2016.02.03

【ボリビア】

■ブロック封鎖、3日め Página Sieteの記事
トラック輸送業者らによる道路封鎖は2日で、3日めを迎えた。31日から始まったこの封鎖は、政府に対し物流や通関の政策を求めた動きだ。各地のメディアのまとめによると、現在は国境道を中心に国内6個所で封鎖が行なわれ、トラックなどが足止めされている。この封鎖は無期限とされており、終了の見通しは立っていない。

■政府側、封鎖を静観 Página Sieteの記事
ボリビア政府側は、国内で続けられている道路封鎖を静観している。トラック輸送業者らによるこのストは、政府に対する要求行動で行なわれているものだ。しかし今の時点で未だに対話の機運は起きていない。ルイス・アルセ経済相はメディアの取材に対し、「政府として今、話せる内容は何もない」と述べた。

■封鎖の損失、一日8百万ドル El Díaの記事
31日から国内で行なわれているトラック輸送業者らによるブロック封鎖で、ボリビアは1日あたり8百万ドルの損失を出している。サンタクルスの物流団体が明らかにした数字だ。国境道が封鎖されているが、とくに外港であるチリ北部を結ぶ、オルーロのタンボ・ケマードの封鎖の影響が大きいという。3日間で、停滞している物流の量は7500トンにのぼる。

■死亡運転手は「殺人」 El Deberの記事
オルーロ県のタンボ・ケマードで死亡した運転手について、殺人事件と断じられた。オンブズマン機関のロランド・ビジェナ氏が指摘したものだ。トラック輸送業者のブロック封鎖の地点で、兵が暴力をふるい、男性運転手が死亡したことが報じられている。同機関の調査で、人権や人格を踏みにじる不法な暴力があったことが確認されたという。

■TAM、ピストン輸送開始 La Razónの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、国内各都市を結ぶ「ピストン輸送」を開始した。トラック輸送業者による全国でのストで、陸路交通が各地で麻痺している。移動需要に応えるため、ラパス、コチャバンバ、サンタクルスを結ぶ路線などを、保有機をフル活用し運航するという。航空各社もこの動きに追随する可能性がある。

■ラパス、オルーロ便のみ El Deberの記事
ラパスのバスターミナルからは、現在オルーロとの間の便のみの運転となっている。トラック輸送業者らのストライキの影響で、この3日間国内各地でブロック封鎖が行なわれているためだ。コチャバンバやポトシなど国内各地や、チリ、ペルーへの便はすべて運休となり、オルーロとの間の便のみが運転されている。

■チャリャパタでバス事故 El Díaの記事
オルーロ県のチャリャパタでバス事故が起きた。2日朝6時30分頃、タリハからラパスに向かっていたトランス・ビジャ・デル・ノルテ社の便が衝突事故を起こし横転したものだ。この事故で8人が死亡、37人が負傷している。このバスの便は、国内で行なわれているブロック封鎖ポイントを迂回する形で、不慣れな道を走行していたとみられている。

■エボ-ルセフ会談 El Díaの記事
2日、エボ・モラレス大統領とブラジルのジルマ・ルセフ大統領の会談が、ブラジリアで行なわれた。経済や国際情勢などについて会談が行なわれ、エネルギー分野での協力や、ボリビアが計画する大陸横断道へのブラジル参加などが話し合われたという。またボリビアのメルコスル正規加盟について、ブラジル政府が全面協力することでも合意された。

■保健省、冷静な対応求める Los Tiemposの記事
保健省は国民に対し、冷静な対応を求めた。世界保健機関がラテンアメリカで大流行するおそれがあるジカ熱について、公衆衛生上の緊急事態を発令した。国内でもこの感染症に対する不安が高まっているが、同省は国内での事例はまだ4件で、流行には至っていないとした。この上で、国民各自に冷静に対応するよう求めたものだ。

