2015.12.19

【ボリビア】

■BoA、ウユニ線開設 La Razónの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は18日、ラパスとウユニを結ぶ路線を開設した。ロナルド・カッソ会長によると、この路線は一日1往復の運航となるという。ウユニ空港へはこれまでアマスソナスとボリビア空軍航空(TAM)のみが乗り入れていた。ウユニ塩湖の観光はとくに日本人観光客に人気で、今後の需要増大に期待している。

■ポオポ湖消滅、200種も危機 La Razónの記事
オルーロ県のポオポ湖の「消滅」により、鳥や魚など200種が、この一帯から消えるおそれがある。国内第2の面積を持つこの湖は干上がり、地域行政が「消滅」を宣言した。この湖にはもともと多くの生物が棲息しているが、湖消滅でこの生態系が壊滅的な打撃を受けているとみられる。またこの湖で羽を休める渡り鳥にも、大きな影響が生じるという。

■ポオポ湖災害宣言を承認 La Patríaの記事
オルーロ県議会は、ポオポ湖を災害地域とする宣言を、承認した。水が干上がったポオポ湖について、地域行政が「消滅」したと宣言したことから、国内外に強いインパクトをもたらしている。県はこの一帯を災害地域に指定し、国からの補助を受けて対策に乗り出す姿勢だ。この宣言は、この第一歩となる。湖一帯は、沙漠化しつつあるとの指摘がある。

■ウル、湖消滅に涙 La Patríaの記事
オルーロ県のインディヘナ(先住民)コミュニティ、ウルの人々はポオポ湖の「消滅」に涙している。ウルの人々はこの湖や隣接するウルウル湖での漁業を生活の糧とし、コミュニティを維持してきた。しかしこの湖が干上がり、漁業が不可能となった今、コミュニティの先行きにも不安が生じている。ウルは、県都オルーロの町の語源でもある。

■上院議長、スカートをはく El Díaの記事
ホセ・アルバロ・ゴンサレス上院議長が、異例のポジェラ(スカート)姿を披露した。ラパス県のコミュニティで、汚職の疑いが浮上した地域首長に、伝統的生活を踏襲する女性、チョリータの姿を指せる「罰」が下された。これに準じ、上院議長自らスカート姿を人々の前にさらした。この行為に対し、スカート姿を「禊」のように使用することへ、女性の間から反発が起きている。

■IMF、ガス価格下落の影響を指摘 El Díaの記事
国際通貨基金(IMF)は、天然ガスの価格下落による、ボリビアへの影響を指摘した。天然ガスや原油などの資源価格の下落が続いているが、同機関はこの事態により、天然ガスに依存するボリビアの経済政策、福祉政策が影響を受けると断じた。ボリビア政府が目指す貧困率引き下げも、この影響でペースが弱まると予測している。

■モンタニョ氏の画像を不適切使用 El Deberの記事
ガブリエラ・モンタニョ下院議長の画像が、不適切使用されていた。来年2月21日にエボ・モラレス大統領の再選の是非が焦点の憲法改正を問う国民投票が行われる。「No」を掲げる野党が、同議長がNoに賛同したかのように画像を勝手に使用していたという。モンタニョ議長自身が告発し、野党側はこれを認めて謝罪した。

■ヤクイバ、ハンタウイルスだった El Deberの記事
タリハ県のヤクイバの病院で少年ら2人が相次いで死亡したのは、ネズミが媒介するハンタウイルス感染症だった。当初この2人の死因が分からず、未知のウイルスの院内感染の疑いがあった。しかし原因がわかり、病院の閉鎖措置は解除された。病院内と周辺住宅で、ネズミを退治するための薬剤散布などが行なわれている。

■タリハ、局地的な雨 El Deberの記事
タリハ市内では18日午後、局地的な豪雨が降った。地域気象台によると、市内では1時間の間に、40ミリもの降雨を記録したという。町の排水能力を上回る雨のため、市内の至るところで浸水、冠水被害が生じた。またこの雨は強風や雷もともない、町中では倒木が相次ぎ、広い範囲で停電も発生した。

