2015.12.22

【ボリビア】

■ポオポ湖消滅、気温上昇も一因 La Razónの記事
オルーロ県のポオポ湖が「消滅」した一因として、気温上昇もあるという。この国内第2の湖は水が干上がり、地域行政が消滅を宣言し、内外に波紋が広がっている。地域気象台の観測記録によると、湖一帯の最低気温はこの56年で2.06度上昇し、乾燥が進んだ可能性がある。水が干上がった原因として雨不足があるが、同時に沙漠化の進行を指摘する声もある。

■エボ、パラグアイへ El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、メルコスルのサミット参加のためパラグアイの首都アスンシオンを訪れた。ボリビアはこの経済ブロックへの正規加盟を目指しており、未承認のパラグアイ、ブラジル両政府に対し前進に向けた働きかけを行なう。このサミットでは、メルコスルと欧州連合(EU)、アリアンサ・デル・パシフィコ(太平洋同盟)との経済連携がテーマとなる。

■50地域が非常事態 El Deberの記事
国内の50を超える行政地域が、エル・ニーニョ現象に対する非常事態を宣言している。ペルー沖の海水温が上昇するこの現象が発生し、これから雨季が本格化する国内では雨の降り方が極端化するおそれがある。国内の多くの地方自治体が、雨災害への脆弱性からこの非常事態宣言を出している。この宣言はとくにオルーロ、コチャバンバ、チュキサカ県に多い。

■ボリビアの外港化、ペルーにも商機 El Deberの記事
ペルー南部のイロ港の「ボリビアの外港化」は、ペルー政財界にとってもチャンスだという。在リマのボリビア大使、グスタボ・ロドリゲス・オトスリア氏が語ったものだ。ボリビアは外港としてチリ北部の港を使用しているが、同国との関係悪化からこの機能をペルーに移す計画を示している。ペルー国内の政財界でもこの動きを商機ととらえ、歓迎する声が上がっているという。

■ベニ、ネズミが異常発生か La Razónの記事
ベニ県でネズミが異常発生しているという。県保健局がこの報告を受けたことを明らかにしたものだ。エクサルタシオン、トボソ・デ・サンタアナ・デ・ヤクマ周辺でネズミが大量発生し、農地などが大群に覆われているという。農産物の被害だけでなく、地域の人々の健康問題も引き起こしかねない。同局は現地での実態調査を行なう方針だ。

■女性議員ら、辞任を求める Página Sieteの記事
ラパス県議会のマリン・サンドバル議員に対し、同議会の女性議員らが辞任を求める声を上げている。同議員は妻に対し激しい暴力をふるったことが先週、告発された。この妻は歯を折るなどの重傷を負い、支援団体の協力を得てDVとして告発する姿勢だ。女性議員らは、誤った男性優位主義と反発を強めている。議員側は謝罪したものの、辞任の可能性には触れていない。

■サンタクルス県西部で地震 El Díaの記事
サンタクルス県西部で21日12時21分頃、地震があった。ラパスのサンカリクスト地震機構によると震源はホロチート、リモンシートのコミュニティ付近で、震源の強さはマグニチュード4.5だ。この地震による人や建物への被害報告は入っていない。県都サンタクルス市内でも、この地震による揺れを感じた。

■アマスソナス、観光路線増強 Eju.tvの記事
アマスソナス航空はこの年末年始の繁忙期を前に、観光路線の増強を図っている。同社の国内市場での躍進のきっかけとなったラパス-ウユニ線は、今月から1日5往復に増やされた。またウユニ、ルレナバケ線との接続をはかる利用者が多いラパス-クスコ線は、この26日から1日2往復に増やされる。

■アマゾン道路、5つの計画 El Díaの記事
政府は来年から、アマゾン地方での5つの道路整備を事業化する。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が21日、明らかにしたものだ。サンイグナシオ-レマンソ、トリニダ-リベラルタ、ルレナバケ-グアヤラメリン、チャラサニ-コビッハ、ルレナバケ-トリニダの5路線で、総事業費は94億7200万ドルだ。アマゾン地方は道路整備が遅れている状態だ。