■オルーロ、M4.2の地震 El Deberの記事
オルーロ県で2日15時29分頃、軽度な地震が起きた。ラパスサンカリクスト地震機構によると、震源はスル・カランガス郡で、震源の強さはマグニチュード4.2だ。県側によるとこの地震による人や建物への被害は起きていない。同県やラパス、ポトシ県などアンデス山脈一帯地域では、こうした震源の深い地震が起きやすい。

■マリファナ栽培摘発 El Deberの記事
コチャバンバ県のコロミで、大量のマリファナ(大麻草)が栽培されているのが発見されたという。警察の対薬物課が明らかにしたものだ。1万平方メートルの森林地帯に大麻草が植えられ、実に8トンが押収されたという。この押収量は時価2万ドル相当だ。薬物組織が何らかの関わりを持った可能性が高いとみられる。

■コパカバーナ、テレフェリコ計画 El Deberの記事
ラパス県のティティカカ湖沿岸の町コパカバーナで、テレフェリコ(ロープウェイ)建設が提唱された。この案を出したのは、隣接するペルー、ユングーヨのレオナルド・コンコリ市長だ。この2つの町を結ぶテレフェリコを設け、人の往来や観光に役立てたいという。ボリビア国内ではテレフェリコ計画が相次ぐが、国境をまたぐ案が示されたの初めてだ。

■視覚障害の男性が転落 El Díaの記事
ラパスで視覚障碍者の男性が、深さ10メートルの穴に転落する事故が起きた。現場となったのはサンペドロのIBCの建物近くだ。物流用に開けられていた穴に、通りかかった38歳の男性が落ちたという。男性はオブレロ病院に搬送され、重傷は負っているものの命に別状はないという。

■カルナバル座席、50~350Bs Los Tiemposの記事
オルーロで6日に開催されるカルナバルのパレードの座席は、50~350ボリビアーノの価格帯だ。パレード沿道の座席は、区間により設営した業者がその価格を決める。8月6日通りのもっとも安い区間は50ボリビアーノ、もっとも高い2月10日広場は250~350ボリビアーノとなる。このカナルバルは、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。


【ペルー】

■ケイコ氏、依然リード Hoyの記事
4月に投票が行われる大統領選では、ケイコ・フヒモリ氏が以前リードしている。GFKが行なった世論調査の結果で、同氏に投票すると答えた人は32.6%だった。2位にはエコノミストのフリオ・グスマン氏が10.4%で浮上し、3位以下はアクニャ氏が10.0%、クチンスキー氏が9.5%となっている。

■LAN便で爆弾騒ぎ Perú21の記事
リマ発アレキパ行きのLANペルーの便で、爆弾騒ぎがあった。この事態が起きたのは1日13時50分発の2143便だ。ホルヘ・チャベス空港に、この便に爆発物を仕かけたとの電話があったという。この事態のため同便は離陸を取りやめ、欠航となった。警察が機内をくまなく調べたが、不審物などは見つからなかった。

■パスコ、川が氾濫 Perú21の記事
パスコ県オクサパンパで川が氾濫した。県の緊急オペレーションセンターによると、この事態が起きたのはビジャ・リカ地区で、地域の住宅70棟に浸水被害が生じ、広い範囲の農地が水を被っているという。氾濫したのはエンタス川で、農業被害はカカオやバナナに生じているが、今の時点で概要は分かっていない。

■アバンカイ道封鎖 Correo Perúの記事
クスコとアプリマック県都アバンカイを結ぶ道路が1日未明から、封鎖された。アプリマック県の交通業者らが、若者の雇用促進政策などを求めた動きで、地域の鉱山労働者の組合も賛同した。この道路はクスコとリマを結ぶルートになっており、多くのトラックやバスが足止めされた。ストは24時間の時限だ。


【チリ】

■ジカ熱、チリ上陸 BioBio Chileの記事
ラテンアメリカ全体で猛威をふるうジカ熱が、ついにチリにも上陸した。保健省によると、サンティアゴを訪れていたコロンビア国籍の旅行者が、この感染症に罹患していることが確認されたという。この感染症は蚊を媒介し、人から人への感染はないとして、保健省は国民に冷静な対応を求めた。国内での感染者確認は、初めての事例だ。

