2015.06.30

【ボリビア】

■パラグアイと「海へのアクセス権」で合意 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は29日、訪問先のパラグアイでオラシオ・カルテス大統領と会談し、「海へのアクセス権」で合意した。この会談で両大統領は、内陸国にとって海岸線へのアクセスは国の経済発展の上できわめて重要なテーマであると、意見が一致した。この合意の背景には、ボリビアがチリに要求する「主権ある海」への圧力があるとみられる。

■GLP供給でも合意 Página Sieteの記事
ボリビア、パラグアイの首脳会談で、ボリビアから同国への液化ガス(GLP)供給についても、合意がなされた。ボリビアはサンタクルス県に新たな工場を昨年稼働させ、生産したGLPをパラグアイに輸出している。両国はボリビアからの供給確保と、価格の据え置きについて合意した。

■パラグアイに最大200メガワット輸出 Página Sieteの記事
ボリビア、パラグアイの首脳会談で、ボリビアからの最大200メガワットの輸出も合意された。ボリビア政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、国内電源開発を進める一方、周辺国への輸出網整備方針を示している。この合意を受け、ボリビアとパラグアイを結ぶ電力融通用電線の建設が合意された。この融通の枠が200メガワットとなる。

■バチカンでモレナーダ Los Tiemposの記事
バチカンで、メジャーフォルクローレダンス「モレナーダ」が披露された。7月8日から10日、ローマ法王フランシスコ1世がボリビアを訪れる。これを前に、欧州のボリビア出身者のコミュニティが、バチカンの広場前で伝統ダンスを披露したものだ。法王はエクアドル、ボリビア、パラグアイの3カ国を訪れ、国内ではラパスとサンタクルスを訪問する。

■法王来暮で150万人が動く El Deberの記事
ローマ法王フランシスコ1世のボリビア訪問で、150万人が動くとの見方が示された。マルコ・マチカオ文化観光相がサンタクルスで語ったものだ。法王はラパスとサンタクルスを訪れるが、この特別なミサ参加などで国内外から人が集まり、この2都市を150万人が訪れる見通しだという。

■政府、法王の「アクリク」を歓迎 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、ローマ法王の「アクリク」(アクリカン)を歓迎した。8日に来暮する法王は、アンデス原産のハーブ、コカ葉を直接歯でかむアクリクを要望したことが伝えられた。副大統領は、アンデスの伝統的文化、治療法を法王が評価したことを歓迎する声明を出した。

■法王に伝統食材スープ Página Sieteの記事
ボリビアを訪れるローマ法王フランシスコ1世には、伝統食材のスープが供される。担当するシェフが明らかにしたもので、キヌア、ラッカセイ、そしてチューニョのスープをメニューとして準備しているという。いずれのスープもラパスやコチャバンバなどで伝統的につくられるもので、このメニューを通し来暮を歓迎する。

■上院、チリに特使 Página Sieteの記事
上院議会はチリに特使を派遣する。内陸国のボリビアが外港として使用しているイキケ港では、今月にかけて25日間にもわたるストが行なわれた。このストにより貿易が大きな影響を受け、とくに輸送業者は大きな損失を出している。この特使はチリの外務省と接触し、ボリビア側の被害を伝えるとともに、ストの再発抑止などを求めるという。

■ポトシのデモ隊、オルーロに Página Sieteの記事
ポトシの市民らによるデモ隊が、オルーロ市に到達した。市民団体を中心としたこのデモ隊は、政府に対しセメント工場の立地や公共事業の実施、セロ・リコの保全などを求めた要求行動を続けている。この要求を実現させるため、実質首都であるラパスに向け、行進を行なっているものだ。

■ラパス、自転車キャラバン Página Sieteの記事
ラパス市内を、自転車のキャラバン隊が駆けぬけた。アバロア広場を起点に市内に主な道路を走ったのは、およそ60人の自転車愛好家らだ。キャラバン隊は、交通手段として自転車を活用することと、走行環境の整備を求めた。化石燃料を使用しない自転車は各都市で注目されているが、ラパスは高地でかつ急坂が多く、導入が難しいことも指摘されている。

