2015.09.26

【ボリビア】

■チリ外相「対話の必要はない」 El Deberの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、ボリビアとの対話について「必要ない」と断じた。24日、ハーグの国際司法裁判所がボリビアがチリに海岸線を求めている件についてチリ側の抗弁を棄却した。これを受けエボ・モラレス大統領がチリに対し対話を呼びかけたが、エラルド外相は「ハーグにもちこまれたことなのに、なぜ対話が必要か」とこれを否定した。

■メサ氏「外交上の勝利」 El Deberの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、ハーグの国際司法裁判所の裁定について「もっとも重要な、外交上の勝利」と表した。24日、ボリビアがチリに海岸線を求めている問題で同司法は、ボリビアにとって「好ましい裁定」を下した。メサ氏は特使的な立場で各国にこの件を説明して回るなど、精力的に動いていた。この裁定を同氏は「感動して」聞いたという。

■副大統領「チリに対する136年ごしの勝利」 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、「チリに対する136年ごしの勝利だ」と語った。ハーグの国際司法裁判所の裁定を受け、発言したものだ。同司法はこの裁定でチリの抗弁を棄却している。副大統領は「これまでチリに負け続け、これが初めての勝利だ」と述べ、今後政府として海岸線回帰に向けいっそうの努力を続ける姿勢を示した。

■チリ、7月16日までに再抗弁 La Razónの記事
チリの国際司法裁判所への再抗弁の提出期限は、来年の7月16日だ。ボリビアがチリに対し海岸線を要求している問題でこの24日、ハーグの同司法はチリ側の抗弁を棄却した。この裁定に対する新たな抗弁の提出がおよそ10カ月後に設定された。次の裁定に向けた、ボリビアの「闘い」も再開する。

■メサ氏「米国との関係正常化を」 La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は政府に対し、米国との早期の関係正常化を注文した。ボリビアと米国は2008年にパンド県で起きた事件をきっかけに大使を召還するなど、関係が悪化したまま膠着している。ハーグの国際司法の裁定を受け、今後の交渉を有利に進めるためには国際社会の後ろ盾が必要で、米国とも関係改善を早急に図る必要があると同氏は指摘した。

■エボ、法王との面会を模索 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、国連総会参加のため訪問する米国で、ローマ法王フランシスコ1世と面会することを模索している。サチャ・ジョレンティ国連大使が明らかにしたもので、この滞在中に言葉を交わす機会を探しているという。またモラレス大統領はチリのミチェル・バチェレ大統領、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領との会談も模索している。

■ボリビアのトラック、チリで事故 El Deberの記事
ボリビアの貨物トラックがチリで事故を起こした。オルーロ県の国境を越え、同国に入ったばかりのトラックがコントロールを失い、衝突し横転したものだ。この事故で運転していたボリビア国籍の男性が死亡している。このトラックは国産の食器類を積み、ボリビアの外港の一つであるイキケに向かっていたとみられる。

■携帯ながら電話、罰則適用へ Página Sieteの記事
ラパスでは週明けの28日から、携帯電話で通話、または操作しながらの自動車運転は摘発対象となり、罰則が適用される。交通局のイバン・キロス氏が明らかにし、市内のすべてのドライバーに注意を促したものだ。ながら運転による事故増加などを受け、この新たな規制が敷かれることとなった。違反者には100ボリビアーノの罰金が科せられる。

■カサ・デ・モネーダ、予算求める Página Sieteの記事
ポトシの文化局は、市内のカサ・デ・モネーダ(造幣博物館)保全のための予算を求めた。ユネスコ世界遺産に登録されるこの施設だが、タイルが落下する事態が報告されていた。文化局はこの事態が重大な文化損失にはあたらないとしたが、同様の事態を避けるための工事、保全が必要として予算を求めた。

■シマウマ、市内ツアー催行へ Página Sieteの記事
ラパスでは、シマウマのきぐるみが案内するツアーが催行されるという。市側の企画によるものでイリャンプ通りやサガルナガ通り、魔女の市場と呼ばれるリナレス通りなどを歩くものだ。このシマウマのきぐるみは若者の雇用開発事業として市内の交通案内、マナー指導などを行なってきたが、新たに観光業にも「進出」することになる。


【ペルー】

■ナスカ「署名」の被害大きい Perú21の記事
ナスカの地上絵で何者かの「署名」が見つかった件で、文化省はこの被害が深刻なものであると発表した。ペリカンの絵のすぐ近くに「ルイス・タデオ・ホセ・ダビドール・ホセ・Q・パオ」と名前が描かれていたもので、文化省はいたずらの範疇ではないとして検察にこの件を告発することを決めた。文化財の破壊行為として、描いた者には重罪が科せられる可能性が高い。

■モロポン、癰6件を確認 El Comercioの記事
ピウラ県のモロポンで、6人について癰(よう)の発症が確認された。癰は黄色ブドウ球菌などによる皮膚感染症だ。ラ・エンカンターダ、チュルカナスの2つのコミュニティで合わせて48人が、この症状を呈していた。県保健局は残る案件についても、感染の有無の確認を進めている。保健省はこれ以上の感染拡大はない、との見方を示している。


