2015.09.19

【ボリビア】

■1月31日に国民投票へ El Deberの記事
来年1月31日に、憲法改正の是非を問う国民投票が行われることになった。政府が承認したもので、議会の採択を受け正式決定することになる。現行憲法の規定でエボ・モラレス大統領の再選が認められず、次期選挙出馬を可能とするための改正だ。国民間ではこの改正に反対の声も根強く、野党は改正に「No」をつきつけるキャンペーンを開始している。

■エボ「ハーグを信じる」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はオランダ、ハーグの国際司法裁判所の裁定を「信じて待つ」姿勢だ。ボリビアはチリに対し、平和条約に基づき主権ある海を求めているが、この件についての裁定が24日に出される。この最低の結果は、今後のボリビアの要求に大きな影響を与える。この裁定の言い渡しの場には、エドゥアルド・ロドリゲス前大統領が臨む。

■国連、コカ葉管理強化を求める Los Tiemposの記事
国連はボリビア政府に対し、コカ葉市場のコントロール強化を求めた。アントニオ・デ・レオ氏がボリビアを訪れ語ったものだ。アンデス原産のハーブであるコカ葉は、コカインの原料になることから国連は1961年から禁輸作物に指定している。国内では法令1008号の管理のもとで生産、流通が認められているが、国連側はこの対応を不十分と評価した。

■ダカールラリー決定に安堵 Opinionの記事
ダカールラリー2016のルート決定に、関係者らは安堵している。ペルーの離脱により、来年1月のこのラリーはアルゼンチン、ボリビアの2カ国で開催されることになった。国内は1月7日から9日にかけ、ポトシ県ウユニを中心にオルーロ県南部などがルートに選ばれた。離脱表明からラリー中止の可能性もささやかれていたため、この決定を国内関係者は歓迎している。

■原子力センターの利点を強調 FM Boliviaの記事
エネルギー担当のオルテンシア・ヒメネス副大臣は、ラパス近郊のマジャシージャへの「原子力センター」建設の利点をあらためて強調した。この中でこの立地により国内の科学技術レベルが向上し、地域経済の振興につながると述べた。この計画に対し地元住民が反対運動を起こし、ラパス市や市議会も疑問の声を上げている。

■タリハ空港、10年で4倍に El Paísの記事
タリハ空港の利用者は、この10年で実に4倍に増えたという。この空港の利用者は2005年時点で4万4345人だったが、2014年には16万8080人になり、さらに今年は18万人を超える見通しだ。国営ボリビアーナ航空(BoA)、アマスソナス、エコジェット、ボリビア空軍航空(TAM)の4社がそろい踏みし、利便性が高まったことが背景にあるとみられる。

■ビルビル、4億ドル投資 El Díaの記事
政府はサンタクルスのビルビル国際空港のインフラ整備に、新たに4億ドルを投資する。公共事業省が明らかにしたもので、この空港の輸送力、貨物扱いのインフラ整備を図るという。同空港は国内最大規模で、政府は地域のみならず南米のハブ化を図る姿勢を示している。この投資を受け、世界最大の旅客機であるエアバスA380の就航も可能となる。

■洞窟生活の3歳児を保護 La Razónの記事
オルーロで、洞窟で生活していた3歳の男児が保護されたという。青少年保護局が明らかにしたもので、この男児は夜間、食料を探しにサンホセ地区のゴミ置き場を徘徊しているところを発見、保護された。洞窟ではアルコール中毒の両親と寝起きしていたが、この両親は育児放棄状態だった。

■教室の扇風機が落ちる El Deberの記事
サンタクルスの学校で、教室の天井に設置されていた扇風機が落下する事故が起きた。この事故が起きたのはプラン・トレス・ミルのギジェルモ・ウィーズ学校だ。授業中にこの事態が発生し、7歳の児童2人が負傷した。このうちの1人は、頭部を切り、4センチを縫う重傷だったという。

■ユンガス道で事故、3人死亡 El Deberの記事
ラパス県のユンガス地方の道路で事故があり、3人が死亡した。18日午前、ラ・アスンタからチュルマニに向かっていたワンボックスカーがコントロールを失い、谷に転落したという。この事故で2歳の幼児を含む3人が死亡し、3人が負傷して病院に運ばれた。ユンガス地方はアンデス高地とアマゾン低地の間の巨大な崖で、道路事情が悪く、事故が絶えない。


