2016.01.11

【ボリビア】

■エボ「南米開催続けて」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ダカールラリーの南米開催を継続してほしいと語った。もともとアフリカで開催されていたこのラリーは、治安や社会情勢の影響で南米にルートを移した経緯がある。一部でアフリカ開催に戻すべきとの意見が上がっていることを受け、モラレス大統領は南米で継続し、ボリビアでもまた開催してほしいと述べた。

■ダカール、環境への負荷は高い La Razónの記事
ダカールラリー国内開催による環境への負荷が高いことが、あらためて指摘された。この7日から9日、3年連続3回めとなるラリーが国内開催を迎えた。多くの観光客を迎えるなど社会的利益が大きい一方、環境団体はこの3年間の開催で、排気ガスなど4万トンが排出され、とくに二酸化炭素排出量が大きく増えたことを指摘した。

■エボ、コカ葉働きかけ強化へ Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領は、コカ葉についての国際社会への働きかけを強化する方針を示した。アンデス原産のハーブであるコカ葉はインディヘナ(先住民)文化上重要な意味を持つが、コカインの原料となることから国連が禁輸作物に指定している。モラレス大統領はコカ葉そのものは薬物ではないとして、国際社会でのこの認識を高めたい、とあらためて語った。

■エボ、科学省創設に意欲 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、科学省の創設に意欲を見せている。先週、コチャバンバを訪れた際に明らかにしたもので、今後内閣を通じて同省庁の新たな設置について具体的検討を開始するという。ボリビア出身の科学者も少なくないが、その大半が国外に流出している事実に危機感を強め、国として科学技術振興に取り組む姿勢を示したいという。

■ポオポ、ティティカカ水門の影響 Página Sieteの記事
オルーロ県のポオポ湖は、ティティカカ湖につくられた水門の影響を受けたという。ボリビア、ペルー両国によるティティカカ権限機関が指摘したものだ。国内第2のこの湖は干上がり、12月に地域行政が「消滅」を宣言した。同機関によると水門の影響でデサグアデーロ川の水位が低下し、この消滅を招く一因になったという。

■航空利用、22%増 El Díaの記事
ボリビアでの航空利用は昨年1~10月、前年同期比で22%増加した。民間航空局が明らかにした数字で、この期の航空便利用者は234万6699人で、前年同期の176万9831人から50万人以上増えた。国内線におけるシェアは国営ボリビアーナ航空(BoA)が75%、アマスソナスが15%、エコジェットが9%となっている。

■TAM、4月には新体制に El Díaの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、4月1日には新体制に移行するという。空軍の一部門である同社は公企業化され、監督権が国防省から民間航空局に移される。このプロセスは昨年12月までに終了する予定だったが遅れ、4月となることが明らかになった。現在、公企業としての認可を受ける審査を受けているという。

■ラパス北部、雨被害1065世帯 
El Deberの記事
ラパス県北部では大雨により、1065世帯が被害を受けている。同地域ではマピリ川の氾濫などが生じ、グアナイやカイロマなどで住宅地や農地などに被害が出ている。国内の広い範囲は現在、本格的な雨季を迎えているが、今季はエル・ニーニョ現象の影響で異常気象が重なり、大雨や渇水が極端化している。

■ドリア・メディナ氏、「No」ツイッター El Deberの記事
実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏は、「No」運動のためのツイッターを開始した。2月21日、エボ・モラレス大統領の再選を認めるかが焦点の、憲法改正の是非を問う国民投票が行われる。モラレス政権と対峙する同氏は、この投票に「No」を投じるよう求める運動を展開中で、この専用アカウントを用意したものだ。

■ドイツ社、トランビア調査へ El Díaの記事
ドイツ企業がサンタクルスで、トランビア(路面電車)整備のための調査を行なう。同国企業側とミルトン・カルロス公共事業相、サンタクルス市長らが会合を持ち、決まったものだ。国は新たな大量輸送機関としてトランビア建設を決めており、ドイツ社は2~3年の工事で開業できるとの見通しを示したという。