■肉、平常どおり Página Sieteの記事
国内では29日、食肉は平常どおり売られているという。税制への批判などから、精肉業者や卸業者はこの日から、無期限の食肉ストに入ることを通告している。それでも、ラパスやサンタクルスの市場やスーパー、小売店では、通常どおりの体制で肉が売られている。今の時点で、ストの影響はみられないという。

■ビルビル、コカイン34キロ摘発 El Deberの記事
サンタクルスのビルビル国際空港で、コカイン34キロが摘発された。警察によると、パラグアイから到着した23歳の女性が、コカインを荷物の中に隠し持っていたという。この女性は、グアテマラに向かう予定で、いわゆる「運び屋」だったとみられる。この荷物は二重構造になっていたと警察は明らかにした。

■テラサス氏、1日に帰宅へ El Deberの記事
国内唯一の枢機卿、フリオ・テラサス氏は1日にも、帰宅する見通しだ。同氏は体調が悪化したことから、サンタクルス市内の医療機関に入院していた。医師によると同氏の体調は改善しつつあり、自宅療養に切り替える方針だという。8日に来暮するローマ法王フランシスコ1世は、同氏の自宅に宿泊する予定となっている。

■オルーロ、皆保険を模索 FM Boliviaの記事
オルーロ県保健局は、県民向けの皆保険制度の導入を模索していることを明らかにした。国民向けの健康保険制度は存在するものの、皆保険は実現されていない。無保険者が安価で加入できる制度をチュキサカ県がスタートさせたことを受け、これを手本にオルーロ県も導入を検討しているという。


【ペルー】

■アレキパで強い地震 RPPの記事
アレキパ県で29日朝4時9分頃、強い地震が起きた。観測機関によると震源はカラベリ郡のチャラの南西52キロで、震源の強さはマグニチュード5.8、震源の深さは48キロだ。この揺れによりチャラ・デ・ビエホではアドベ(日干し煉瓦)製の住宅3棟が崩落したが、住民らは逃げて無事だった。

■ランバエケ、バス火災 Los Andesの記事
ランバエケ県で、バス車輌が燃える火災が起きた。現場はモンセフで、アマソナス県からチクラヨに向かっていた音楽グループ「グルーポ5」のバスから火が出たものだ。乗っていたメンバーやスタッフは無事だったが、車輌と一部の楽器が燃えたとみられる。出火原因はまだ分かっていない。


【チリ】

■バチェレ、個別会談は回避 BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、ペルーのオリャンタ・ウマラ大統領との個別会談は回避する。7月1、2日、パラカスでアリアンサ・デル・パシフィコ(太平洋同盟)のサミットが開催される。ウマラ大統領が、海岸線問題でボリビアの立場を支持したことを受け、バチェレ大統領はサミットには参加するものの、ウマラ大統領との二者会談は行なわないという。

■ビオビオ、ハチに砂糖 La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州のアルト・ビオビオでは、ミツバチに20トンの砂糖が与えられた。この地域では養蜂家が多いが、今季は雨不足などで集める蜜の量が減り、ミツバチが飢餓に瀕するおそれがあるという。養蜂業を守るため、ミツバチに砂糖を与えるという異例の措置がとられた。


【アルゼンチン】

■空軍機墜落、2人死亡 Clarín.comの記事
コルドバ州で空軍の小型航空機が墜落する事故が起きた。現場はアロジート、サカンタ付近の農地で、このエンブラエル機は空中で事故を起こし、墜落したという。この事故で操縦士と、乗組員の合わせて2人が、死亡している。現在空軍と、航空事故調査委員会が共同で、事故原因の調べを進めている。

■100ペソ札体制は限界 La Nacionの記事
アルゼンチン国内の紙幣の流通システムが、限界を迎えている。中央銀行(BCR)が発行する全紙幣の9割が、最高額の100ペソ札となっている。経済危機前は100ペソは100米ドルに相当したが、今の闇市場ではこの札は7.5ドル程度の価値しかなく、高額紙幣の発行の必要性が増している。しかし政府は、さらなるインフレ進行などへの懸念から、新札発行に後ろ向きだ。

