2015.09.01

【ボリビア】

■大臣と大使、汚職疑惑で辞任 La Razónの記事
ネメシア・アチャコリョ農村開発相と、在パラグアイのロセンド・アルピリ大使が、そろって辞任した。両者について、インディヘナ基金を舞台とする汚職の疑惑が持ち上がっている。架空のプロジェクトへを立ち上げ、その資金をかすめ取る手口で、同基金内部への捜査が続けられている。この捜査の途上で、この2人への贈賄の疑いが浮上した。

■アチャコリョ大臣、関与を否定 Página Sieteの記事
31日、辞任を発表したネメシア・アチャコリョ農村開発相は、汚職事件への関与を全否定した。インディヘナ基金の架空プロジェクトにからむ汚職で、同大臣が資金供与を受けたとの疑いが浮上している。同大臣は会見で「1ボリビアーノたりとも受け取っていない」と疑惑を否定したが、政権への影響を考え辞任を決断したと語った。

■原子力センターはマジャシージャ Página Sieteの記事
政府はあくまで、原子力センターをラパス近郊のマジャシージャに建設する方針だ。地域住民の反対運動の高まりから、この計画をサンタクルス近郊の町に変更することが検討されているとの報道があった。エネルギー担当のオルテンシア・ヒメネス副大臣はこの報道を否定し、マジャシージャ以外の立地は考えていない、とした。

■原子力、ブラジルとフランスからも協力 La Razónの記事
政府が計画を進める原子力エネルギー開発について、ブラジル、フランス両国からも協力を受け入れるという。政府は2025年までに原発を稼働させる目標で、すでにアルゼンチンとロシアからの協力の約束を取りつけている。今回、実績のある2カ国からさらなる約束を取りつけ、この計画を進める姿勢をさらに鮮明にした。

■1~7月の輸出、30.7%減 Los Tiemposの記事
ボリビアからのこの1~7月の輸出額は54億4800万ドルと、前年同期比で30.7%もの落ち込みを記録した。国立統計機構(INE)が明らかにしたもので、前年同期の輸出額78億6700万ドルから、実に24億ドルも減少したことになる。原油、天然ガスと鉱産物の価格低下と、世界的な景気悪化の影響とみられる。

■タリハでエネルギー会議 Página Sieteの記事
ラテンアメリカエネルギー機関(OLADE)の国際会議がこの10月、タリハで開催されるという。ルイス・アルベルト・サンチェス大臣が明らかにしたもので、域内27カ国のエネルギー担当閣僚らが一堂に会する見通しだ。この会議は10月26日から30日まで、タリハ市内のロス・パラレスホテルを会場に行なわれる。

■ポトシ市、観光被害は甚大 Página Sieteの記事
ポトシ市の観光被害は甚大だった。この7月、市民団体が政府に要求を突きつけ、28日間にわたるストを行なった。このためポトシ市を訪れる観光客は激減し、ストが終了した今も影響が残っているという。民間企業の団体によると、このストによる観光業への被害は4~5百万ドルと見積もられる。ポトシは社会闘争が多く、その都度観光業が被害を受け続けている。

■フリアカ事件、容疑者にボリビア人 Página Sieteの記事
ペルー、プーノ県のフリアカ空港で起きた強奪事件で逮捕された容疑者の中に、ボリビア国籍の男1人が含まれていた。空港滑走路内に侵入した武装強盗団が、プロセグールの車輌を襲い現金と金塊を奪ったものだ。ペルーの警察はこの事件に関与した疑いで6人を逮捕したが、このうちの1人がボリビア国籍であることを確認したという。

■オルーロ空港、危機的状況 Página Sieteの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港は危機的状況にある。利用低迷を理由にアマスソナスが撤退し、また今年初めにはアエロコンが運航停止した。現在、ボリビア空軍航空(TAM)が週3便を乗り入れているが、利便性の低さからこの利用も低迷している。2013年2月にオープンした同空港は、負の連鎖が続き、まさに空港存続の危機にある。

■オルーロ、空路回避はコストパフォーマンス Página Sieteの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港発着航空便の利用回避の最大の理由は、コストパフォーマンスだという。アマスソナスは利用低迷からイキケ線を運休した。オルーロとイキケの間を移動するビジネス客は多いが、コストなどを考えると空路利用のメリットがほとんどなかったという。


【ペルー】

■キヌア、競争時代へ El Comercioの記事
キヌア市場はこれから、本格的な競争時代に入る。ペルーは今年、輸出量トップをボリビアから奪還したが、この地位は安泰ではない。世界的需要の増加の一方、生産国も増えており、品質や一次加工など新たな付加価値が必要となることが予想される。競争相手のボリビアは今年、「キヌア乳」の生産を開始しており、ペルーも新たな手を打つ必要がある。

■エル・ニーニョ、プラスの側面も La Repúblicaの記事
ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象には、プラスの側面もあるという。この現象が起きると、世界的に異常気象に見舞われる傾向が指摘されるが、ペルー北部では農業や畜産業において、好ましい状況をもたらすこともある。しかし一方でシエラ(アンデス)では雨が極端に増える傾向で、自然災害を誘発する危険性が高い。


【チリ】

■スカイ航空、安全性に問題なし Diario Pymeの記事
LCC化を打ち出したスカイ航空は、便の安全性には支障がないと断言した。国内2位の同社は今後1年をかけLCCに転換する方針を示し、この4日からは機内食が有料化される。同社はバス並みの運賃を導入する方針だが、利用者から不安の声が上がった安全性については「これまでと変わらない」とした。流通大手傘下の同社は、国内ではLAN航空に次ぐ存在だ。

