2015.07.30

【ボリビア】

■エボ、チリに対話呼びかけ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はチリに、対話再開を呼びかけた。ボリビアはチリに対し、平和条約に基づき主権ある海岸線を求めており、この件を国際法廷に持ち込んだ。このことから両国関係があっかしたままだが、モラレス大統領はローマ法王の呼びかけに応え、対話を再開する姿勢を示したものだ。両国は1978年の断交以来、正規の外交関係を持っていない。

■ポトシ闘争、対話決裂も El Deberの記事
ポトシの市民団体による社会闘争は、政府との間の対話が進むも、決裂するおそれがある。団体側は26項目の要求を掲げ、3週間以上にわたりデモ、ストを続けている。政府との間での事前交渉が行なわれ、一定の理解は得られたものの双方とも不満を残した状態だ。このままスト終結に至るか、微妙な情勢だという。

■ポトシ、デモ参加は15万人 Página Sieteの記事
ポトシ市内で28日に行なわれた大規模デモの参加者は、15万人だったという。市民団体が政府に対し26項目の要求をつきつけ、社会闘争を行なっている。この大規模デモはこの団体側の支持者らが集まったものだ。農業層などは政府側の支持に回っているが、市民の間ではこれらの要求を「正当」とみなす人が多いことが示された。

■闘争を率いるのはタクシー運転手と学生 Página Sieteの記事
ポトシ闘争を率いるのは、2人のリーダーだという。市民団体が26の要求項目を政府に突きつけ、デモやストを繰り広げている。この団体を率いるのは、タクシー運転手のジョニー・リャリ氏と、法学部の学生、マルコ・プマリ氏だ。2人はともに鉱山労働者の家に生まれ、とくにプマリ氏はその出生の日に父親を鉱山事故で亡くしている。

■UMSS、また衝突 Correo del Surの記事
コチャバンバのマヨール・デ・サンシモン大学(UMSS)による学生デモと、警官隊との間の衝突がまた起きた。学生らは単位や教員資格の問題で要求を続け、闘争を継続している。大学入口で100人がデモを行ない、これを抑えようとした警官隊との間で衝突が起き、警察は30人を逮捕した。

■電力関連投資270億ドル El Deberの記事
ボリビア政府は電力関連に270億ドルの巨額投資を行なう。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、国内の電源開発やアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ペルーとの間の電力融通を行なう送電網整備を進める姿勢だ。政府は発電キャパシティの目標として2020年に2500メガワット、2025年には1万メガワットとの数字を示した。

■キロガ氏、「海以外は無策」 Página Sieteの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、エボ・モラレス政権について「海の問題以外は無策」と批判した。キロガ氏はモラレス政権とは対峙する立場ながら、政権が進める海岸線問題の解決への努力については理解を示した。しかしそれ以外について、同氏は政府の立場を支持しないとし、与党MASが「無策である」と批判した。

■オルーロ、テレフェリコを求める El Deberの記事
オルーロ市議会と労働組合連合のオルーロ支部は、テレフェリコ(ロープウェイ)の早期実現を求めた。市内中心部と、聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶテレフェリコの建設計画が進められている。計画や予算の問題から膠着した状態にあり、政府与党に対しこの実現を要求したものだ。

■天然ガス化、11万6千台 Página Sieteの記事
国内では2010年以降、11万6249代のガソリン車が、天然ガス車化されたという。政府はエネルギー政策と環境政策から、とくにバスやミニバスなど公共交通機関車輌を中心に、天然ガス化を図っている。これらの転換車を含め、国内で使用されている天然ガス車は33万1550台に達したという。

■学校の壁に亀裂、生徒ら避難 La Razónの記事
ラパスの学校の壁に亀裂が入り、生徒ら160人が避難した。この事態が生じたのはペリフェリカ通り沿いのセルヒオ・スアレス学校だ。壁に大きな亀裂が入り、危険な状態と判断され、建物の使用そのものが見合された。当面生徒らはほかの施設で、授業などを受ける。この原因については建物の劣化か、地盤沈下の影響の可能性が指摘されている。

