2015.08.21

【ボリビア】

■副大統領、チリへのガス輸出を語る Página Sieteの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が、チリへの天然ガス輸出の可能性に触れた。19日、「いつか、チリ市場にガスを供給する日が来るかもしれない」と述べたものだ。チリへのガス輸出で2003年、ガス戦争が発生し、当時のサンチェス政権が失脚するなど、対チリ感情が悪い国内ではこの件はきわめてセンシブルな問題だ。

■エボ、チリへのガス輸出を否定 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、チリへの天然ガス輸出、供給を否定した。副大統領が、この可能性に触れる発言をしたことが報じられ、受けたものだ。モラレス大統領は、チリへの輸出はボリビアが同国に要求する海岸線の問題が解決しない限り、ありえないと語った。国民感情につながる問題だけに、早期の火消を図ったとみられる。

■バチェレ政権からの打診があった La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、2006年にチリの当時のミチェル・バチェレ政権から、液化ガス購入の打診があったことを明らかにした。両政権が誕生して間もないころ、チリ側は国際価格の2~3倍を払ってでもボリビアの液化ガスを購入したいと説明したという。しかしこの際、ボリビアが最優先課題とする海岸線問題の解決について、触れられなかったとモラレス大統領は語る。

■上院、対チリ正常化を支持 El deberの記事
上院議会は、エボ・モラレス政権が突然打ち出したチリとの関係正常化について、支持する姿勢を示した。両国関係は1978年の断交以来、正規の外交関係を持っていない。海岸線問題が膠着化する中、モラレス大統領は相互の大使派遣など、関係を正常化させる可能性に言及した。上院議会は同議会としてこの考えを支持する採択を行なった。

■エボ「表現の自由を守る」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、「表現の自由を守る」とあらためて語った。政権内で、一部のNGOなどが政権に対するラジカルな批判を行なったことから、その活動を制限する可能性などへの言及があった。しかしモラレス大統領は、表現の自由は民詩主義の根幹にあるとして、この制限などについて否定的な考えを述べた。

■対ウルグアイGLP輸出、前進 Los Tiemposの記事
ウルグアイに対し国産液化ガス(GLP)を輸出する交渉が、前進している。両国の担当者がこの18、19日にモンテビデオで交渉の席に着いた。この場で輸出量や額、条件などの意見調整が行なわれ、一定の前進がみられたという。サンタクルス県に液化ガス工場ができから、ボリビアはパラグアイにGLPを輸出しており、近くペルー向けも始まる。

■オルーロのテレフェリコ、着工 Erbolの記事
オルーロではテレフェリコ(ロープウェイ)の建設工事が、着工されたという。このテレフェリコは市内と、聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶものだ。今年初めの着工予定だったが、予算などの問題から遅れていた。20日、この建設の工事がいよいよ開始されたという。国内ではコチャバンバに観光用のもの、ラパスに都市交通用のものが整備されている。

■未成年の2人を解放 El Deberの記事
サンタクルス県警は、道路封鎖の強制解除で身柄が拘束されていた未成年者2人を解放した。タコボ・モラのインディヘナ(先住民)、グアラニの人々が自然保護区での開発反対から、道路封鎖を行なった。これを強制解除した際25人が拘束されたが、この中に14歳と17歳の未成年者が含まれていた。また警察によると4人は負傷し、病院で手当てを受けているという。

■コチャバンバ、雪で家畜3500頭死ぬ La Razónの記事
コチャバンバ県では先週の雪で、牛やリャマなどの家畜3500頭が死んだという。県側がまとめた数字で、県内の70のコミュニティで被害が報告されている。被害が大きいのはタパカニ、インデペンデンシア、ボリバール、タコパヤといった地域で、被害を受けた世帯数も3122にのぼる。

■サンフアン、571のプロジェクト El Deberの記事
日本人の入植60年を迎えたサンタクルス県のサンフアンでは、合わせて571のプロジェクトが進められる。在ラパスの椿秀洋日本大使がこの町を訪れ、明らかにしたものだ。日本政府は9万5千ドルを当時、インフラ整備や記念事業などのプロジェクトを、コミュニティ側と共同で進める。県内には同じく日本人入植のコミュニティ、コロニアル・オキナワもある。

■カサ・デル・カンバ、米国へ La Razónの記事
サンタクルスのファストフードチェーン、カサ・デル・カンバは2017年にも、米国に進出するという。同チェーンはサンタクルスの伝統料理を手がけており、国内ではラパスにも店舗を持ち、エルアルトへの出店も予定している。同社は80万ドルを投じて、米国内に1号店を設ける準備を進めているという。

■「シマウマ」がエルアルト進出 La Razónの記事
ラパスの「シマウマ」がエルアルトに進出する。市長が明らかにしたもので、ラパスで活動するシマウマたちがその姿のまま、同じ使命をエルアルトで果たすという。このシマウマは交通指導などを行なうもので、ラパス市が交通マナー向上と若者の雇用創出のため導入した。エルアルトでも2014年類似事業を始めたが、定着には至らなかった。


【ペルー】

■マリアノ・メルガルの1ソル硬貨 Perú21の記事
アレキパ出身の詩人、マリアノ・メルガルの肖像を使用した特別仕様の1ソル硬貨が発行された。メルガルは1790年に生まれ、2015年に24歳の若さで死去してから今年で200年となる。今回発行されたこの1ソル硬貨はわずか5千枚だけで、市場ではプレミアムがつき、価格が上昇するとみられている。

