2015.12.05

【ボリビア】

■チリ議長「エボは怖がり」 El Deberの記事
チリ上院のパトリシオ・ワルケル議長は、エボ・モラレス大統領は「独断主義で大衆迎合主義、そして怖がり」と断じた。欧州議会で演説し語ったものだ。ボリビアはチリに対し主権ある海岸線を求め、この問題をハーグの国際法廷に持ち込んでいる。チリ側はこの対策として、要人を各国に派遣する方針を示し、同議長も議会でボリビア批判を展開した。

■コチャバンバ科学会議 El Deberの記事
コチャバンバでは来る1月7、8日の両日、科学会議が開かれる。これに先立ち4日、コチャバンバでこの開会の会合が開かれ、エボ・モラレス大統領も参加した。この会議は国内の科学技術について紹介、プレゼンするもので、その内容はボリビアTVを通じて全国に中継される。

■中国企業施工の橋が崩落 Página Sieteの記事
パンド県で、中国企業が施工した橋が崩落した。この事態が起きたのは長さ600メートルのマドレ・デ・ディオス橋だ。政府が4220万ドルを投じ、2014年に着工したこの橋が、橋げたごと川の中に落下した。中国企業側は大雨による川の増水が原因としている。崩落したのは255メートルにわたる部分で、今の時点での工事進捗率は20%だった。

■送電網、10日までに調印へ Los Tiemposの記事
ボリビアとアルゼンチンの間に設けられる送電網の整備について、この10日までに調印が行なわれる。ボリビアは電力を新たな輸出品と位置づけ、電源開発を進めている。最初の輸出相手としてアルゼンチンを想定し、この送電網整備計画が進められている。10日に政権交代となることから、現政権の間に建設着工が調印される見通しだ。

■キヌア、輸出割合が低下 Los Tiemposの記事
輸出される国産キヌアの割合が、著しく低下している。輸出業団体が明らかにしたもので、現在生産されているキヌアのうち、輸出に回される量は全体の50%程度となる見通しだ。2013年の国際キヌア年をきっかけに輸出が激増したが、ブームの終焉とペルー産キヌアの攻勢で輸出量が減ったためとみられる。

■SABSA、ハンスト突入 El Deberの記事
空港管理会社SABSAの労働者の一部が、ハンガーストライキに突入した。同労働組合は、組合員400人の賃上げなどを求め、ストの可能性を示してきた。しかし納得が得られる回答が得られないことから、ラパス、コチャバンバ、サンタクルスの主要3空港内で、一部の組合員がハンストに突入したという。

■コチャバンバ-オルーロ道また一時不通 La Razónの記事
コチャバンバとオルーロを結ぶ道路は、また一時通行ができなくなる。ボリビア道路管理局(ABC)によると、この5日には午前10時30分から12時30分までの2時間、車輛は全面通行止めとなるという。この道路では4車線化工事が行なわれており、この工事のための措置だ。同様の措置は11月以降、断続的にとられている。

■Entel、ネット料値下げ Página Sieteの記事
国営通信会社Entelは、インターネットにかかる費用を来年にかけ、30%値下げする。オスカル・コカ会長が4日、明らかにしたものだ。家庭向けの標準的な定額契約の料金を、現行の160ボリビアーノから、120ボリビアーノに引き下げる。通信網の整備が一巡したことなどを受けた措置だ。

■オルーロ、分別センター La Patríaの記事
オルーロには新たに、ゴミの分別センターが設けられるという。市側が環境省の協力を得て、新たに設ける施設だ。ゴミの分別を行ない、資源ゴミの再活用を図る。この施設建設にかかる費用は600万ドルで、国からの援助を受ける。現在、市内で回収されるゴミはとくに分別は行なわれていない。

■BoA、イベリアと提携合意 Notimericaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)とイベリア航空は、提携に合意した。相互にコードシェアを実施し、乗り継ぎ利便性の向上を図る。BoAのサンタクルスとコチャバンバ、ラパスを結ぶ路線にイベリアのコードを適用する。またマドリードから各地への20便について、BoAとコードシェアを行なう。