■ボリビアの経済成長を下方修正 La Razónの記事
国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(CEPAL)は、ボリビアの今年の経済成長予想を下方修正した。同機関はボリビアの1~4月の成長を5.0%と予想したが、実質は4.5%だった。一方ラテンアメリカ全体では予想が1.0%に対し、0.5%にとどまったという。簿゛リビアの経済成長は2013年に6.8%、2014年は5.4%だった。

■メルカドリブレ、ボリビアへ El Deberの記事
ラテンアメリカ13カ国でネット通販サイトを運営するメルカドリブレが、ボリビアに進出した。運営会社によると、新たにボリビアでも新たな資金決済システム「eCommerceday」が使用できるようになり、ボリビア国内でもサービスの利用が可能となったという。メルカドリブレはラテンアメリカ最大規模で、年商は60億ドルに達する。

■クエカ・コチャバンビーナ、文化遺産に Página Sieteの記事
コチャバンバ県は「クエカ・コチャバンビーナ」を県の文化遺産に登録した。ペルー発祥のこのダンスは南米各地で踊られ、国内ではコチャバンバのほかラパス、タリハ、チュキサカのスタイルが知られる。県議会はクエカ・コチャバンビーナが県を代表するダンス、文化で、県のイメージ向上に資するとしてこの登録を決めた。

■サンタクルス-コチャバンバ新道、閉鎖中 El Deberの記事
サンタクルスのビモダルバスターミナルは、コチャバンバ方面行きのバスの便がすべて旧道経由となっていることを明らかにした。コチャバンバ市から10キロの新道、ブロブロ付近で道路封鎖が行なわれているためだ。バスの便には影響はないがコチャバンバ、オルーロ、ラパス行きの便について、通常よりもやや時間がかかる状態となっている。


【ペルー】

■パレードでドローン禁止 El Comercioの記事
リマで行なわれた独立記念日の軍パレードでは、無人航空機(ドローン)の使用が全面禁止された。国防省が通達を出したもので、大統領府、カテドラル、議会周辺やブラジル通りなどがその対象となっている。この禁止の理由は、セキュリティ上の問題だ。近年、国内でもドローンをめぐるトラブルが増加傾向にある。

■不明の3人、手がかりなし El Comercioの記事
ピウラ県の山間部で不明になっている3人について、行方につながる手がかりは依然として見つかっていない。リオ・ブランコ・カッパー社の資源捜索の4人が遭難し、1人は救助されたものの残る3人が不明になっているものだ。アヤバカ郡内では捜索が続いているが、成果は上がっていない。救助された男性は、3人のうち2人は死亡したと証言している。

■マチュピチュがシンボル、75% Tromeの記事
国民の75%は、マチュピチュがペルーのシンボルと考えている。パトリアス祭に合わせ行なわれた世論調査の結果だ。国のシンボルとしてナスカの地上絵を挙げたのは33%、ティティカカ湖が26%、アマゾン川が25%、クスコ旧市街が20%となっている。また国を代表する料理としては78%の人がセビーチェを挙げている。

■地方3空港に1億7千万ドル投資 Andinaの記事
交通通信省はアレキパ、アヤクチョ、タクナの3空港に合わせて1億7千万ドルを投資する。地方空港の整備方針を示したもので、この3空港ではターミナルと滑走路の改善工事を行なうという。またクスコに新設されるチンチェロ新空港については測量がいよいよ始まることを明らかにした。


【チリ】

■ボリビアと対話する状況にない BioBio Chileの記事
エラルド・ムニョス外相は、ボリビアとの対話を再開する状況にない、と断言した。ボリビアはチリに海岸線を要求しているが、この問題から両国関係は悪化したままだ。先日訪暮したローマ法王フランシスコ1世が両国対話を促したが、同外相は対話は対話であり、強制されるべきものではない、と対話再開の可能性を否定した。

■コデルコ闘争で4人逮捕 BioBio Chileの記事
国営鉱山会社コデルコの闘争で、4人が逮捕された。第2(アントファガスタ)州チュキカマタ鉱山とカラマを結ぶ道路を、反体制勢力の鉱山労働者らが封鎖し、行進を行なった。現場で警官隊との間で小規模の衝突があり、逮捕者を出したものだ。この闘争では先週、警官の発砲により労働者1人が死亡する事態も起きている。


