2016.02.18

【ボリビア】

■エルアルト市役所動乱 El Díaの記事
エルアルト市役所に火が放たれ、職員ら6人が死亡する事態が起きた。17日、市役所前でデモを行なっていた若者らが建物になだれ込み、施設や中にあった書類などに火を放った。この事態で建物内は大騒ぎとなり、職員らは窓から飛び降りるなどして脱出した。市役所側は、死亡した6人の死因が窒息死であったことを明らかにしている。

■不明デモ隊、盗みも働いたか El Díaの記事
エルアルト市役所を襲撃した若者らのデモ隊は、建物内で盗みを働いた可能性もある。職員6人が死亡したこの事件だが、デモ隊の実態などが分かっていない状態だ。目撃者の証言によると、ラパスとの交通の要衝、セハ方面から来たとみられる。火が放たれたのは、前市長の汚職の実態解明を行なっていた部署で、法的立証が困難になったとの指摘もある。

■オンブズマン、エルアルト事件を非難 El Díaの記事
オンブズマン機関は、17日にエルアルト市役所で起きた事件を強く非難した。デモ隊が建物に火を放ち、略奪を行なったもので、市役所職員6人が死亡し、18人が負傷している。同機関は法の正義に反するとこの事態を強く非難し、政府に対しこうした地方自治体の施設の安全性向上を求めた。

■警察、デモ隊の4人を逮捕 La Razónの記事
ラパス県警は、エルアルト市役所を襲撃したデモ隊の4人を逮捕した。17日に起きたこの事件は、デモ隊が市役所庁舎に火を放ち、6人を死亡させたものだ。またこの事件を受け検察も捜査に注力しており、本部のあるスクレから応援職員が派遣された。この事態を受けエルアルト市長は、死亡職員の喪に服すことを宣言している。

■選挙運動は終了へ La Razónの記事
ボリビア国内での選挙運動は、17日いっぱいで終了となる。21日、国内全土で憲法改正の是非を問う国民投票が実施される。焦点となるのはエボ・モラレス大統領の再選を認めるかどうかで、賛成、反対それぞれが都市部などで選挙運動を続けてきた。選挙運動期間は17日で終了し、18日以降に何らかの運動を起こした場合、摘発される。

■ビルバオに「Sí」のポスター El Díaの記事
スペイン、バスク地方のビルバオの地下鉄駅に「Sí」(Yes)投票を呼びかけるポスターが貼られていた。地域メディアが報道したもので、市側はこのポスターを撤去したという。21日にボリビアで行なわれる憲法改正を問う国民投票の選挙運動とみられる。スペインでも多くの居住者が、在外投票を行なう見通しだ。

■エボ「口座を教えて」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、「銀行口座がどこにあるか教えて」と語った。ラパスでの選挙運動の場で語ったものだ。自身の汚職の疑惑が報道されているが、一部の機関がモラレス大統領が外国銀行に蓄財していると伝えた。モラレス大統領は、「そんな口座がどこにあるのか、知りたい」と述べ、この報道を否定した。

■オルーロ、キヌア半減か Los Tiemposの記事
オルーロ県でのキヌア生産が、半減する可能性があるという。キヌア国際センターのエドガル・ソリス氏が指摘したものだ。県内ではこの雨季、雨が極端に少ない状態が続き、キヌア生産が大きな打撃を受けている。同センターの資産で、県産キヌアは例年の50%まで減る可能性がある。この少雨は、エル・ニーニョ現象の影響とみられている。

■エル・シジャル、正常化 El Deberの記事
サンタクルスとコチャバンバを結ぶ交通は17日、ほぼ正常化した。この道路のエル・シジャルで今週初め、地盤沈下により道路が不通となっていた。道路管理局(ABC)による復旧工事で16日18時、通行が再開された。バスやトラックの便は段階的に正常化し、17日にはほぼ平常に戻ったという。

■日本人が水泳指導 Correo del Surの記事
チュキサカ県で、日本人のコヤマ・トモナリ氏が水泳指導を行なっている。近くパラグアイのアスンシオンで、南米の水泳選手権大会が行なわれる。リオデジャネイロでの五輪出場をめざし、ボリビアの代表選手らは練習を続けている。スクレの競泳プールで指導を行なっているコヤマ氏は、日本のJICAから派遣された。