■ピライ川水浴強盗 El Deberの記事
サンタクルスのピライ川で、水浴客らが強盗に遭ったという。8日午後、水浴場付近でこども4人を連れた女性2人が若い男2人組に襲われ、拳銃のようなものをつきつけられ脅され、金を奪われた。被害額は合わせて500ボリビアーノになったという。夏の間この水浴場は混みあうことから、警察はパトロール強化の方針を示した。

■ラパス、ペピーノの蘇生 El Deberの記事
ラパスの中央墓地では、「ペピーノ」が蘇生した。県内に伝わるフォルクローレのダンスとリズム「チュータ」のコスチュームであるペピーノは、カルナバル時期の道化役としてラパスでは欠かせない。2月8日のヒスカ・アナタを前に今年も蘇生したもので、墓地ではこれを出迎える多くの人が集まった。ペピーノはカルナバル後、再び墓所に戻る。

■サンタクルス、プレカルナバル El Díaの記事
サンタクルスではプレカルナバルの最初のイベントがあり、賑わった。市内中心の9月24日広場などで、伝統的な衣装に身を包んだ男女がダンスを披露したものだ。国内ではサンタクルスのカルナバルは、ユネスコ煙い文化遺産のオルーロに次いでその華やかさで知られる。

■アイスクリーム、2社で80%シェア La Razónの記事
ボリビア国内のアイスクリーム市場は、上位2社で80%を占めているという。国内トップはラパスのデリシア社でシェアは55%、2位は乳製品を広く扱うPIL社で15%だ。以下アルゼンチンのアルコル社やパンダ社などが合わせて20%を占めている。デリシア社のマーケティング担当によると、業界のこの図式は2013年頃から変わっていないという。


【ペルー】

■アプリマック、雹被害 El Comercioの記事
アプリマック県で降雹による被害が生じた。7日夕方、一帯は悪天候となり、チンチェロスでは20分間にわたり激しく雹が降った。この地ではこの雹により、農地15ヘクタールが壊滅的被害を受けたという。このわかトウモロコシなどの50ヘクタールも、被害を受けた。同じ時間帯、フニン県でも悪天候による被害が出ている。

■メトロ3号、190億ソル El Comercioの記事
リマのメトロ(電車)3号線建設には、190億ソルが必要だという。リマでは大量輸送機関としてメトロ整備が進み、1号線が開業し、2号線の建設が始まっている。交通通信省がコマスとサンフアン・デ・ミラフローレスを結ぶ3号線の計画について示したもので、2022年の開業を目指す方針だという。

■フルサ社、また事故 Correo Perúの記事
フルサ社のバスの便がアレキパ県内でまた事故を起こした。9日、同社の便とトラックが、アレキパとフリアカを結ぶ道路上で正面衝突したもので、6人が死亡、7人が負傷したものだ。アレキパとプーノ、フリアカを結ぶ路線に特化している同社だが、重大事故が続発している状態で、2009年には23人、2014年には12人が死亡する事故を起こしている。

■トルヒーリョ、マリネラ祭 Correo Perúの記事
ラ・リベルタ県都トルヒーリョでは、マリネラ祭が開催される。ボリビアやアルゼンチンなどで「クエカ」と呼ばれるダンス、マリネラはペルー発祥で、国内では広く踊られている。11日に開催されるこの祭は、6回めとなる国際大会で、市内のブランカ・ランダウロ・デ・ブルメステル競技場が会場となる。


【チリ】

■スーパー不買運動 El Universoの記事
国内ではSNSなどを通じ、スーパーでの不買を呼びかける運動が広がったという。6日、市場の92.5%を占める流通大手3社が、鶏肉の価格について闇カルテルを結んでいたことが発覚した。この報道に怒りを覚えた国民らが10日、スーパーに行くことをボイコットすることを広く呼びかけた。公式データはないが、この日の国内のスーパーは普段に比べ、客足が鈍いという。

