2015.09.24

【ボリビア】

■ボリビア、裁定を待つ Página Sieteの記事
ボリビア国民は、ハーグの国際司法裁判所の裁定を待っている。ボリビアはチリに対し、平和条約に基づく主権ある海岸線を求め、国際司法に持ち込んでいる。チリの抗弁に対する裁定がボリビア時間24日正午、言い渡されることになった。国内メディアは揃って中継放送する見通しで、政府は「国民全員が固唾をのんで見守る」とした。

■TAM、不透明な会計処理 El Deberの記事
ボリビア空軍航空(TAM)の不透明な会計処理が指摘された。空軍は2007年に旅客機を調達し、これをTAMにリースする形をとったが、TAM側の弁済方式が不適切で、131万ボリビアーノほどの「穴」をあけたとみられるという。TAMは空軍の一部門ながら商業航空便を運航しており、民間航空局の指導を受けないイレギュラーな体制を続けている。

■レビジャ、マジャシージャ議論 Correo del Surの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、近郊のマジャシージャへの原子力センター立地の是非について、各方面で議論を起こす方針だ。政府が計画するこの立地について地元が反対し、同市長は政府や専門家に説明を求めていた。同市長は各方面に働きかけを行ない、市議会や各地方議会、財界などでの議論を促す姿勢だ。

■オルーロ、奇形動物を報告 Eju.tvの記事
オルーロ県サウカリ郡の環境委員会に、奇形動物の実態が報告された。同地域ではラクダ類やヒツジなどの家畜の飼育が盛んだが、奇形の誕生が相次いでいるという。この中には、足が十本あるヒツジの事例も含まれている。農家や環境団体は、周辺の鉱山からの廃水が川や地下水を汚染し、この事態を引き起こしているのではないかとの見方を示している。

■スクレ、拉致新生児を保護 El Deberの記事
スクレの病院から連れ去られた新生児が発見、保護された。15日、市内の産院からこの新生児の姿が消え、防犯カメラに不審な女の映像が残されていた。警察は拉致事件として捜査を行ない、この女を特定、逮捕し、新生児を無事保護したという。DNA検査行ない、連れ去られた新生児であることは科学的に確認された。

■キヌア、中国市場へ La Razónの記事
農村開発省は、国産キヌアの中国市場への輸出拡大を図る方針を示した。2013年の「国際キヌア年」をきっかけに国際需要が高まったが、ブーム終焉とペルーでの大増産で、国産キヌアの価格暴落が起きている。同省は中国での消費拡大を図り、国産キヌアを同国に広く売り込む方針だという。

■国連、インディヘナ権利に言及 Página Sieteの記事
国連は、ラテンアメリカのインディヘナ(先住民)やナティーボの権利に異例の言及を行なった。インディヘナの会議の場で触れられたもので、地域全体に対するものだが、ボリビアの政策をある程度念頭に置いたものとみられる。政府はこの5月、自然保護区内での資源開発を可能とする政令を公布し、保護区内のインディヘナらが反発していた。

■ラパス、シマウマの能開 La Razónの記事
ラパス市は、市内で働く「シマウマ」たちの能開事業を進める。市内ではシマウマのきぐるみの若者が、市内で交通指導などを行なっている。市側が若者の雇用促進と、市民の交通マナー向上を図るため導入した独自事業だ。このシマウマたちが、さらに能力を開発させるため、新たな教育プログラムなどを設ける事業を今後、進める。

■アラライ、非常事態 Página Sieteの記事
コチャバンバ市に隣接するアラライ湖一帯に、非常事態が発令された。この付近では山林火災が発生し、アラライ湖のトトラと呼ばれる葦が大量に焼失した。焼失面積はすでに30ヘクタールにのぼっているが、火は未だコントロールされていない状態だ。コチャバンバや周辺の消防が協力し、消火活動を行なっている。

■オルーロ、スルビ問題で話し合い La Patríaの記事
オルーロでは「スルビ問題」が話し合われる。スルビはコチャバンバなどとの間を往復する乗り合いタクシーだ。市内のバスターミナル近くに乗り場があるが、市側が認めたものではなく、またこの停留所付近で交通渋滞が起きやすくなっている。市側とターミナル、さらに業者らが事態の平常化に向け、意見を出し合うことになった。

