2015.08.22

【ボリビア】

■マジャサに原子力施設 El Deberの記事
ラパス郊外のマジャサに、原子力技術研究開発センターが新たに設けられる。政府が20ヘクタールの用地確保のための法案を議会に提出したものだ。政府は電源開発の一環で2025年までに原発を国内に設ける方針を示している。この施設は技術研究や能力開発に特化したもので、周辺への放射性物質汚染の可能性はない、と政府は説明した。

■エボ「海が戻ればチリに輸出」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアに海が戻れば、チリに対する天然ガスの輸出が行なわれる、と述べた。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領がチリへの輸出の可能性に触れ、センシブルな問題だけに国内でさまざまな反応がある。モラレス大統領は、天然ガス輸出の前提は両国関係の正常化で、このためには海岸線問題の解決が欠かせないとの立場を示した。

■10月に温暖化対策会議 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領はこの10月10~12日に、コチャバンバ県のティキパヤで地球温暖化、気候変動対策会議を開くことを明らかにした。「生きることと同時に、母なる大地に対する責任も人類にある」とモラレス大統領は、この開催理由について述べた。世界各国に対し、この会議に参加するよう、呼びかけを行なうという。

■ボリビアはクーデターを認めない El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は「クーデターは認めない」と異例の言及をした。隣国ブラジルでは景気悪化と汚職の問題から、ジルマ・ルセフ政権の求心力が急速に低下している。同国ではクーデターなどの不穏な動きがあるとの観測があり、モラレス大統領はこうした動きにくぎを刺したものだ。

■コカ葉農家、MASの報復を告発 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家らが、与党MASによる「報復」を告発した。先週末、この地域で違法作付けコカ葉の掃討展開が行なわれたという。対象となったのは、反政府の立場をとるコカ葉農家ばかりで、MASが報復したと農家側は主張している。エボ・モラレス大統領は同地方のコカ葉農家出身で、多くのコカ葉農家は政権を支持している。

■コルテス大統領、来暮を発表 La Razónの記事
パラグアイのオラシオ・コルテス大統領のボリビア訪問が、正式に発表された。同国外務省が明らかにしたもので、24日にタリハ県ヤクイバを訪れる。この地に原油の分離施設が稼働し始めるもので、式典に参列するとともに、エボ・モラレス大統領との会談も予定している。エネルギーを通じ、ボリビアとパラグアイの関係が強まっている。

■コスト増でレーダー調達できず Página Sieteの記事
レイミ・フェレイラ国防相は、航空レーダー調達計画が暗礁に乗り上げていることを明らかにした。政府は航空需要の増加や薬物輸送機監視のため、新たにフランスから航空レーダーを購入する計画を立てていた。しかしこのコストが2億ドルと、当初予定から2200万ドルも上昇し、資金調達の問題から計画そのものがストップしている状態だという。

■上半期の航空輸送、134万人 Erbolの記事
ボリビアの今年上半期の旅客航空便の利用総数は、134万8425人だった。民間航空局が明らかにしたもので、この数字は前年同期の109万6562人から23%の増加となっている。この2月にアエロコンが運航停止したが、参入から1年半のエコジェットが47%増加するなど、十分カバーした。最大手の国営ボリビアーナ航空(BoA)のシェアは、74%となっている。

■ワヌニ、粉砕機の事故 El deberの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山で、粉砕機の事故で労働者2人が死亡した。事故を起こしたのはポールミルと呼ばれる機械で、点検などを行なおうとした2人が近づいたところ、誤って稼働させたという。現在、事故の経緯や安全管理の不備の有無などについて、調べが進められている。

■キロガ氏、海については共闘 La Razónの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、海の問題については、「仇敵」であるエボ・モラレス政権と共闘する。政府はチリに海岸線を求めており、政府が作成した「海の本」をオルーロ県のタンボ・ケマードの国境などで配布している。キロガ氏はこの「海の本」を訪問予定のブラジル、メキシコに持っていくことを明らかにした。この問題に限っては、政府に協力する姿勢だ。

■サンタクルス、空模様が落ち着く El Deberの記事
サンタクルスの空模様は21日、落ち着きを取り戻した。熱帯地方のこの町だが、雨と寒さがしばらくの間続いてた。21日にこの状況が改善し、気温も摂氏30度まで上昇した。市内のプール施設は、久しぶりに多くの市民で賑わったという。この空模様は、週末にかけて続く見通しだ。

■オルーロ、ようやく起工式 La Patríaの記事
オルーロでは20日、テレフェリコ(ロープウェイ)の起工式がようやく行なわれた。諸般の問題から着工が遅れていたものだ。このテレフェリコは市内中心部と、聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶものだ。全長は850メートルで、16本の支柱が建てられる。参列した知事は、施工するポマ社に対し、来年のカルナバルまでの完成を求めた。


【ペルー】

■ウマラ、タマゴを投げられる Los Andesの記事
オリャンタ・ウマラ大統領は、タマゴや石を投げられた。大統領は21日、新たな公共事業の起工式のためアンカッシュ県のチンボテを訪れた。この場で一部の市民がこの行為に及んだもので、この際市民らは「嘘つき、汚職」などと叫んだ。治安部隊がこれらの市民を取り押さえ、大統領にも負傷などはなかった。

■リマ造幣所の1ソル硬貨 El Comercioの記事
中央銀行(BCR)は、リマ造幣所をデザインした特別仕様の1ソル硬貨を発行した。1565年にスペインにより建造されたこの施設は、南米でもっとも古い造幣所だ。450周年を記念して発行したもので、発行枚数は2千万枚だ。BCRは国内の文化財や自然資源などを描いた特別仕様の1ソル硬貨の発行を、シリーズ化している。

