2015.07.28

【ボリビア】

■ダイナマイト事件の4人を解放 El Deberの記事
ラパス県警は、市内のデモでダイナマイトを使用した容疑で拘束していた4人を解放した。ポトシの市民団体による要求行動に同調し、デモに参加した鉱山労働者らが暴走した事件だ。政府と市民団体の間で、対話再開に向けた枠組み協議が続いており、この4人の解放が前提条件だった可能性がある。

■ロメロ大臣「すべてに限界がある」 Página Sieteの記事
カルロス・ロメロ大臣は「すべてに限界がある」と語り、ポトシの市民団体の要求すべてに応えられるわけではない、との立場を示した。団体側は26項目の要求を掲げ、デモやストを繰り広げている。この闘争収束に向け、政府と団体との間で枠組み協議が行なわれているが、ロメロ大臣は要求すべてを政府側がのむことはない、との立場を示したとみられる。

■野党もポトシの要求に疑問 Página Sieteの記事
野党も、ポトシの市民団体の要求に疑問の声を上げた。団体は26項目の要求を掲げ社会闘争に入っている。同県選出のUD所属議員は、要求項目に入っているポトシ空港の国際化や、セメント工場の立地などが「緊急課題にはなりえない」との考えを示した。空港、セメントともに需給のバランスを考えると、優先的に投資する理由がない、と述べた。

■ポトシ、封鎖で女性が死亡 Página Sieteの記事
ポトシでの社会闘争による道路封鎖が原因で、女性が死亡したという。ポトシ市とウユニを結ぶ道路で封鎖現場にいた女性が、寒さが原因で体調を悪化させ、死亡したものだ。国内の広い範囲は冬で、とくに標高の高いポトシ市周辺の朝晩の冷え込みは厳しい。女性は体調に異変が生じてから、バイクでポトシ市内に運ばれたが、搬送先で死亡が確認された。

■サンクリスードル鉱山の国有化を否定 El Deberの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、政府がポトシ県のサンクリスーバル鉱山を国有化するとの「噂」を否定した。日本の住友商事が保有するこの鉱山について、政府は資源国有化の観点から国有化するとの見方が生じていた。しかし副大統領は、国外からの投資を積極的に呼び込むためにも、国有化の「害」のほうが大きいと説明した。

■国連、中絶の合法化を求める El Deberの記事
国連の女性の人権委員会はボリビアに対し、中絶の合法化を求めた。同委員会が求めたのは、妊娠出産が女性の命にかかわる場合、合法的に中絶できる枠組みを設けることだ。国内では中絶は非合法である一方、望まない妊娠をした女性が非合法の中絶を行なうことは一般的でもある。中絶は、社会的影響力の強いカトリックの考え方から、デリケートな問題となっている。

■ティティカカ汚染、政府の無策 Eju.tvの記事
ティティカカ湖の水質汚染問題は、政府の無策が原因との指摘が根強い。とくに汚染が進んでいるコアマ湾では、カラチなどの小魚の死骸が絶えず、異臭が漂い続けている状態だ。地域の人々は、政府が鉱山廃水や生活排水の流入を15年間放置し、この汚染を生み出した、と指摘している。

■エルアルト、死の飲み会 El deberの記事
エルアルトで、飲み会が死の現場に変わった。ラパス県警によると、市内の住宅で酒を飲んでいたグループ内で議論が起き、これが言い争いに発展して、銃で撃たれた女性1人、男性2人の3人が死亡したという。発砲したのは現職の警察官で、使用したのは職務で使用する銃だった。この警察官は自殺を図ったが、命を取り留めている。

■サンタクルス、インフルエンザ死 El Deberの記事
サンタクルスで、インフルエンザに罹った女性が、死亡した。保健局が明らかにしたものだ。死亡したのは県内に住む46歳の女性で、AH1N1型に感染し、持病の糖尿病、高血圧症を受け重症化していたという。国内の広い範囲は冬を迎えており、インフルエンザの感染の広がりが懸念されている。