■誘拐された邦人、一時帰国へ La Nacionの記事
ナイジェリアで武装グループに拉致され、その後解放された28歳の男性が、一時帰国する。交際相手がSNSを通じて明らかにしたものだ。農業エンジニアのサンティアゴ・ロペス・メネンデスさんは解放後、首都アブジャの大使館を訪れ、関係者に謝意を示した。同氏の兄は、犯人グループとの間で身代金のやりとりがあったことを認めている。

■マキシモ氏、候補者デビュー Clarín.comの記事
クリスティナ・フェルナンデス大統領の長男、マキシモ・キルチネル氏が候補者デビューを飾った。同氏はこの10月の議会選挙に、父母の地元であるサンタクルス州から出馬する。父親である故ネストル・キルチネル前大統領のメモリアルの場で演説し、候補者としての自分自身をアピールした。

■バリロチェ、雪不足 Clarín.comの記事
冬の観光地バリロチェは、雪不足に喘いでいる。スノースポーツが盛んなこの地では、この冬の始まりにまとまった雪が降り、幸先良い新シーズンを迎えた。しかしその後雪が降らず、滑走不可のスキー場が増えている。バリロチェは今年、カルブコ火山の灰や土砂災害の影響が相次ぎ、この冬の観光への意気込みが高い。

■コレクティーボ60番、機能せず Clar´n.comの記事
ブエノスアイレスの60番のコレクティーボ(路線バス)は、27日から運転が止まっている。同路線の運転手47人が、運営会社から解雇される事態が生じた。運転手の組合が解雇相当事由がないとして抗議し、撤回を求め、ストに突入したものだ。今の時点で運転正常化の見通しは立っていない。


【エクアドル】

■法王到着でキト空港は閉鎖 El Universoの記事
ローマ法王フランシスコ1世が到着する際、キトのマリスカル・スクレ空港は一時閉鎖される。空港を管理するキポートが明らかにしたものだ。この5日、法王はアリタリア空港の便で到着するが、この際空港の離着陸は停止されるという。この閉鎖時間は、14時から16時となる見通しだ。

■オヤカチ、土砂再来の恐怖 El Universoの記事
ナポ県エル・チャコのオヤカチでは、土砂災害再発への恐怖感が広がっている。この地では土砂崩れから大規模な泥流が発生し、これまでに住宅20棟が飲まれ、50棟から一部損傷した。人的被害は免れているものの、雨の降り方などから、土砂災害の再発の可能性が指摘されている。被災住宅の住民らは、近隣コミュニティへの避難を強いられている。

■コロンビアに水を緊急輸出 El Universoの記事
コロンビアに「水道水」が緊急輸出された。同国南西部のトゥマコでは、雨不足などによる渇水が深刻化し、水道水供給にも支障が生じている。同地域行政からの依頼を受け、エスメラルダスから緊急に、飲料水が供給されたものだ。これから供給を予定している量を含め、11万2千リットルが送られる見通しだという。


【コロンビア】

■西部でヘリが不明 Caracol Radioの記事
カリからブエナベントゥーラに向かっていたヘリコプターが28日、消息を絶った。この機は、遺灰の輸送のためチャーターされたもので、男女2人が乗っているという。周囲の空港などに降り立った形跡はなく、墜落または不時着した可能性があるとみられている。空軍はチョコ県を中心に、空から捜索を行なっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アエロメヒコ機、緊急着陸 Daylymailの記事
メキシコシティからパリに向かっていたアエロメヒコの旅客機が、アイルランドのダブリンの空港に緊急着陸した。同社によると右側荷物室付近で火災が生じたとの警報が鳴ったための措置だ。この事態で、193人の乗客に負傷などはない。着陸後乗客、乗務員らは避難したが、空港職員は機体右側に近づかないよう呼びかけていた。


【国際全般】

■モザンビーク、同性愛を合法化 El Universoの記事
モザンビークでは29日、同性愛が合法化された。同国ではポルトガルの植民地時代である1886年、同性愛行為が刑法の処罰対象となり、残存していた。法に触れた場合、最大で3年の刑が下る可能性があった。国内の活動家らの呼びかけで昨年12月、アルマド・ゲブザ政権が、合法化の方針を示していた。