2016.02.04

【ボリビア】

■ブロック封鎖4日め La Razónの記事
トラック輸送業者らによる道路封鎖は4日めとなった。政府に対し物流、通関の新たな政策を求めた動きで、国境道など国内6個所での道路封鎖が行なわれている。業者側と政府側は、対話を行なう準備を進めたが妥結に至らず、この日もストが継続されることとなった。このストで国内経済の一部はストップした状態となっている。

■警察、スト強制排除の動き La Razónの記事
ボリビア警察は、国内で行なわれているストによる道路封鎖の強制解除の動きを見せている。警察は3日、サンタクルス県内での封鎖ポイントの排除に向け、展開を行なった。サンタクルスとワルネスを結ぶ区間について、この展開を受け通行が再開されたという。オルーロ県のタンボ・ケマードでは兵による暴力的行為で死者が出ており、警察も慎重に対応している。

■トラック輸送業者「対話次第」 Página Sieteの記事
国内で道路封鎖などを行なっているトラック輸送業者側は、政府との対話次第で封鎖の即時解除もあるとの姿勢を示した。このストは物流、通関政策を政府に求めた動きで、業者側は政府との対話を求めている。国内ではこの21日に、憲法改正を図る国民投票が予定されており、この日程をからめ業者側は圧力を強めている。

■TAM、シャトル便開始 Página Sieteの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、臨時のシャトル便の運航を開始した。国内で道路封鎖が各地で行なわれていることから、交通に支障が生じている。これをカバーするため同社はラパス-コチャバンバ-サンタクルスのシャトル便の運航を開始した。運賃は150~200ボリビアーノに抑えている。国営ボリビアーナ航空(BoA)も同様の措置をとることを検討している。

■タンボ・ケマード、車列5キロ El Deberの記事
オルーロ県のチリ国境、タンボ・ケマードでは車列が5キロに達している。トラック輸送業者のストで封鎖が行なわれているものだ。この国境は国内と、外港であるチリ北部の港を結ぶ主要ルートで、通過するトラックがもともと多い。通関を待つトラックの車列は、国境ポイントをまたいでチリ側にも広がっているという。

■鶏肉、緊急空輸 El Deberの記事
道路封鎖を受け、ラパスやエルアルト向けに鶏肉が東部から緊急空輸された。陸路の物流の麻痺で、ラパスやエルアルトでは鶏肉が品薄となり、価格の上昇が起きていた。東部の鶏肉生産業者らはボリビア空軍航空(TAM)の協力を得て、鶏肉40トンをエルアルト国際空港に空輸した。

■ベニ県、ジカ熱4件に El Deberの記事
アマゾン地方であるベニ県では新たなジカ熱感染が確認され、合わせて4件となったという。同県保健局によると感染が確認されたのはリベラルタで、感染者はベネズエラへの渡航歴があった。今の時点で県内での感染はないとみられるが、媒介するネッタイシマカは広く棲息するため、新たな二次感染が発生する可能性は否定できないという。

■保健省、冷静な対応求める El Díaの記事
保健省は国民に対し、ジカ熱についての冷静な対応を求めた。世界保健機関(WHO)が公衆衛生上の緊急事態を発令したこ感染症は、国内でも数例の感染例が報告されている。保健省は、この感染症は蚊を媒介するもので、蚊に刺されないことで抑止できるとし、国民に冷静な対応を求めた。サンタクス、ベニ、パンド、タリハの4県で、今後薬剤散布を本格化されるという。

■ラパス、ジカ熱感染を否定 Página Sieteの記事
ラパス県保健局は、県内でのジカ熱感染確認を否定した。先週末、国内のメディアが県内で1例の発生の可能性を伝えたが、同局はこの事実はないとしたものだ。ラパス県では北部のアマゾン低地に媒介する蚊が棲息するため、感染が起きる可能性がある。一方、ラパス市などアンデス高地にはこの蚊はおらず、感染可能性は低い。

■ボリビアからの輸出、3割減 El Deberの記事
ボリビアからの輸出は2015年、大きく落ち込んだ。国立統計機構(INE)が明らかにしたもので、この年の輸出総額は89億870万ドルと、2014年の130億2790万ドルから、31.6%のマイナスとなった。原油安による天然ガス販売の減少と中国の経済減速、そして鉱産物の価格低迷などが響いたとみられる。