【ペルー】

■ナスカの地上絵に個人名 Los Andesの記事
イカ県のナスカの地上絵に、「個人名」がかたどられていることが分かった。文化省が明らかにしたもので、ペリカンの絵のすぐ近くに「DIBUJADO P LUIS TADEO C. DAVID JOSÉ」(ルイス・タデオ・C・ダビド・ホセにより描かれた)と文字が描かれていた。1年以上前の「犯行」とみられ、文化省は文化破壊行為としてこの名前を描いた者を特定し、摘発する方針だ。

■爆発物の通報、実はケーキの見本 Perú21の記事
リマのスルコの住宅地の街路で不審物があるとの通報が警察にあったが、路上にあったのはケーキの見本(サンプル)だった。18日朝、周辺住民から爆発物ではないかとの通報があったという。このスルコでは住宅内や路上で、軍から流出した手榴弾が相次いで見つかっており、市民の間で不安が高まっていた。

■ヤナオルコ、文化遺産に Perú21の記事
カハマルカ県のヤナオルコ遺跡が、国の文化遺産に登録された。文化省の答申を議会が承認したものだ。この地には古代文化の遺跡群があり、この登録により国と文化省がこの保全を行なうことになる。この遺跡に観光開発に向け、新たな道路整備を行なう計画があり、この件にも文化省が関わることになる。

■フリアカ、泥棒がリンチ受ける Correo Perúの記事
プーノ県フリアカで、民家に泥棒に入った20歳の男性が捕えられ、リンチを受けた。この男はワンカネ付近の住宅に深夜押し入り、物色しているところをこの家の住民に捕えられた。周辺住民によりこの男は裸にされ、電柱にくくりつけられ暴行を受けた。アンデスのインディヘナ(先住民)間では盗みは重罪で、このようなリンチが後を絶たない。


【チリ】

■地震犠牲者13人に BioBio Chileの記事
16日19時54分のマグニチュード8.4の地震による死者は13人となった。内務省発表の犠牲者数は12人だが、その後第4州都コキンボのバケダノ地区で新たに1人の遺体が発見された。遺体で見つかったのは市内に住む50代男性で、津波に巻き込まれたとみられている。

■バチェレ「祝うどころではない」 BioBio Chileの記事
18日、ミチェル・バチェレ大統領は「祝うどころではない」と語った。この日はチリの独立記念日で、多くの祝賀行事、イベントが国内では予定されていた。しかし16日夕方、第4(コキンボ)州沖を震源とする大地震が発生し、甚大な被害が出ている。バチェレ大統領は「今は祝いの言葉を述べるべきではない」と語り、被害把握と復興に全力を挙げる姿勢を示した。

■コキンボ地震は今年最大 Publimetroの記事
16日夕方に第4(コキンボ)州沖で発生した大地震は、今年世界で起きた地震の中で最大規模だった。この地震のマグニチュードは8.4で、第4州沖から第5(バルパライソ)州沖にかけての震源が、一気に動いたとみられている。マグニチュード8.0の地震エネルギーはTNT火薬627万トン分で、今回の地震によるエネルギー放出は莫大なものだった。

■M6.0の余震発生 BioBio Chileの記事
16日に第4(コキンボ)州沖で発生したM8.4の地震から1日以上が経過したが、余震とみられる地震が続いている。18日朝6時10分には、第5(バルパライソ)州沖でマグニチュード6.0の余震が発生した。震源はロス・ビロスの西58キロで、震源の深さは33キロだ。この地震で州都バルパライソではメルカリ震度5の揺れを感じている。


【アルゼンチン】

■スシオリ、モラレス大統領と対戦 TN.com.arの記事
次期大統領選に出馬しているブエノスアイレス州のダニエル・スシオリ知事は、ボリビアのエボ・モラレス大統領とフットボールで対戦した。モラレス大統領は、現政権の後継である同氏の選挙応援のためブエノスアイレスを訪れた。無類のフットボール好きであることから、この対戦を通じて選挙に向けたアピールを行なったものだ。