■第2州、地熱センター着工 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州では、南米大陸初となる「地熱センター」の建設が始まった。カラマの北230キロ、オジャグエのパベジョン山に建設されるこの施設は、エネル・グリーン・パワー社とEnapが3億ドルを投じて整備するものだ。完成すると16万5千世帯分の電力に相当する48メガワットの発電が可能となる。2017年の稼働を目指している。


【アルゼンチン】

■チャコ、また避難の動き Página 12の記事
チャコ州でまた避難の動きだ。地域を流れるパラグアイ川がまた増水し、プエルト・ベルメッホで浸水が生じ、98世帯が避難したという。この川は上流部の雨の影響で12月末から水位が高い状態で、隣国パラグアイでは合わせて11万人が一時避難したことが伝えられた。また国内ではパラナ川も水位が高い状態で、警戒が続いている。

■デング、全国拡大のおそれ Perfilの記事
この夏、ネッタイシマカが媒介する感染症、デングが全国に拡大するおそれがあるという。保健省が警告したもので、もともとの流行地域であるブラジルやパラグアイを訪れた観光客らが、地域に持ち帰り、広がる可能性がある。現在国内では、ミシオネス州で感染例が確認され、ポサーダスやプエルト・イグアスで蚊を抑えるための薬剤散布が行なわれている。

■ブラジルに大挙の夏 La Nacionの記事
この夏、アルゼンチン国民はブラジルを大挙して訪れている。夏の観光地として今季、ブラジルの人気が高く、とくに南部のリゾート地フロリアノポリスは、アルゼンチン人だらけだという。同国の経済減速から通貨レアルが下落し、アルゼンチン国民間に旅行においての割安感が広がったことが背景にある。同国のデータでは、訪問アルゼンチン人は20%増加している。

■ミクロセント、路駐止まず La Nacionの記事
ブエノスアイレス中心部のミクロセントロでは、路上駐車が止まらない。この地域では路駐が社会問題となっており、市側はその都度対応をとっているが、追いつかない状態だ。歩行者や自転車専用のレーンを塞ぐ形で車を止める、危険な路駐も横行している。昨年は月平均で1万3千台が路駐で摘発されているという。


【コロンビア】

■ビバコロンビア、14時間待ち RCN Radioの記事
LCCであるビバコロンビアの乗客らが、同社の不適切な対応を告発した。8日21時にサンタマルタを発ち、ボゴタに向かう便が機体のメンテナンスの都合から遅れたという。数時間後乗客らは機内からターミナルに場を移したが、延々と14時間にわたり待たされ続けた。その後も同社からは何の説明もなく、乗客らがこの告発を行なったものだ。

■ボゴタ中心部で爆発 Caracol Radioの記事
ボゴタ中心部で10日、爆発があったという。現場となったのは24番街とカラカス通りの角にある6階建ての建物だ。建物内の電気系統の不備から、この事態に至ったという。建物内に人はいなかったが、割れた窓ガラスに通行人2人が巻き込まれ、それぞれ軽傷を負った。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、820年の刑 Telesur TVの記事
グアテマラの司法は9日、被告に820年の刑を言い渡した。この刑が下ったのは麻薬組織エル・タケロのマルビン・モンティエル・マリン被告だ。2008年にニカラグアの15人、オランダの1人の合わせて16人を殺害したとして逮捕、起訴されていたものだ。また同被告の妻サラ・クルス被告には8年の刑が言い渡されている。

■ニカラグア、今年初の反運河行進 Panama Americaの記事
ニカラグアの農業層は10日、今年初めてとなる運河反対の行進を行なった。今回行進を行なったのはラ・フォンセカの農村部の農業層らだ。同国では中国からの投資を受け、太平洋とカリブ海を結ぶ運河建設工事が2014年末から始まっている。農業層は、先代から受け継いだ土地を奪われることに反発し、こうした行動を続けている。