2015.07.26

【ボリビア】

■政府とポトシ、対話に向けた準備 La Razónの記事
ポトシ闘争の解決に向け、ようやく一歩が踏み出された。ポトシの市民団体が26項目の要求を掲げ、政府に対するストやデモを続けている。20日間と長期間に及んだこの闘争だが、双方の対話の開始に向けた下準備の会合が、ようやく開かれた。団体リーダーと、大統領府のフアン・ラモン・キンタナ大臣が直接、交渉にあたっている。

■ポトシ市内は事態深刻化 El Paísの記事
ポトシ市民の生活は、深刻な状態となっている。20日間にわたる市民団体のストで道路が封鎖され、物資が入らないことから食料品や医薬品の涸渇が伝えられている。この町は社会闘争を繰り返しているが、過去最長の封鎖期間は19日で、今回はもっとも長い封鎖となった。

■ポトシ、電力封鎖 Opinionの記事
社会闘争が長期化するポトシでは24日夜、電力も封鎖された。市民団体による要求行動でポトシは孤立化しているが、政府支持を示した農業層やインディヘナ層が、この解放を訴え、圧力をかけている。この動きの一環で、オルーロとの間の送電線が絶たれる事態が発生し、1時間にわたり市内のほとんどの地域で電力が利用できなくなった。

■ラパスでは2640人足止め La Razónの記事
ラパスのバスターミナルでは、乗客2640人が足止めされている。ポトシの市民団体による社会闘争でポトシ市が封鎖され、この町に向かうバスの便は3週間近くにわたり停止した状態だ。またポトシを通るタリハ、スクレ方面便も、迂回を余儀なくされている。政府と市民団体の間の対話開始に向けた動きはあるものの、交通正常化の見通しは立っていない。

■人間力開発、ポトシが最下位 Página Sieteの記事
人間力開発の点において、現在社会闘争が長期化しているポトシ県が9県の中で最下位だ。社会経済分野の政策分析機関が明らかにしたものだ。貧困率では同県はベニ県を下回るものの、差別の根強さから社会発展が阻害されていると同機関は指摘する。経済的な状況が改善傾向にあるものの、人間性開発は後発発展途上のままとなっている。

■ボリビア、酒の消費は少ない Página Sieteの記事
ボリビアは、ラテンアメリカ各国の中で、酒の消費がもっとも少ない水準にある。世界保健機関(WHO)が明らかにしたもので、人口1人あたりの消費量は5.9リットルと、19カ国中13位だ。もっとも多いのはチリで9.6リットル、アルゼンチンが9.3リットル、ベネズエラで8.9リットルで続く。

■ダカール、ティワナクを通過 Página Sieteの記事
来年1月に国内開催されるダカールラリーは、アイマラの聖地ティワナク付近を通過する。国内初日、ラリーはデサグアデーロから国内に入りオルーロに向かうが、この間グアキやタラコ、エルアルトを通過することが新たに分かった。ラリーは3600~4000メートルの高度を通過する、過酷なものとなる。

■ソーラー・コビッハ Página Sieteの記事
パンド県都コビッハに、太陽光発電公園が整備された。政府は再生可能エネルギー開発を進める姿勢で、その第一弾としてオープンしたものだ。発電用パネルが並べられたこの公園では、5.1メガワットの発電が可能で、化石燃料を年間190万リットル削減することができるという。政府はアマゾン地方に、同様の公園を今後整備する方針だ。

■古い邸宅のメンテナンスを求める El Deberの記事
サンタクルス市は、市内中心部の古い邸宅の持ち主に対し、十分なメンテナンス管理を求めた。市内にはおよそ300棟の古い邸宅があるが、中にはメンテナンスが行なわれず、崩落直前のものもある。市側は文化財保護の観点から、持ち主に管理徹底を求めた。しかし一方、持ち主側からはメンテナンスについての市側の補助の必要性などが訴えられている。

■オルーロ、犬の禍は1550件 La Patríaの記事
オルーロでは今年だけで、犬が人を襲う事故が1550件発生している。保健局が明らかにした数字で、犬が狂犬病を発症したケースは50件だという。インディヘナ(先住民)の考え方からオルーロ市民の多くは、犬を粗末に扱うことを避ける傾向が高く、野犬の増加が社会問題となっている。


【ペルー】

■次期大統領選、ケイコ氏がトップ ABC.esの記事
次期大統領選では、アルベルト・フヒモリ(フジモリ)元大統領の長女、ケイコ氏がリードしている。CPIが行なった世論調査の結果だ。今の時点で投票したい人を訪ねたところ、31.7%がケイコ氏の名を挙げた。次点は前の選挙に出馬したペドロ・パブロ・クチンスキー氏で15.4%、アラン・ガルシア元大統領が9.5%で続く。

■パトリアス祭でバス運賃高騰 Perú21の記事
独立記念日を祝うパトリアス祭を迎え、国内ではバス運賃が高騰している。この時季は旅行の繁忙期で、移動需要の高さから運賃が上昇するものだ。リマのターミナルでは、区間によっては400%も高くなっている路線がある。ピウラまでは通常は30ソルだが、現在は130~150ソルの相場だ。運賃が高い状態は7月いっぱい続く見通しだ。

■ピサックでバス事故 Correo Perúの記事
クスコ近郊、バジェ・サグラド(聖なる谷)のピサックで、バス事故が起きた。インティワタナ遺跡に向かっていた観光客を乗せたバスが衝突し、橋から落下しかけたものだ。車体はぎりぎりで転落を免れ、乗客19人は負傷したものの、死者は出なかった。警察はバスがスピードを出し過ぎていたとみている。