■若手作家の死 La Razónの記事
経営者で作家のセバスティアン・モリナ・ベルベリー氏が死去したという。オフィシャルサイトを通じて家族が明らかにしたものだ。同氏は1985年9月26日生まれの30歳で、「AhoraBolivia」(今のボリビア)というソーシャルサイトを運営し、本を出版していた。死因は明らかにされていない。元大統領のカルロス・メサ氏やサムエル・メディア・ドリア氏などが追悼のコメントを出している。

■テレフェリコ・フードコート Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)駅に、フードコートがオープンした。この施設が設けられたのは、赤線のエルアルトのターミナル、7月16日駅だ。駅舎2階の商業スペースに、ファストフード店などが並ぶフードコートが設けられた。施設内には160座席が設けられ、家族客などの利用を見込んでいる。

■サンタクルス、駐車規制 El Díaの記事
サンタクルス中心部で、新たな路上駐車規制が行なわれる。市交通局が明らかにしたものだ。市内中心の9月14日広場から、100メートル以内について、路上駐車が全面禁止されるという。この広場は歩行者が多く、イベントも数多く行なわれることからこの措置がとられることになった。禁止は1月1日からの実施だ。


【ペルー】

■1ソル硬貨、今度はビクス El Comercioの記事
中央銀行(BCR)は新たに、「ビクス文化」をデザインした1ソル硬貨を発行する。同行は国内の文化や名跡などの特別デザイン硬貨を発行しており、このシリーズの一環だ。ピウラ県など国内北部海岸のビクス文化は、先コロンビア時代に栄えたものと推定されている。この15日から通貨単位が「ヌエボ・ソル」から「ソル」に正式変更されたが、この硬貨は旧通貨名のままだ。

■9空港にX線検査器 La Repúblicaの記事
2016年、国内9つの空港に、新たにX線検査器が導入されるという。空港を管理するAdPが明らかにしたものだ。設置されるのはチクラヨ、トルヒーリョ、ピウラ、イキートス、プカルパ、タラポト、カハマルカ、トゥンベス、タララの各空港だ。この設置で、各空港の安全管理体制が強化されることになる。


【チリ】

■アントファガスタ大学で爆弾騒ぎ BioBio Chileの記事
第2州の州都のアントファガスタ大学で21日、爆弾騒ぎがあった。15時頃、この大学構内に爆発物を仕かけたとの電話があり、大学の建物から学生や職員が一斉に避難したものだ。警察の爆発物処理班が出動し対応したが、施設内から不審物などは結局発見されなかった。警察は悪質ないたずらとみている。

■チリャン、バスとトラックの事故 La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州チリャンの国道5号で、バスとトラックが衝突する事故が起きた。コンセプシオンからビーニャ・デル・マールに向かっていたエメ・ブセス社の便が、トラックに衝突したものだ。この事故で1人が死亡し、重傷者を含む負傷者を出している。事故原因などはまだ分かっていない。


【アルゼンチン】

■パラナ川、水位上昇 El Díaの記事
国内北部を流れるパラナ川の水位上昇は、今も続いている。サンタ・フェ州の河岸の町レコンキスタでは21日、川の水位は前日に比して30センチ上昇した。この事態を受け、流域一帯の800人に対し、避難が呼びかけられた。ブラジル南部の大雨の影響でこの川の水位は上流部から上昇し、今後もしばらく続くとみられている。

■デモでブエノスアイレス交通阻害 La Nacionの記事
ブエノスアイレス市内の交通は21日、デモの影響で阻害された。鶏肉生産のクレスタ・ロハ社の労働者らが、賃金払いや解雇の回避を求め、7月9日通りと5月広場の間でデモ行進したものだ。また同労働者らはこの日の朝、市内とエセイサ国際空港を結ぶ高速道でも、同様のデモを行なった。デモの間、これらの道路の通行に支障が生じた。

■コルドバ、バスとトラックの事故 La Nacionの記事
コルドバ州でバスとトラックの事故が起きた。現場はコルドバとロサリオを結ぶ高速道のレオーネスとサンマルコスを結ぶ区間だ。サンティアゴ・デル・エステーロからブエノスアイレスに向かっていたバスが、トラックに衝突したという。この事故で37人が負傷し、11台の救急車が現場と病院を往復した。

