2015.12.21

【ボリビア】

■エボ、ポオポ湖に楽観的 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領はポオポ湖について、楽観的な見方だ。国内第2の面積のオルーロ県のポオポ湖が干上がり、地域行政が「消滅」を宣言し波紋を広げている。しかしモラレス大統領は、エル・ニーニョ現象による渇水、旱魃が原因で、雨が戻ればまた水に覆われるとの見方を示した。一方、専門家らはこの事態が、沙漠化の進行である可能性を指摘している。

■ポオポ湖、灌漑整備も原因か El Deberの記事
オルーロ県のポオポ湖が干上がり、「消滅」が宣言された問題は、行き過ぎた灌漑整備が原因との見方が新たに示された。雨不足により湖に流れ込むデサグアデーロ川の水位が下がり、この事態が起きたとみられている。しかし農業用水確保のための灌漑整備で、この川の水量が48%減ったとの指摘もあり、これが消滅に至った原因の一つであるとの考えが示された。

■EU、2000万ユーロ支援 El Deberの記事
オルーロ県のポオポ湖消滅問題で、欧州連合(EU)は2000万ユーロの支援方針を示した。ラパスのEU代表が表明したものだ。雨不足などによりこの湖が干上がり、地域の環境や生態系が甚大な影響を受ける可能性がある。この対策費として、この支援を申し出たものだ。EUの環境部局の担当者が近く、オルーロ県を訪れるという。

■ポオポ湖、4万年の歴史 La Patríaの記事
消滅が伝えられたオルーロ県のポオポ湖には、実に4万年に及ぶ歴史があるという。この湖はウルウル湖と連なり、デサグアデーロ川を通じてティティカカ湖につながる。ラパス、オルーロ、ポトシ県の広い範囲は4万年前、ミンチン湖と呼ばれる広大な湖に占められていたとみられ、ポオポ湖はこの名残だ。現在のウユニ塩湖やコイパサ塩湖などもこの古代湖に含まれていた。

■ウルウル湖は汚染問題 La Patríaの記事
オルーロ県のウルウル湖は、汚染問題があらためて指摘された。隣接するポオポ湖が雨不足などで干上がり、「消滅」が宣言された。このウルウル湖についても同様の事態が懸念されるが、それ以上に鉱山廃水の流入などによる汚染が深刻な状態にある。この汚染はデサグアデーロ川を通じてつながる、ティティカカ湖の水質にも影響を与えている。

■エボ「Sí」の集会 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、与党MASが開いた「Sí」(Yes)の集会に参加した。来年2月21日、モラレス大統領の再選の可否が焦点の憲法改正を問う国民投票が行われる。与党はこの承認をめざし選挙運動を展開中で、コチャバンバでこれまでで最大規模の集会を行なった。与党MASの支持者ら3万5千人が集まったという。

■フットボールチームのバスが燃える El Díaの記事
コチャバンバのフットボールチーム「ウィルステルマン」の選手らが乗ったバスが事故を起こし、炎上した。オルーロのカイワシ付近で、トランスコパカバーナ社から出火、全焼した。この事故で負傷者はいないものの、同チームのユニフォームなど物品がすべて燃えた。同チームはオルーロで、サンホセと対戦するために移動中だった。

■コチャバンバでバス事故 El Deberの記事
コチャバンバ県の熱帯地方でバス事故があった。20日早朝、カラスコ社のバスの便とトラックが衝突した。この事故でバスの乗客ら6人が死亡し、24人が負傷している。このバスは、イビルガルサマに向かう途中だった。12月に入り、ボリビア国内では大きな交通事故が相次ぎ、多数の死傷者を出している。

■ハンタではなくレプトスピラ El Deberの記事
タリハ県のヤクイバの病院で若者2人が相次いで死亡した原因は、ハンタウイルスではなくレプトスピラが原因だった。院内感染が原因とみられ、調べが進められていた。レプトスピラは人獣共通感染症で、動物の尿などを通じて感染が広がる。原因不明であったためこの病院は一時閉鎖されたが、現在は再開されている。