■シアン化合物、14回流出か La Nacionの記事
サンフアン州の鉱山で、シアン(青酸)化合物が14度にわたり、流出した可能性があるという。同州の環境局は、ブリック社が運営するこの鉱山による、川のシアン化合物汚染の調査を行なっていた。この結果、22万4千リットルもの、この化合物を含む汚染水が流れ出した可能性が高いことが分かった。この川からの取水が停止され、流域自治体へ注意が呼びかけられている。

■スブテ駅、不審物騒ぎ La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)駅で18日、不審物騒ぎがあった。この事態が起きたのはリネアAのピエドラス駅だ。駅構内で不審物が見つかり、爆発物である可能性から利用者などが避難し、鉄道の運転も一時休止された。内容は明らかにされていないが、この不審物は後に爆発物ではないことが分かったという。

■プンタ・トンボ、ペンギンの季節 Clarín.comの記事
チュブ州海岸のプンタ・トンボは、ペンギンの季節を迎えている。この地にはこの季節、多くのマゼランペンギンが、産卵のためこの地に到達する。ペンギンの入植地としては、南米最大規模だ。ペンギンが集まり、産卵する様子は、地域に設置されたカメラが映し出し、インターネットで公開されている。


【コロンビア】

■貧困率、28.2%に Caracol Radioの記事
国立統計機関(DANE)は、国内の貧困率が28.2%となったと発表した。昨年7月から今年6月までの統計を示したもので、この間に40万2千人が貧困を脱したことになる。また極貧率は7.9%と、1年前に比して0.5ポイント下がった。貧困層は、4人家族の世帯収入が86万8172ペソ未満の場合に相当する。

■アマゾンで船の事故 Caracol Radioの記事
アマゾン地方で船の事故が起きた。海軍によるとレティシアからプエルト・ナリーニョに向かっていた船が、航行中に難破したという。この船には25人が乗船しており、この事故で1人が死亡、1人が不明、14人が負傷した。この船に乗っていた人々は、政治活動の集会に向かうところだったという。

■欧州ビザ免除、10月から Caracol Radioの記事
欧州連合(EU)のシェンゲン協定加盟国へのコロンビア国民のビザなし渡航は、10月末には実現するという。スペインのホセ・マヌエル・ソリア観光相が18日、明らかにしたものだ。同協定加盟国はコロンビアとペルー国民について、短期滞在のビザを免除することを決めている。この措置は来年からとみられていたが、10月末には実現するという。


【ベネズエラ】

■空軍機、コロンビア国境に墜落 El Universoの記事
空軍機が17日21時過ぎ、コロンビア国境で墜落事故を起こしたという。空軍側が明らかにしたもので、違法飛行の航空機を取り締まるため飛行していたsukhoi-30機が墜落したというものだ。この機には操縦士を含む2人が乗っていたが、いずれも無事だという。8月19日の国境封鎖以降、両国国境エリアでの警戒が続いていた。

■米国、カラカスに注意情報 Caracol Radioの記事
米国政府はカラカスを訪れる邦人に、注意喚起を行なった。同国当局によるとベネズエラ国内では経済悪化にともない、武装集団による強盗などが頻発しているという。この傾向は全土でみられるが、とくに首都圏に顕著に表れている。またこれらの事件の80%は、警察などへの告発すらなされていない現状と指摘している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■コロンビア-ベネズエラ、トップ会談へ Caracol Radioの記事
コロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領と、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の会談が週明けの21日に行なわれる。両国は「経済戦争」により8月19日から国境を封鎖するなど、緊張が続いている。この会談はエクアドル、ウルグアイの大統領立会いのもとキトで行なわれるもので、両国関係改善、打開に向けた一歩となることが期待される。

■対キューバ、通商と旅行の制限を解除 El Universoの記事
米国政府は18日、キューバに対する通商、旅行の制限を解除した。長く続いた経済制裁で、キューバとの通商や自由旅行は制限を受けていたが、両国関係が正常化に向かう中、この制限が撤廃されたものだ。一方、米国からキューバへの送金については、一応の制限がまだ残されている。

■アスンシオン、学生らが行進 El Universoの記事
パラグアイの首都アスンシオンでは18日、学生らが教育改革を求め、市街を行進した。この日、行進に参加した人の数は6千人から1万人にのぼったという。この7月、ローマ法王フランシスコ1世が同国を訪問した際、教育改革を期待する言葉を残しており、参加した学生らはこの言葉の「履行」を政府に求めた。