2015.08.13

【ボリビア】

■暮米関係正常化の兆し Página Sieteの記事
ボリビアと米国の関係正常化の兆しが見えた。11日、米国の外交高官であるピーター・ブレナン氏がラパスの大統領府を訪れ、エボ・モラレス大統領と会談した。この会談は私的な内容とされたが、時間の多くは両国の通商関係などに割かれたという。両国は2008年のパンド県の事件をきっかけに関係が冷え込んだままで、この会談は正常化への布石とみられる。

■キューバ大使、エボの訪問を強調 La Razónの記事
在ラパスのキューバ大使、ベニグノ・ペレス氏は、エボ・モラレス大統領のハバナ訪問を強調した。13日、同国のフィデル・カストロ前議長が89歳の誕生日を迎える。モラレス大統領はこの「革命の先輩」の誕生日を祝うため、ハバナを訪れることを今月3日に明らかにしていた。ペレス大使はモラレス大統領が、ラテンアメリカの次世代を担うリーダーであると断じた。

■文化相、ペルーに中止を要請 Los Tiemposの記事
マルコ・マチカオ文化相は外交ルートを利用してペルーに対し、「エケコ」を使用しないよう求めた。ペルーが自国の観光プロモーションのポスターなどに、エケコを使用したことを問題視したものだ。エケコはアイマラの文化で、ペルー国内ではほぼないに等しい。ペルーは、アンデス発祥文化をすべて自国のものとして扱う傾向があり、ボリビア文化行政は神経をとがらせている。

■国産ラクダ類の毛はイタリアへ Los Tiemposの記事
国産のラクダ類の毛の最大輸出相手は、イタリアだ。国内西部で主に飼育されるリャマ、アルパカ、ビクーニャの毛は素材として珍重されている。通商機構(IBCE)によると、2014年には26カ国に945万ドルが輸出され、国別でイタリアが59%を占め、2位の中国の18%を大きく引き離している。

■国内交通、雪の影響 Opinionの記事
国内西部の交通は12日、雪の影響を受けている。ラパスのバスターミナルによると、この雪のためオルーロ、コチャバンバ方面へのバスの出発が見合されているという。さらにビジャ・ファティマのミナスターミナルから、ユンガス地方へのバスの便も、ラ・クンブレ付近の大雪で運転されていない。ラパス、オルーロ県では一部の学校が休校となった。

■ユンガス、4人死亡事故 La Razónの記事
ラパス県のユンガス地方、ラ・アスンタで事故があり、4人が死亡した。カラナビとこの地を結ぶ道路で、ワゴン車が道路を外れて谷に転落したものだ。警察によるとこの車輌は、150メートル下の川で大破していたという。道路事情が悪いユンガスでは事故が多発しており、7月末から今月初めまでに6人が死亡している。

■ボリビア郵便、波乱含み El Deberの記事
ボリビア郵便(ECOBOL)は波乱含みの状態だ。同社の労働者らは3か月分の賃金払いの遅れがあるとして、ストに入った。未払い分のうちの5月分の支払いがあったとしてストは中止されたが、残る2カ月分の払いの見通しが立っていない。ECOBOLは経営破綻状態で、政府指導のもとで再建が進められているが、郵便料金の大幅な値上げなど、痛みをともなう改革となっている。

■太平洋戦争のミイラ、返還へ El Deberの記事
19世紀末の「太平洋戦争」のミイラが、17日にボリビアに返還される。チリとボリビア、ペルーの間で起きたこの戦争に出兵した男性のミイラがタクナで発見され、ペルーで安置されていた。リマから空路でこのミイラは輸送され、この到着にエボ・モラレス大統領も立ち会うという。

■TIGOが停電 El Deberの記事
通信会社TIGOのサービスが12日昼頃、およそ3時間にわたり利用できなくなった。同社の通話、インターネット接続が国内全土で使用できない状態となったという。同社はこの原因が光ファイバーの不具合によるものと発表し、利用者に謝罪している。交通通信監督庁は、同社の説明を聞いたうえで、処分を検討する方針だ。

■オルーロ、180メートルの壁画 La Razónの記事
オルーロ市内で、長さ180メートルにわたる壁画がつくられている。市内南部のエスパーニャ通りのこの壁は、これまでは選挙や政治的プロパガンダのポスターばかりが目立つ状態だった。市側は画家のティト・ユガル・パチェコ氏に、オルーロにふさわしい絵を描くよう依頼した。現在同氏はこの壁に、カルナバルや鉱山の歴史などを描いている。


【ペルー】

■中央道封鎖、さらに激化 El Comercioの記事
リマと中央アンデスを結ぶ中央道の封鎖は、さらに激化している。フニン県ラ・オロヤで、DoeRun社の労働者と地域住民が、社会闘争に入ったものだ。この地にある精錬所売却方針に反対した動きで、封鎖個所では警官隊の発砲により1人が死亡したことも伝えられている。スト参加者は中央道を10キロにわたり封鎖し、交通や物流に大きな支障が生じている。

■ワンカヨ、ターミナル生活 Correo Perúの記事
中央道の封鎖を受け、ワンカヨで足止めされた人々は、バスターミナル周辺で寝起きしている状態だ。ラ・オロヤの社会闘争で道路が封鎖され、ワンカヨからリマに向かうバスはほとんどが運休している。迂回ルートをとるバスの便もあるが、通常の倍以上のコストと時間がかかり、乗客の多くはターミナルで道路通行再開を待っているという。

