2015.06.28

【ボリビア】

■エボ「チリはイスラエル」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、「チリはラテンアメリカのイスラエル」と断じた。ボリビアはチリに対し主権ある海を求めているが、これを「支持」したペルーを、チリの政治家らが批判した。モラレス大統領はこうしたチリの政治家の姿勢は領土拡張主義、侵略主義、植民地主義の現れと厳しく批判した。

■ペルー「二国間の問題」 Página Sieteの記事
ペルーのペドロ・カテリアノ首相は、「ボリビアとチリの二国間の問題」と語った。在リマのチリ大使に対し語ったもので、ウマラ大統領が海の問題についてボリビアの立場を「支持」したことへの説明を行なったものだ。チリ側からの批判をかわすことが目的とみられるが、一方でペルー国内の世論では、チリに対する批判が大きいことも添えている。

■ペルーとティティカカ浄化プログラム El Deberの記事
ボリビア、ペルー両国は90日以内に、ティティカカ湖の浄化プログラムを策定する。23日にプーノで行なわれた両国共同閣議を通じ、共同で浄化に取り組むこととなった。この湖は鉱山廃水や生活排水の流入で、汚染が進んでいることが指摘されている。このプログラムでは具体的アクションなどが示されるものとみられる。

■法王来暮予行演習 El Deberの記事
国内では、ローマ法王フランシスコ1世の来暮に向けた、予行演習が本格化するという。法王は7月8日から10日まで、国内に滞在する予定だ。訪問地となるラパス、サンタクルスでは準備が大きく進み、本番さながらの演習がこれから、行なわれることになる。とくに安全対策においては、各機関と警察が、実地で訓練を行う予定だ。

■サンタクルス、禁酒は3日間 El Deberの記事
サンタクルス市議会は、ローマ法王フランシスコ1世来暮に合わせた禁酒を、3日間とした。法王が国内を訪れる7月8日から10日まで、市内ではアルコール類の販売や提供が禁止される。当初市議会はこの措置を5日間とする方針を示したが、観光や市民生活への影響が大きいとして、短縮された。

■オルグージョ・ゲイ、2千人参加か La Razónの記事
ラパス、エルアルトでは27日のオルグージョ・ゲイ(ゲイ・プライド)に、2千人が参加する見通しだという。主催する同性愛者団体が明らかにしたものだ。エルアルトでは3月6日通り、ラパスではエル・プラドで、同性愛者や支援者らが行進する。セクシャル・マイノリティの権利擁護やホモフォビア(同性愛憎悪)による暴力、差別の抑止などを訴える。

■性の尊厳委員会を求める El Deberの記事
サンタクルスの同性愛者団体は、市議会に対し「性の尊厳委員会」の設置を求めた。27日、オルグージョ・ゲイ(ゲイ・プライド)のパレードを前に、表明したものだ。セクシャル・マイノリティの人権を擁護するため、この問題を扱う議会内委員会が必要と団体が指摘したものだ。パレードを通し、この件も訴えるという。

■オルーロでもオルグージョ・ゲイ La Patríaの記事
27日、オルーロでも「オルグージョ・ゲイ」(ゲイ・プライド)のパレードが行なわれる。この日、各地で同様の動きがあるが、ラパスやコチャバンバ、サンタクルスといった大都市だけでなく、人口20万の地方都市オルーロでも、この動きがある。同性愛者団体によると、小規模ながら28日の夜に、行進を予定しているという。

■ラパスでロシア祭 Página Sieteの記事
ラパスではこの週末、「ロシア祭」が開催されている。ロシアの文化や味を紹介するもので、ムリーリョ広場に近い、ソカバヤ通りのホテル・トリノで催されている。ロシアの舞踊や映画作品がみられるほか、料理やビールなどの飲料が楽しめる。6月12日が「ロシアの日」であることから、開催されているものだ。

■29日より全国肉のスト Página Sieteの記事
国内では29日から、全国で「肉のスト」が行なわれる。食肉の卸業者、販売者らの団体が明らかにしたものだ。国の税制に対する要求行動から、ラパスでは肉のストが一部、行なわれるに至った。今回は全国的な動きで、ストは無期限とされている。ストが実施されれば、国内での牛肉供給は減り、品薄となる見通しだ。


【ペルー】

■ケチュアのドン・キホーテ Perú21の記事
セルバンテスによる「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」が、ケチュア語に訳された。この翻訳を行なったのはデメトリオ・トゥパック・ユパンキさん(91)だ。この古典作品の翻訳について、国内外から要望が高く、ユパンキさんは10年をかけてこつこつと作業を続け、この完訳に至った。ケチュア語のタイトルは「Yachay sapa wiraqucha dun Qvixote Manchamantan」だ。

■中央道、通行制限 El Comercioの記事
リマと中央アンデスを結ぶ「中央道」は27日から29日までの3日間、通行が制限される。交通行政によると、フニン県のラ・オロヤにあるリカルド・パルマ橋の改修工事のため、トラックなどの大型車輌の通行ができなくなるという。このルートの代替路がないため、物流などへの影響は必至だ。

■ウビナス火山、また小噴火 El Comercioの記事
モケグア県のウビナス火山が、また小噴火を起こした。観測機関によると26日14時58分、火口で爆発が生じ、噴煙とガスが立ち上った。爆発は199秒間に及び、半径15キロに火山灰が降った。同火山は活発な状態が続き、22日以降、これで4回めの小噴火となっている。観測機関は当面、活発な状態が続くとみている。

