2013.12.03

【ボリビア】

■チリに抗議書を送る Página Sieteの記事
大統領府のフアン・ラモン・キンタナ大臣は、チリ政府に対し抗議の書面を送ったことを明らかにした。チリの税関のストにより先週、オルーロ県のタンボ・ケマードの国境が5日間、閉鎖される事態となった。ボリビアの実質的外港であるアリカ、イキケとの交通、物流が絶たれ、ボリビアは1日あたり100万ドルの損失を受けたとしている。ボリビア政府はチリにこの件について抗議し、補償を求めた。また両国の間で19世紀末に結ばれた平和条約に、本件が抵触していると政府側は指摘している。

■テラサス氏、法王と会談 Página Sieteの記事
サンタクルスの大司祭で、ボリビア唯一の枢機卿であるフリオ・テラサス氏がローマ法王、フランシスコ1世とバチカンで会談した。ボリビアでは2018年にカトリック教会の大きな会議が予定されており、この件などについて両者は話したという。テラサス氏は今年初めの、法王選出のためのコンクラーベにも参加していた。

■犬の保護施設を求める La Patríaの記事
オルーロの市民が、市の動物検疫施設に、犬の保護施設を設けることを求めた。市民の一人が、SNSサイトであるFacebookで、虐待された犬の保護施設の必要性を訴え、ほかの市民らが同調したものだ。オルーロでは野犬の増えすぎが問題になる一方、犬の飼い方をめぐる新たな問題も指摘されている。アイマラの古くからの習慣で、オルーロでは犬を粗末に扱うことを忌避する考えが根強い。

■オルーロ、ラジオ局新築 Correo del Surの記事
ボリビア政府はオルーロ県の農村部に、新たにラジオ局の局舎を建設する。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領によると、現政権の社会改革事業である「エボ・クンプレ」により、130万ボリビアーノを投じて、施設を設けるという。同県農村部には、電力や通信インフラが整備途上の地域が多く残存しており、新ラジオ局は新たな情報発信の拠点となることが期待される。

■政府、輸入規制を検討 Página Sieteの記事
ボリビア政府は、衣類などの産品について、輸入規制を行なうことを検討している。テレサ・モラレス大臣によると、中国製の安い衣料品の流入で、国内の伝統的産業である衣料産業が、大きく影響を受けている。国内産業保護の観点から、衣料品の輸入規制を早ければ年明けから実施する可能性があるという。またこのほかの産業分野についても、輸入品の影響を再検討する姿勢だ。

■8月6日通り、11棟が危険 P&aacugte;gina Sieteの記事
ラパス、ソポカチの8月6日通り沿いでは、11の建物の状態が悪く、最悪の場合倒壊するおそれがあるという。市議会のオマール・ロチャ議員が指摘したもので、早急な対策が必要であると同時に指摘した。市内では昨年12月、18階建ての高級集合住宅の建物に倒壊のおそれがあるとして、避難命令が出される事態があった。これを受け、市内の主な建物の安全性の確認が、官民それぞれで行なわれている。


【ペルー】

■リマ、犯罪グループ摘発 La Repúblicaの記事
リマの警察は、窃盗などの犯罪を100件以上繰り返していた、犯罪グループを摘発した。逮捕されたのは若者3人で、ビジャ・マリア・デ・トリウンフォで銃器を使用して窃盗、強盗を繰り返し、このほか薬物の売買や携帯電話の違法販売などにも関わったとみられている。このグループの犯罪への関与は、ミラフローレスやビジャ・エルサルバドルなどほかの地域でも報告されている。

■薬物輸送機のボリビア人が死亡 La Repúblicaの記事
パスコ県に降り立った薬物輸送機と警官隊との銃撃戦があり、輸送機に乗っていたボリビア人が死亡した。この事態が起きたのはオクサパンパのアシャニンカ族のコミュニティ付近だ。この薬物輸送の小型機は、コカインなど300キロの薬物を輸送していた。警官隊が摘発に動いた際に抵抗され、銃撃に至った。死亡したのは53歳のボリビア国籍の男だという。