■クスコ-マチュピチュ、安全策 Gestiónの記事
交通通信省は、クスコとマチュピチュを結ぶ動線での安全策の強化方針を示した。インカの古都クスコと、国内随一の観光地マチュピチュを結ぶルートは、国内観光の生命線だ。事故や事件を防ぎ、観光客の安全を担保するため、この全長230キロにわたるルートで警察官のパトロール強化などの対策をとる。

■ピウラで衝突、1人死亡 RPPの記事
ピウラで農業会社ナトゥクルトゥーラ社の農業者らと警官隊との間の衝突があり、1人が死亡、1人が重傷を負った。この事態はモロポン郡のラ・マタンサで起きたものだ。農業者らは賃金払いなどを求め、道路を封鎖したが、警官隊がこれを強制解除しようとしたという。死亡したのは28歳の男性で、腹部に銃弾を受けたことが死因とみられている。


【チリ】

■バチェレ、パラグアイへ La Terceraの記事
ミチェル・バチェレ大統領は20日、パラグアイを公式訪問した。現地時間19時、大統領は専用機で、アスンシオンの空港に降り立った。21日朝には大統領府で、オラシオ・カルテス大統領と会談し、通商や経済などについて意見を交わしている。またこの場で、パラグアイ産品の輸出に、チリの港湾を使用するよう、バチェレ大統領は呼びかけた。

■アメリカン、チケット投げ売り BioBio Chileの記事
アメリカン航空のチケットが、システムエラーで一時「投げ売り」状態となった。20日、30分間にわたりサンティアゴと米国を結ぶ線のチケットが5~7万ペソ(71~100ドル)で販売された。アメリカン航空側はこの「誤った状態」が起きたことを認めた上で、この低価格で販売されたチケットが、通常通り使用できることを保証した。


【アルゼンチン】

■青ドル、今年最高値 La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」が21日急伸し、今年最高値を記録した。この日、青ドルは20センターボ上昇し、15.35ペソとなっている。過去最高値は昨年9月に記録した15.95ペソで、この数字に60センターボに迫った。一方の正規レートはこの日、1センターボ上昇して9.27ペソとなっている。

■タマネギ、ロンドンより高い La Nacionの記事
現在のブエノスアイレスでのタマネギ価格は、物価が高いロンドンやニューヨークを上回っている。市内ではタマネギ価格が上昇し、市民の間で買い控えが起きていることが報じられた。市内での価格はキロ当たり40ペソで、現在のレート換算でロンドンの10ペソ、ニューヨークの20.5ペソ、ベルリンの19.25ペソを上回っている。

■サラド川、また水位上昇 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州を流れるサラド川の水位が、また上昇しているという。この川では先週、増水から氾濫に至り、レデスマやチャスコムス、カステリ、ドローレスなどで洪水が発生したばかりだ。一度低下した水位がまた上昇しつつあり、流域一帯に懸念が広がっている。今の時点で再びの氾濫は起きていない。

■AR、サンルイス線を増便 Agencia Noticias San Luisの記事
アルゼンチン航空は、ブエノスアイレスとサンルイスを結ぶ路線を、9月1日から増便する。同社は現在この路線を1日1往復運航しているが、これをこの日から2往復に増やす。この路線は以前は2往復運航されていて、サンルイス側の陳情を受け、もとの体制に戻すことになったものだ。

■ArBus、エセイサにも La Razónの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港にも、ArBusが路線を開設する。このサービスは昨年8月から、市内中心部とホルヘ・ニューベー空港を結ぶ区間で開始されていた。現在はレティーロやパレルモとアエロパルケを結ぶ路線で、片道運賃は30ペソだ。エセイサ国際空港への路線の運転開始時期や運賃などはまだ分かっていない。

■リネアE、深刻な状態 Infonewsの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアEは、深刻な状態にあるという。スブテとプレメトロの労働組合連合が指摘したものだ。同路線ではメンテナンスの不足、不備などから、今後車輌の運転に支障が生じる懸念があるという。組合側は、このままいけば現在の運転本数の確保も難しくなると警告した。


【エクアドル】

■コトパクシ、灰は南西方面へ El Universoの記事
キトから45キロの、コトパクシ火山からの灰は、南西方面に到達している。標高5897メートルのこの火山は活発化しており、河口から灰やガスの噴出が相次いでいる。今の時点でこの活動による、キトやラタクンガの空港への影響は出ていない。21日、ラタクンガでは火山活動活発化を想定した、訓練が実施されている。


【コロンビア】

■エヘ・カフェテロでM4.2の地震 El Paísの記事
21日朝9時16分頃、エヘ・カフェテロで地震が起きた。観測機関によると震源は、コルドバから5キロ、アルメニアから12キロの地点で、震源の強さはマグニチュード4.2、震源の深さは30キロだ。この地震の揺れはアルメニアやペレイラなどではっきりと感じたが、人や建物への被害は報告されていない。

■ネバド・デル・ルイス、地震が増加 Caracol Radioの記事
国内有数の活火山、ネバド・デル・ルイス火山の活動によるとみられる地震が増加している。観測機関によると20日、アレナスクレーター付近を震源とする、深さ2.5キロ以内の地震が相次いだという。この火山は1983年の噴火時、河口に近いアルメロの町が壊滅し、2万人を超える死者を出している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルサルバドル、8月の殺人508件 La Razónの記事
エルサルバドルではこの8月1~20日に発生した殺人件数が、実に508件に達しているという。同国の法医学機関が明らかにしたもので、この数は前年同期比で41件多い。この期間、1日あたり26.73件の殺人が起きていることになり、この数はほかの月よりもおよそ10件多い。同国では犯罪組織が暗躍し、人口当たりの殺人発生率が高い状態が続いている。