■アレキパ、マクド火災 El Comercioの記事
アレキパ市内中心部のマクドナルドで火災が起きた。27日朝、メルカデレス通りのこの店舗から火が出たと通報があり、消防が出動した。店の二階部分から火が出たもので、すぐに消し止められ、人的な被害はない。消防によると、断線がこの出火原因とみられるという。


【チリ】

■バチェレ、結局「出る」 BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、結局サミットには出るという。同国外務省は、ペルーのパラカスで7月1、2日に開催される、アリアンサ・デル・パシフィコ(太平洋同盟)サミットに、大統領が参加することを明らかした。ペルーのオリャンタ・ウマラ大統領がボリビアへの「支持」を表明したと伝えられ、バチェレ政権は不参加の可能性を示していた。

■アタカマ被災地、再建始まる BioBio Chileの記事
3月25日に大規模な土砂災害に見舞われた第3(アタカマ)州の被災地では、復興工事がようやく始まった。同州と公共事業省は、この土砂災害を受けた地域のインフラ復興に向けた工事を開始したものだ。この土砂災害により北部3州では死者、不明者を80人出し、多くの建物や農地、車輌が被害を受けた。


【アルゼンチン】

■2カ国、対アルゼンチン共同戦線 La Nacionの記事
ウルグアイ、パラグアイの2カ国が、アルゼンチンに対して抗議の声を上げている。経済悪化を受けクリスティナ・フェルナンデス政権は輸入の規制を行なっているが、メルコスルに加盟する両国からの輸入の規制に両国は不満の声を上げている。来月、ブラジリアで開催されるメルコスルサミットで、両国はアルゼンチンへの圧力を強める戦線を張る見通しだ。

■ナイジェリア誘拐、身代金払う La Nacionの記事
ナイジェリアでアルゼンチンの28歳の男性が営利誘拐された事件で、家族は要求された身代金を払ったという。農業エンジニアのサンティアゴ・ロペス・メネンデスさんは24日、武装グループに拉致された。この男性の兄は現地時間26日22時30分、身代金を払ったことを明らかにした。今の時点でサンティアゴさんの身柄解放の一報は入っていない。

■コルドバ空港、霧の影響 Cadena3の記事
コルドバの空港は27日朝、濃霧の影響を受けた。市内の広い範囲が濃い霧に覆われた影響で視界が悪化し、同空港は一時、滑走路が閉鎖される事態となった。しかしその後事態は好転し、昼頃には空港は正常化している。ブエノスアイレス、サルタ行きの一部の便については、欠航となった。

■マンテーロス、レティーロに戻る La Nacionの記事
ブエノスアイレスの「マンテーロス」は再び、レティーロに戻りつつあるという。マンテーロスは路上にマントを広げて営業する、無許可の露天商だ。2011年にフロリダ通りから締め出され、市内各地を漂流している。レティーロでは2013年に排除オペレーションが行なわれたが、それから2年が経過し、再びこの地に結集しつつある。

■ネウケン、7月6日から試運転 Río Negroの記事
ネウケンとシポレッティを結ぶ鉄道は、7月6日から試運転が始まる。旅客便運転が20年以上前に運休したままの同路線は、都市間交通路線として再開の準備が進められている。工事の遅れから開業はおよそ1か月遅くなり、来月22日の予定となっている。これに先立ち、この日から試運転が始まるという。

■多額厳禁でペルー人逮捕 Sin Mordazaの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、多額の現金を運んでいたとしてペルー国籍の男が逮捕された。税関によると、リマからのアビアンカ航空の便で到着したこの男の荷物の中の玩具の箱の中から、34万8100ドルの現金が見つかったという。薬物輸送とともに、こうした現金輸送も、南米では国をまたぐ問題となっている。


【エクアドル】

■オヤカチ、土砂に住宅が飲まれる Caracol Radioの記事
ナポ県チャコのオヤカチで土砂災害が発生し、住宅5棟が飲まれた。キトの緊急オペレーションセンターによると、この事態で人的被害は出ていないが、このほか20棟も損傷を受けたという。この土砂により大規模な泥流が発生し、広範囲に及んでいる。オヤカチはアンデス高地とアマゾン低地の間にあり、温泉保養地として知られている。

■グアヤキルターミナル、2430万人 El Universoの記事
2014年、グアヤキルのバスターミナルを利用した人は、2430万人にのぼるという。ハイメ・ネボ市長が明らかにした数字だ。このバスターミナルはグアヤキルの陸の交通の最大拠点で、現在は88のバス会社が、国内外の都市や町との間の便を運行している。ターミナル内には100を超える店舗もあり、商業の拠点でもある。


【コロンビア】

■アビアンカ機、乱気流で緊急着陸 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空の旅客機が乱気流に見舞われ、キュラソー島に緊急着陸した。この事態に見舞われたのはボゴタ発バルセロナ行きのAV18便で、わずか4秒の間に300メートル、機体の高度が下がったという。この事態で頭をうつなどする乗客が続出し、6人が負傷した。この機はその後、ボゴタに引き返したという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■移民トラック、川に落ちる El Universoの記事
メキシコ南部のタバスコ州で、移民らを乗せたトラックが川に転落する事故が起きた。26日、この事故が起きたのはハラパで、トラックが突然コントロールを失い、サンマルコス川に落ちたものだ。グアテマラやエルサルバドルの15人が乗っていたが、これまでに9人の死亡が確認されている。スピードの出し過ぎが事故原因とみられている。