■ウカヤリ、やや強い地震 El Comercioの記事
ウカヤリ県で25日午前2時34分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はアグアイティアの北78キロで震源の強さはマグニチュード5.3、震源の深さは118キロだ。アグアイティアでは強い揺れを感じたが、人や建物への被害は報告されていない。ウカヤリ県内ではこの7月、13回の地震が発生しているという。


【チリ】

■チジャンへの旅客鉄道計画 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のチジャンと、第9(ラ・アラウカニア)州のテムコを結ぶ旅客鉄道便を運転する計画が浮上している。この区間の鉄道は現在、貨物便のみの運転だが、地域での観光客の増加を受け、旅客便の運転を地域行政が企画しているものだ。インフラ投資が必要なことから、国に対して協力を求めている。

■13歳、学校でホモフォビア被害 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州タルカワノの13歳の少女が、学校でホモフォビア(同性愛憎悪)の扱いを受けたと、両親が訴えた。この少女は同性愛的傾向を見せ、担任教師がほかの生徒と分離する扱いをしたという。この行為が、同性愛者差別を禁じた通称「サムディオ法」に抵触するとして、訴えがなされた。学校と人権委員会は、この件について調べを行なう姿勢だ。


【アルゼンチン】

■AR、多額賠償の可能性 Infobaeの記事
アルゼンチン航空は、多額の賠償請求に応える必要が生じるかもしれない。前の週末、ブエノスアイレスの2つの空港の管制官ストが行なわれた。最大手の同社はこの影響をまともに受け、これまでに240便以上がキャンセルされた。この影響を受けた利用客らは、同社に対し賠償請求が可能で、要求される総額は多額にのぼる可能性がある。

■ブエノスアイレス、霧の朝 Infobaeの記事
ブエノスアイレスは25日、また霧の朝となった。市内の広い範囲は濃霧に包まれ、湿度も高い状態となった。この影響で市内を通る高速道路や主要国道では、通行車輌に対し減速するなど、注意が呼びかけられた。市内の2つの空港は、この霧による影響はとくに受けなかったが、内陸のロサリオの空港は霧の影響で一部の便に遅れが生じた。

■バリロチェで道路封鎖 La Nacionの記事
サンカルロス・デ・バリロチェに至る主要道路が、封鎖された。ホテルや飲食店の労働者らが、賃上げや待遇の改善を求めた動きだ。市内に入る道路でタイヤを燃やすなどし、その後市内中心部に向けて行進を行なった。現在、バリロチェは冬の観光シーズンで、週末を迎えたことからこの町を目指す観光客は多い状態となっている。

■パタゴニア寒中遊泳 Infonewsの記事
パタゴニアの冬の海で、寒中遊泳が行なわれた。国内のほか米国やチリ、ドイツなど20カ国の65人が、エル・カラファテの海で25日朝6時12分から、9時まで、泳いだものだ。現地は冬真っ盛りで、スタート時点では気温は氷点下で、正午でも摂氏4.2度までしか上がらない。結局60人は、予定のルートを泳ぎ切ったという。


【エクアドル】

■農場でピューマを捕獲 El Universoの記事
トゥングラワ県の農場で、野生のピューマが捕獲された。この事態が起きたのはピジャロの、サンホセ・デ・パオロのクリキンゲだ。酪農家の夫婦が、飼育している牛を狙ったこのピューマを捕まえたという。このピューマの身柄は、環境省の施設に送られている。アンデス一帯ではピューマが棲息しており、家畜の食害は各地で問題となっている。

■アマゾンへの道は混乱 El Universoの記事
キトなどアンデス高地と、アマゾンを結ぶ陸路交通は混乱している。スクンビオス県からナポに抜けるルートと、バーニョスからパスタサ県にぬけるルートの双方で、土砂崩れが相次いだ。通常よりも雨が多い状態で地盤が緩み、再開してもまた不通になる状態を繰り返している。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、滑走路でトラブル Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港では25日昼過ぎ、滑走路の一本がトラブルにより閉鎖された。2本の滑走路のうちの北滑走路で、照明器具が破損したという。この影響で14時から15時にかけ、同滑走路は使用が見合された。南滑走路は通常通り運用されたものの、後続便を合わせ700便に遅れなどの影響が生じた。

■アビアンカ便、機体トラブル Caracol Radioの記事
アビアンカ航空のカルタヘナ発マイアミ行きAV34便で、機体トラブルがあった。このエアバスA320型機は、予定通り同空港を発ったが、機長の判断により引き換えし、10分後に再びカルタヘナの空港に着陸した。同社によると、技術上の問題が生じたという。この便は予定よりも4時間遅れて、再び離陸している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブケブスから青年が転落 El Paísの記事
ブエノスアイレスからウルグアイ、コロニアに向かっていたブケブスのフェリーから、23歳の男性が転落し、不明となっている。一緒に乗船していた母親が通報したものだ。ファラジョン島付近でこの男性は転落したという。男性はダウン症を抱えている。現在、ウルグアイ海軍がこの海域で、男性の捜索を続けている。

■アフロ系女性、失業率高い Caracol Radioの記事
ウルグアイでは、アフロ系女性の失業率が、高い状態にあるという。社会開発省が明らかにしたデータだ。一般の同国の失業率は6.6%だが、アフロ系女性については14.0%だ。アフロ系住民は、スペイン統治時代に奴隷労働者としてアフリカから来た人々の末裔だ。ラテンアメリカ各国では、アフロ系住民に対する差別が今も根強く残存する。