2016.02.08

【ボリビア】

■少しさみしいカルナバル La Razónの記事
6日に行なわれたユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバル2016人は、少しさみしい展開となった。直前に行なわれた交通ストの影響で観光客が減り、観客席に空席が目立ったほか、ホテルのキャンセルも増加した。さらに当日参加予定だった踊り手の中にも到着できない人が続出し、編成を縮小する参加グループも多かったという。

■副大統領夫人、Noと叫ぶ El Díaの記事
オルーロのカルナバルにダンサーとして出場したアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領の妻、クラウディア・フェルナンデス氏が「No」と叫んだという。この21日、モラレス大統領の再選の是非が焦点の国民投票が行われるが、同氏はこの投票で野党側を支持したとみられる。同氏の叫びが、SNSなどで話題となった。

■ノートン氏「また来たい」 El Díaの記事
俳優エドワード・ノートン氏は「ボリビアにまた来たい」と語ったという。文化省の招きで来暮した同氏は6日、オルーロとサンタクルスのカルナバルを観賞した。同氏は「ほかでは見られない」とこれらのパレードに興奮した様子を見せ、「ボリビアに来られてよかった」述べたという。

■エボ「ノートン氏を環境大使に」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、俳優エドワード・ノートン氏に「環境大使をお願いしたい」と述べた。両氏は6日、オルーロのカルナバルを一緒に観賞した。ノートン氏はモラレス大統領について「地に足がついている人」という印象を持ったという。モラレス大統領はノートン氏が、ボリビアの環境問題に役立ちたいと語ったことを明らかにした。

■エボ、ホテル業への支援検討 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ホテル業への支援を政府として検討する姿勢を示した。この週末、国内各地でカルナバルの行事が行なわれたが、直前に行なわれたトラック輸送業者らによる道路封鎖の影響を受けた。とくにホテルはキャンセルが続出し、オルーロでは50%が取り消されたとの報道もある。モラレス大統領は、支援について文化省に指示したことを明らかにした。

■赤十字、50件対応 La Patríaの記事
6日に行なわれたオルーロのカルナバルでは、赤十字が急病人など50件に対応したという。パレードルート沿道に同機関は救護所を設けるなどした。対応したケースの多くは、標高3706メートルの地だけに、高度障害(高山病)だったという。このほか負傷や急性アルコール中毒などの相談もあった。

■オルーロ強制解除、逮捕27人 El Díaの記事
オルーロでの道路封鎖の強制解除では、合わせて27人が逮捕、拘束されたという。1月31日からトラック輸送業者らが国内6県で道路封鎖などを行なった。この影響はカルナバル前日まで続いたことから、警察が強制解除を実行した。封鎖されていたのはオルーロ-ラパス、コチャバンバ間で、これらの封鎖で来訪客の落ち込みが報告されている。

■サンタクルスもカルナバル El Díaの記事
サンタクルスでも6日夕方から、カルナバルのパレードが行なわれた。カンボードロモと呼ばれる、リオデジャネイロの「サンボードロモ」を模した専用観客席が設けられ、多くの市民や観光客がダンスを楽しんだ。カルナバルは8日にはラパスで「ヒスカ・アナタ」が開催され、来る週末にはコチャバンバで「コルソ・デ・コルソス」が開かれる。

■オルーロ空港は賑わう La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港は賑わった。6日、ユネスコ無形文化遺産のカルナバルが開催され、ボリビア空軍航空(TAM)が便を増便したほか、国営ボリビアーナ航空(BoA)も臨時就航した。また直前に道路封鎖が行なわれたことから、空路利用者が増加し同空港は人でごった返す状態となった。同空港は開港以来、利用者が低迷していた。

■コビッハ、浸水 El Deberの記事
大雨の影響で、パンド県都コビッハの市街地の一部が、浸水したという。市側によると市内を流れる複数の小川が溢れ、道路冠水被害が相次いだ。またブラジルとの国境をなすアクレ川が増水し、今後氾濫するおそれがあるという。同県ではこの雨季、雨が多い状態が続いており、警戒態勢がとられている。

■Unasur総裁が来暮へ El Díaの記事
16日、南米諸国連合(Unasur)のエルネスト・サンペール総裁が来暮する。キトに本部を持つUnasurは、コチャバンバを議会首都とすることを決めている。この議会庁舎などの建設状況を視察するため、来訪するものだ。Unasurは南米12カ国が加盟し、欧州連合型の連携を目指している。サンペール氏は元コロンビア大統領だ。

■1月の暑さ、記録的だった La Razónの記事
1月のこの暑さは、記録的だったという。気象機関が明らかにしたもので、この月の気温の高さは実に66年ぶりの水準だった。とくに21日から25日にかけて国内各地で気温が上昇し、タリハ県のビジャモンテスでは摂氏43.6度を記録している。一方、雨季にも関わらずラパス、オルーロ、ポトシ県にまたがるアルティプラーノ(高地平原)では雨が少ない状態となっている。

■5県で犬の避妊措置 Página Sieteの記事
政府はこの13、14日の両日、5つの県で犬の避妊手術を行なうと発表した。国内では野犬の増加により、狂犬病などの感染症が起きることが繰り返されている。この対策として、不要な犬の妊娠を防ぐため、この手術を無料で行なうという。保健省によると対象となるのはサンタクルス、コチャバンバ、ラパス、オルーロ、ポトシの各県だ。