■錫輸出益、31.8%減 Página Sieteの記事
ボリビアの鉱産物輸出による利益が、大きく減少している。今年1~8月の実績と、昨年同期を比較したものだ。オルーロ県を中心に産出されている錫(スズ)の影響がもっとも大きく、31.8%ものマイナスとなっている。中国での需要減少に加え、国際価格の低下が追い打ちをかけた。錫以外の鉱物も19.1%の減少となっている。

■インティライミ鉱山、馘首撤回を求める La Patríaの記事
オルーロ県のインティライミ鉱山の労働組合が、馘首した労働者の復帰を求めている。同社はこの5月、労働者の馘首を行なったが、組合側は違法な首切りに相当するとして反発し、これらの労働者の復帰を要求した。馘首されたのは30人で、組合側はこの要求行動のためストを行なうことも視野に入れている。


【ペルー】

■クスコ県でヘリ墜落 La Repúblicaの記事
クスコ県のオリャンタイタンボ近くに、ヘリコプターが墜落した。事故を起こしたのはクスコからキジャバンバに向かっていたヘリフライト・ペルー社の機体だ。操縦士や乗客など5人全員が死亡し、身元の確認作業が行なわれている。現場で機体はバラバラになっており、遺体はすべて焼けていたという。事故原因についてはまだ、分かっていない。

■デサグアデーロ、越境を告発 Los Andesの記事
プーノ県のデサグアデーロの元首長、パレルモ・カリサヤ・ペレイラ氏が、ボリビア側による越境を告発した。ティティカカ湖畔のこの町は両国国境にあるが、同地域内にボリビア側の農業層が違法越境し、農地を広げているという。違法開拓された農地は、すでに25ヘクタールに及んでいると同氏は指摘した。


【チリ】

■女性の遺体発見、死者14人に BioBio Chileの記事
16日夕方に発生した大地震の被災地で、新たに52歳女性の遺体が発見され、地震と津波による死者は14人となった。遺体はトンゴイの北74キロの海岸で見つかったもので、津波に巻き込まれたとみられている。一方震源となった第4(コキンボ)州の港湾の清掃が進み、あと半月で小型船舶の航行が可能になるという。

■コンコンの津波は2メートル BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州のコンコンの海岸を襲った津波の高さは、2メートルだったという。海軍が、被害状況などを分析し、明らかにしたものだ。ビーチを抱えるこの海岸では、建物施設や船などが津波による被害を受けていた。しかし復旧は早く、地域の8つのサーフィンスクールはすでに、平常営業に戻っているという。

■パプド、クラゲで閉鎖 La Terceraの記事
第5(バルパライソ)州の保健局は、パプドのビーチの一時閉鎖を命じた。観光客に人気の高いこのビーチ一帯で、俗に電気クラゲと呼ばれるカツオノエボシが出現した。このクラゲの触手には毒があり、触れると最悪の場合、命を落とすこともある。同州の海岸ではこのクラゲの出現とビーチの閉鎖が相次いでいる。

■プンタ・アレーナス線で運賃戦争 Mercopressの記事
サンティアゴと第12(マガジャネス)州都プンタ・アレーナスを結ぶ航空路線で、運賃戦争が起きている。国内2位のスカイ航空がLCC化を発表し、10月以降の便について新体制での運賃を発表した。これに最大手のLAN航空も参戦し、同路線でプロモーションを実施する。スカイ航空は片道のもっとも安い運賃で2万7500ペソを提示している。


【アルゼンチン】

■流出シアン、数百万リットルか La Nacionの記事
サンフアン州バラデロの鉱山から流出した、シアン(青酸)化合物を含む汚染水は数百万リットルにのぼる可能性があるという。鉱山を運営するバリック・ゴールド社が、検察に対し明らかにしたものだ。この汚染水はハチャル川に流れ込み、この川一帯での取水が制限される事態となっている。保健局はこれらの川で、人体に影響を与える濃度のシアンは検出されていないと発表した。

■フロリアノポリスへのチャーター運航へ Cadena3の記事
この夏、国内第2の都市コルドバと、ブラジル南部のフロリアノポリスを結ぶチャーター便が運航される。地域の旅行会社がパック商品向けに企画し、アルゼンチン航空が運航するものだ。フロリアノポリスはリゾート地として人気が高く、とくに現在はブラジルの通貨レアルの下落で、アルゼンチンからこの地に向かう観光客が増えると期待されている。