【ペルー】

■マチュピチュ観光客に危険迫る Correo Perúの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡を訪れる観光客に、危険が迫った。大雨の影響で複数の河川が増水し、一部で土砂崩れが発生した。サンタマリア-サンタテレサ-水力発電所ルートを通った観光客の一部が、この土砂などに阻まれ、身動きがとれなくなった。サンタテレサの行政が職員らを派遣し、これらの観光客の救出を行なったという。

■ビルカバンバ、依然10人不明 Correo Perúの記事
クスコ県ビルカバンバでのバス事故で、依然として10人が不明となっている。キジャバンバからコンタバンバに向かうバスがレシステンシア川に転落したものだ。これまでに6人の死亡が確認されているが、川に流された残る10人の捜索活動が続けられている。不明者の中には11歳のこどもも含まれている。

■ピサック遺跡、週末再開 Correo Perúの記事
クスコ県バジェ・サグラド(聖なる谷)のピサック遺跡公園は、この週末に再開されるという。この遺跡公園では12日落石事故があり、10歳の少女が死亡し、2人が重軽傷を負った。事故再発防止のため、一時この公園は閉鎖されていた。文化省は確認を終えたとして、この週末から観光を再開することを発表した。

■アレキパ、誤ってパンに毒 La Repúbicaの記事
アレキパで、男性が毒を塗ったパンを食べ、危うく死にかけた。この48歳の建設作業員の男性は、自宅でパンにジャムと間違え、テーブルの上にあった殺鼠剤を塗ったという。これを食べた後に腹痛を起こし、娘の救急通報で病院に運ばれ、一命を取り留めた。この際妻は不在だったという。


【チリ】

■プエルト・モント、英国人が客死 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州都プエルト・モントで、英国人観光客が死亡したという。17日、この観光客は市内の病院で死亡が確認された。バルパライソ港からこの港に到着したクルーズ船「スター・プリンセス」の中で、心疾患を起こしたとみられる。現在検死が行なわれており、自然死か事件か、判断がなされる見通しだ。

■第2州、ボリビアの9千人が投票 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州では21日、ボリビア国籍の9千人が投票する。この日同国では、エボ・モラレス大統領の再選の是非が焦点の、憲法改正を問う国民投票が行われる。国境を接するこの州には、多くのボリビア国民が居住しており、その多くが在外投票を行なう。アントファガスタの領事館によると、州都だけで4200人が投票登録を済ませているという。


【アルゼンチン】

■リオ、観光客殺害 Clarín.comの記事
ブラジル、リオデジャネイロのコパカバーナビーチで、アルゼンチンの観光客が殺害された。この25歳の女性は、ビーチで強盗に遭ったとみられる。同行した友人らの証言から、現地警察は22歳と33歳の男2人を逮捕した。この夏、ブラジルはアルゼンチン国民から人気のバカンス渡航先となっている。

■イグアス、無料英語講習 Misiones Onlineの記事
プエルト・イグアスでは無料での英語講習が3月1日から始まる。イグアスの滝を抱えるこの町は、国内有数の観光地だ。世界的観光機関の協力を得て行なわれるこの講習は、直接の観光関係者だけでなく交通機関の運転手や銀行窓口係員、飲食店のウェイターなどが受講する。

■レコレタ、トラックが立木に衝突 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのレコレタで、トラックが歩道に乗り上げ、街路樹に衝突する事故が起きた。現場となったのは交通量の多いカジャオ通りだ。このトラックはコントロールを失い、この事態を引き起こしたという。立木は倒れ、近くに駐車していた乗用車を押し潰している。この事故でトラックの運転手が軽傷を負っている。

■暑さと雨で電車が止まる La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは暑さと雨の影響で、近郊鉄道ロカ線の運転がストップした。運営会社によると運転が見合されたのはキルメス、エセイサ、コルンの3支線だ。17日未明の大雨の影響を受け、さらにその後は上昇した気温のため電力供給が途絶え、運転できなくなった。市内では17万5千世帯が現在、計画停電に直面している。


【エクアドル】

■ガラパゴスにイセエビ、2年の刑 El Universoの記事
ガラパゴス諸島に外来のイセエビを持ち込もうとした男に、2年の刑が下った。サンタクルス島の司法が言い渡したものだ。このエクアドル国籍の男は、船でこの外来種を持ち込もうとした。独特の生態系を持つこの諸島に、外来種を持ち込むことは全面的に禁じられている。司法は同時にこの男に、1000ドルの罰金も命じている。