■トルヒーリョ、対暴力スト El Comercioの記事
ラ・リベルタ県の交通事業者らが、ストライキに入る。トルヒーリョからラ・エスペランサに向かっていたバス車輌が襲われ、火を放たれる事件が起きた。この事件は、みかじめ料を払わないことに腹を立てた組織犯罪によるものとみられる。バス運転手らは、このような暴力的行為に立ち向かうとし、ストを行なう姿勢を示した。

■マチュピチュ、催涙弾応戦 RPPの記事
クスコ県のマチュピチュ近くで、警官隊が催涙弾を使用する事態となった。国有地に入り込んだ50人の強制退去が行なわれたもので、抵抗が激しいことから、この催涙ガスを使用する事態に至ったという。現場はウルバンバ郡のマチュピチュ村付近で、違法入植した多くは民芸品職人などだった。

■エル・ニーニョでリマは猛暑か Perú21の記事
ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象により、来る夏のリマは猛暑となるおそれがある。米国大洋大気庁が見通しを示したものだ。この現象の発生で、リマはこの15年でもっとも暑い夏となるという。最高気温は摂氏35度に達し、水不足が深刻化するおそれがあるとした。


【チリ】

■バチェレ、ニュブレ昇格にサイン BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領は20日、ニュブレの新州昇格法案にサインした。第8(ビオビオ)州のニュブレを第16州として独立させるもので、新たな州都はチジャンとなる。州となるのは2年以内となる見通しだ。国内では第14(ロス・リオス)州、第15(アリカ・パリナコタ)州と、新たな州の導入が相次いでいる。

■バルパライソのメトロ、運転再開 BioBio Chileの記事
第5州都バルパライソとリマチェを結ぶメトロ(電車)が20日、2週間ぶりに全線で運転を再開した。地域一帯が悪天候に見舞われ、同路線に被害が生じ、運転が見合されていたものだ。この日から運転は再開されたが、通常よりもスピードを落としているため、より時間を要する状態となっている。


【アルゼンチン】

■イタリア広場で爆発 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、パレルモのイタリア広場で20日15時頃、爆発があった。現場となったのは広場に面するキオスコ(売店)で、この店はその後炎上した。この火災により、70歳の男性が顔に火傷を負い、病院に搬送されている。この爆発はデジタルカメラのバットリーの不具合から起きたとみられている。

■青ドル、15.20ペソに La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は20日、10センターボ上昇して15.20ペソとなった。市場側によるとドル高圧力が増しており、昨年記録した青ドルの最高値を、近く更新する可能性もあるという。ブエノスアイレス市内ではこの日、ドルが15.30ペソで売られたケースもあった。一方の正規レートは1ドルは9.26ペソとなっている。

■鉄道、スト圧力 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道では、スト圧力が増している。鉄道員の労働組合が、賃上げなどを求めている動きで、早ければ来週にも、24時間のストライキが行なわれる可能性が高まっている。この件について労働省が斡旋を行なっているが、労使間の歩み寄りは今のところみられないという。

■ソル航空、ARのフィーダー路線運航へ Pulso Turisticoの記事
ロサリオをベースとするコミュータ航空会社、ソル航空が、アルゼンチン航空のフィーダー路線をこの9月から担当するという。同社は保有するエンブラエル機などを使用し、アルゼンチン航空のハブ空港からの地方路線を運航する。チケットの販売を相互に行ない、関係を強化する方針だ。


【エクアドル】

■コトパクシ山から火山灰 El Universoの記事
キトから45キロ、コトパクシ山から灰が噴出された。標高5897メートルのこの火山は活動を増しており、政府は火口近くに戒厳令を発令している。観測機関によると20日、灰の噴出が確認され火口に近いコミュニティでは今後、降灰に至る可能性が高いという。20日、この火山の噴火を想定した訓練がラタクンガなどで行なわれた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■TKもパナマへ Caracol Radioの記事
ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)もパナマに乗り入れる。同社は来年2月から、イスタンブール-パナマ線を週3往復の体制で就航することを明らかにした。使用機材はボーイング777-300ER型機だ。パナマへは先週、エミレーツ航空がドバイとを結ぶ世界最長路線の就航を明らかにしたばかりだ。

■ブラジルの経済活動、さらに悪化 El Universoの記事
ブラジルの経済活動は、さらに悪化している。中央銀行がこの6月時点の経済活動指数を発表したが、この数字は5月の数字から0.58%のマイナスとなっている。第二四半期のこの数字も、前の四半期に比して1.89%のマイナスだ。同国では景気減速に加え、国外からの投資が冷え込んでいる。

■マナグア、サント・ドミンゴ祭 ABC Newsの記事
ニカラグアの首都マナグアでは、サント・ドミンゴ祭が開幕した。毎年8月に行なわれるこの祭は、守護聖人に感謝、祈りを捧げるものだ。1885年に3インチほどのサント・ドミンゴ・デ・グスマン像が見つかったことから始まったもので、インディヘナ(先住民)の長や赤、黒い装束の悪魔が踊るなどの姿が見られる。祭は10日間の予定だ。

■クルーズ船から米国女性が転落 La Tribunaの記事
ホンジュラス沖のカリブ海を航行していたクルーズ船から、米国籍の65歳の女性が海の中に転落し死亡したという。現場はロアタンの北東5マイルの地点で、この船はケイマン諸島に向かっていた。現在ホンジュラスの警察と海軍が、この事態が事件なのか、事故なのかを含め、調べを進めている。

■シウダー・デル・エステ線は9月26日から ABC Colorの記事
アマスソナス・デル・パラグアイのアスンシオン-シウダー・デル・エステ線は、9月26日からの運航となる。同社はボリビアのアマスソナスとスペイン企業が合弁で設立したものだ。アスンシオンを起点とし、使用するボンバルディア機がアスンシオンに到着したばかりだ。同路線は片道30分で、運賃は80~100ドルを予定している。