2015.08.10

【ボリビア】

■法王来暮「成功」57% Página Sieteの記事
7月8~10日のローマ法王フランシスコ1世の来暮について、「成功」と評価した国民は57%にのぼる。民間調査会社の世論調査の結果だ。また法王発言が、ボリビアがチリに要求する海岸線問題でプラスに働くと答えた国民は54%となっている。さらに法王来暮がエボ・モラレス政権にプラスに働いたと答えた国民も56%となっている。

■ボリビア、原発議論が不発 Página Sieteの記事
ボリビアでは原発についての議論が、不発となっている。エボ・モラレス政権は2025年までに、国内初の原発をラパス県に設ける方針を示している。通常、原発立地などについてはさまざまな議論があるが、国内ではこの件についてほとんど議論の深まりがない。欧州では脱原発の動きがあり、2011年に事故が起きた日本でも国民間の反対運動が起きている。

■カルナバル、ボゴタに出張 Pulzoの記事
ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルが、コロンビアのボゴタに出張する。ボゴタの開府記念日に開催されるフォルクローレダンスの祭典「コンパルサス」に招待されたものだ。オルーロのカルナバルには欠かせないモレナーダやディアブラーダが、ボゴタの町で披露される見通しだ。

■ビジャモンテスで事故 El Deberの記事
チャコ地方のビジャモンテスで9日朝5時頃、交通事故が起きた。市内から8キロのカイグア付近の道路で、走行していたサンタクルス社のバスが、対向してきた冷凍トラックと衝突したものだ。この事故で1人が死亡し、負傷した6人はビジャモンテス市内の病院に搬送された。警察はバスが対向車線にはみ出したことが原因とみている。

■マガリニョス川、影響調査 El Deberの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は、コチャバンバ県カラスコを流れるマガリニョス川での汚染影響調査を行なっている。この地で、トラクターがパイプラインを破損させ、オイルが一部漏れたことが報じられた。漏れた油がこの川に流入したもので、YPFBは回収作業を進めるとともに、環境への影響を調べている。流出した油の大半は、すでに回収されたという。

■テレフェリコ、平均3人 La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)のゴンドラの平均利用者は、3人だという。運営するミ・テレフェリコが明らかにした数字だ。ラパスでは昨年、都市交通型テレフェリコが3路線開通し、8人乗りのゴンドラが用意されている。しかし1基あたりの利用が3人に留まることが分かった。今後新設される路線では、小型のゴンドラが採用される可能性もあるという。

■リャマ肉消費、1キロ未満 La Razónの記事
ボリビア国民1人あたりの年間リャマ肉消費量は、970グラムにとどまるという。アンデス原産のラクダ類であるリャマは、ボリビアが世界最大の飼育頭数を誇る。このリャマ肉はボリビアの伝統食材で、脂肪分が少ない健康的な肉とされるが、一方で鶏肉や牛肉よりも価格が高い。それでも2005年時点の一人あたり消費量500グラムからは、倍近くに増えているという。

■ウユニ、ラパス観光にも好影響 El Deberの記事
ポトシ県のウユニ塩湖観光の発展は、ラパスの観光業にも好影響を与えている。ウユニは国内のみならず、南米有数の観光スポットに成長している。この地を訪れるための拠点としてラパスが機能し、ラパス市やその周辺の観光地を訪れる観光客も増加している。県観光局によると、国内を訪れる観光客の43%が、ラパス市に滞在しているという。

■対ピューマ、兵がパトロール La Patríaの記事
オルーロ県のクラワラ・デ・カランガスやコルケでは、兵がパトロールを行なうという。この地域は、国内有数のリャマやアルパカなどの産地だが、野生のピューマによる食害が問題となっている。このピューマを追い払うため、兵が同地域の牧草地などを巡回するという。リャマなどの飼育者らは、このピューマ対策を行政に求めていた。

■エルアルト、都市ガス普及33.9% Página Sieteの記事
ラパスの衛生都市エルアルトでは、都市ガスの普及率が33.9%に達したという。ボリビア石油公社(YPFB)が明らかにした数字だ。国内では都市ガスの普及が遅れていたが、近年急ピッチでサービスエリアが拡大している。エルアルトのこの数字は都市別でもっとも高く、コチャバンバでは19.5%、サンタクルスで15.9%、ラパスは13.2%にとどまる。


【ペルー】

■ピウラとトゥンベスに非常事態 Perú21の記事
政府はピウラ、トゥンベス両県の17地域に対し、60日間の非常事態が発令された。国内北部コスタ(海岸)の両県では、大雨による自然災害が多発し、とくに農業に大きな被害が出ている。政府と防災局、農業省は、被害地域への支援を本格化させる。この悪天候は、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象と関係性があるとみられている。

■ロレトは感染症の非常事態 El Comercioの記事
保健省はロレト県に対し、90日間の非常事態を発令した。同県ではハマダラカが媒介するマラリアや、ネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱の感染が増加しているという。さらにネズミなどの尿から広がるレプトスピラ感染症も増加傾向にある。保健省は同県内に対し、保健衛生の管理徹底を呼びかけた。

