2015.11.20

【ボリビア】

■エボ「地域最大の原子力センター」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、エルアルトに建設される「原子力センター」がラテンアメリカ最大のものになる、と語った。政府は将来的な原発導入を見据え、この地にこの施設を設ける計画を示している。敷地は15ヘクタールで、ロシア政府がこの建設に関わり、アルゼンチンからも協力を受ける。この建設予算は3億ドルとなる見通しだ。

■副大統領「原子力研究の道」 Página Sieteの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、ボリビアが「原子力エネルギー研究の途上にある」と語った。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、この一環として2025年までの国内原発稼働を目指している。この前段階としてエルアルトに原子力センターが設けられるが、副大統領はこの計画について、エボ・モラレス大統領の先見性と指摘した。

■検察官80人、汚職の疑い La Razónの記事
検察官80人が、汚職などの疑いで捜査を受けているという。最高裁があるスクレで、検察トップのラミロ・ゲレロ氏が明らかにしたものだ。捜査機関の調べで、これら80人は金銭を受けたうえで便宜を図ったり、または適切な任務を果たさなかったりしたという。容疑が固まり次第、それぞれは法的な追及を受ける見通しだ。

■ドリア・メディナ氏、開き直る La Razónの記事
実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏は、開き直りを見せた。エボ・モラレス政権と対峙する同氏は、来年2月21日に行なわれる憲法改正の是非を問う国民投票で「No」の運動を展開している。この際、ローマ法王の写真を不適切に使用したとしてカトリック教会や国民から批判を受けた。同氏は謝罪はせず、この件と国内の民主主義を分けて考えるべきだ、と主張した。

■BoA機、緊急着陸 El Deberの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機が、スペインのカナリア諸島に緊急着陸した。この事態を起こしたのはサンタクルスからマドリードに向かっていたボーイング767型機だ。同社によると、操縦席左側の窓ガラスにヒビが入る事態が起きたという。この事態は、気候的な要因によるものとみられ、緊急着陸による乗客や乗務員への影響はない。

■マディディ、250ha焼失 La Razónの記事
ラパス県北部のマディディ国立公園の山林火災で、すでに250ヘクタールが焼失したという。この火災は、雷が落ちたことで発生したもので、折からの強風で火の勢いは止まっていない。現在消防や軍により、空と陸から消火活動が続けられているが、1時間あたり83メートル、火の範囲が広がっているという。

■ラパス、選挙違反で30人検挙 El Deberの記事
ラパスではこの半月で、選挙違反による検挙が30件に上っている。来年2月21日、エボ・モラレス大統領の再選の是非が焦点の憲法改正の国民投票が行われる。この選挙運動で、選管が禁じている、壁への「Sí」(Yes)や「No」といった文句の掲示など、違反が相次いで摘発されている。

■エボ「柔軟に考えて」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は労働組合連合COBに、「柔軟に考えて」と語った。政府は労働者の生活向上を目的に2013年から、アギナルド(クリスマス手当)の倍払を企業などに科している。COBは全額払いを求めているが、国内の中小零細企業や、不況に直面している鉱山業は、この措置の見直しを政府に求めている。モラレス大統領はこの支払期限を来年4月までとする方針だ。

■チャラニャからビアチャに到着 Página Sieteの記事
ラパス県のチリ国境、チャラニャの人々は、ビアチャに到着した。チャラニャの人々は国に対し、107号の舗装を求め、行進を行なっている。3日をかけてビアチャに到着したもので、今後ラパス市内に向かう。チャラニャ側は道路の脆弱さが社会発展を阻害していると主張しているが、政府側は原資不足を理由にこの舗装には後ろ向きな姿勢だ。

■パネットーネ安全86種 Página Sieteの記事
ラパス市は、安全なパネットーネ(パネトン)86銘柄を発表した。国内ではクリスマスに、このパンケーキが広く消費される。しかしこれが売れる時季に、品質の悪いものが市場に出回ることが毎年繰り返されている。市側はその品質の安全性が確認された銘柄を毎年、この時季に発表している。

■サン・ヘルマン、薬物工場破壊 El Deberの記事
サンタクス県東部のサン・ヘルマンで、違法な薬物工場や勝手に設けられた滑走路9個所が、爆破処理された。警察によるとこの工場では、違法に収穫されたコカ葉からコカインが製造されていたとみられる。また滑走路は、薬物輸送用に手製でつくられたという。サンタクルス県内では、コロンビア系の麻薬組織の暗躍が指摘されている。

■オルーロ、総合病院が限界 La Patríaの記事
オルーロの総合病院「サンフアン・デ・ディオス」が限界を迎えているという。診療を受ける人が増加しているだけでなく、緊急の搬送患者を受けいられる病院がほかになく、この病院のベッドは常に9割以上が稼働している状態だ。医師や看護師などの負担も重く、このままでは町の医療機能が破綻するおそれがあるという。


【ペルー】

■動物虐待防止法が成立 El Comercioの記事
議会は動物虐待防止を目的とした「動物保護法」を満場一致で可決した。今月に入り議会で審議されていたこの法案は、近年国内で増加傾向にある、ペットなどの動物への虐待行為を禁止し、罰則を定めたものだ。摘発された場合罰金が科せられ、その重さによっては最大5年の刑が下る可能性もある。