■コパ航空、イキートス線休止へ Gestiónの記事
パナマのコパ航空は、パナマシティとイキートスを結ぶ路線を、9月5日で休止する。同社はこの路線を2012年7月から運航してきたが、利用低迷が続いていた。このため同社は路線の存廃に言及していたが、ついに休止を決断したという。すでにチケットを購入した利用者に対してはパナマ-リマ線の乗り継ぎチケットを発行する。

■マチュピチュアクセス道、ひどい状態 Correo Perúの記事
マチュピチュ遺跡公園に向かうアクセス道が、ひどい状態にあるという。このハイラム・ビンガム道はアグアス・カリエンテス駅と遺跡公園入口を結ぶもので、1年5か月前にメンテナンス工事を終えたばかりだ。しかしアスファルト舗装路に多くの穴があくなど、劣化が急速に進んでいるという。遺跡観光に影響が生じることが懸念されている。


【チリ】

■トコピーリャ支援策を発表 BioBio Chileの記事
住宅省は、第2(アントファガスタ)州トコピーリャの土砂災害の被災者への支援策を発表した。大雨によるこの土砂災害でこれまでに6人が死亡し、800人が避難している。物資などを購入できるギフトカードの発行や土砂災害再発の可能性のある地域からの集団移転などを同省は提示した。気象台は同地域で再び雨が降る予想を示している。

■パスポート、衝撃的な値上げ La Terceraの記事
市民登録局が発表したパスポート発行費用の値上げは、多くの国民に衝撃を与えた。現在、32ページのパスポート発行には4万8900ペソかかかるが、10月から8万9660ペソに引き上げられる。実に83%もの値上げで、今後値上げ前の駆け込み申請が増える可能性がある。さらに同局は市民登録、出生などにかかる手数料の値上げも発表している。


【アルゼンチン】

■40の行政地域で水害 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州内の40の行政地域で現在、水害が発生している。大雨にともなう川の増水、氾濫を受け、各地で被害が生じているものだ。州側のまとめで被害が40地域に及んでいることが明らかになった。ラ・マタンサではモラレス、ドゥプイ川の氾濫で合わせて1200人が新たに避難した。各地域行政は、物資などの支援要請を政府に行なっている。

■水害で政権に逆風 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州では水害地域で、クリスティナ・フェルナンデス政権に対する批判の声が高まっている。国内では10月に大統領選が行なわれるが、政府と対峙し刷新を訴える現ブエノスアイレス州知事のダニエル・スシオリ候補を推す声が、日増しに大きくなっているという。この水害に対する姿勢を、地域の人々が評価したものだ。

■水害の原因は準備不足 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州各地で起きている水害の原因は、行政による準備不足だ。水文学のパブロ・ロマナッチ氏が指摘したもので、この40年にわたる国、地域行政の水害対策が不十分だったという。とくに極端な天候の変化は近年起きやすく、今回のような大雨や川の増水を想定した対策が、十分にとられていなかったと同氏は断じた。

■エセイサ国際空港で火 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、インテルカルゴの車輌から火が出る事故が起きた。事故を起こしたのは「プッシュバック」と呼ばれる車輌で、消防がすぐ消し止め、大事には至らなかった。この車輌はLANアルゼンチンの旅客機を駐機場から移動させようとしていたが、このLAN便に遅れなども起きなかった。

■新コレクティーボターミナル Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのプエルト・マデーロに、新たなコレクティーボ(路線バス)ターミナルが完成した。市内各地に向かうコレクティーボの発着拠点として整備されたもので、一日2万人の利用を見込んでいる。ターミナルは朝5時30分から25時30分までの営業で、20のコレクティーボ路線が乗り入れる。

■フローレス、奴隷労働の25人を解放 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのフローレスで、奴隷労働が行なわれていた縫製工場が摘発された。フェリペ・バジェセ通りのこの工場では、25人が休みも十分な賃金払いもなく、働かされていたという。ボリビア国籍者を中心とする、これらの奴隷労働者はこの摘発を受け解放された。


【エクアドル】

■漁船の事故が相次ぐ El Universoの記事
国内で漁船の事故が相次いだ。サンタ・エレーナ県サリーナスではアンコンシート港所属の漁船が折からの高波の影響で、海岸で座礁した。この船の32人の乗組員は無事救出されている。またエスメラルダス県沖16マイルでは漁船フリエ号が難破し、海軍のヘリコプターが乗っていた16人全員を救助した。


【コロンビア】

■ボゴタ、学校で集団中毒 Caracol Radioの記事
ボゴタの学校で集団中毒があり、生徒1人が死亡した。この事件が起きたのは市内南部トゥンフエリートにあるマルコ・フィデル・スアレス学校だ。12~14歳の生徒ら22人が中毒症状を訴え、市内の病院に搬送された。原因はまだ分かっていないが、何らかの化学物質の影響とみられる。消防は、消火剤の粉が原因である可能性があるとしている。


【ベネズエラ】

■トラックからの略奪 Miami Diarioの記事
国内西部のサンカルロスで12日、トラックからの略奪事件が起きた。トラックが衝突事故を起こし、動けなくなった状態となり、周辺住民がこの積荷である石鹸などを奪ったという。経済問題から国内では物資不足が起きており、NGOのまとめでは今年に入りすでに56回にわたる、スーパーなどでの略奪が起きている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、バス襲撃 El Universoの記事
グアテマラでバスが相次いで襲撃を受け、4人が死亡した。首都グアテマラシティと近郊のミスコで、事件は合わせて3度にわたる。首都北部ではバス運転手1人が死亡、ミスコで3人が死亡した。バス会社が、地域で暗躍するギャングに金銭支払いを拒んだことが事件の背景にあるとみられる。