2016.01.09

【ボリビア】

■エボ「これからもボリビアでラリーを」 El Díaの記事
ウユニでダカールラリーを出迎えたエボ・モラレス大統領は、「これからもボリビアで開催してほしい」と語った。2006年から南米開催となったラリーが国内を通過するのは、3年連続3回めだ。しかし主催側は新たなルートの策定を検討しており、来年以降国内を通過するかどうかは不透明だ。モラレス大統領は歓迎の意を示し、主催側にトップセールスをした形となる。

■ダカール、もっとも過酷な一日 La Vozの記事
ダカールラリーは8日、全ルート中もっとも過酷な一日となった。7日から9日はボリビア国内開催で、この8日は終日ボリビア国内となる。ポトシ、オルーロ県のこの日のルートは一日の移動距離が723キロと最大で、かつすべて標高3600メートル以上の地域のみとなった。この日、国内最大の観光地ウユニは、ツアーなどが中止されている。

■エル・シジャル、注意喚起継続 Los Tiemposの記事
サンタクルスとコチャバンバを結ぶ道路のエル・シジャル一帯に対し、ボリビア道路管理局(ABC)は運転手らに注意喚起を継続している。12月末と年明け、この地では土砂災害が繰り返された。今は道路通行が再開されているが、雨の降り方などによっては再び不通の状態となる可能性があるとしている。

■ポオポ消滅で気温上昇 La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖跡周辺では、気温上昇が顕著だという。国内第2の面積を持つこの湖は、雨不足などの複合要因で干上がり、地域行政が「消滅」を宣言した。湖がなくなったため地域では乾燥度合いが高まり、従来よりも気温が高い状態が続いている。地域行政と気象機関は、さらに事態が悪化し、沙漠化することへの懸念を示している。

■オルーロ県議会、渇水オレンジ色警報 El Paísの記事
オルーロ県議会は県内に、上から2番めのランクの「オレンジ色警報」を出すことを採択した。県内では雨不足により各地で渇水、旱魃が報告され、ポオポ湖がほぼ完全に干上がる事態が起きている。県議会はこの事態に重大な懸念を示し、警報を出すとともに、国などへ支援を求める方針を示した。この渇水で農産物生産やラクダ類飼育などにも影響が出始めている。

■6県で「No」が優勢 El Deberの記事
国内9県のうち6県で、「No」が優勢だという。ボリビア選管(TSE)が各県での選挙運動の状況を分析した結果だ。2月21日に、エボ・モラレス大統領の再選を認めるかどうかが焦点の憲法改正に向けた国民投票が行われる。しかし地方政党の状況から、6つの県では「No」を訴える地盤のほうが強いという。

■チリ外相、ボリビアとの対話に前向き El Deberの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、ボリビア政府との対話に前向きな姿勢を示した。両国は正規の外交関係を持たず、海岸線問題をめぐり対立が深まっている。ムニョス外相はこれまでボリビア政府への不信感をあらわにしてきたが、対話による前進、解決に意欲を示した。しかしボリビア側は、一連の同外相の発言について真意をまず確認したい姿勢だ。

■エボ、ガスパル氏来暮を評価せず Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、チリのガブリエル・ガスパル特命大使の来暮を評価していない。関係正常化の特命を受けた同氏はサンタクルス、ラパスを回り、各方面との協議を行なった。しかしモラレス大統領は「単に混乱させるための訪問だ」と断じ、チリ側の焦りの表れだと語った。ボリビア政府側もこの訪問について、その意味が分からないとの認識を示している。

■EU、OAS監視せず Página Sieteの記事
欧州連合(EU)と米州機構(OAS)は、選挙監視団の派遣の動きを見せていないという。ボリビアでは2月21日、エボ・モラレス大統領の再選の是非が焦点の憲法改正に向けた国民投票が予定されている。国内で選挙が行なわれる場合、同機関から監視団が受け入れられるが、今回は見送られる可能性があるという。

■プエルト・スアレス空港、陳腐化 El Deberの記事
サンタクルス県、ブラジル国境のプエルト・スアレスの空港のシステムや設備が陳腐化しているという。この空港からはサンタクルスとの間に定期便があるが、適切な投資が行なわれず、安全や運航に関わるシステムが老朽化し、またターミナルの建物では天井からの雨漏りが起きるなど、事態が深刻化しつつあるという。