【コロンビア】

■メタ、M4.6の地震 Caracol Radioの記事
メタ県では17日朝9時49分頃、地震が起きた。観測機関によると震源はサンカルロス・デ・グアロアの南東30キロ、ビジャビセンシオから85キロで、震源の強さはマグニチュード4.6だ。この地震の揺れは同県だけでなくボゴタ首都圏やソアチャなどでも感じた。人や建物への被害報告はない。


【ベネズエラ】

■ビスケット生産、停止へ Libre Mercadoの記事
国内のビスケットの生産ラインについて、政府は停止を命じた。国内では経済失政で物資、食料の不足が続いているが、新たに小麦粉のストックが涸渇しつつあることが伝えられた。国民生活を支えるパンの生産を優先させるため、小麦粉を使用するほかの食品ラインの停止を命じたものだ。

■WHOに人道支援を要請 Univisónの記事
ベネズエラ議会は世界保健機関(WHO)に対し、人道支援を求めた。国内では経済失政から物資不足が起きているが、とくに医薬品や関連品、衛生商品の不足が顕著だ。議会は「公衆衛生の緊急事態」を議決しており、同機関に物資支援などを強く求めたものだ。昨年12月の選挙で、議会は野党が圧倒的多数を占めている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、小頭症の疑い4千件 El Universoの記事
ブラジルでは今の時点で、新生児に小頭症の疑いがあるケースが、4千件近くに達しているという。同国保健省が17日、明らかにした数字だ。小頭症と確認されたケースが508件、疑われているケースが3935件だという。この1週間に、新たに小頭症と確認されたケースは41件にのぼる。この先天性の疾患は、妊婦がジカ熱に感染したことから起きるとみられている。

■中米ジカ熱会議 El Espectadorの記事
中米各国の保健相が、ジカ熱についての緊急会議を行なう。ホンジュラス政府の呼びかけで、テグシガルパで開催されるものだ。世界保健機関(WHO)はラテンアメリカで大流行する可能性を示し、現に同地域では感染は1万8778件にのぼっている。この会議では各国が媒介する蚊の対策に取り組むことなどが話し合われる見通しだ。

■ニカラグア、ジカ熱70件に El Nuevo Diarioの記事
ニカラグア国内でのジカ熱感染例は、70件に達した。同国保健省が17日明らかにした数字で、前日に比して4件増えたことになる。新たに感染が確認されたうちの3件は首都マナグア、1件はレオンのテリカだ。同国では、媒介するネッタイシマカを抑止するため、薬剤散布が各地で続けられている。

■パナマ、ジカ熱60件に El Nuevo Diaの記事
パナマ国内でのジカ熱感染例は、60件に達した。同国保健省が17日に明らかにした数字だ。国内での感染例は、コロンビア国境に近いインディヘナ(先住民)のコミュニティ、グナ・ヤラに集中しており、パナマシティなどの都市部での広がりはない。しかし今後、国内全土でこの感染症が起きるおそれがある。

■パラグアイではデングの脅威 El Diarioの記事
パラグアイではデングが脅威となっている。同国保健省は17日、今週新たに2人が、デングで死亡したことを明らかにした。1月以降の死者数は5人となり、昨年1年間のこの感染症による死者と同数となった。今年に入ってからの感染者総数は619件で、昨年の年間感染者1万6516件から考えると、致死率が大きく上昇していることが分かる。

■モンテビデオ水浸し El Paísの記事
ウルグアイの首都モンテビデオは17日朝、一部が水浸しとなった。この日の朝、市内では局地的な雨が降り、排水機能を上回る水量となった地域では、浸水、冠水が起きたものだ。リオ・ブランコ通りも浸水し、近くのバスターミナルを発着する便が通るたびに、さざ波が立つ状態となった。

■ダリエンギャップ、8人不明 Caracol Radioの記事
パナマとコロンビアを結ぶパナマ地峡で、8人が不明となっている。パナマ当局が明らかにしたもので、こども4人を含む8人が、ダリエンギャップと呼ばれるこの地域の川を航行中、消息を絶った。すでに行方が分からなくなってから72時間が経過している。パナマの軍隊などが、現地で捜索を続けている。

■JT、タバカレラの株式取得 Caracol Radioの記事
日本たばこ産業(JT)は、ドミニカ共和国の葉巻製造タバカレラの株式50%を取得した。同社が17日、発表したものだ。スペインの企業から株式を取得したという。186人を雇用するタバカレラは、世界有数の葉巻製造会社として知られ、またJTは世界120カ国でタバコなどを販売している。