■ブエノスアイレス、大荒れか La Nacionの記事
ブエノスアイレスの天候は大荒れになる予想だ。気象台は21日午後から、市内や州内で雨となり、降り方が激しくなるとの予報を示した。この大雨は、強風や雷をともなうおそれもあるという。またコルドバ州の中部から南部、エントレ・リオス州の南部も、同様の天候になる可能性がある。


【コロンビア】

■マリファナ薬事利用解禁へ Caracol Radioの記事
政府は、マリファナ(大麻草)の薬事利用を解禁する方針を固めた。同国ではこの措置が検討されているが、今後はその使用のあり方や栽培、流通についてどのような取締りを行なうか、議論が行なわれる。同時に検討されていた、個人使用の解禁については、見送られる見通しとなった。

■マグダレナ川、男性が不明 Caracol Radioの記事
トリマ県を流れるマグダレナ川で、ボゴタ出身の26歳の男性が不明となっている。この男性はエスピナルのカイマネラで、この川に流されたという。県と消防は、この男性の捜索を続けている。この川では今年だけで67人が流され、このうち遺体が発見、収容されたのは19体にとどまる。

■国産バナナからコカイン News24の記事
国産バナナの中から、多量のコカインが見つかったという。ポーランドの警察が明らかにしたものだ。ベルギーの会社の船で同国の港に到着したバナナの中に、90%純度の178キロのコカインが隠されていた。このコカインの時価額は2700万ドルだ。同国警察はこの密輸に関わったして40歳の男一人を逮捕している。


【ベネズエラ】

■来年はハイパーインフレか El Impulsoの記事
ベネズエラは来年、ハイパーインフレに直面する可能性がある。経済失政などから国内は物資不足と物価上昇が起きている。この11月には、物価は40%もの上昇を示した。社会団体の分析で、2016年には800~1000%のインフレに至るおそれがあるとの報告がなされた。

■アヤカも価格上昇 Desfiradoの記事
国内でクリスマスに広く食べられる「アヤカ」も価格が大きく上昇する。カラカスの機関が調べたものだ。トウモロコシ粉から作られるこのアヤカを50個つくる場合、カラカスでは1万4317ボリバールが必要だという。昨年末、同じメニューを作った場合の価格は1万1197ボリバールだった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコ-グアテマラ鉄道、来年再開へ El Diarioの記事
メキシコとグアテマラを結ぶ鉄道が、来年にも再開される見通しとなった。イダルゴとテクン・ウマンを結ぶこの鉄道は、10年前から運転が途絶えていた。グアテマラ側の鉄道会社が、新たに貨物列車の運転再開を準備しており、2016年の早い時季にも再開が実現するという。この再開に合わせ、全長1.3キロの国境橋の大補修が行なわれている。

■ウルグアイ、760人が依然避難 El Paísの記事
ウルグアイ北部では、依然として760人が避難している。大雨の影響でウルグアイ川が増水しているもので、サルトでは川から溢れた水が浸水を引き起こした。このほかパイサンドゥ、アルティガス、ベジャ・ウニオンで避難の動きが起きている。川の水位低下の見通しは立たず、これらの地域ではクリスマスまでこの状態が続くとみられている。

■サンパウロ、博物館火災 Caracol Radioの記事
ブラジル、サンパウロの博物館で21日、火災があった。火が出たのはセントロ北部、ルース駅の駅舎内にある「ポルトガル語博物館」だ。火はこの建物の3階部分の広い範囲を焼いたという。人的な被害は出ていない。この博物館はサンパウロ州とロベルト・マリーニョ財団が設立し、2006年に開館した。

■パラグアイでゼネスト Telesur TVの記事
パラグアイでは21日、二度めとなるゼネストが始まった。国内の有力労働組合連合が行なうもので、オラシオ・コルテス政権に対し労働組合の活動のさらなる自由化などを求めたものだ。この日からアスンシオンではメルコスルの首脳会議が行なわれ、これに合わせた実施となる。


【国際全般】

■スロバキア、同性婚否決 El Universoの記事
スロバキアでは、同性婚の制度化は国民投票により否決された。同国では10か月前に議会がこの国民投票実施を計画し、この20日に投票が行われた。この結果、賛成は35.5%にとどまり、反対は63.48%となった。直前に行なわれた世論調査よりも、反対の比率が高まる結果となった。