2015.11.18

【ボリビア】

■OAS、Unasurを招く El Deberの記事
ボリビア選管は米州機構(OAS)、南米諸国連合(Unasur)、欧州連合(EU)に対し、招待状を送った。国内では来年2月21日、憲法改正の是非を問う国民投票が実施される。選管はこれらの機関に、選挙の正当性を見極める監視団の派遣を要請したものだ。また選挙の国際機関Urionaに対しても、監視団派遣を打診している。

■ドリア・メディナ氏、法王の画像を使用 El Deberの記事
実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏が、ローマ法王フランシスコ1世の画像を、「選挙運動」に使用した。来年2月21日、エボ・モラレス大統領の再選を認めるかが焦点の憲法改正に向けた国民投票が実施される。政権と対峙する同氏は、この選挙に「No」を投じるよう求める運動を展開中だ。ツイッターを通じ、法王の手に「No」と書いた画像を使用し、物議を醸している。

■対コカ葉ペース、維持へ El Deberの記事
ボリビア政府は、違法作付けのコカ葉掃討のペースを維持する方針だ。アンデス原産のコカ葉は、インディヘナ文化の上で重要な意味を持つが、同時にコカインの原料になる。国は法令1008号でその栽培と流通を規制しており、違法作付け分の掃討展開を進めている。2014年には2万400ヘクタールを撤去したが、政府はこのペースを維持する姿勢を示した。

■マディディ火災、延焼への懸念 La Razónの記事
ラパス県北部、マディディ国立公園で起きた火災の、周囲への延焼が懸念されている。悪天候による落雷で山林火災が発生したもので、公園側によるとこれまでに100ヘクタールを焼き、今も燃えている。現場からもっとも近い集落まで2キロで、今後人の居住域に影響が生じる懸念が高まっている。

■チャラニャ、行進開始 Página Sieteの記事
ラパス県のチリ国境の町チャラニャの人々が、ラパス市内に向け行進を始めた。この町の人々は、ラパスとを結ぶ国道107号のアスファルト舗装を求めている。道路事情の悪さが、この町の発展を阻害していると主張している。この町にもチリとの国境ポイントがあるが、両国間の国境はオルーロ県のタンボ・ケマードがメインルートとなっている。

■米国への薬物、水際阻止 El Deberの記事
警察犬が米国への薬物持ち出しを、水際で阻止した。ラパスのエルアルト国際空港で、アビアンカ航空の便を乗り継ぎ、米国のワシントンに向かおうとした乗客の荷物から、コカイン14キロが発見、押収されたものだ。訓練を受けた麻薬捜査犬がこの臭いに気づき、この摘発に至ったという。この荷物を持っていた男2人が逮捕されている。

■テレフェリコ現場で古代遺跡 El Deberの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)の建設現場で、古代の遺跡が発見された。昨年開業した3路線に続き、市内では新たに6路線の整備が進められている。ヘルマン・ブッシュ通りの現場で、紀元前100年頃のものとみられる遺跡が見つかり、陶器などが出土したという。現在この工事は中断され、考古学者による検証が行なわれている。

■ラパス、紫外線信号機 P&aacite;gina Sieteの記事
ラパス中心部のエル・プラドに、「紫外線信号機」が設置された。日本の富士山頂と同じくらいの高度のラパスは、平地に比べて紫外線量が高い。この信号機は、色の表示で紫外線の強さを示すもので、市民に対し紫外線への注意を促すものだ。保健局は紫外線が強い時間帯、20分以上日光にあたることを避けるよう市民に啓発している。

■オルーロ、中古衣料業者がデモ La Patríaの記事
オルーロ中心部を、中古衣料業者らがデモ行進した。政府は、中国産などの安い中古衣料の輸入を制限する措置をとっている。伝統的な産業である国内の衣料生産業を擁護するためだ。しかし、販売業者にとっては商品調達ルートが絶たれたことになり、政府に対してこの件についての対話を求めているものだ。

■タクシー運転手襲撃、容疑者が浮上 El Deberの記事
サンタクルスで32歳のタクシー運転手の男性が乗客に刃物で刺された事件で、容疑者として17歳の少年が浮上した。16日午前2時頃、この運転手は市内で背中や肩など15個所を指され、市内の病院で手当てを受けている。警察はこの加害者が17歳の少年であるとみて、現在本人から聴取を行なっているという。


【ペルー】

■コルカ、民家から文化財続々 El Comercioの記事
クスコ県コルカの村人の家々から、文化財級の陶器などが続々と見つかった。文化省が明らかにしたもので、これらの陶器は一般の民家に保管され、または一部は今も使用されていた。同省は288点を確認したが、その多くは7世紀から16世紀につくられたものだった。同省はこれらの文化財を村人から買い取り、考古学の研究に充てる方針だ。

■アテ、リンチから救出 El Comercioの記事
リマのアテで、盗みを働こうとして住民らから取り押さえられた22歳の男が、警察により救出された。この男は住民が寝静まる中侵入し、物色中に捕えられた。裸にされ、電柱にくくりつけられ、まさにリンチを受けようとした際、警察官により身柄が抑えられたという。インディヘナ(先住民)の考え方で盗みは重罪で、都市部でもこうしたリンチが行なわれることは珍しくない。