■スカイ航空、ストの影響なし Economia y Negociosの記事
国内2位のスカイ航空は、ブラジルでの航空分野のストの影響はない、とした。3日、同国の航空管制などがストを通告しており、同国の空港を発着する国内線、国際線に影響が及ぶとみられる。同社はサンパウロに乗り入れているが、スト通告時間帯にあたらないため、影響はないとした。


【アルゼンチン】

■コリエンテス、ジカ熱の疑い Clarín.comの記事
コリエンテス州で、ジカ熱感染が疑われる事例が報告された。サント・トメの行政によると、地域にすむ若い男性に、この症状が疑われているという。この男性は、この感染症が流行しているブラジルのマト・グロッソ州に滞在していた。国内ではコロンビア国籍の1人がブエノスアイレスでこの感染が確認されている。

■国道7号、土砂災害で不通 La Nacionの記事
メンドサ州を通る国道7号の一部が、土砂災害により不通となっている。この事態が起きたのは州都から100キロのウスパリャタだ。この事態により200台が足止めされたが、土砂に直接巻き込まれた車輛はない。現場は25メートルにわたり土砂に塞がれ、復旧作業が行なわれている。同州では雨や雹が相次いで降り、地盤が緩んでいる個所があるという。

■アマスソナスによる買収公算高まる La Nacionの記事
1月15日に運航停止したソル航空について、ボリビアのアマスソナス航空による買収の公算が高まっている。ソル航空はアルゼンチン航空との提携終了からこの停止に至ったが、小型機によるコミュータ航空便に実績があるアマスソナスが、この後継争いにリードしているという。同社は昨年、ウルグアイのBQB航空からの事業継承も受けた。

■リネアC制限は中下旬頃まで La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCの運転制限は、今月15~22日頃まで続くという。駅や軌道の工事のため、同路線のレティーロ-サンマルティン間は、運休となっている。当初は1月いっぱいの予定だったが、工事の遅れから延長されている状態だ。運営側によると、今月中~下旬まではこの状態が続くという。


【エクアドル】

■妊婦のジカ熱感染を確認 El Universoの記事
国内で初めて、妊娠女性のジカ熱感染が確認された。保健省によると、ケベドに住む19歳の妊婦が、この感染症に感染していることが分かったという。この女性は高熱などの症状を呈しており、容体は落ち着いているものの、今の時点で胎児にどのような影響が出るかは分からない。


【コロンビア】

■ビバコロンビア機、またトラブル RCN Radioの記事
ビバコロンビアの旅客機が、またトラブルを起こした。2日朝のカリ-カルタヘナ-メデジン線の便が、機体トラブルの影響でカリから動けなくなったものだ。同便の利用者およそ200人が、影響を受けている。同社便についてはこの前日、カリからサンアンドレス島に向かう便も、トラブルを起こしたばかりだ。


【ベネズエラ】

■ジカ熱、時限爆弾か La Nacionの記事
ベネズエラでは、ジカ熱が時限爆弾化しているとの指摘がある。同国では経済失政などで物資不足が続き、国民生活が疲弊した状態にある。このため、ネッタイシマカ対策が遅れ、今後国内で感染が爆発的に広がるおそれがあると国際機関が警告した。隣国コロンビアは、ベネズエラの保健政策がこの点において遅れていると指摘している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■WHO、ジカ熱特別チーム El Universoの記事
世界保健機関(WHO)は、専門家らによるジカ熱特別チームを編成した。ラテンアメリカで大流行する可能性が指摘されているこの感染症について同機関は1日、「公衆衛生上の緊急事態」を発令している。国際機関としての対応策をとるため、専門者らによるチームを設けたもので、今後実地での活動も行なうという。