【チリ】

■バチェレ、エボと会談か BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領と、ボリビアのエボ・モラレス大統領のトップ会談が、実現する可能性が高まっている。両首脳はそれぞれ、国連総会参加のため米国を訪れる。この機会に、長らく途絶えていた直接会談が行なわれるとみられる。24日にハーグの国際司法が海岸線問題で最初の裁定を出し、さらに会談の機運が高まっている。

■地震避難者1万6千人 La Terceraの記事
16日に第4(コキンボ)州沖で発生した地震と津波による避難者数は現在、1万6056人に上るという。内務省が明らかにした数字だ。コキンボ州内で新たに女性の遺体が発見され、津波被害者と確認されたことから、死者数は15人となった。政府はこの地震を受け、国内に国際的な地震研究拠点を設けることを検討している。


【アルゼンチン】

■シアン流出、9人を起訴へ La Nacionの記事
サンフアン州の検察は、バラデロの鉱山の関係者9人を起訴する方針だ。バリック・ゴールド社が運営するこの鉱山から、大量のシアン(青酸)化合物を含んだ汚染水が流出したことが分かり、環境への影響が懸念されている。この流出に関わったとみられる9人を起訴し、10月6日にも裁判が行なわれる見通しとなった。

■青ドル、最高値更新 La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は25日、過去最高値を記録した。前日に16ペソ台を突破していたが、この日はさらに上昇し、16.06ペソをつけた。昨年8月25日に記録した16.05ペソを上回り、過去もっとも高い水準となったことになる。一方の正規レートは、1ドルは9.35ペソのままとなっている。

■ソル航空、3路線再開 Impulso Negociosの記事
ソル航空は10月19日から、運休していた3路線を再開する。ハブとしているロサリオとコルドバ、ネウケン、コモドロ・リバダビアを結ぶ路線を、新規調達したCRJ機を使用し再開するという。同社は経営上の問題などから、昨年7月からこれらの路線を運休していた。同社は新たに、最大手のアルゼンチン航空とコードシェアを行なうなど、関係性を強めている。

■ブエノスアイレス、病院で爆発 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市内の医療機関で爆発があり、3人が軽傷を負った。25日正午頃、この事故が起きたのはコルドバ通りに面するクリニカス病院だ。この施設の12階にあった、殺菌用のオートクレーブで爆発が起きたという。この事態で、この建物からは入院患者や通院者、医療関係者、事務員などすべての人が一時、避難した。


【エクアドル】

■スーパームーンと月蝕 El Universoの記事
27日、国内各地からは月蝕が見られるという。この日は月と地球の距離が最接近するスーパームーンにあたり、この2つの現象が重なる機会は、次回は2033年だ。グアヤキルの天文台によると国内で観測できるのは皆既月蝕で、19時頃から欠け始め、21時45分から47分にかけて完全に月が隠れ、28日0時33分に元の姿に戻るという。


【コロンビア】

■イピアレス、ガソリン涸渇 Caracol Radioの記事
エクアドル国境の、ナリーニョ県のイピアレスではガソリンが涸渇しているという。ダリオ・ベラ市長によると、ガソリンが十分に供給できず、スタンドでは4万ペソの販売制限が課せられている状態だ。ガソリンの不足は経済活動の停滞にもつながりかねず、同市長は懸念を表明し、各方面に打開を求めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、汚職容疑で判事を在宅逮捕 Caracol Radioの記事
グアテマラで、汚職の容疑で判事が在宅逮捕となっている。22日からこの状態となっているのはエリック・サンティアゴ・デ・レオン判事だ。検察によると同判事は6500ドル相当の現金を受け取り、買収されたという。またこのほかにも収賄の容疑があり、検察は立件に向け、捜査を続けている。

■スタバ、メキシコでも酒類販売か El Universoの記事
スターバックスは、メキシコ国内の店舗でビールやワインなどの酒類を販売することを検討している。同社側が明らかにしたもので、夕方から夜の時間帯に限定で、「若干量の」酒類を販売できるか、検討を進めているという。同チェーン店舗での酒類販売は、米国で実績がある。現在、メキシコ国内には同社店舗は500店ある。

■アラス・ウルグアイ、29日テスト飛行 Espectadorの記事
ウルグアイで運航開始に向け準備が進められているアラス・ウルグアイはこの29日、調達した機体でのテスト飛行を実施する。この日モンテビデオとサンティアゴの間を運航し、さらに10月1日、2日にはアスンシオン、サンティアゴへの別のテスト飛行も予定している。同国では2012年にプルーナ航空が破綻し、今年にはBQB航空も事業をボリビアのアマスソナスに売却している。


【国際全般】

■デルタ航空、クモ騒動 El Universoの記事
デルタ航空の旅客便の機内で、毒グモが逃げ出す騒ぎが起きた。バルティモアの空港からアトランタに向けて離陸した便の貨物室から、毒グモの一種であるゴールデンスターバーストバブーンという種のクモが逃げ出した。このため同機は出発空港に引き返し、乗客らは別の機体に乗り換え、目的地に向かったという。