■チンバロンゴでバス事故 BioBio Chileの記事
第6(オイヒンス)州のチンバロンゴで31日未明、バス事故が起きた。第8(ビオビオ)州のチジャンからサンティアゴに向かっていたエメブス社のバスの便が、国道5号上でトラックと衝突したものだ。この事故で運転手の男性が死亡し、その後重症となっていた20歳の乗客男性も死亡した。このほか49人が負傷し、病院に運ばれている。


【アルゼンチン】

■ロカ線、90日運休 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線は7日から、90日間運休する。休止となるのはコンスティトゥシオン駅とラ・プラタを結ぶ便だ。交通省によると、この路線の電化工事と56キロ区間の複線化工事のための措置だという。現在、両地点間の移動には80分かかるが、工事終了後は55分に短縮される見通しだ。

■青ドルは続落 La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は31日、続落した。先週初めに過去最高値を記録した青ドルだがその後下落に転じ、この日は4センターボ下がり、15.43ペソで終えている。一方の正規レートは9.30ペソのままだ。この日のブエノスアイレス株式市場は、0.43%の下落だった。

■搭乗拒否でARに賠償命令 Uno Entre Ríosの記事
司法はアルゼンチン航空に対し、アルゼンチン国籍の男性への賠償支払いを命じた。この男性は2003年と2005年の2度にわたり、同社から搭乗拒否を受けたという。この男性の名前が、国際手配されたテロリストと同じだったことが理由だが、司法は確認を怠ったとしてアルゼンチン航空側の責任を認めた。

■コルドバ、国際線到着者が減少 La Vozの記事
この第2四半期(4~6月)、コルドバの空港に国際線の便で到着した人は、前年同期比で16.3%減少した。空港の管理側が明らかにしたもので、到着者数は1万737人だったという。この空港の利用者のおよそ30%を占めるビジネス客が18%減少したことが響いたと分析されている。

■自転車盗難保険、発売相次ぐ Clarín.comの記事
国内では損保会社による、自転車盗難保険商品の発売が相次いでいる。ブエノスアイレスやコルドバ、ロサリオなど都市部を中心に、日常的な交通機関として自転車を利用する人が増えている。しかしその一方で自転車の盗難事件も激増しており、これに対応した動きだ。

■マリファナ押収量が10倍に La Nacionの記事
エントレ・リオス州では、この8月のマリファナ(大麻草)摘発、押収量が前年同月の10倍に達したという。昨年8月に同州内で押収された量は1250キロだったが、今年はすでに11トンに達している。同州は、マリファナが合法化されているウルグアイと接しており、同国から国内に向かうマリファナの輸送ルートとなっている可能性がある。


【エクアドル】

■エスメラルダス油流出、未だ不明 El Universoの記事
エスメラルダス県の海に油が流出した原因などは、依然として分かっていない。ムイスネ、サンフランシスコ・デ・カボなどの海に油が浮いていると漁業者らが指摘し、回収作業が行なわれているものだ。ペトロエクアドルの職員が現地を訪ね、原因調査を進めているが、まだ判明していない。

■コトパクシの灰、西方向へ El Universoの記事
コトパクシ火山から噴出された灰は、西から北西方向に降っている。安全省が31日明らかにしたものだ。標高5897メートルのこの火山は活発な状態で、灰や火山性ガスの噴出が続いている。31日の時点でピチンチャ県とコトパクシ県一帯に、灰が降っているという。今の時点でキト、ラタクンガの空港に影響は出ていない。


【コロンビア】

■ベネズエラ人、コロンビアへの帰化は可能 Caracol Radioの記事
国境地域で「経済戦争」による国境封鎖の影響を受けるベネズエラ人は、コロンビアへの帰化がかのうだという。マリア・アンヘラ・オルギン外相が明らかにしたものだ。この危機で影響を受け、コロンビアに留まりたいベネズエラ人や、コロンビア国民と結婚した場合などは、コロンビアの国籍を得られ、国内にとどまることができる、とした。

■送還の5人、水痘感染 Caracol Radioの記事
ベネズエラから送還された5人が、水痘(水疱瘡)に感染していることが明らかになった。保健省によると、この5人は国境のプエルト・サンタンデール、ククタでこの感染が確認されたという。いずれもベネズエラ、タチラ州から送還されたもので、ほかの送還者への感染拡大が懸念されている。経済戦争を受け、ベネズエラから送還された人は千人を超える。

■ラ・ヌビア空港、灰の影響続く Caracol Radioの記事
マニサレスのラ・ヌビア空港は30日、8時間にわたり閉鎖された。この空港に近いネバド・デル・ルイス火山の活動により、この空港に火山灰が降ったためだ。朝8時から16時にかけ、同空港は閉鎖され、ボゴタなどとの間の便はペレイラの空港に迂回した。同空港はこの火山活動の影響を受け続けている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パナマ、仲裁に意欲 Caracol Radioの記事
「経済戦争」による国境の混乱が続くコロンビア、ベネズエラ間の仲裁について、パナマが意欲を示している。イサベル・デサント・マロ・デ・アルバラード外相が、コロンビアのマリア・アンヘラ・オルギン外相と会談し、明らかにしたものだ。パナマ側は両国のこの状況に強い憂慮を示し、平和的解決に向けてパナマも尽力したいと述べた。