2015.12.24

【ボリビア】

■環境相、解明に意欲 El Díaの記事
アレハンドラ・モレイラ環境相は、「消滅」が伝えられたオルーロ県のポオポ湖のメカニズムの解明に意欲を示した。国内第2のこの湖について地域行政が消滅を宣言し、内外に波紋が広がっている。同大臣はこの湖と、ティティカカ湖を結ぶデサグアデーロ川の水系の解明を進め、原因を特定したい、と会見で語った。

■ポオポ湖、2036年まで保全 Opionの記事
ポオポ流域保全計画は、ポオポ湖は2036年まで保全が図られると強調した。雨不足などで消滅が伝えられたこの湖について、県などは早急な対策が必要としている。同計画は今後20年の水系の保全を図る取り組みを行なうとしている。しかし国などからの多くの予算が与えられているにも関わらず、今回の消滅を招いたことで同計画の内容の不透明さが指摘され始めた。

■ポオポ漁業者に支援物資 La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖の漁業者らに、食料などの支援物資が届けられた。漁業が盛んだったこの湖は水が干上がり、地域行政が消滅を宣言する事態となった。漁業者らは漁ができなくなり、生活が困窮していることが伝えられている。これをうけ県や国防省がこれらの物資を用意し、漁業者らに支給するものだ。

■コタパチ湖も危機 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のキジャコジョ、ウルクピーニャにあるコタパチ湖も、危機にあるという。この小さな湖の水量は年々減り続けており、地域行政によると10年以内に消滅する可能性がある。この地域で生産されているトウモロコシの灌漑にこの水が利用されていることが原因とみられる。オルーロ県のポオポ湖消滅を受け、この湖への対策を求める声が上がり始めた。

■エボ「Sí」で帝国主義復権阻止 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、「Sí」(Yes)への投票で、帝国主義の復権を阻止する必要があると断じた。来年2月21日、モラレス大統領の再選の是非が焦点の憲法改正に向けた国民投票が行われる。モラレス大統領は21世紀の社会革命を継続し、帝国主義の国内復権を避けるためにも、「Sí」に投票するべき、と取材に答えた。

■MAS、スターウォーズ画像を使用 Los Tiemposの記事
与党MASは、来年2月21日の国民投票に向けた運動で、公開され話題の「スターウォーズ」のパロディ動画を使用した。この憲法改正を問う国民投票は、エボ・モラレス大統領の再選を認めるかが焦点だ。「ボリビアウォーズ」と題するこの動画では、モラレス大統領が「No」を掲げる敵と戦う様子が描かれている。

■エボと閣僚ら、乾杯する La Razónの記事
エボ・モラレス大統領とアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領、閣僚らは大統領府内で乾杯した。年末の乾杯の場が設けられたもので、モラレス大統領は「ボリビアが世界への手本、モデルになる」との決意を示し、多くの外交問題にとりくんだ外務省を称えた。また副大統領も来年2月21日の国民投票での「勝利」を強く訴えた。

■エボ、チリを批判 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は「チリは問題解決を図ろうとするばかりか、むしろ遅らせようとしている」と述べ、チリを批判した。ボリビアは主権ある海岸線をチリに求めており、この問題を国際司法裁判所に持ち込んでいる。モラレス大統領はこの件について、チリ政府からの直接の回答、意思表明がないとして同国を批判し、問題をこじらせているのはチリ側と断じた。

■カトリック教会、改名を批判 El Deberの記事
ボリビア社会に影響力を持つカトリック教会は、政府が検討する「改名の枠組み」を批判した。政府は性転換者や性同一性障害の国民が、自身の名前を変える枠組みを整備する方針を示している。しかしこの問題について保守的なカトリック教会は、自然の理に反した行動とこの法案整備を批判し、差し止めを求めた。

■チクングニヤ、9077件 El Díaの記事
国内でのチクングニヤ熱感染例は、9077件となったという。保健省が明らかにした数字だ。デングと同じネッタイシマカが媒介するこの感染症は昨シーズン、国内に上陸した。サンタクルス、ベニ、パンド、タリハ、コチャバンバの各県で感染例が報告され、その数は今も増え続けている。

■輸入業者、ゼネスト予告 El Díaの記事
国内の輸入業者の団体は、1月からゼネストを行なうことを通告した。国税庁による輸入業者への締めつけが厳しすぎると、団体側は主張している。この団体によると、国税庁の行き過ぎた指導などにより、輸入業者の業務が支障を受けているという。団体側は1月11日から、国内各県で道路封鎖などを行なうと予告した。