【チリ】

■パリのテロ、遺体は家族のもとに La Terceraの記事
13日夜、パリで発生した連続テロで犠牲になったチリの3人の遺体は、17日じゅうに家族に引き渡される。バタクラン劇場でのテロで、チリ国籍の61歳女性とその34歳の娘、さらに音楽活動のためこの町に居住している33歳の男性の3人が死亡した。遺体は現在モルグに安置されているが家族に引き渡され、チリに空路で向かう見通しだ。


【アルゼンチン】

■失業率、この28年で最低 La Nacionの記事
国内の失業率は、この28年で最低となったという。国立統計機構(INDEC)が明らかにしたものだ。この第2四半期(4~7月)の失業率は前年同期から1.6ポイント下がり、5.9%となった。この数字は1987年10月期以来の低さだ。地域別で失業率がもっとも高いのはブエノスアイレス州のマル・デル・プラタで、11.8%となっている。

■イグアス、小川が氾濫 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスでは、大雨の影響で小川が氾濫した。17日未明、同地域では2時間で79ミリの降雨があり、この水が流れ込んだタクアラ川が溢れた。この影響で川に近い道路が冠水し、一部の住宅で浸水被害が生じている。この雨と氾濫の影響は、この町の観光地、イグアス国立公園には生じていない。

■米国ビザ申請、1日2500件 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの米国領事部にビザを申請する数は、1日あたり2500件にのぼっているという。同領事館によるとこの10月の月間申請数は3万2千件で、世界各国の領事館の中で中国に続き、2番めに多い。米国に入国するすべてのアルゼンチン国民は、ビザを事前に取得する必要があり、政府は同国にビザ免除規定の適用を求めている。

■捨て子は月に2件 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは「捨て子」がおよそ15日に1度、月に2度ほど発生しているという。先週末、レコレタにある総合病院のトイレに、生まれたばかりの乳児が遺棄される事件が起きた。この事件はさまざまなメディアで報じられたが、報じられない捨て子、遺棄事件は後を絶たない状態にあると警察が指摘した。

■天候、各地で荒れる予想 Clarín.comの記事
気象台は国内の広い範囲に、天候への注意を呼びかけた。17日、国内中部から北部にかけての12の州で大雨や強風、雷などが起きるおそれがあるという。また南部地域でも今後、風が強まる予報だ。ブエノスアイレス市内では朝から雨となっており、今後降り方が強まる予想となっている。


【エクアドル】

■グアヤキル、M5.2の地震 El Universoの記事
17日午前1時16分頃、グアヤス県で地震があり、港湾都市グアヤキルでも揺れを感じた。地質機構によると震源の強さはマグニチュード5.2、震源の深さは54.28キロだ。この地震による人や建物への被害はない。同機構によると、この地震は南米プレートとナスカプレートの境界付近で発生したものだという。


【コロンビア】

■アカンディ、小型機が墜落 Caracol Radioの記事
チョコ県のアカンディで、小型機が墜落する事故が起きた。17日午前10時頃、メデジンから飛来したセスナ402型機が、アカンディ近郊に墜落した。この事故で1人が死亡し、複数の負傷者が出ている。この小型機は、野球のナショナルチーム代表の出迎えのため運航されていたという。事故原因はまだ分かっていない。

■国内、気温5度上昇の可能性 Caracol Radioの記事
コロンビアでは気候変動、温暖化により2100年までに、平均気温が5度上昇する可能性があるという。国連と世界保健機関(WHO)が明らかにしたものだ。この温度上昇で川の氾濫や洪水が相次ぎ、37万人が危機に瀕するおそれがある。また蚊の増加で6400万人にマラリア感染の可能性があるという。


【ベネズエラ】

■国内、タマゴが涸渇 El Nacionalの記事
国内のスーパーや店舗から、タマゴが涸渇してしまった。経済失政から国内では物資不足、品薄が続いているが、このタマゴの涸渇については「行政の責任」を問う声がある。先週政府は、タマゴの価格を3分の1に抑える政策を発表し、このために消費が激増してこの涸渇を招いた。また国内では、伝統的に多用される豚もも肉も涸渇したという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、観光18%増 El Universoの記事
キューバを今年訪れた観光客は、前年比で18%増加しているという。共産党機関紙Granmaが報じたものだ。今年同国を訪れた外国人はすでに300万人を突破している。国地域別でもっとも多いのはカナダの110万人で13%増、欧州は25%増、ラテンアメリカは20%増だ。米国との関係改善で諸外国の国民にも同国イメージが向上したと分析されている。


【国際全般】

■鉱山労働者、41日ぶり救出 El Universoの記事
タンザニアの鉱山で、落盤で閉じ込められていた労働者5人が、実に41日ぶりに救出された。ビクトリア湖近くのシンヤンガにあるこの金鉱山で落盤事故が起きたのは10月5日のことだ。地下深くで閉じ込められた5人は、カエルやゴキブリなどを食べ、飢えをしのいだという。当初閉じ込められたのは20人で、うち14人は脱出したが、事故から15日後くらいに1人は死亡したという。