【ペルー】

■キヌア、うどんこ病被害 Correo Perúの記事
アンデス原産の穀物キヌアが、うどんこ病の病害を受けるケースが増えている。ラ・モリーナ農業大学の機関が明らかにしたものだ。国内の標高の高い地域でキヌア生産が盛んだが、このキヌアの中にうどんこ病にかかったものが増え続けているという。またキウィチャ、カニワなどの穀物にも、同様の被害がみられる。

■アバンカイで豪雨被害 El Comercioの記事
アプリマック県都アバンカイで、豪雨による被害が生じている。同県一帯では3日夜から4日朝にかけて強い雨が降り、アバンカイ市内では道路の冠水や、住宅への一部浸水などが相次いだ。県内ではアンダワイラスやチンチェーロスでも同様の大雨が降っている。県側によると、農業の被害について、把握を行なっている最中だという。

■魚の缶詰、消費減る El Comercioの記事
国内での魚の缶詰の消費が近年、顕著に減っているという。ペルー産業会が明らかにしたものだ。ツナやサーディンなどの缶詰は、国内でも広く使われている。しかしコスト上昇などから国産品が減少し、タイなどからの輸入品が大勢を占めるに従い、消費量が:減少している。2011年の一人あたり消費は6.1キロだったが、2014年には2.8キロまで減った。

■タクナでリンチ Correo Perúの記事
タクナで、住民に捕えられた泥棒が、激しいリンチを受けた。市内南部の住宅地で、盗みを目的に住宅に侵入した21歳の男が、この住民と近所の人々に捕えられた。男は住民らにより暴行を受け、唇から大量の出血をしたほか、歯3本を負ったという。男の身柄は警察により保護された。インディヘナ(先住民)の考え方から、盗みは重罪となっている。


【チリ】

■スカイ航空、繁忙期プロモ Diario el Díaの記事
LCC化を発表しているスカイ航空は、繁忙期にも関わらずこの12月、思い切ったプロモーションを実施している。国内では航空便利用は高いイメージがあるが、同社はバス並みの運賃を提示し、利用客の獲得を狙っている。サンティアゴ-ラ・セレーナの運賃は、ウェブサイト上では9990ペソとなっている。

■サンペドロ・デ・アタカマ道で事故 BioBio Chileの記事
第2州カラマとサンペドロ・デ・アタカマを結ぶ道路で4日朝、事故が起きた。対向してきた乗用車同士が正面衝突したもので、双方の車輛の6人が負傷し、病院で手当てを受けた。警察によると、カラマに向かっていた車の運転手からアルコールが検出されているという。負傷者らの命に別状はない。


【アルゼンチン】

■悪魔ののど笛、通行再開 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州イグアス国立公園の、ガルガンタ・デル・ディアブロ(悪魔ののど笛)に至る遊歩道は、通行が再開された。ブラジル南部の大雨の影響でイグアス川が増水し、観光客の安全の問題からこの観光スポットが閉鎖されたものだ。公園側によると、水量は依然として多いもののピークは越えたとみられるという。

■マクリ氏、ブラジルへ Clarín.comの記事
10日に大統領に就任するマウリシオ・マクリ氏は4日、ブラジルを訪れた。首都ブラジリアでジルマ・ルセフ大統領と会談を行ない、両国間の通商、経済関係などについて意見を交わしたという。同氏は就任前に、関係の深いブラジル、チリを訪れ、双方の大統領と会談することを明らかにしていた。

■マリファナ合法化要求行進 Clarín.comの記事
国内各地では、マリファナの合法化を求めるデモ行進が行われた。ブエノスアイレスでは5月通りをおよそ6千人が歩き、個人使用や医療、産業目的での使用解禁を政府に訴えた。同様の動きはバリロチェやメンドサ、ロサリオ、コルドバなど各地で行なわれている。隣国ウルグアイではマリファナが合法化され、チリやコロンビアなどで医療目的での解禁の動きがある。

■コルドバ、大麻エキス販売 La Nacionの記事
コルドバ州で行なわれたフェリアで、大麻草から抽出したエキスが、堂々と売られていたという。州都から160キロのサンマルコス・シエラスで行なわれたこのフェリアでは、各地の産品などが売られた。このエキスは、健康効果などを挙げ、瓶詰で売られていた。国内では大麻草は使用、流通、販売が禁止されており、警察が捜査に乗り出した。