■エルアルトで衝突 El Díaの記事
ラパスに隣接するエルアルトで、住民らと警官隊との間で衝突が起きた。道路整備をめぐる要求行動で市内の第4、5、7、14区の住民らが要求デモ行進を行なっていた。これを抑えようとした警官隊との間で衝突に至り、複数の負傷者が出たという。警官隊はこの事態を収めるため、催涙ガス弾を使用した。

■エル・アブラ刑務所で死者1人 Los Tiemposの記事
コチャバンバのエル・アブラ刑務所で受刑者同士のケンカにより、1人が死亡したという。警察によると、この刑務所の受刑者同士の言い争いが激化し、刃物で刺された23歳の男性受刑者が死亡し、39歳と32歳の2人が重傷を負い市内の病院に搬送された。この刑務所では昨年、所内の「商売」をめぐる対立からやはり死者が出ている。

■健康的食料法、施行 El Díaの記事
8日、健康的食料法である法令775号が新たに施行された。エボ・モラレス大統領が承認し、即日施行となったものだ。この法令は消費者の食料成分などの表示義務や安全な食生活の促進などを定めたものだ。具体的には清涼飲料水の消費抑止や、キヌアなどの栄養価の高い食品の消費拡大などが含まれている。

■マピリ川が氾濫、25世帯が被害 Página Sieteの記事
ラパス県北部を流れるマピリ川が氾濫し、25世帯が被害を受けている。7日朝、この川が増水しレコ村付近で氾濫し、住宅地や農地を浸水させた。地域メディアによると、被害を受けたのはバナナやカカオの果樹園で、さらに水により飼育されていた豚や鶏が流された。被災した住宅の中には、全壊したものもあるという。

■運賃闘争、暴力的な展開も El Díaの記事
ラパスのミニバス運賃をめぐる闘争で、暴力的展開も報告されている。交通事業者らが運賃値上げの認可を市に求めているが、市側は拒絶している。一部の組合が一方的値上げを通告したことから、市側は監督を強化しているが、現場では運転手と市職員との間で暴力的な衝突も起きている。

■第三環状線、信号不備で混乱 El Díaの記事
サンタクルスの第三環状線では、信号機の不具合で混乱が生じた。警察によると、この道路上の複数の信号機のシステムが不具合を起こし、車の流れが大きく乱れたという。このため急遽、警察官らが路上に出て、交通整理を実施した。警察によるとこの不具合は、供給電力の問題から生じたとみられるという。


【ペルー】

■ビジャ・エルサルバドルが浸水 El Comercioの記事
リマのビジャ・エルサルバドルで浸水、冠水が生じた。8日未明、一帯では強い雨が降り、たちまち排水機能が損なわれる状態となった。この影響で、この町では深いところで30~40センチも水に浸かったという。リマはもともと雨が少なく、こうした雨への脆弱性を抱えている。水が引き始めた地域では、後片づけや掃除が行なわれている。

■動物虐待、最大5年の刑 El Comercioの記事
動物虐待防止にかかる法令30407号が施行された。国内でもペットなど動物への虐待行為の告発が相次いでいることから、新たに整備された法だ。ペットを傷つけ、時に死に至らしめるような行為が確認された場合、3~5年の刑や罰金刑が下る可能性がある。しかし国内の農村部などで行なわれる闘牛や闘鶏はこの対象外だ。

■フリアカ、リンチから救出 Correo Perúの記事
プーノ県フリアカのマンコ・カパック市場で、リンチを受けていた47歳の男が、警察官により救出された。この男は市場内で盗みを働き、店主らに取り押さえられ暴行を受けた。電柱にくくりつけられ、火をつけられようとした際に警察官が駆けつけたという。怒った店主らとのもみあいで、警察官2人も負傷している。

■国内南部、沙漠化のおそれ La Repúblicaの記事
アレキパ、モケグア、タクナ県などはエル・ニーニョ現象の影響で、沙漠化が進むおそれがあるという。この現象の影響でこの夏、国内の広い範囲は雨の降り方が極端化する可能性がある。しかし南部のこれら地域は深刻な渇水、旱魃に見舞われ、環境が激変する可能性があると気象機関が警告を発した。長期的スパンでは、アタカマ沙漠と同様の気候になる可能性もある。