■テレフェリコ、進捗25% La Patríaの記事
オルーロに建設中の観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の進捗率は、25%となった。このテレフェリコは市内と、聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶもので、フランスのポマ社が建設を進めている。市内にはフランスからこの部品が次々と到着しており、鉄塔の建設作業などが着々と進められている。

■椿大使、コンドル賞受ける La Razónの記事
在ラパス日本大使館の椿秀洋大使に対する、「コンドル・デ・ロス・アンデス賞」の授与式がラパスで行なわれた。この賞は外務省が、ボリビアと日本の関係強化や国内のインフラ整備、社会発展に寄与したとして同氏に授けるものだ。外務省で行なわれたこの授与式に、椿大使は夫人とともに参列した。

■スーパー、万引きが増加 La Razónの記事
国内のスーパーでは、万引き事件が増加している。ラパス市内の「Fidalga」の店舗では、今年は月に15件ほどの万引き摘発があるという。万引きによる被害額は12万ボリビアーノと、昨年年間の10万ボリビアーノをすでに上回っている。市内のほかのスーパーでも同様の傾向があり、万引きがスーパー営業の大きな脅威になりつつある。

■ベルメッホ役場で火災 Página Sieteの記事
タリハ県のアルゼンチン国境の町ベルメッホで20日、役場で火災が起きた。地域消防によると火はすでに消し止められ、人的被害はなく、物品の被害も小規模にとどまったという。今の時点で被害額については、概要が分かっていない。この火は、施設内にあったクリスマスツリーの電飾が原因ではないかとみられている。

■若すぎる結婚と出産 Página Sieteの記事
ボリビア女性の22%は、18歳未満で結婚したり、出産したりしているという。オンブズマン機関が明らかにした数字だ。成人前に結婚、出産をするケースが多く、この事実が女性の社会進出を妨げる要因の一つになっているという。また15歳未満で事実上の結婚や出産を経験する女性も3%にのぼる。


【ペルー】

■ケイコ氏、依然大きくリード Correo Perúの記事
来年の大統領選では、アルベルト・フヒモリ元大統領の長女ケイコ氏が、依然として大きくリードしている。GfK社が行なった世論調査で、ケイコ氏に投票したいと答えた人は32%となった。次点は元経済相のクチンスキー氏で11%、元トルヒーリョ市長のアクニャ氏が8%で続く。大統領経験者のガルシア氏は5%、トレド氏は3%だった。

■プーノ、自撮り事故 Correo Perúの記事
プーノ県で、「自撮り」をしていた男女が断崖に落下し、死亡した。サンディア郡のヤナホワヤで、36歳の男性と26歳の女性が崖から転落し、その後遺体で見つかった。2人は、写真を撮ろうとして足を踏み外し、この事故に至ったとみられる。2人は家族の誕生日を祝うため、この地を訪れていたという。

■クスコ、メタノール摘発 Correo Perúの記事
クスコで、メタノール入りのアルコール飲料が摘発された。サンティアゴとサンヘロニモの店舗で売られていたアルコール類の中から、メタノールが検出されたという。工業用などに使用されるメタノールは単価が安いが、人が飲むと失明したり、重い肝臓、腎臓の障害を起こし死亡することもある。

■アマゾンクルーズが人気 La Repúblicaの記事
国内のアマゾン水系の河川をめぐるクルーズが、近年人気を高めているという。イキートスでクルーズ船の商品を扱う旅行社によると、とくに日本、米国、欧州からの観光客の利用が伸びている。従来のものより整った「豪華仕様」のクルーズ船の導入で、口コミで評判が高まっているとみられる。


【チリ】

■航空スト、4日で終了 La Terceraの記事
4日間続いた航空当局によるストライキの終了が宣言された。17日から2日間のストが始まり、その後延長される形となっていたものだ。空港の全面ストップは避けられたものの、イキケやアントファガスタなど国内12の空港は20日現在、全面休止の状態に陥っている。当局側はこれから、業務を正常化させる方針だ。