■交通事故死者、11日で42人 Los Tiemposの記事
ボリビアでは現在、大きな交通事故が相次いでいる状態だ。この11日間だけで、各地の交通事故で実に42人が死亡し、111人が負傷している。カルロス・ロメロ大臣は、政府もこの事態に危機感を持っているとし、旅客、物流会社に対し安全を徹底するよう指導したことを明らかにした。

■ブラジル、ボリビアの計画に関心 La Razónの記事
新たに着任したブラジルのライムンド・サントス・ロチャ大使は、ボリビアが提唱する「大陸横断計画」に同国が強い関心を持つことを明らかした。この計画は国内の鉄道と道路を整備し、ブラジル側の大西洋とペルー側の太平洋を結ぶ新たな動線を整備するものだ。ブラジル、ペルー両政府は直接両国を結ぶルートを採択しているが、ボリビアルートにも目を向けていると語った。

■ベニ、水害訓練 El Díaの記事
ベニ県では、水害発生を想定した訓練が行なわれる。現在、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象が発生しており、この現象によりこれから向かえる雨季の雨の降り方が変わるおそれがある。多くの河川が流れるベニ県では、川の氾濫や洪水が多発する懸念があり、これに備えた動きだ。

■タフサラ湖も水位低下 El Paísの記事
タリハ県のタフサラ湖も、水位低下が起きているという。この湖を抱えるユンチャラの行政が明らかにし、警告を発したものだ。通常この湖の水位は1.5メートルほどあるが、渇水の影響などで0.5メートルまで下がった。オルーロ県のポオポ湖の消滅が伝えられるが、この湖でも同様の事態が起きかねないという。

■スクレ、最大のピカナ La Patríaの記事
憲法上の首都スクレでは、最大規模の「ピカナ」が作られるという。ピカナは、ボリビア国内ではクリスマスに家庭などで作られる伝統的な煮込み料理だ。スクレの中央市場でこのクリスマス、1200リットルの鍋を使用し、この料理がつくられるという。このイベントを通し、スクレへの観光や地域グルメを内外にアピールするという。


【ペルー】

■無許可の花火工場で爆発 Perú21の記事
リマのサンフアン・デ・ルリガンチョの無許可の花火工場で爆発があった。17日朝5時45分頃、住宅街の一角でこの爆発が起きた。この事故により、建物内にいた33歳の女性が全身の93%に火傷を負った。このほか2人が、手や脚などに火傷を負っている。国内では年越し時に花火をする習慣があり、花火製作に使用されていた火薬に何らかの理由で引火したとみられている。

■ワンカネ、泥棒リンチ Correo Perúの記事
プーノ県のワンカネで盗みをはたらいた男が住民に取り押さえられ、激しいリンチを受けた。16日20時頃、この48歳の男は地域のインターネットカフェと住宅に侵入し、現金などを盗んだ。男はおよそ50人から殴る、蹴るの暴行を受け、駆けつけた警察官に保護された。インディヘナ(先住民)社会では盗みは重罪で、こうしたリンチは珍しくはない。


【チリ】

■アリカ空港は混乱 BioBio Chioeの記事
国内北端、アリカのチャカリュタ空港は18日、混乱した。17、18日の両日、航空当局によるストライキがあり、国内空港を発着する便の欠航が相次いだ。この影響で同空港をこの日、出発する便は3便だけとなつた。セキュリティチェックの人員が足りず、ターミナル内には長蛇の列ができた。

■タルタル、事故で7人死亡 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州のタルタルで交通事故が起きた。18日午前2時頃、クエスタ・デ・パポソのカーブで、トラックが曲がりきれず道路を外れて60メートル下に転落したという。この事故で運転手を含む7人が死亡し、2人が重傷を負った。このトラックはキジョタに向かう途中だった。警察が事故原因を詳しく調べている。


