2015.12.29

【ボリビア】

■オルーロ県、旱魃に直面 La Raónの記事
オルーロ県は旱魃に直面していると断じられた。同県の国内第2の面積のポオポ湖が干上がり「消滅」が宣言され、さらに農作物が砂嵐の被害を受けた。極端な雨不足によるこの事態は、県内の7つのコミュニティで深刻な事態を引き起こしていると新たに報告された。もはや渇水ではなく旱魃の状態で、植物が死に絶えたエリアもあると指摘された。

■トゥルコ、家畜の死 La Patríaの記事
オルーロ県西部のトゥルコでは、家畜の死が相次いでいるという。同県では西部地域を中心に極端な雨不足となり、旱魃となりつつあることが指摘されている。トゥルコの行政によると、この水不足の影響でリャマなどの家畜がすでに数十頭、死んでいるという。事態が改善する予兆すらなく、事態はさらに悪化が予想される。

■エルアルト、ようやくゴミ回収再開 Página Sieteの記事
エルアルトではおよそ1週間ぶりに、ゴミ回収が再開された。市が委託しているトレボル社の労働者らによるストライキで、ゴミ回収が行なわれず、市内の街路にゴミの山が出現していた。市側がトレボル社への委託を解除する姿勢を見せたことから、労働者らはストを中止しあわてて回収を再開した。量が多いため、正常化には時間を要するとみられる。

■チクングニヤ、9711件に El Deberの記事
今年、国内でのチクングニヤ熱の感染は9711件に達したという。保健省が明らかにした数字で、とくにベニ県とパンド県で感染が多く、地域別ではベニ県リベラルタとグアヤラメリンで流行している。この感染症はデングと同じネッタイシマカが媒介するもので、2013年にカリブ海で感染が広がり、その後南米各国にも広がった。

■BoAレヒオナルの挑戦 La Razónの記事
最大手の国営ボリビアーナ航空(BoA)が新たな挑戦を始めた。新たに設立したBoAレヒオナルが、50人乗りのボンバルディア機を使用し、コミュータ路線を展開するものだ。今月18日からこの体制でラパス-ウユニ線を開設しており、今後ルレナバケやオルーロ、ヤクイバなどへの就航も計画している。同社の本体の主力は、ボーイング737型機だ。

■アマスソナス、イキケ線再開 La Razónの記事
アマスソナス航空は、ラパスとイキケを結ぶ路線の運航を28日から再開した。チリの航空分野の4日間にわたるストライキの影響で、同社はこの路線の運航をしばらく見合わせていた。状況が落ち着いたとして、就航したばかりのこの路線の再開を決めたという。同社はサンタクルスとイキケを結ぶ路線も運航している。

■ペット盗難が増加 El Díaの記事
国内では犬などのペットが盗まれる事件が、増加しているという。ペット問題を扱う団体が明らかにしたものだ。以前は、盗難の告発件数が一日1件程度だったが、今は多い日には5件程度まで増えたという。とくに、血統書つきの犬に多くみられる。同団体と弁護士のグループは、被害にあった際には早急に告発するよう、呼びかけた。

■エル・ニーニョの影響は3月まで Página Sieteの記事
気象機関は、エル・ニーニョ現象による国内の天候への影響が、3月頃まで続くとの見方を示した。ペルー沖の海水温が上昇するこの現象により、これから本格化する雨季では雨の降り方が極端化する可能性が指摘されている。同機関はとくにベニ県のグアヤラメリンやパンド県のコビッハなどで、被害が大きくなる可能性があるとした。

■94歳シスター死去 El Díaの記事
ウボルディ学校を開設したシスター、アンシリャ・ベレッタ氏が28日朝、死去した。1921年にイタリアのミラノで生まれた同氏は、27歳のときに来暮し、サンタクルス県のサンホセ・デ・チキートスの修道院に入った。とくにこどもや若者への支援で知られ、この目的で新たな学校を立ち上げたという。

■ジャガーとの写真で告発 El Díaの記事
SNSサイトのFacebookに、ジャガーの死骸との写真を投稿した女性が、告発された。この写真は今年、サンタクルス県内のトゥカバカ保護区で撮影されたとみられている。ジャガーが違法な猟で死んだ可能性もあり、環境省がこの女性の身元の特定を進めている。南米の広い範囲に棲息するジャガーだが、個体数減少で絶滅が危惧されている。

■薬物での有罪、1322件 El Díaの記事
国内ではこの1~11月、1322人が薬物保持などで有罪の判決を受けたという。警察機関が明らかにした数字だ。法令1008号による違反での摘発が相次いでおり、地域別ではサンタクルス県が456人でもっとも多く、以下ラパス県234人、コチャバンバ県156人、タリハ県66人、チュキサカ県50人となっている。