■エルアルトで春節 Página Sieteの記事
エルアルトのカルナバルでは、中国の「春節」も祝われた。今年の旧正月は8日で、カルナバルの週末と日程が重なった。このため市内で行なわれたダンスの行事の際、春節で行なわれる竜のダンスが披露されたものだ。ラパス県発祥のモセニャーダやチュータなどと、この中国のダンスが共演することとなった。


【ペルー】

■新パスポート、3年で160万冊 Perú21の記事
ペルー政府は今後3年間で、新パスポート160万冊を発行する方針だ。このパスポートにはICチップやバイオメトリクス認証などが搭載される。欧州連合(EU)のシェンゲン協定加盟国はペルー国民の短期滞在ビザを免除する方針だが、この新パスポートの取得がその条件となっていた。

■カンデラリア祭が佳境 El Comercioの記事
プーノのビルヘン・デ・ラ・カンデラリア祭が佳境を迎えている。この祭は、地場信仰とフォルクローレの音楽とダンス、そしてカトリックのカルナバルが融合した、この地独特の文化だ。7日朝から行なわれているパレードには、およそ50万人の踊り手が参加している。この祭は2014年、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。


【チリ】

■マウレ、列車と車の事故 La Terceraの記事
第7(マウレ)州で7日、貨物列車と車が衝突する事故が起きた。現場はサンハビエルの、サンタ・セシリア踏切だ。横断しようとした車に、横から列車が突っ込んだもので、車は200メートル引きずられ、大破した。車に乗っていた2歳から8歳のこども3人を含む6人全員が死亡している。

■パートナーシップの離婚、23件に La Terceraの記事
同性間などでの「離婚」件数が、すでに23件に達したという。国内では昨年10月22日から、同性間でも婚姻と同等の関係が認められるパートナーシップ制が施行された。市民登録局によるとすでに3000組がこの登録を行なったが、すでに23組が離婚に相当する「解消」の手続きをとったという。15組は異性カップル、8組が同性カップルだ。


【アルゼンチン】

■ジカ熱、5件に Clarín.comの記事
国内でのジカ熱感染例は5件となった。保健省が明らかにしたもので、いずれも国外で感染し国内で発症した事例で、二次感染は起きていないという。またミシオネス州では、同じネッタイシマカが媒介するデングで、38歳の女性が死亡したことを明らかにした。国内の広い範囲にこの蚊が棲息することから、今後感染が広がる危険性があると同省は指摘する。

■リネアE、延伸再開へ La Nacionの記事
ブエノスアイレス市は、スブテ(地下鉄)リネアEの延伸工事を近く、再開する方針だ。同路線ではボリバール-レティーロ間2.3キロの延伸が計画され、工事が進められていたが2012年からストップした状態となっていた。トンネル工事は終了しており、今後配線や駅施設整備の工事などが行なわれるという。市側はこの区間について、2018年までに開業させたい方針だ。


【エクアドル】

■アンバトのカルナバル2016 El Universoの記事
トゥングラワ県都アンバトのカルナバルは佳境を迎えている。この町のカルナバルは「果物と花の祭」と位置づけられ、毎年国内外から多くの観光客を迎える。7日朝9時から、市内の街路ではパレードが開かれており、地域観光局によると60万人が来訪したとみられるという。

■ワキージャス、ジカ熱共闘 El Universoの記事
ペルー国境のワキージャスでは、両国の行政、医療関係者がジカ熱に対し共闘する。ブラジルを震源にこの感染症がラテンアメリカ全体で流行する可能性が高まっている。これを受け、両国のこの国境の町は感染症抑止のため、情報共有を進め、一致した対応をとることで合意した。エクアドル国内での感染例は、38件となっている。


【コロンビア】

■ジカ熱感染、2万5600件 CNNの記事
コロンビア国内でのジカ熱感染例は、2万5600件に達した。フアン・マヌエル・サントス大統領が6日、明らかにしたものだ。胎児に小頭症や奇形などが現れるおそれがある妊婦の感染例は3117件となった。国別の感染者数ではブラジルに次ぐ状態で、感染者のギランバレー症候群の発症例も報告されている。

■アマゾン、水銀濃度高い Caracol Radioの記事
アマゾン地方に住む人の、体内の水銀濃度が高い状態だという。カルタヘナ大学の研究チームが、カケタ川沿いに住む200人を対象に行なった調査の結果だ。この川沿いで違法に行なわれている鉱山採掘現場からの廃水が川に流入し、魚を通じて水銀汚染が広がっているとみられる。同チームは、新たな公害病が起きるおそれがあると警告した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンティアギート火山、活発な状態 Caracol Radioの記事
グアテマラのサンティアギート火山は、活発な状態が続いている。前日に引き続き、7日午前10時23分にも、噴火を起こした。火口から2400メートルの高さまで噴煙が立ち上り、周囲一帯に火山灰を降らせている。この噴火による人の生活圏への影響はないが、航空便の経路変更などの措置がとられている。同火山は2012年11月以来の活発化だ。

■エルサルバドル、中絶が議論に Soy 502の記事
エルサルバドルでは、中絶が再び議論になりつつある。国内では妊婦が感染すると胎児に影響が出るおそれがあるジカ熱の感染が、拡大している。世界保健機関(WHO)が妊婦感染の際、中絶は止む終えないとの見方を示したが、同国はカトリックの社会的影響力の強さから、中絶をタブー視する傾向が強い。現在までの国内での妊婦の感染例は153件だ。