【アルゼンチン】

■AR機、緊急着陸 Clarín.comの記事
アルゼンチン航空の旅客機が、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港に緊急着陸した。この機はバルセロナに向けてこの空港を離陸したが、ウルグアイ上空を飛行中にエンジンに不具合が生じたという。離陸から2時間半後に同空港に引き返し、緊急着陸した。この使用機材は先月にも、同様のトラブルを起こしていた。

■AA、ペソでの販売再開 La Nacionの記事
アメリカン航空は、通貨ペソでのチケット販売を再開した。国内では正規レートと平行(闇)市場レートの二重レートの状態が続き、不当に安い価格でチケット購入が可能な状態だったとして、同社はペソでの販売を見合わせていた。しかし16日に通過売買規制が撤廃され、二重レートが解消されたとして同社は、ペソでの販売を再開した。

■リネアH、2駅開業 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHでは18日、ラス・エラス、コルドバの2駅が延伸開業した。マウリシオ・マクリ大統領参列のもとオープンセレモニーが行なわれ、8駅での運転を開始した。この延伸により一日7万5千人の利用増が見込まれている。来年4月には、この2駅の間にサンタ・フェ駅が開業し、リネアDとの乗り換えが可能となる。

■ラ・リオハ動物園、閉園へ Clarín.comの記事
ラ・リオハの市営動物園が、閉園されることとなった。エベル・シレロル市長が18日、閉園のプロセスに入ることを宣言したものだ。同動物園では飼育環境の悪化などから動物の死が相次ぎ、NGO団体などが市に対し閉園を求めていた。市側は飼育中の動物の受け入れ先を探すなど、閉園に向けた具体的手続きを進める。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、時間徹底呼びかけ Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は、航空便利用客に時間の徹底を呼びかけた。クリスマスから年末年始の繁忙期を間もなく迎えるが、航空便の円滑な運航のため、国内線は出発1時間前、国際線は3時間前までに空港に来るよう、利用客に求められた。同空港は南米ではサンパウロに次ぎ、旅客利用数が多い。


【ベネズエラ】

■カーバッテリー盗難が増加 20minutosの記事
ベネズエラ国内ではカーバッテリーが盗まれる被害が、大きく増えている。カラカスの警察によると、今年の被害件数はすでに3千件を超えているという。経済問題などから輸入が滞り、年間220万個のカーバッテリーが必要であるが、調達が88万個にとどまり、盗難でこれを埋めようとする動きとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコ南部、M6.4の地震 News24の記事
メキシコ南部で17日14時頃、やや強い地震が起きた。米国の機関によると震源はチアパス州のグアテマラ国境付近で、震源の強さはマグニチュード6.4だ。この地震によりチアパス、オアハカ両州では強い揺れを感じ、市民の一部がパニックとなったことが伝えられた。しかしこの地震による人や建物への被害報告はない。

■エアバスA350、TAMへ Diario Financieroの記事
エアバスの次世代中型ワイドボディ機、A350XWBを、LATAM航空グループのTAM航空が受領した。同社は1月にもサンパウロ-マナウス線でこの機材を使用し、3月にはマイアミ線にも拡大する。多くの航空会社がこの新機材を発注しているが、南米航空会社の受領は初めてだ。この機材は2014年1月、ボリビアで高所空港の離着陸試験を行なった。

■アマスソナス・パラグアイ、国際線 Ch Aviationの記事
今年運航を開始したアマスソナス・パラグアイは、年明けに初の国際線の便をチャーター運航する。運航するのはアスンシオンとウルグアイのプンタ・デル・エステ、ブラジルのフロリアノポリスを結ぶ路線だ。同社は今後、国際定期便の就航も視野に入れている。同社はボリビアのアマスソナスとスペインの企業が合弁で立ち上げた。

■ハバナに大型客船 El Universoの記事
キューバ、ハバナ港に大型客船が寄港した。「MSCオペラ」はイタリアを発ち、マルセイユやバルセロナなどに寄港した後、22日をかけてハバナに到着した。乗客2600人、乗務員700人の大型客船の寄港は、歴史的なものだ。同港湾によるとこのクルーズシーズン、16の客船が来港する予定だという。