■カラフルな下着の季節 El Deberの記事
国内の市場に、カラフルな下着が並ぶ季節となった。年越し時に新しい下着をつける習慣があり、その色が翌年の開運を表すと信じられている。毎年とくに人気が高いのは金運を示す黄色で、このほか愛情運の赤、家内安全などの白、職業や名誉などの緑も知られるが、知名度が低かった尊厳を示す黒も知られるようになりつつあるという。


【ペルー】

■ティンゴ・マリアで地滑り El Comercioの記事
ワヌコ県のティンゴ・マリアでは、地滑りが発生した。大雨の影響で地域の山の斜面が崩れ、大規模な泥流が発生したものだ。この事態で30人が避難し、多くの住宅で浸水被害が起きている。復旧を進めるため、県都から現在、多くの重機が現地に向かっているところだ。一帯では通常の4倍程度の雨が降ったという。

■プーノ県では2氏が拮抗 Los Andesの記事
来年の大統領選に向けた世論調査で、プーノ県では2氏への支持が拮抗している。全国では支持トップのケイコ・フヒモリ氏が21%で、全国3位の前トルヒーリョ市長、セサル・アクニャ氏が19.3%だ。アクニャ氏がプーノ県を訪れ、各地で支持を訴えた効果が表れたとみられる。元経済相のペドロ・パブロ・クチンスキー氏は13.3%だった。


【チリ】

■パラグアイ、チリに謝意 El Universalの記事
パラグアイ政府は、チリに対して謝意を示した。パラグアイでは大雨の影響で川の増水、氾濫が発生し、合わせて10万人以上が避難している。チリ政府は同国にいち早く支援物資を送るなどの対応をとった。エラディオ・ロイサガ外相はこの事実を会見でこの事実を述べ、チリのエラルド・ムニョス外相に電話で謝意を示したことを明らかにした。

■メトロ、グラフィティの責任負わない BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)運営は、落書きによる責任は負わない、との立場を示した。5号線の車輛に、グラフィティと呼ばれるポップアートの落書きが広範囲になされ、編成が一時使用できなくなった。このため同路線の列車本数が減るなどの事態が起きたが、メトロ運営側の責任を否定したものだ。この事態で若者ら30人が拘束されている。


【アルゼンチン】

■マクリ、対策インフラを約束 La Nacionの記事
水害に見舞われているエントレ・リオス州のコンコルディアを視察したマウリシオ・マクリ大統領は、災害対策のインフラ整備を地域行政と被災者らに約束した。上流の大雨の影響でウルグアイ川が氾濫し、1万人が避難する事態となっている。マクリ大統領は市長と州知事と会談し、さらに避難している人々を慰問した。

■サンタ・フェ、状況悪化 La Nacionの記事
サンタ・フェ州では水害に対する状況が悪化している。ブラジル南部の雨の影響でパラナ川が増水し続けているもので、一部の地域では危険水準に達し、500人が避難している。当局によると水位上昇は止まっておらず、避難対象がさらに広がる可能性もある。州都サンタ・フェ市内でも避難者がおり、今後州道1号の通行止めの可能性もあるという。

■ボランティアと物資を募る La Nacionの記事
国内で活動するNGO団体などが、ボランティアや物資を募っている。国内北部で川の増水、氾濫による水害が発生している。災害復旧ボランティアや、被災者への支援物資の募集が始まり、多くの人の関心を集めているという。支援内容などはNGOにより異なるため、事前に問い合わせをするよう参加者に呼びかけがなされている。

■ブエノスアイレスで大停電 La Nacionの記事
ブエノスアイレス市内や都市圏の広い範囲で、停電が起きた。市内ではモンセラートやレティーロ、カバジートなどで電力供給が絶たれた。電力会社によると影響を受けているのは5万6千世帯にのぼるという。一帯では先週末から気温が高い状態で、冷房使用による需要が増加したことが背景にある。電力会社は、使用していない家電の電源を落とすよう協力を呼びかけた。

■出身選手、故郷のために動く Antena2の記事
ラシン・クラブに属するグスタボ・ボウ選手が、故郷のために一肌脱ぐ。出身地のエントレ・リオス州コンコルディアで大水害が起きていることから、地域支援のための募金活動や物資募集を行なうという。同選手の現地の友人の4分の3が、この水害に被災している状況だ。ボウ選手は25歳、今年のリベルタドーレス杯でゴールを挙げた。

■ブエノスアイレス、暑さへの警報 La Nacionの記事
気象機関はブエノスアイレス一帯に、暑さに対する警報を出した。市内や一帯では先週末から、厳しい暑さが続いている。この暑さはしばらく居座り、年内いっぱいは連日摂氏30度を超える、夏日が続く予想だ。同機関は市民に対し、熱中症対策をとるよう呼びかけ、とくにこどもや高齢者に注意するよう促している。


【エクアドル】

■アルコール販売、1日は延長 El Universoの記事
国内でのアルコール飲料の販売や提供は、1日の未明は規制が緩和される。国内ではアルコール類の販売、提供の時間が規制されているが、年末年始の祝いのため1日については1時間半、販売時間を延長し、午前3時30分までとすると内務省が発表した。通常の休日は午前2時までとなっている。