■リルカイのカルナバル、文化遺産に Travel Updateの記事
ペルー文化省は、「リルカイのカルナバル」を国の文化遺産に指定することを明らかにした。このカルナバルの祭は、ワンカベリカ県アンガラエス郡の町、リルカイで行なわれるものだ。地域独特の音楽、ダンスで知られており、とくに農作物の豊作への感謝の意味合いが強いという。

■英国紙、ペルー経済減速を予想 La Repúblicaの記事
英国のファイナンシャル・タイムズ紙は、ペルー経済の減速を予想した。ペルーのこの10年の経済成長率は南米各国でトップで、アジア各国の成長率と並ぶ水準だ。この成長により貧困層が大きく減り、中流層が国民の半数を占めるに至っている。英国紙はこの急速な成長の歪みが露呈し、経済成長が減速する可能性が高いと指摘した。また同時にペルーの機構的脆弱性も、リスク要因としている。


【アルゼンチン】

■1ドル、6.16ペソに La Nacionの記事
週明けのアルゼンチンの通貨ペソは、1ドルが6.16ペソとなった。公式レートはこの9営業日で、対ドルで15センターボも下落している。一方、平行市場(闇市場)での通称「青ドル」は1ドルが9.18ペソとなり、公式レートとの間の差は縮小している。

■法王、クロマニョンへの電話 La Nacionの記事
アルゼンチン出身のローマ法王、フランシスコ1世が「クロマニョンの悲劇」の犠牲者家族に、電話を入れたという。2003年12月、オンセのナイトクラブ「レプブリカ・クロマニョン」で火災があり、若者ら194人が死亡した。この事件で犠牲になったクリスティアン・ビエガス・メンデスさんの母親がバチカンに手紙を送ったところ、法王自らの電話があったという。電話があった11月14日は、ビエガスさんの誕生日の2日前だった。

■フフイ、郵便が停止 El Tribunoの記事
フフイではコレオ・アルヘンティーノ(アルゼンチン郵便)が業務を停止した。同事業会社の職員が、常態化しているサービス残業の停止、見直しなどを求めた動きによるものだ。組合側は会社側に、労働時間について適切に運用、評価するよう求めている。

■イリア道、6時間の封鎖 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのイリア高速道が2日、6時間にわたり封鎖された。この封鎖はビジャ31の住民らが、高速周辺の強制退去を行なわないよう、求めた動きだ。この封鎖の影響でレティーロ一帯を中心に大渋滞となり、市内とホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)を結ぶ交通にも支障が生じた。

■フードコートで火災 Contextoの記事
トゥクマンのショッピングモール「ポルタル・トゥクマン」のフードコートで火災が起きた。火が出たのはフードコートの一角を占めるサンドウィッチ店「Betos」の調理場だ。調理器具の不具合から火が出たものの、火は数分で消し止められたという。一帯にはモノが焼けた臭いが広がったが、大きな混乱には至っていない。

■各地で35度越え Clarín.comの記事
アルゼンチンでは各地で気温が摂氏35度を超える、猛暑となっている。サルタ州のタルタガルでは気温が49.4度を記録し、カタマルカでも39.9度となった。35度以上の気温を記録した地点は、ブエノスアイレス州など12の州にのぼる。気象台はブエノスアイレス市、同州、サンタ・フェ州、エントレ・リオス州ではさらに暑さが続き、雷をともなった大雨や降雹のおそれがあると、注意報を出している。


【エクアドル】

■マンタ、新たな中世遺跡 El Universoの記事
マナビ県のマンタ近郊で、新たな中世遺跡が発見された。考古学者マルコス・スアレス氏によると、ハボンシーリョ山で発見されたこの遺跡は、中世に権力者のための椅子の彫刻を手がけた場所と推定されるという。15世紀から16世紀に、地域の造形文化が栄えていたことを今に伝えるものだ。

■キト、変わる市民生活 El Universoの記事
キトではこれから、市民生活が大きく変わることが予想されている。計画されている社会資本整備事業が、市民の生活スタイルそのものに影響をもたらすためだ。市内ではこの2月に新空港が完成し、旧空港跡地は都市公園となった。さらに市内ではメトロ(地下鉄)の建設が始まり、同時に自転車道であるシクロビアの建設も進められている。この6日でキトは開府479年を迎えるが、生活の面に置いては今、都市としての激変期を迎えていることになる。