2015.08.09

【ボリビア】

■サンタクルス、ヒマワリの危機 El Deberの記事
サンタクルス県でのヒマワリ生産が、厳しい状況にあるという。世界的に需要が高いヒマワリは、同県で広く栽培されている。しかし生産者の団体によると、病害と大雨の影響を農地が受けているという。県内総作付け14万ヘクタールのうち2万5千ヘクタールが損なわれ、3万7千ヘクタールに被害が及びつつある状況だ。

■ポトシ県でM4.5の地震 Los Tiemposの記事
ポトシ県で8日朝7時45分頃、地震があった。ラパスのサンカリクスト地震機構によると震源はケテナ・チコの北東20キロ、ポトシ市の南西313キロのチリ国境付近で、震源の強さはマグニチュード4.5だ。この地震による被害はとくにない。同県では2日前のほぼ同時刻、ポトシ市の南西239キロを震源とするマグニチュード3.0の地震が起きている。

■トゥナリ、4個所で火の手 El Deberの記事
コチャバンバ県のトゥナリ国立公園では現在、4個所で山林火災が起きている。県の母なる大地局が明らかにしたもので、今の時点ですでに15万ヘクタールを焼いているという。現在現場では、消防が軍などの協力を得て、消火活動を行なっている。これらの火災はいずれも、野焼きの火が原因とみられている。

■オルーロ、3千メートルの違法滑走路 Página Sieteの記事
オルーロ県で、全長3千メートルに及ぶ手製滑走路が見つかった。報告した天然ガス省によると、この滑走路はチリ国境のサンアントニオ・デ・ピタコリョで発見されたという。薬物や燃料の密輸に使用されていたとみられる。国内ではこのような違法滑走路の発見が相次ぐが、大型機離着陸が可能なこの長さのものが見つかるのはきわめて異例だ。

■カリリ、建設禁止 Página Sieteの記事
ラパス、ソナスールのカリリ地区に対し市側は、住宅などの建設を禁止する命令を出した。先週、この地では大規模な地滑りが発生し、住宅3棟が全壊し、3人が不明になっている。市側はこの地でさらに地盤が動くおそれがあるとして、新たな住宅の建設を禁じたものだ。市内では2011年2月、「メガ土砂崩れ」が発生し、同様の命令が出されている。

■チュキサカ、救急車が人を轢く El Deberの記事
チュキサカ県のタラブコで、救急車が人を轢く事故が起きた。パディージャからスクレへ病人を緊急輸送していたこの車輌が、ラハ付近で2人を轢き、死亡させたものだ。死亡したのは40代から50代の男性だが、今の時点で身元は分かっていない。救急車の運転手は、2人が突然車の前に飛び出したと証言している。

■塩化カリウム、1109トン輸出 El Deberの記事
ポトシ県ウユニ塩湖産の塩化カリウムはこれまでに、1109トンが輸出されているという。開発を進める国営機関GNREが明らかにしたものだ。塩湖資源を活用し、2013年からこの地で塩化カリウムの生産が始まっている。主な輸出先はブラジルとアルゼンチンで、この資源はとくに農業肥料として利用されているという。

■オルーロ狂犬病、65件に La Patr&aicute;aの記事
オルーロ県でこの1~7月に発生した狂犬病の症例は、65件となったという。県保健局が明らかにした数字だ。県内では都市部、農村部を問わず野犬が多く、狂犬病の発生が後を絶たない。インディヘナ(先住民)の習慣から、犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が高く、県内ではこうした野犬の「処分」を行なうことが難しい状況でもある。

■独立メディアやNGO、弾圧を訴える Página Sieteの記事
国内で活動する独立メディアやNGO団体が、エボ・モラレス政権による「弾圧」を訴えている。政府に対し批判的な論調の報道をしたことで、政府側から干渉を受けているという。事実、ラジオ放送局がこうした「報道」を理由に、事業免許の剥奪の可能性を示唆された事例もあるという。

■フォルクロードロモ、人気取りではない La Patríaの記事
オルーロのカルナバルで導入が検討されている「フォルクロードロモ」は、政治的な人気取りが目的ではないという。主催するフォルクローレ協会が指摘したものだ。リオの「サンボードロモ」に倣い、新たな観客スペースを設けることが検討され、県議会がこの法案を可決している。この目的はあくまでカルナバルの振興であって、政治的パフォーマンスではないとした。


【ペルー】

■クスコ、観光客133万8千人 Perú21の記事
クスコを訪れた観光客はこの上半期、133万8889に達したという。県通商観光局が明らかにしたもので、内訳は外国人が87万9195人、国内客が45万9694人だ。この来客数は昨年同期よりも8万2029人多い。月別では2月が前年同期比で14.5%増と高い伸びを示した一方、4月は2.61%のマイナスだった。

■英国人観光客、盗難詐欺か Correo Perúの記事
クスコの警察は、英国の男性観光客が偽の盗難届を出した疑いがあるとした。このサミュエル・ガイ・ロビンソン氏(18)は、PCやタブレット端末などを入れたカバンを盗まれたと届けを出した。しかし警察の調べでこの事実はなく、保険金受取を目的に虚偽の届けを出した疑いが高まったという。警察は今後、立件するかどうかを判断する。