【コロンビア】

■航空利用、9.8%増 Caracol Radioの記事
コロンビアの空の便の利用者は、前年から9.8%増加しているという。民間航空局が28日、明らかにした数字だ。国内線、国際線を含め、航空便の利用者は近年、右肩上がりで増えており、今年もこの傾向を維持した。国内最大のボゴタのエルドラード空港の利用は、前年比で9.6%の増加だという。


【ベネズエラ】

■警備ヘリ、コロンビアに墜落 Caracol Radioの記事
国境警備のヘリコプターが、コロンビア領内に墜落した。コロンビア時間28日朝10時56分頃、警備のため航行していたこのヘリがパラグアチョンのラ・ラヤ付近に墜落した。機体のトラブルで越境し、墜落したとみられる。コロンビア側が負傷者らを保護し、手当てを行なったことから、ベネズエラ政府はコロンビアに謝意を示した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、10万人避難 El Universoの記事
大雨による川の増水、氾濫で水害に見舞われているパラグアイでは、避難者総数が10万人を超えた。エル・ニーニョの影響とみられる異常降雨は続いており、さらに被害が広がるおそれもある。アスンシオンを流れるパラグアイ川は、1992年に記録した最高水位を上回るレベルまで上昇している。首都の南120キロのアルベルディでは、全人口7千人が避難した。

■ウルグアイも避難1万人超す El Paísの記事
ウルグアイでも、水害による避難者がさらに増えている。ブラジル南部の大雨の影響で、同国を流れるウルグアイ川が増水、品ランしているものだ。北部を中心に、1万1357人が避難しているという。避難者がもっとも多いのはシナエの6005人で、アルティガスは2357人となっている。政府は、避難者支援のための関係閣僚の緊急会合をもった。

■メキシコ北西で雪 El Universoの記事
メキシコ北西部で降雪があった。氷点下18度の強い寒気が入ったため、米国との国境に近いチワワ州の32の行政地域で、降雪が確認された。多いところでは30センチの降雪で、このレベルの雪が降るのは実に55年ぶりだ。政府は同州とソノラ、ドゥランゴ、コアウイラ州に、氷雪に対する注意報を出した。

■モモトンボ火山、依然活発 Telesur TVの記事
ニカラグアのモモトンボ火山は、依然として活発な状態を維持している。この火山は今月1日、110年ぶりに噴火し、今月下旬には18回にわたる火山性地震を起こした。観測機関は、火山内部が活発で、2度めの噴火もありうるとの見方を示している。また国内のテリカ火山、マサヤ火山についても活発な状態が維持されているとした。

■ウルグアイ、航空復権 Expresoの記事
ウルグアイのリリアン・ケチチアン観光相は、空の交通の復権に自信を示した。この17日からブラジルのアズール航空が乗り入れ、休止していたアルゼンチンのソル航空も乗り入れを再開した。2012年にプルーナ航空が破綻し、今年にはBQB航空が停止するなど空の便の不遇が続いていたが、近く新会社アラス・ウルグアイが就航する予定となっている。

■Senatur、アマスソナスと提携 La Naciónの記事
パラグアイ政府観光局(Senatur)とアマスソナス・パラグアイが提携した。この提携は、観光客の誘客やその輸送などについて連携するというものだ。同社はボリビアのアマスソナスとスペイン企業が合弁で立ち上げ、今年運航を開始したばかりだ。今後同社は首都アスンシオンと周辺国の主要都市を結ぶ路線を就航する方針を示している。

■エルサルバドル、選手撃たれ死亡 ESPの記事
エルサルバドルのベテランフットボール選手が、銃で撃たれ死亡した。アルフレド・パチェコ選手がサンタアナで27日、車が銃撃されたという。同選手は死亡し、一緒にいた2人も負傷した。同選手は1982年生まれの33歳で、代表選手として86度試合に出る、国内記録を持つ。隣国ホンジュラスでも今月10日、選手が殺害される事件がおきたばかりだ。


【国際全般】

■ウルグアイ兵、コンゴに死す El Paísの記事
ウルグアイの男性兵が、コンゴ民主共和国で死亡した。軍の広報が28日、明らかにしたものだ。死亡したのは、現地で勤務していた37歳の兵で、マラリア感染のため24日から首都キンシャサの病院で手当てを受けていたが、この日の朝に死亡したという。ウルグアイは平和維持活動(PKK)の一環で、同国に兵を送っている。


【サイエンス・統計】

■イラン、豚インフルエンザ死112件 News24の記事
イランでの豚インフルエンザ流行により、これまでに112人が死亡したという。同国保健省によると、2009年にメキシコを震源に世界に広がったH1N1型のインフルエンザが、11月中旬から感染例が増えている。今の時点で流行地域は同国南東部だが、もっとも人口の多いテヘラン首都圏にも今後、広がるおそれがあると同省は警告した。