港ストは25日、2日めを迎えた。空港の労働組合の一部が72時間の時限ストを行なっているものだ。労働組合側はこのストで、空港の運営に支障が出ていると発表したが、空港側は「すべての便が通常どおり運航されている」としている。

■キューバ、薬物密輸29件摘発 El Universoの記事
キューバ税関は今年上半期、薬物の密輸を29件、摘発したという。税関のトップが25日、政府系メディアに明らかにしたものだ。摘発を受けたうちの23件は、船、航空便で到着した者が荷物や機械の中に薬物を仕込んだケースだった。残る6件は、物品の中に薬物が隠されていたケースだ。

■パナマ、脱タックス・ヘイブンを求める El Universoの記事
パナマ政府は欧州連合(EU)に対し、同国のタックス・ヘイブン(租税回避国)リストからの削除を求めた。パナマ外相が明らかにしたもので、欧州委員会に対しこの要求の書簡を送ったという。同外相は、パナマはタックス・ヘイブンではなく、このリストにパナマが名を連ねることに不服を示した。