■3人の遺体収容チーム El Comercioの記事
10人の山の専門家による、遺体収容のチームが結成された。アンカッシュ県のワスカラン国立公園で、エクアドルの男性3人が、冬山登山中にクレバスに落下し死亡した。遺体の位置は確認されているが、悪天候と状況で、遺体収容が難航している。この10人は警察ヘリや山岳救助隊と連携し、3人の遺体の早期収容を目指すという。

■国産アボカド、中国へ La Repúblicaの記事
国産のアボカドが、新たに中国市場に輸出される。農業省が明らかにしたもので、今年16万5千トンが輸出され、3~5千万ドルの輸出額になる見通しだという。栄養価の高いアボカドは世界的に需要が増しており、ペルーでは新たな輸出農産物として生産が増えている。すでに北米、欧州や日本に輸出実績がある。


【チリ】

■第4、5州は高波と風の被害 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州と第5(バルパライソ)州は、高波と強風の影響を受けた。両州では風速20メートルを超す強い風が記録され、沿岸は高波に見舞われた。沿岸道路は浸水し、住宅が損壊するなどの被害が生じている。また両州では合わせて19万6千世帯が停電している。防災機関はさらに北の第1(タラパカ)、第15(アリカ・パリナコタ)州に風と高波への警報を出した。

■コキンボ、サーファーは喜ぶ BioBio Chileの記事
第4州都コキンボ一帯の海岸では、多くのサーファーやボディーボーダーが、波乗りを楽しんでいる。同州の海岸一帯は高波と強風による被害が報告されている。しかしコキンボ一帯の波は、こうしたスポーツに最適の状態だという。一方でコキンボの警察は、海の事故に至るおそれがあるとして、サーファーらに対し自粛を求めている。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレス州、1158人避難 Clarín.comの記事
大雨の影響で河川の増水が続くブエノスアイレス州では、1158人が避難している。被害、避難者が多いのはピラール、ルハン、サンアントニオ・デ・アレコで、とくにルハン川は水位が4メートルを超し、大規模な氾濫が起きる危険性が高まっている。この大雨の影響で不通になっていた国道9号の通行は再開されたが、一方で8号は依然として一部不通だ。

■1ドル、20ペソとなる予想 Clarín.comの記事
公定レートで1ドルは現在9.25ペソだが、経済アナリストはペソのさらなる下落を予想している。ラティンフォーカスがこの数字を示したもので、今年末には10.32~12.50ペソ、来年末には14.06~20.65ペソとなる見通しだという。仮に1ドルが20.65ペソとなった場合、現在の平行市場(闇市場)が同様のペースで動けば、「青ドル」は33.25ペソとなる。


【エクアドル】

■鉄道沿線サンフアニート El Universoの記事
クエンカの交響楽団が、鉄道沿線で1週間にわたり、サンフアニートなどの伝統曲を演奏する。10日の独立記念日に合わせ、国が誇る鉄道文化と音楽文化を結びつけたものだ。リオバンバ駅を皮切りにアンバト、ラタクンガやキト市内の駅で、演奏を行なう。サンフアニートはエクアドルを代表する、フォルクローレの音楽リズムだ。


【コロンビア】

■ボヤカ、M4.1の地震 Caracol Radioの記事
ボヤカでは8日午前11時54分頃、地震が起きた。観測機関によると震源はパエスの北東5.12キロで、震源の強さはマグニチュード4.1、震源の深さは30キロだ。震源に近いパエスでははっきりとした揺れを感じたが、人や建物への被害報告はとくに入っていないという。


【ベネズエラ】

■野党、飢餓のためのデモ ABC.esの記事
野党勢力は8日、対飢餓と安全のデモを国内各地で行なった。国内では経済の失政や原油の国際価格低下から、物資不足が深刻化している。スーパーの前に長い行列ができ続け、さらに略奪も相次いでいる。12月の議会選挙を控え、野党はこうした国民の生活困窮や安全が脅かされる現状は、ニコラス・マドゥロ政権の責任と訴えた。

■マドゥロ政権、CNNに圧力 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は8日、スペイン版のCNNに対する、捜査を行なう姿勢を示した。CNNは、ベネズエラ国民の生活困窮を伝え、この中で国内で暴力的な「略奪」が頻発していると伝えた。マドゥロ政権は事実ではない報道だとして、同社に対する「制裁」発動の可能性をちらつかせた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パナマ運河、航行制限 La Prensaの記事
太平洋とカリブ海を結ぶパナマ運河の航行が、9月8日から制限を受ける。管理行政側によると、渇水の影響で航行ルートにあるガツン湖、アルアフエラ湖の水量が減ったことから、喫水が11.89メートル(39フィート)までの船のみの航行となる。この措置で、運河を通る船の18.5%が影響を受けるという。この渇水は、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象によるとみられる。

■ブラジル、インフレ率上昇 El Universoの記事
ブラジルの物価上昇率が、この12年でもっとも高い水準となった。同国の情報統計機関が明らかにしたもので、この7月までの1年間の物価上昇は9.56%となったという。6月までの1年間のこの数字は8.89%だった。ブラジル経済の失速が顕著になり、対米ドルのレアル下落が進み、さらにジルマ・ルセフ政権への支持も急落している。