■コルドバの男性がブラジルで不明 Clarín.comの記事
コルドバの30歳の男性が、7月にブラジルを訪れて以降、消息を絶っているという。レオナルド・インディセリョさんは同国北東、フロタレーザから300キロのジェリコアコアラを旅行で訪れた。この地でウィンドサーフィンや魚釣りを楽しんでいるとの連絡を最後に、その後連絡がとれなくなった。レオナルドさんは短期雇用で金を貯め、旅行を楽しむ生活をしていたという。

■BsAs、貧困層の4割は年少者 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの貧困層の実に41.4%は、14歳以下の年少者だという。市の経済局が明らかにしたもので、貧困層の分岐点となる収入以下で暮らす世帯の多くを、こどもが占めることを意味する。この数字は、経済危機が起きた2001年時点の数字を1.1ポイント上回っており、年少者が置かれた現状は悪化していることになる。


【エクアドル】

■パスタサ川で救出劇 El Universoの記事
アマゾン地方を流れるパスタサ川で先週末、救出劇があったという。19日夕方、増水した川により中州からこどもを含む男女20人が身動きが取れなくなった。通報を受けたシェルの警察がヘリコプターを出し、全員を救助したという。日没後は救出が難しくなる状態で、時間的にぎりぎりのタイミングだった。


【コロンビア】

■サンアンドレス島で浸水被害 Caracol Radioの記事
カリブ海に浮かぶサンアンドレス島で、大雨による浸水被害が起きた。22日、およそ2時間にわたり強い雨が降り、小川が氾濫するなどして住宅地を含む複数地域で浸水した。地域行政によると、低地に住む住民など125人が一時、避難したという。水が引くのを待って後片づけを行なうとともに、下水網の掃除を今後行なう方針だという。

■ナリーニョ、コヨーテを逮捕 Caracol Radioの記事
ナリーニョ県で「コヨーテ」が摘発、逮捕された。コヨーテは違法移民を金銭に応じて誘導、指南する業者だ。同県の警察によると、摘発されたのは数人のグループで、外国人をエクアドル国境のイピアレスや、太平洋岸の都市から国内に、違法入国させ、トラックで移動させたという。これらの外国人は北米、とくに米国を目指していたとみられる。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「国境正常化に半年」 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、コロンビア国境が正常化するのに、あと半年は必要との見方を示した。22日夜に語ったもので、「経済戦争」により8月19日から閉鎖状態の国境を正常化するのに、相当の時間が必要としたものだ。同大統領は21日、キトでコロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領と会談し、正常化に向け努力することで合意している。

■カラカス空港使用税、900%値上げ El Universalの記事
カラカスのマイケティア空港の使用税が、実に900%も値上げされる。空港が立地するバルガス州で法令839号が施行されたもので、国際線使用税は現行の570ボリバールから、10月1日からは5100ボリバールに値上げされる。この使用税はこの2月、120ボリバールから570ボリバールに値上げされたばかりだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テリカ火山が噴火 Nacionの記事
ニカラグアのテリカ火山が23日、噴火した。朝8時頃、この噴火が確認され、火口からは大量の灰やガスが噴出された。レオン州など広範囲で、降灰が確認されている。この火山は7月まで活発な状態が続き、噴火活動はおよそ2か月ぶりだ。この火山は首都マナグアの北西112キロにあり、標高は1061メートルだ。

■マナグアで地震訓練 El Heraldoの記事
ニカラグアの首都マナグアでは、大地震発生を想定した訓練が22日、行なわれた。市内の南西60キロ、マサチャパ付近を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生したとの想定で行なわれ、学校や病院、公務員などの100万人が参加した。環太平洋造山帯に位置する同国は、世界有数の地震国の一つで、マナグアも繰り返し大地震に見舞われている。

■アマスソナス・デル・パラグアイ、運航開始 Ultima Horaの記事
アマスソナス・デル・パラグアイが23日、商業運航を開始した。ボリビアのアマスソナスとスペイン企業が合弁で立ち上げた同社は、この日からアスンシオンとシウダー・デル・エステを結ぶ路線を開設した。使用機材は50人乗りのCRJ200型機で、往復運賃は130ドルだが、当面はプロモーション運賃が適用される。