■大学エントラーダ、リハ実施 Página Sieteの記事
ラパスでは、マヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)の学生によるフォルクローレの祭典「エントラーダ」のリハーサルが行われた。このエントラーダは1日にパレードが行なわれるもので、60のグループが出場を予定している。パレードルートの一部で、参加予定グループが予行演習をしたもので、本番さながらのダンスを見せた。

■キヌア価格、暴落続く La Patríaの記事
国内のキヌア生産者の間では、価格の暴落に対する懸念が高まっている。2013年の国際キヌア年をピークに、キヌアの取引価格が低下を続けている。1年前のこの時期には1キンタルあたり1250~2000ボリビアーノだったが、今は400~500ボリビアーノだ。ブームの終焉と、ペルーでの無計画増産がこの価格に大きな影響を与えた。

■オルーロのストリートチルドレン La Patríaの記事
オルーロ市内で路上生活をする「ストリートチルドレン」は、126人いるという。Red VIVAがまとめた数字だ。冬を迎えているオルーロでは朝晩の冷え込みが強く、市や社会団体が、こうしたこどもたちの一時受け入れを行なっている。これらのこどもたちの多くは、虐待などで家にいられず、やむを得ずこのような生活を送っているという。


【ペルー】

■未発見部族と連絡 El Comercioの記事
マドレ・デ・ディオス県で、これまで未発見だった部族と新たに連絡が取れたという。このマシュコ・ピロ族系の部族は、県都プエルト・マルドナードから153キロのタウマヌ郡モンテ・サルバドで伝統的生活を踏襲していた。23日、この新たな部族が現地行政により確認されたという。インディヘナ(先住民)言語を通じ、20分ほどコミュニケーションがとられた。

■アヤバカ、3人の生存は絶望視 Correo Perúの記事
ピウラ県の山間部、アヤバカで不明となっている3人の生存は、絶望視されている。鉱山会社の4人が資源探索のため山に入り不明となり、1人は救助されたが3人が不明のままとなっている。3人の生存の可能性が低いとして、捜索規模が縮小されることになった。生存者は、3人のうちの2人についてはすでに死亡した、と証言している。

■サンミゲル、ハトへの餌やり規制 Perú21の記事
リマのサンミゲルでは、ハトへの餌やりが禁止される。天敵がいないことからハトが増えすぎ、公衆衛生にも大きな影響を及ぼす存在となりつつあるという。ハトの数を抑止するため餌やりが禁止され、摘発された場合には385ソルの罰金が新たに科せられるようになる。ペットとして飼われるハトについては、この対象外だ。

■ゲリラから39人を救出 Perú21の記事
ペルー軍は、ゲリラ組織センデロ・ルミノソ(輝ける道)から、こども26人、大人13人の合わせて39人を救出した。これらの39人は、ゲリラの拠点となっているアプリマック、エネ、マンタロ川谷でコカ葉栽培に強制的にあたらされていたという。これらのコカ葉から作られたコカインは、同組織の資金源の一つとなっている。


【チリ】

■沙漠航空、北部を結ぶ BioBio Chileの記事
新しい航空会社、アエロデシエルト(沙漠航空)が今月から、国内北部を結んでいる。同社はカラマをベースにサンティアゴなどとの間の便を運航していた。今月、スカイ航空が需要減少を理由に北部路線を縮小したことから、アリカ、イキケとアントファガスタを結ぶ路線の運航を開始した。同社は2機のボーイング737-700型機を保有している。

■バルパライソ地下遺構 La Terceraの記事
バルパライソ中心部の地下から、新たに遺構が発見された。6月14日、港湾近くの道路の工事現場で、偶然見つかったものだ。発見されたのは3メートルほどの水路の跡で、煉瓦が使用されていた。近代の町づくりの際に建造されたものとみられ、年代の確認作業が行なわれている。


【アルゼンチン】

■付加価値税率、地域2位 La Nacionの記事
アルゼンチンの付加価値税(消費税)率は、ラテンアメリカで2番めに高いという。国内のこの税率は21%で、もっとも高いウルグアイの22%に次ぐ。以下チリが19%、ペルーなどが18%で、逆に低いのはパナマの7%、パラグアイの10%、地域で唯一この課税がないのはキューバだ。世界でこの税率がもっとも高いのはハンガリーで27%となっている。