■アマスソナス、セール中 Correo del Surの記事
アマスソナス航空は現在、セール中だ。同社はこの2日から6日まで、国内線と国際線全路線で、最大で運賃を50%値引きするキャンペーンを行なっている。「価格のカルナバル」を掲げ、この機会にチケットを購入するよう、アピールしている。ラパス-サンタクルスは200ボリビアーノから、ラパス-クスコは214ドルからの販売だ。

■オルーロ、外国人来訪8万人 El Nacionalの記事
6日にパレードが行なわれるユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルには外国人8万人が訪れる見通しだ。マルコ・マチカオ文化観光相が明らかにした数字だ。この数は2014年に比して30%多い。昨年のカルナバルの観光経済への効果は1億500万ドルと試算されており、今季はこれを上回ることが期待される。

■エドワード・ノートン氏来暮へ El Díaの記事
ハリウッドでも活躍する俳優、エドワード・ノートン氏がボリビアを訪れる。マルコ・マチカオ文化相が明らかにしたものだ。カルナバルに合わせ招待したもので、同氏はオルーロ、サンタクルスのカルナバルを観賞し、さらにウユニ塩湖など国内観光地を訪れるという。昨年には英国の俳優、ジュード・ロウ氏が来暮している。

■ホテル需要、伸びず La Patríaの記事
オルーロではこのカルナバル前後、ホテルに空室が出る可能性がある。例年この時期のホテルは予約ですべて埋まってしまうが、今年はまだ若干の余裕がある状態だ。ホテルの供給数が増えたことと、この評判からラパスなどからのツアーを利用する人が増えたためとみられる。


【ペルー】

■チクラヨでジカ熱か Perú21の記事
ランバエケ県のチクラヨで、ジカ熱の感染が疑われる事例が新たに報告されている。県保健局によるとこの40歳の女性は、コロンビアから帰国したばかりだという。高熱や筋肉痛といった特徴的症状を示しており、感染の有無についての確認が進められている。国内ではリマで、ベネズエラ国籍の男性1人の感染が明らかになっている。

■トルヒーリョ、1998年以来最大の雨 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県の県都トルヒーリョでは3日、1998年以来最大の雨が降った。地域気象機関によると、この日の午前2時から7時までの間に、市内では8.5ミリ、トルヒーリョ空港では12ミリの降雨を記録した。総量としては少ないもののもともとこの町は雨が少なく、排水能力に限界があるため各地で冠水などが起きた。


【チリ】

■ジカ熱感染、3例に La Terceraの記事
国内でのジカ熱感染者の確認例は、3件となった。保健省が3日、明らかにしたものだ。サンティアゴで、コロンビア国籍の観光客の感染例が明らかになって1日、ベネズエラ、ブラジルへの渡航歴のある2人の感染が確認されたという。いずれも持ち帰りの事例で、国内での感染ではない。

■テレビ修理で感電死 BioBio Chileの記事
第6(オイヒンス)州で、自宅のテレビを修理しようとした45歳の男性が、感電して死亡した。31日、この事故が起きたのはプンティーリャ・デ・サンペドロの住宅内だ。この男性はコンセントを入れたまま修理しようとし、ケーブルに触れたとみられる。事故当時この男性は酒に酔った状態だった。


【アルゼンチン】

■ジカ熱、国内3例に El Paísの記事
国内でのジカ熱感染例は3件となった。保健省によると新たにネウケン州とコルドバ州で1件ずつ、感染例が明らかになったという。新たな感染者はそれぞれコロンビア、ベネズエラを旅しており、持ち帰ったケースとみられている。最初の感染例を含め、国内で感染が起きた事例は確認されていない。

■公園や墓地、対策強化 La Nacionの記事
国内各地域では公園や広場、墓地などでの蚊対策が強化されている。国内北部ではデングの感染が広がり、今後ブエノスアイレス都市圏でも流行する可能性がある。この感染症は、ラテンアメリカで大流行が懸念されるジカ熱と同じネッタイシマカが媒介するため、保健省と各地保健局は薬剤を撒くなどしてこの抑止に努めている。

■アマスソナスへの売却大詰め El Litoralの記事
先月15日に運航を停止したソル航空の今後について、交渉が大詰めを迎えているという。同社について、ボリビアのアマスソナス航空が買収の方針を示している。労働省斡旋のもと、ソル航空の全株式のアマスソナスへの売却が話し合われているという。アマスソナスは昨年、やはり運航停止したウルグアイのBQB航空からも事業継承を受けている。