【アルゼンチン】

■ベルグラノ・スール線、8月から新サービス La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ベルグラノ・スール線では8月から、新たなサービスが始まるという。フロレンシオ・ランダッソ交通相が明らかにしたものだ。新たに調達した25輌を使用し、ブエノスアイレスとラ・マタンサのゴンサレス・カタンを結ぶ旅客便の運転が始まる。同大臣は、このサービスで快適な移動が可能になると語った。

■60番闘争強制解除で38人負傷 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのコレクティーボ(路線バス)60番をめぐる闘争で8人が逮捕され、38人が負傷した。同路線の職員が、同僚の解雇の撤回などを求めた闘争で、ヘネラル・パチェコ道の封鎖を行なった。警官隊が催涙ガス弾を使用しこれを強制解除したもので、現場は相当に緊迫したという。

■青ドル、15ペソに La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は29日、また上昇し、15ペソ台となった。青ドルは先週から再び乱高下が続いているが、この日は前日から15センターボ上昇し、15.00ペソとなった。今週に入ってからの3日間で、実に53センターボ上昇したことになる。公定レートは前日と変わらず9.18ペソのままとなっている。

■信号無視、罰金9750ペソに Clarín.comの記事
交通違反の罰金についても、インフレが進んでいる。アルゼンチンは南米ではベネズエラに次ぐ物価上昇が続いており、単位価格が引き上げられたことで、罰金も増額となった。信号無視が摘発された場合の罰金は、これまでの9600ペソから、9750ペソに轢か上げられる。


【エクアドル】

■土砂の中からピックアップ発見 El Universoの記事
ナポ県の土砂以外の現場から、巻き込まれたとみられるピックアップワゴンが発見された。ロレトとテナを結ぶ区間で土砂崩れが起きたもので、復旧作業員がこの土砂の中から車輌を見つけたものだ。この土砂災害は大雨の影響によるもので、一帯では450世帯が洪水や浸水などの被害に瀕している。


【コロンビア】

■ビバコロンビア、マイアミへ Calendario de Colombiaの記事
LCCであるビバコロンビアは、今年の年末から来年初めにかけて、新たにボゴタと米国フロリダ州のマイアミを結ぶ路線を就航するという。同社のフアン・エミリオ・ポサーダ会長がSNSを通じて明らかにしたもので、この路線開設に向けた準備を進めているというものだ。運航体制や運賃などはまだ、明らかにされていない。

■ダリエン・ギャップでM6.1の地震 El Universoの記事
パナマ国境の密林地帯、ダリエン・ギャップを震源とする地震が28日19時20分頃、発生した。パナマの観測機関によると震源は両国国境付近で、震源の強さはマグニチュード6.1、震源の深さは10キロだ。パナマシティでも揺れを感じたが人や建物への被害報告はなく、また津波の発生もなかった。


【ベネズエラ】

■空港に武装強盗 Diario2001の記事
メリダ州エル・ビヒアの空港に武装強盗団が押し入り、乗客らから金品を奪った。27日21時頃、乗客らがカラカスへの便の出発を待っていたところ、銃器などを手にした強盗団に襲われた。SNSを通じて被害が報告されているが、被害総額は分かっておらず、この際の空港側の対応も明らかにされていない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■コパ航空、ベリーズへ eTNの記事
コパ航空は新たに、ベリーズに乗り入れる。同社は12月8日からパナマシティとベリーズシティを結ぶ路線を、火、金曜の週2往復で運航する。使用機材は94人乗りのエンブラエル190型機だ。中米とベリーズを結ぶ路線はメキシコ、グアテマラ各地とサンサルバドルからしかなく、ベリーズへの観光、ビジネス移動の利便性が向上する。

■イベリア、モンテビデオ線増便 Europa Pressの記事
イベリア航空は、ウルグアイのモンテビデオへの路線を増便する。同社は現在週4往復の体制で、マドリードのバラハス国際空港と、カラスコ国際空港を結ぶ路線を運航している。同社は来年2月から、新たに1往復を追加し、5往復とすることを発表した。追加便の使用機材は、従来と同じエアバスA330-200型機だ。