■コチャバンバ、5400ha焼失 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県では今年、林野火災などで合わせて5400ヘクタールが焼失した。県側が明らかにした数字だ。今年県内では19行政地域で105件の山林、林野火災が起きたという。とくに松の木やユーカリが、これらの火災の被害を受けた。これらの火災の99%は人のミスなどで起きたもので、1%は落雷など自然現象によるものだ。

■バス運賃チクリ回線 El Deberの記事
交通通信省は、バス運賃の法外な請求などを告発する専用電話回線を設けた。国内では年末年始に旅行や帰省などでバスを利用する人が増え、需要増を受けて運賃を跳ね上げる傾向がある。同省はこの「チクリ」を受けつける専用回線を設けたものだ。法外な請求などがあった場合、行政指導などを行なう。

■トラベル・チャンネル、ボリビアを推す La Razónの記事
「トラベル・チャンネル」が、2016年に訪れるべき場所としてボリビアを挙げた。ハバナやミャンマーなど11個所を「お勧めの場所」として挙げたものだ。ボリビアはとくに、ラパス県のティティカカ湖やポトシ県のウユニ塩湖を訪れるべき場所として示している。ウェブサイト上で公開された記事は、英語とスペイン語で読むことができる。


【ペルー】

■トレド氏、恩赦に言及 Correo Perúの記事
来年の大統領選出馬に意欲を示す、元大統領のアレハンドロ・トレド氏が、恩赦に言及した。ラジオの取材に答えたもので、収監中の元大統領、アルベルト・フヒモリ氏について、「命にかかわる病状であれば、恩赦もありうる」との考えを示した。トレド氏はフヒモリ政権の後に大統領に就任し、フヒモリ氏への糾弾姿勢を維持していた。

■ナスカでバス事故 El Comercioの記事
イカ県のナスカでバス事故があった。23日未明、この事故が起きたのはパンアメリカン道だ。ソユース社が運行するペルーブスの便とレンガを積んだトラックが衝突したもので、バスの運転手ら2人が死亡、合わせて20人が負傷した。警察はこのバスが、スピードを出し過ぎていたとみている。

■マンタロ川に車が落ちる El Comercioの記事
ワンカベリカ県では、マンタロ川に乗用車が転落した。現場はフニン県都ワンカヨとイスクチャカを結ぶ道路で、この車は走行中に道路を外れて、川の水の中に落下したという。車に乗っていた2人は自力で脱出したが、残る3人は川に流され、不明となっている。警察はこの車が事故当時、スピード超過でコントロールを失ったとみている。

■ミスティ山、6人救出 Correo Perúの記事
アレキパ近郊のミスティ山の山麓で、ペルー国籍の4人と米国籍の2人、合わせて6人が救助された。この6人は山歩きをしていたが、現場で起きた事故のため身動きがとれなくなり、携帯電話で救助を求めてきたという。山岳救助隊が出動し、通報から数時間後、標高4500メートル付近で6人を発見、救助した。

■パネトン輸出、4百万ドル El Comercioの記事
ペルーは今年1~10月、パネトン(パネットーネ)の輸出で4百万ドルを得たという。輸出業協会(Adex)が明らかにした数字だ。このスポンジケーキは国内や周辺国で、とくにクリスマスの時期に消費される。ペルー産パネトンの輸出は、昨年同期に比して実に55%も増加し、輸出相手は周辺国のほかスペインや日本、アラブ首長国連邦など多岐にわたる。

■マンコラ観光、エル・ニーニョの影響 El Comercioの記事
ピウラ県のマンコラの観光は、エル・ニーニョ現象の影響を受けているという。マンコラは国内北部海岸有数のビーチリゾートで、国民のみならず外国人にも人気が高い。しかしこの年末年始のホテルの予約は50%程度と、例年より低い水準だ。この現象の影響で環境が変わることを恐れ、旅行を控える人が多いとみられている。


【チリ】

■アントファガスタ、M5.5の地震 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州では23日11時59分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はソカイレの南72キロで、震源の強さはマグニチュード5.5、震源の深さは219キロだ。州都アントファガスタでメルカリ震度3の揺れを感じたが、人や建物への被害報告はない。環太平洋造山帯に位置するチリは、世界有数の地震国だ。