【チリ】

■ネバドス・デ・チリャン、活発化 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州にあるネバドス・デ・チリャン火山群が、活発化している。8日、この火山群の火山の火口から噴煙が立ち上り、周辺のピントやコイウェコなどで火山灰が降った。今のところ周囲への警戒レベル引上げなどはないが、近くのチリャン温泉では有事の避難体制の確認などが行なわれている。

■メトロで劇物漏れ BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)車内で8日13時頃、劇物が漏れる事故が起きた。2号線の車内で、乗客が持ち込んだ荷物の中から化学物質が漏れ、乗客1人が手や脚などに火傷のような症状を呈した。運ばれていたのは硝酸と塩酸の混合物で、その量は50ミリリットルだった。この事態で緊急体制が敷かれ、車内の清掃が行なわれた。


【アルゼンチン】

■バイア・ブランカ断水 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州のバイア・ブランカで大規模断水が起きている。地域の水道会社によると、6日に主要水道管で事故があり、広い範囲で水道水の供給が絶たれているという。影響を受けている人は数千人にのぼるとみられるが、正確な数は分かっていない。水道会社の財政的問題で、メンテナンス不足を招いているとの指摘がある。

■リオ・ネグロ、保護区で火災 Clarín.comの記事
リオ・ネグロ州ボルソンのリンコナーダ・ナウェル・パン自然保護区で、大規模な山林火災が起きている。8日昼頃に出火が確認されたもので、現在消火活動が行なわれているところだ。すでに数ヘクタールが焼失したとみられるが、今の時点でコントロールには至っていない。出火原因などについてはまだ分かっていない。

■ミシオネス、デング7件確認 Iguazu Noticiasの記事
ミシオネス州保健局は、州内のデング感染7例を確認した。州内ではネッタイシマカが媒介するこの感染症が疑われる例が200件を超え、同局は確認を進めている。確認されたのは州都ポサーダスが4件、観光地プエルト・イグアスが3件だ。夏を迎えている州内では蚊が発生しやすく、同局はこれを抑えるための薬剤散布などの対応をとっている。

■11歳男児、落雷で死亡 Ambitoの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で、11歳の男児が落雷により死亡した。この事態が起きたのは、州都から35キロのバンダだ。7日午後、農場できょうだいとともに手伝いをしていたこの男児を、雷が直撃したという。男児は病院に運ばれたが、即死の状態だったという。いっしょにいたきょうだいも足などに火傷を負っている。


【エクアドル】

■エア・ヨーロッパ、グアヤキルへ El Universoの記事
スペインのエア・ヨーロッパが、グアヤキルへの乗り入れを計画している。同社はハブであるマドリードのバラハス国際空港とグアヤキルを結ぶ、直行便の就航を検討している。同社は6月からマドリード-ボゴタ線を運航するなど、ラテンアメリカ路線に経営資源を集中させている。現在グアヤキルとマドリードを結ぶ路線は、イベリア航空とLANが運航している。


【コロンビア】

■ブカラマンガ空港であわや衝突 W Radioの記事
ブカラマンガの空港で、あわや航空機同士の衝突事故が起きるところだった。メデジンから到着したアビアンカ航空の便が同空港に着陸しようとしたところ、滑走路上に別の航空機がいたという。当時一帯は視界が悪い状態だった。機長のぎりぎりの判断で着陸を中止し、事故は避けられた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ソル・デル・パラグアイ、再開へ Ultima Horaの記事
パラグアイの航空会社ソル・デル・パラグアイが今月22日、運航を再開する。同社は12人乗りのセスナ機を使用し、アスンシオンとエンカルナシオン、ペドロ・フアン・カバジェーロを結ぶ路線を開設する。同社はアスンシオンをベースにブエノスアイレス線などを運航していたが、財政難から2012年8月に運航を停止していた。小型機による国内線運航で、復活する。

■コスタリカ、キューバ移民が出産 Caracol Radioの記事
コスタリカで足止めされているキューバ移民の女性が、出産したという。中米を経由し北米に向かおうとしているキューバ移民が同国やパナマ、ニカラグアなどで身動きがとれなくなっている。出産したのは、国境付近で1か月過ごしている女性だ。現在民間団体などが、こうしたキューバ人への支援などを行なっている。