■マル・デル・プラタ列車で脱線事故 La Nacionの記事
マル・デル・プラタからブエノスアイレスに向かっていた列車の機関車が、脱線する事故が起きた。26日16時頃、マル・チキタにあるコボ駅近くで、機関車が脱線し、動けなくなった。この列車に乗っていた300人の乗客に負傷などはないが、バスなどに乗り換えて目的地に向かったという。脱線に至った原因については、分かっていない。

■19歳カップル、手がかりなし Eju.tvの記事
ボリビア、ベニ県のトリニダで行方が分からなくなっているアルゼンチンの19歳の男女について、依然として手がかりも見つかっていない。2月に国内を発ち南米を旅していた2人は、7月16日にこの地で盗みの被害にあったことを家族に伝えてから、消息を絶っている。ブエノスアイレス、ビジャ・ヘセルに住む家族が、現地に向かう準備を進めている。

■医療機関、麻疹予防を推奨 Nuevo Diarioの記事
国内の医療機関は国民に対し、麻疹(はしか)と風疹に対する、予防を推奨している。これらの感染症の国内感染事例は長期間ないが、隣国のチリ、ペルーで麻疹感染が報告されている。感染力が強く、年代によってはワクチン接種が行なわれていないため、注意が必要だという。医療機関は、国民に対し同時に、手洗いの徹底を励行した。


【エクアドル】

■コパ航空、増便へ El Universoの記事
パナマのコパ航空は、エクアドルへの路線を12月から増便することを明らかにした。同社はパナマシティとキト、グアヤキルを結ぶ路線を現在、1日3往復運航しているが、これをそれぞれ4往復に増やすという。またコパ航空コロンビアが運航する、ボゴタとこの2都市を結ぶ路線は、とくに変更はない。

■デルタ航空、貨物を増強 El Universoの記事
米国大手のデルタ航空は、キト路線について貨物を増強するという。同社が運航するアトランタ-キト線は現在、ボーイング737-700型機を使用しているが、これをボーイング757-200型機に変更するという。この機材変更で、輸送できる貨物を500キロから、2000キロに増やす。エクアドル産の花卉輸出などが増え、貨物需要が増加していることに対応したものだ。


【コロンビア】

■同性婚の公聴会開催へ Caracol Radioの記事
ボゴタでは今週、同性婚についての公聴会が行なわれる。NGO団体の求めに応じて、同性婚か同性パートナーシップの導入の是非について、意見を表する場となるものだ。国内では同性婚制度の導入について、同性愛者やその支援者の理解が進む一方、保守層の間では依然として反対が根強い。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ラ・プラタ川、捜索続く La Nacionの記事
ブケブスのフェリーボートから転落した男性の捜索が続いている。25日、ブエノスアイレスからウルグアイのコロニアに向かっていたこのフェリーから、23歳のダウン症の青年が転落した。ウルグアイ海軍がファラジョン島近くの現場水域で、この男性の捜索を行なっている。フェリーに同乗していた母親によると、この男性の行方についての新たな情報は入っていないという。

■ホンジュラス、農業層デモ La Prensaの記事
ホンジュラスでは27日、農業層が各地でデモを行なった。同国国会では農業改革プロジェクトが進められていたが、国会内でこれに反対する動きが起きている。農業層はこの改革を進めるよう、このデモを通じて国会に圧力をかけたものだ。このデモは国内各地の幹線道路で行なわれ、交通や物流に影響が及んだ。

■メキシコにA380型機 El Universoの記事
エールフランスは、パリとメキシコシティを結ぶ路線に、超大型旅客機、エアバスA380型機を導入する。同社が明らかにしたもので、来年1月からこの516人乗り旅客機の使用を、この路線で行なうという。メキシコのエンリケ・ペニャ・ニエト大統領の訪仏を前に、同社が発表したものだ。