■イキケで停電 BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州の州都イキケや近隣のアルト・オスピシオで23日朝、停電があった。朝9時頃、この一帯への送電が止まり、30万人が影響を受けたとみられる。電力会社によるとロス・コンドーレスにある変電施設のトラブルが原因だ。これらの地域への送電はやがて復旧し、10時22分に完全再開された。


【アルゼンチン】

■パラナ川、警戒続く La Nacionの記事
パラナ川流域一帯での警戒は、依然として続いている。ブラジル南部の大雨を受け、この川の水位上昇が起きているものだ。コリエンテス州では水位上昇は止まり、やや減少に転じたが今も7千人が避難したままだ。このほかチャコ、サンタ・フェ、エントレ・リオス州がこの川の状況を注視している。

■コルドバ、雨と雹 La Nacionの記事
コルドバ州では大量の雹が短時間に降り、被害が報告されている。この事態が起きたのは州都の南133キロのバロタランの一帯だ。大雨が降っていたが、およそ20分間にわたり多量の雹に変わったという。この雹の影響で、地域の住宅や路上の車輛が損傷を受けるなどの被害が出た。

■メンドサ動物園、シカが死ぬ La Nacionの記事
メンドサの動物園で、飼育されていたシカ6頭が、相次いで死んだという。動物園側によると死んだのは複数の種のシカで、突然死のような状態だった。死因はいずれもはっきりしておらず、動物園とメンドサの環境局が原因究明にあたっている。この動物園では11月5日にカバが死に、その胃の中からテニスボールが発見された。

■イグアス、新記録 Télamの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園の入園者が、新記録を打ち立てた。同公園によると23日、年間来園者総数が135万人に達したという。これまでの記録は2012年の134万9804人だった。公園側は、135万人めと認定された家族連れに、記念品などを手渡した。イグアスの滝は国内有数の観光地となっている。


【コロンビア】

■ボゴタ空港が混乱 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は23日、多くの便に遅れが生じるなど、混乱した。同空港の預け荷物の処理システムがトラブルを起こし、荷物の積み下ろしに通常よりも時間がかかったためだ。最大手のアビアンカ航空は、預け荷物を人の手で仕分けしなければならなくなり、職員を総動員した。クリスマス直前で、航空便の利用者は多い状態となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、4700人避難 El Paísの記事
ウルグアイ北部では、4700人が避難している。ブラジル南部の大雨などでウルグアイ川が増水し、サルトやパイサンドゥで氾濫の危険性が増している。さらにクアレイム川の増水で、アルティガスも氾濫が起きかねない状態で、防災機関は「きわめて重大な事態」と評価している。

■ジカ熱、新生児への影響 El Universoの記事
ブラジルでは、ジカ熱が新生児に影響を与えている可能性が指摘されている。同国ではネッタイシマカが媒介するこの感染症の流行が続いているが、今年小頭症のこどもが2782人生まれ、先天奇形で死んだこどもも40人いるという。保健当局は、この感染症によりこうした先天性疾患が増えた可能性が高いとして、調べを開始した。

■グアテマラ、大量コカイン Caracol Radioの記事
グアテマラで大量のコカインが摘発された。同国警察によると、太平洋上を航行していた船の中から、コカイン656キロ、時価総額870万ドル相当が発見されたという。摘発があったのはサンホセ港の13マイル沖で、この薬物輸送に関わった容疑でグアテマラ国籍の3人と、コロンビア国籍の1人が拘束されている。

■グアテマラ、M4.3の地震 El Espectadorの記事
グアテマラで23日午前5時15分頃、軽度の地震が起きた。同国の観測機関によると震源は首都グアテマラシティの南79キロのサンタロサ県内で、震源の強さはマグニチュード4.3だ。首都などで揺れを感じたが人や建物への被害報告はない。同国はカリブ、ココス、北米の三つのプレートの境界にあたり、地震が多い。


【国際全般】

■ソマリア、クリスマスを禁止 News24の記事
ソマリア政府は国民に対し、クリスマスと年末年始を祝うことを禁じた。クリスマスや年末を祝うことは、ムスリムの習慣ではなく、こうした行為がイスラム過激派からの攻撃を誘発するおそれがあるためだ。同国ではアルカイダ系の過激派組織シェバーブによる事件が相次いでいる。同国の国民の多数は、ムスリムだ。