■ブラジル、妊婦の来訪勧めない El Univeroの記事
ブラジル政府は2日、妊娠中の女性の同国への来訪を「勧めない」と発表した。同国ではネッタイシマカが媒介するジカ熱の感染が広がり、妊婦が罹患すると胎児に影響が及ぶ可能性が指摘されている。同国では今年オリンピック、パラリンピックが開催され、来訪者が増えるとみられるが、妊婦については自粛を求めた。

■ホンジュラス、ジカ熱緊急事態 La Tribunaの記事
ホンジュラス保健省は国内に、ジカ熱についての「公衆衛生上の緊急事態」を発令した。同省によるとジカ熱感染例は3700件に達し、とくに1月以降の感染がその大半を占めている。同じネッタイシマカが媒介するデングの感染者がもともと多い国内北部から南部に多い。同国は国民に対し、妊娠延期勧告をすでに出している。

■パラグアイも妊娠延期勧告 La Tribunaの記事
パラグアイ保健省も、国内に妊娠延期勧告を出した。同省は2日、「国民に命ずることはできない」とした上で、それでも女性に対し妊娠を当面控えるよう、ネットを通じて呼びかけた。ラテンアメリカ全体で、胎児に影響が出るおそれがあるジカ熱が流行し、国内でも感染例が報告されたことを受けた動きだ。

■ニカラグア、ジカ熱15例に La Prensaの記事
ニカラグアでのジカ熱感染例はさらに増えて、15件となった。同国保健省が明らかにしたものだ。国内では先週、初めての感染者が確認されて以来、毎日新たな感染例が確認されている状態だ。また胎児に影響が生じるおそれがあるとされる妊婦についても、感染が2例確認されているという。

■ブラジル、航空ストへ El Economistaの記事
ブラジルでは3日、航空管制官らによるストライキが行なわれる見通しだ。最大手のTAM航空を傘下に持つLATAM航空は、この日同国内を発着する国内線、国際線の便に大きな影響が出るおそれがあると警告した。この日の便の利用者に対し、今後15日以内の便への振り替えを、無料で受けつけるとしている。

■モンテビデオ、駐輪場政策 El Paísの記事
モンテビデオ市は、市内で営業する駐車場に対し、駐輪スペースの設置を義務づける準備を進めている。二酸化炭素を排出しない自転車は近年、市内でも利用者が増加している。しかし駐輪場の整備が遅れており、この標準化が急がれていた。市側はこの義務化を図る新たな条例制定を目指している。


【国際全般】

■スペインでもジカ熱4件 El Universoの記事
スペインの保健当局は、同国内でジカ熱感染が4件、確認されたことを明らかにした。このうちの一人は同国南東部のムルシア在住の男性で、ラテンアメリカ渡航から戻った後に高熱などの症状を呈したという。またほかの3人もラテンアメリカへの渡航歴があり、同国に持ち帰った事例とみられている。


【サイエンス・統計】

■ジカ熱、性交渉感染か Caracol Radioの記事
米国の保健機関は、ジカ熱が性交渉により感染した事例を報告した。ラテンアメリカで猛威を振るうこの感染症は蚊を通じて感染することが指摘されているが、テキサス州ダラスで性交渉を通じたとみられる感染例があったという。現在、米国内ではジカ熱の感染例が51件となっている。

■ジカ熱ワクチン、3~5年か El Universoの記事
ブラジル、ジルマ・ルセフ大統領は2日、ジカ熱のワクチンの開発に3~5年を要すると見方を示した。同国を震源に現在、ラテンアメリカ全体でこの感染症が大流行する可能性が指摘されている。同国保健機関は米国などの協力を得て、ワクチンの開発に着手したが、効果や安全性の確認には相当の時間を要するという。

■ジカ熱にIAEA動く El Universoの記事
ジカ熱対策に、国際原子力機関(IAEA)が動いた。同機関はブラジル政府と協力し、放射線を活用したネッタイシマカ対策に乗り出す。この技術を使用して蚊の生殖能力を抑えるもので、今月16日から実際に現地で、具体的行動に乗り出すという。この技術を応用し、同国で開催されるオリンピック、パラリンピックを円滑化したいという。