■ペソ、最安値更新 La Nacionの記事
通貨ペソは3日、また最安値を更新した。この日、1ドルは14.17ペソでスタートしたが、その後ペソを売る動きが強まり、1日に記録した最安値を5センターボ下回る、14.35ペソとなった。昨年12月のドル売買規制緩和から、正規レートと平行(闇)レートの差は縮まっているが、この日は1ペソいないとなった。


【エクアドル】

■蚊抑止の薬剤散布に本腰 El Universoの記事
保健行政は、蚊抑止のための薬剤散布に本腰を入れる。ラテンアメリカではジカ熱の大流行の可能性が指摘されているが、国内でも感染者が増えており、ロス・リオス県では19歳の妊婦の感染も明らかになった。保健省は、国内でも公衆衛生上の緊急事態に相当するとして、媒介する蚊の抑止策を強化する。


【コロンビア】

■ジカ熱、米国に協力要請へ Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス政権は、ジカ熱対策について米国に、協力を要請する方針だ。国内ではすでに感染者が2万人を超えており、保健省は今後この数が60万人に達するおそれがあると試算している。サントス大統領は、米国のバラク・オバマ大統領に直接、国内の状況を直訴し、協力を求める姿勢だという。


【ベネズエラ】

■カラカスでも薬剤散布 Telesur TVの記事
カラカスでも、ジカ熱を媒介する蚊を抑止するための薬剤散布が始まった。保健局による動きで、市内のスクレ地区の住宅地などで薬剤が撒かれた。ラテンアメリカで大流行が懸念されるこの感染症だが、ベネズエラでは対応が後手に回っているとの指摘がある。また物資不足で国内の衛生状態が悪化しており、感染が爆発的に広がるおそれがある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■カピヴァリ、カーニバル中止 News24の記事
ブラジル、サンパウロ州のカピヴァリ市は、一連のカーニバル行事を中止した。この異例の措置は、同国で感染が急速に広がるジカ熱への対策を優先させることから決断されたものだ。市側によると、カーニバルに必要な予算をすべて、媒介する蚊への対策などに充てるという。

■小頭症のこども、4074人に El Universoの記事
ブラジルではジカ熱の影響で、小頭症として生まれた新生児の数が、4074人となったという。同国保健省が1月30日時点での数字をまとめたものだ。この数はその1週間前に比して、300人近く増えたことになる。保健省は同国を訪れる人に対し、妊婦の渡航は勧められないとの見解を示している。

■ニカラグア、感染妊婦5人 La Prensaの記事
ニカラグアでは、5人の妊婦がジカ熱に感染しているという。同国保健省が3日、明らかにした数字だ。国内のジカ熱感染例は前日より6件増えて、21件となった。先週、同国では国内初の感染者が確認されたが、日々その数が増え続けていることになる。首都マナグアの保健局は、媒介する蚊の対策として、薬剤散布を開始した。

■キューバでも警戒態勢 Informadorの記事
キューバでもジカ熱に対する警戒態勢が強まっている。同国保健省によると、現時点で同国内ではジカ熱の感染例は報告されていないという。しかし近隣国で感染が拡大し、国内での感染発生、流行のおそれがあるとして入国した感染者の管理や媒介する蚊の抑止などの対策を取り始めた。

■ボラリス、システム障害 Lopez Dorigaの記事
メキシコのLCC、ボラリスは3日、システム障害に見舞われた。同社によるとこの日、予約や運用にかかるシステムの更新を行なっているという。この作業の影響で、同社便の多くに遅れなどが生じた。同社は利用者に対し、この日の便について運航状況を確認するよう、呼びかけている。


【国際全般】

■カタール航空もジカ熱変更可 Arabian Businessの記事
カタール航空も、ジカ熱流行地域へのチケットの変更や払い戻しに応じる。この2月、3月の便のチケット保有者が対象で、この変更などを無料で受けつける。同社はサンパウロとブエノスアイレスに乗り入れており、これらの路線が対象だ。中東キャリアではエミレーツ航空がすでにこの措置を発表しているが、エティハド航空は現時点で対応を見送っている。

■BA、テヘラン線再開へ Caracol Radioの記事
ブリティッシュエアウェイズは、イランの首都テヘランへの路線を再開する。同社は2012年10月にロンドンとテヘランを結ぶ路線を運休していたが、これを今年6月17日から再開すると発表した。イランへの国際社会からの制裁が解除され、ビジネス需要が見込めることから判断した。