■空軍機、パスクア島救出 La Terceraの記事
チリ空軍の旅客機が、パスクア(イースター)島で身動きがとれなくなっていた200人を救出した。航空当局のストライキでこの島の空の交通が全面ストップし、観光客などが空港で待ち続けていた。出動したのはボーイング767型機で、さらにもう1便が同じ目的で運航される見通しだという。

■LAN「正常化には数日」 BioBio Chileの記事
最大手のLAN航空は、航空当局のストライキからの便の正常化には、数日を要するとの見方を示した。4日間に及んだこのストで、20日には同社便の80%が欠航するに至ったという。これからクリスマス、年末年始の繁忙期を迎えることもあり、スト終了後も影響が残存するという。2番てのスカイ航空もこの日、多くの便が欠航となった。

■クリスマスまで波が高い BioBio Chileの記事
国内の海岸はこのクリスマスにかけて、波が高い状態が続くという。海軍機関が国内各地に向けて注意を呼びかけたものだ。国内北端のアリカから第14(ロス・リオス)州のコラルにかけての海岸と、フアン・フェルナンデス諸島では波が高く、船の航行にも支障が生じるおそれがある。また海水浴ができなくなるビーチも続出する可能性が高い。


【アルゼンチン】

■パラナ、イグアス川やや水量減る Noticias del 6の記事
水位上昇が続いていたパラナ、イグアス川は、水量がやや減ったという。ブラジル南部の大雨の影響でこれらの河川では水量が増え、流域では警戒が呼びかけられている。しかしいずれの河川も、高まり続けていた水位が、低下に転じた。それでも水位の高い状態であり、警戒継続が周辺に呼びかけられている。

■35歳以下、一人旅世代 Clarín.comの記事
アルゼンチンの35歳以下の若い世代は、一人旅好きだという。近年、この若い世代では休みを「自分の好きなことに使う」傾向が高まっている。この傾向は休暇の時期にも及び、一人旅を選ぶ人が増えているという。ある旅行会社では、この世代の60%が一人旅であるのに対し、この上の世代の一人旅は30%程度だ。


【ベネズエラ】

■ロペス氏、マドゥロの退陣優先 El Universoの記事
収監されている野党リーダー、レオポルド・ロペス氏は、ニコラス・マドゥロ政権の退陣が優先課題だ、と述べた。獄中からメディアの取材に答えたものだ。今月6日の選挙で、議会は野党が圧倒的多数を占めるに至った。この議員らの最初の仕事は、マドゥロ大統領を退陣に追い込むことだ、と同氏は断じた。昨年逮捕された同氏について、政治弾圧との見方が強い。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アスンシオン、6万5千人避難 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンでは、6万5千人が避難した。市内を流れるパラグアイ川が、上流部などの雨の影響で増水したためだ。水位が高まる状態は数日間続いており、避難の対象範囲が広げられた。市と政府は市内100個所に、避難所を設けて対応している。2014年の冬にも同様の事態で、1万3千人が避難したが、今回はこれを超える規模となった。

■ロチャ、遊泳禁止に El Paísの記事
ウルグアイのロチャにある3つのビーチは、遊泳禁止となった。海岸での波が高い状態が続き、海水浴客が危険にさらされるとして判断されたものだ。このラ・アグアーダ、サンタ・テレサ、バーラ・デ・チュイの3つのビーチは、これからクリスマス、年末年始を迎え、多くの海水浴客の来訪を迎えるとみられる。


【国際全般】

■テヘラン、大気汚染で休校 News24の記事
イランの首都テヘランでは19、20日の両日、大気汚染の影響で学校が休みになった。市内と南部のシャハル・レイ、イスラム・シャハルにある学校の再開は、大気の状態を見ながら判断するという。当局によると現在のテヘランの大気は、この9カ月で最悪の汚染レベルにあるという。