■パカ湖、保全に日本機関が協力 El Comercioの記事
フニン県ハウハのパカ湖の保全について、日本の筑波大学が協力するという。日系人科学者マリアノ・モリカワ氏が明らかにしたもので、この湖の水質汚染を抑止するため、流入するチラ川の汚染物質除去を進め、さらに湖の富栄養化を防ぐという。筑波大学協力によるこの取り組みは、2016年1月から本格化する。

■ウカヤリ、燃油不足で交通困難に El Comercioの記事
ウカヤリ県は航空機の燃料不足で、多くの地域が交通困難に陥りそうだという。県都プカルパの空港と、県内の地域なコミュニティは小型航空機で結ばれている。しかし燃油供給の遅れから小型機の運航ができず、交通や物流に問題が生じている。地域では病人や負傷者の搬送にも小型機が使用されており、各コミュニティでは不安が広がっている。

■ナスカ空港整備を提言 Andinaの記事
ペルー観光議会(Canatur)は、イカ県のナスカに新空港を設けることを提言した。ナスカの地上絵を抱えるこの地のマリア・レイチェ飛行場は滑走路が短く、旅客定期便の就航は難しい。遊覧機の拠点だけでなく、リマやクスコとを結ぶ旅客便の運航が可能な空港を整備するべき、と同機関のルイス・ビリャ・プラド会頭は語った。

■太平洋岸、また高波警報 El Comercioの記事
国内の太平洋岸はまた、高波に見舞われるという。海軍機関が、沿岸自治体に注意を呼びかけたものだ。9日から14日にかけ、沿岸の波が高い状態となり、とくに12日頃にピークとなる見通しだという。沿岸の自治体に対し、港湾やビーチの閉鎖を含めた対策を呼びかけた。


【チリ】

■トコピーリャで土砂災害 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州のトコピーリャで、土砂災害が起きた。大雨の影響で地盤が緩み、山から鉄砲水が起きたものだ。警察によると今の時点で、4歳の女児を含む3人の死亡が確認されているという。また市内では830人が、学校などに避難をしている。市側はさらなる土砂災害が起きるおそれがあるとして、市民に警戒を呼びかけている。

■イキケ空港が浸水 BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州都イキケの空港では、浸水被害があった。国内の広い範囲が大雨など悪天候に見舞われたが、イキケでも大雨が降り、同空港の滑走路やターミナルの建物の浸水が起きた。この影響で最大手のLAN航空は、サンティアゴやアントファガスタとこの空港を結ぶ路線を一時運休した。


【アルゼンチン】

■問われる雨対策の不備 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州内の都市の雨対策の不備が、あらためて明らかとなった。先週末の雨でピラールやルハンなどで、川の氾濫による浸水、洪水被害が起きた。ルハン川の氾濫は頻発しており、水害抑止に向けた取り組みの不備が、あらためて指摘されている。大洪水が記憶に新しいラ・プラタでも対策が進んでいるとは言えず、対水害の行政の姿勢が問われている。

■元妻に発砲、24歳の男を逮捕 La Nacionの記事
サンタ・フェで、元妻に銃口を向け発砲したとして、24歳の男が逮捕された。現場は市内北部のナイトクラブ付近で、この店から生後7か月の乳児を腕に抱いて出てきた20歳の女性に、このニコラス・ウバラルテ容疑者が7発発砲し、負傷させたという。同容疑者は逃走していたが、警察が身柄を拘束した。


【コロンビア】

■パスポート、高くなる Caracol Radioの記事
コロンビアではパスポート取得にかかる費用が高くなるという。来年から、欧州連合(EU)のシェンゲン協定加盟国に短期滞在するコロンビア国民はビザが免除される。ICチップ搭載のパスポートが条件となるが、この新パスポート取得の費用は従来より1万~1万2千ペソ高くなり、13万2千ペソ程度となる見通しだという。


【ベネズエラ】

■政府は略奪を隠している Caracol Radioの記事
野党リーダーは、ベネズエラ政府が国内で起きている「略奪」を隠していると批判した。野党による抗議デモの後、エンリケ・カプリレス氏が指摘したものだ。政府は今年、国内で発生した略奪を1件としているが、実際には56件起きているという。経済失政から物資不足が続き、国民のフラストレーションが限界に達する中、スーパーなどを狙った略奪が頻発しているという。

■国内、ビール涸渇のおそれ Infobaeの記事
物資不足が続く国内では、ビールが今後、涸渇する可能性が高まった。国内市場シェアの80%を占めるポラール社が、国内のビール工場の操業停止を始めたものだ。同社によると、ビール生産に必要なオオムギやホップが不足し、生産そのものが難しい状況にあるという。国民間のビール人気は高く、この事態が政権運営に影響を及ぼすおそれもある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、雨被害 Caracol Radioの記事
グアテマラ北東部では先週後半からの雨で、被害が生じている。イサバル県のエル・エストルではこの雨により川が増水、氾濫し、4人が死亡、2人が不明で、8231人が避難した。地域行政によると、住宅195棟が全壊またはそれに近い状態で、さらに286棟は倒壊のおそれがある状態だという。