■タラポト、スピリチャルフォーラム El Comercioの記事
サンマルティン県のタラポトで、「スピリチャルフォーラム」が開催される。世界各地の伝統文化、インディヘナ(先住民)文化に残る、スピリチャルな風習、習慣などを紹介する会議だ。オーストラリアやタイ、南アフリカ共和国、カナダなどから参加者が集まる。このフォーラムは今回で8回めの開催で、日程は25日から28日だ。


【チリ】

■欧州旅行、影響なし La Terceraの記事
パリでのテロ事件にも関わらず、チリ国民の欧州への旅行熱は影響をうけていないという。「サイバー・マンデー」によるチケットなどのプロモーション販売が行なわれたが、チリ国内でDespegar.comが販売した欧州向けチケットやパック旅行商品は、前年より140%も増えたという。人気が高いのはスペイン、マドリードだ。

■アントファガスタでバス事故 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州でバス事故があり、合わせて16人が負傷した。18日16時頃、最大手のバス会社トゥールブスの便が、タルタルとイキケを結ぶ道路で衝突事故を起こした。このバスには36人の乗客が乗っており、この事故で2人が重傷だ。事故原因などについてはまだ分かっていない。


【アルゼンチン】

■中央銀行で火災か Clarín.comの記事
ブエノスアイレス中心部の中央銀行の建物で、火災があったという。18日19時頃、レコンキスタ通りのこの建物から煙と火が出たとして消防に通報があり、消防士らが駆けつけた。火災は大事には至らなかったとみられるが、この件について中央銀行側は沈黙を守ったままとなっている。

■ロサリオで降雹 Clarín.comの記事
国内第3の都市ロサリオが悪天候に見舞われ、多量の雹が降った。サンタ・フェ州内は嵐となり、とくにロサリオ周辺で被害が大きかった。ロサリオの西30キロのサンヘロニモ・スでは、住宅600棟と多くの車輛が、この雹の直撃を受け損傷を受けた。この地域に降った雹は、およそテニスボール大だったという。

■ロサリオ港、港湾職員が不明 La Nacionの記事
ロサリオのグラン・ロサリオ港では、悪天候の中ボートに乗っていた港湾職員2人が不明となっている。ロサリオ一帯では17日夜から嵐となったが、これらの職員は業務のため川にボートで乗り出したという。しかし川が大きく荒れ、水の流れにボートが飲まれたという。港湾一帯でこの2人の捜索が続けられている。

■ドローン規制、強化検討 La Nacionの記事
無人航空機(ドローン)に対する規制強化が検討されている。このドローンは、さまざまな業界などでの応用の可能性があるが、一方で空港周辺での飛行やプライバシー権の問題など、新たな課題が生じている。行政側は、車の免許などと同様に、このドローンを市街地などで飛行させる者に対し、許可を出す制度導入を検討し始めた。


【エクアドル】

■アンバト、灰だらけ El Universoの記事
トゥングラワ県都アンバト市街は、灰だらけとなっている。キトの南140キロのトゥングラワ火山が、この13日頃から再び活発な状態となり、大量の火山灰を降らせているためだ。市民によると、この火山活動は長いが、これほどの降灰があるのは数年ぶりだという。また火山に近いケロでは、牧草地が灰に覆われ、地域で飼われる家畜が危機に瀕しているという。

■グアヤキル、また地震 El Universoの記事
グアヤキルで19日午前0時35分頃、また地震が起きた。地質機構によると震源はグアヤス県内で、震源の強さはマグニチュード4.4、震源の深さは52キロだ。この地震による人や建物への被害はない。グアヤキルではこの17日にもマグニチュード5.2の地震が起きている。市内ではこの27日、地震発生を想定した訓練が行なわれる予定だ。


【コロンビア】

■ソアチャ、市街が浸水 Caracol Radioの記事
ボゴタ近郊のソアチャの市街地が、浸水した。水浸しとなったのはこの市街の第1区だ。排水システムのトラブルの影響で水が街路を浸し、この水はさらに周辺の住宅にも入り込んだ。一部の住宅は生活ができず、住民らは避難を強いられている。被害を受けた住民らは、市などに対し援助を求めている。

■パリのテロ、容疑者がボゴタへ Caracol Radioの記事
13日にパリで起きた連続テロの容疑者の一人が、ボゴタを訪れていたことが明らかになった。移民局によると、シリア人のサカディ・セハム容疑者が、エクアドルから国内に入り、ボゴタに滞在した記録が残っているという。同容疑者は今年7月13日にボゴタを発ち、パリに向かった。国内滞在の目的などについては分かっていない。


【ベネズエラ】

■タマゴ涸渇、パンに波及 Venezuela al Díaの記事
国内市場でタマゴが涸渇した影響は、パンに及んでいる。政府がタマゴの価格抑制を発表してから需要が急増し、国内のスーパーや店舗から消えてしまった。この影響で、国内でパンを製造販売する業者もタマゴを得られず、パンそのものの生産が難しくなっているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■モンテビデオ、建物崩落 El Paísの記事
ウルグアイの首都モンテビデオで、建物が崩落する事故が起きた。19日午前3時30分頃、ヌエバ・パルミラ通りとフスティシア通りの角のペンションの1階部分が崩落した。この事故で建物にいた4人が瓦礫の中に閉じ込められたが、駆けつけた消防が全員を救助している。結局、この建物内にいた人は全員が避難した。