【エクアドル】

■スペイン移民、6割が国籍取得 El Universoの記事
スペインに移住、移民したエクアドル出身者のおよそ60%は、同国の国籍を取得しているという。同国の統計機関が明らかにしたものだ。この7月1日時点でエクアドル出身者41万1997人が居住しているが、エクアドル国籍のままなのは16万4803人にとどまる。エクアドルから欧州への移民は多く、とくに言葉の障壁が低いスペインはその数がもっとも多い。


【コロンビア】

■ボゴタ、新管制塔 Caracol Radioの記事
ボゴタ、エルドラード空港の新航空管制塔がお披露目された。政府が1554億ペソを投じて建設したこの新管制塔は、高さが84メートルある。フアン・マヌエル・サントス大統領も参加し、この内部がメディアなどに公開された。ボゴタ空港はラテンアメリカではサンパウロ、メキシコシティに次いで3番めに旅客数が多く、この管制塔完成により離着陸数がさらに増えることになる。


【ベネズエラ】

■選挙運動は終了 El Mundoの記事
国内での選挙運動は、規定により3日で終了した。6日、議会改選の選挙の投票が行われるものだ。今回の選挙では、経済失政を招いた不満、批判から政権に大きな逆風が吹いており、1999年以来初めて、与野党が逆転する可能性が高まっている。ニコラス・マドゥロ政権側は、ウゴ・チャベス元大統領の社会革命を全面的に押し出し、党勢回復を狙っている。

■国民の85%が不満 El Paísの記事
ベネズエラ国民の実に85%が、現在の社会状況や政権に不満を抱いている。調査会社セントロ・ペウが行なった世論調査の結果だ。経済失政によるインフレ進行と物資不足から、ニコラス・マドゥロ政権の求心力が急速に低下している。国民の68%は政権を「信用していない」と答え、支持すると答えたのは29%にとどまった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■モモトンボ火山、噴火活動続く El Comercioの記事
およそ110年ぶりに噴火したニカラグアのモモトンボ火山の噴火活動は、続いている。首都マナグアから49キロのこの火山は1日頃から活発化し、噴火に至った。噴煙は火口から1500メートルの高さに立ち上っており、観測機関と政府は警戒態勢を維持している。この火山の1610年の噴火では、周辺コミュニティが壊滅した。

■航空各社、効率に差 Reporturの記事
ラテンアメリカの主な航空会社の間で、経営効率に大きな差があるという。コンサルタントのオリバー・ワイマン氏が示した数字だ。1便あたりの職員数はアルゼンチン航空が179人、LATAMが176人であるのに対し、アエロメヒコは117人、アビアンカは116人、コパ航空は96人、LCCの草分けであるGOLはわずか56人だという。

■アビアンカ、ウルグアイ線好調 El Paísの記事
アビアンカ航空のウルグアイへの路線は、好調だという。同社はモンテビデオとリマを結ぶ路線を2007年から運航しているが、年率で17%程度、利用者が伸びている。とくにウルグアイから、ラテンアメリカ各国に向かう人の利用が増加し続けているという。同社によるとこの路線利用は、就航以来8年間、常に利用が増加している。

■学生の半数がマリファナ使用 El Paísの記事
ウルグアイでは、大学生のおよそ半数が、マリファナ(大麻草)の使用経験があるという。社会開発省の機関が国内の大学生3060人を対象に行なった調査の結果だ。全体での使用経験は50.5%で、男性は56.0%、女性は46.5%だった。米国の同様調査の12.5%、カナダの12.25%を大きく上回る。国内ではマリファナの個人使用などが合法化されている。

■オルテガ、猪木氏と会談 El Paísの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は4日、日本のアントニオ猪木参議院議員と会談した。この会談は非公開で行われたが、猪木氏はオルテガ大統領に、自身のプロレス選手時代のモハメッド・アリ氏との闘いの写真などを見せたという。このほかの具体的会談内容などは明らかにされていない。

■メルコスルとAP、連携強化へ El Paísの記事
ラテンアメリカの2つの経済ブロック、メルコスルとアリアンサ・デル・パシフィコ(太平洋同盟)は、連携を図るという。チリ、ウルグアイの大統領が会談し、合意したものだ。域内の経済活性化などを目的に、2つのブロックの関係強化を図る。APは4カ国からなり、メルコスルは5国で、ボリビアが正規加盟を目指している。