2016.02.19

【ボリビア】

■エルアルト、労組委員長を逮捕 La Razónの記事
エルアルト市役所で17日に起きた事件を受け、警察は労働組合のブラウリオ・ロチャ委員長を逮捕した。デモ隊が庁舎になだれこみ、火を放って略奪を行なったものだ。この事態で市の職員6人が死亡し、18人が負傷している。同組合はソレダー・チャペトン市長と対峙し、市政に対し批判的な態度をとっていたとみられる。

■エルアルト事件、デモの逮捕者5人に El Deberの記事
エルアルト市役所を混乱に陥れたデモ隊員の逮捕者は、5人となった。17日、デモ隊が市役所庁舎に火をつけ、24人を死傷させた事件だ。警察によると、この事態の直後、庁舎内で略奪を行なったことが確認された、いずれも男性5人を拘束しているという。これら5人は労働組合員および関係者だ。

■エルアルト、ショック症状 El Deberの記事
エルアルト市内は「ショック症状」が続いている。17日、市役所にデモ隊がなだれ込み、火がつけられ、略奪が行なわれる事態が発生し、24人が死傷した。この異常事態に多くの市民がショックを受け、市庁舎前に花を手向けるなどの姿がみられた。この事態直後、市庁舎周辺はパニック状態となり、街路一帯もものものしい状況となっていた。

■エルアルト市、対応後手か El Díaの記事
エルアルト市役所の事件について、市側の対応が後手に回ったとの指摘がある。デモ隊が市庁舎に火を放って略奪を行ない、24人が死傷した事件だ。市側は、デモの存在に気づいていたが、適切な対応が遅れ、事態が極端化した可能性があるという。ソレダー・チャペトン市長が、ここまでの暴徒化を予想できなかった可能性がある。

■政府も過小評価か El Díaの記事
エルアルトのデモについて、ボリビア政府も過小評価していた可能性がある。国内の都市部などでデモが行なわれる場合、警官隊が出動し、暴徒化などに備える。しかし今回、デモの規模に比して少ない警官しか送られず、暴徒化を防げなかったとの指摘がある。エルアルトなどではデモが繰り返され、行政側も「不感症」になっていた可能性もある。

■エルアルト事件、汚職捜査困難に La Razónの記事
エルアルトでのデモ隊の焼き討ち事件を受け、市側が進めていた汚職捜査、立証が困難になる可能性が高まった。今回火がつけられたのは、この関連書類を保管していた部局で、この放火により文書の多くが焼失した。この汚職に、デモ首謀として逮捕されたブラウリオ・ロチャ委員長の息子が関与していた可能性が浮上している。

■県議会も服喪を宣言 La Razónの記事
エルアルト市役所の事件を受け、ラパス県議会も「服喪」を宣言した。デモ隊が庁舎内になだれ込み、火を放って略奪をはたらき、6人が死亡、18人が負傷した事件だ。県議会はエルアルト市民との連帯を表明し、捜査機関に対し徹底的な事態解明を求めた。このデモは市内学校のインフラ強化を求め、保護者らが主体に行なったものとみられている。

■エボ「結果を尊重する」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は21日の、憲法改正の是非を問う国民投票について「結果を尊重する」との立場を示した。この投票は、モラレス大統領の再選の是非が焦点となっている。18日、モラレス大統領は賛否いずれの結果が出ても、政府として尊重するとの立場を示した。この選挙には南米諸国連合(Unasur)が選挙監視団を送る。

■選挙設備、送付開始 El Díaの記事
選挙投票所の設備について、国内各地への送付が開始された。21日に、憲法改正を問う国民投票が全国で行なわれる。選挙用紙や投票箱など、関係する設備が各県選管本部から、各地投票所に向け、送られている。選管によると、投票終了後から各県選管は開票を行ない、翌日朝までには大勢が判明するとみられるという。

■ラパス、ミクロも運賃値上げ La Razónの記事
ラパスではミクロ(ボンネットバス)の運賃も、25日から値上げされる。ミニバスの運賃は、現行の1.50ボリビアーノ(Bs)から2.00Bsに値上げされるが、同日からミクロについても1Bsから1.50Bsに改定される。運転手らの長期間の値上げ要求を、市側がインフレに連動するとして認可したものだ。

■キヌア、国際基準づくりへ La Patríaの記事
オルーロの国際キヌアセンターは、この穀物の国際基準作りの必要性に言及した。アンデス原産のこの穀物は、栄養価の高さが評価されている。しかし生産国、地域により品質が大きく違うことから、評価する新たな指標の必要性があると、同機関が示したものだ。隣国ペルーはキヌア生産を大幅に増やしたが、品質悪化や農薬漬けの問題を抱えていることが指摘されている。

■オルーロのホテル、55万ドル失う La Patríaの記事
オルーロのホテルは、このカルナバル期、55万3730ドルを損なったという。6日に行なわれたユネスコ無形文化遺産、カルナバルの際には市内ホテルは多くの宿泊予約を抱えていた。しかし直前のストライキの影響で、ホテルによってはその半分がキャンセルされるに至った。団体によると、市内のホテルが被った損害は、この額にのぼるという。


【ペルー】

■ビルカバンバ、川の氾濫で被害 Correo Perúの記事
クスコ県のビルカバンバでは、大雨による川の氾濫で被害が生じている。マランニヨック川が氾濫したのは、チョリェリュスカの一帯だ。地域の幹線道路の一部がこの氾濫で削り取られたほか、農地の広い範囲が水に覆われる事態が起きている。同県では雨でマチュピチュへの観光客が孤立し、足止めされる事態が報告されたばかりだ。

■アグアス・カリエンテス、3日ぶり再開 Correo Perúの記事
マチュピチュ遺跡に近いアグアス・カリエンテスの温泉施設は、3日ぶりに営業を再開した。国防省が、この温泉施設が落石の影響を受けるおそれがあるとして、営業を見合わせていたものだ。緊急の防護策などを施し、安全が確保されたとして再開に至った。県内ではバジェ・サグラド(聖なる谷)のピサック遺跡で落石があり、3人が死傷したばかりだ。

■サティポで雨被害 El Comercioの記事
フニン県のサティポで、大雨による被害が報告されている。被害が出ているのはパンパ・エルモサで、この強い雨により住宅31棟が倒壊し、226人が避難を強いられている。県側はこの被災者向けにパンやビスケット、飲料水などの物資を届けている。国内のシエラ(アンデス)地域の広い範囲は現在、雨季を迎えている。

■アンダワイラス空港改善 Correo Perúの記事
国内の地方空港を管理するCORPACは、アプリマック県のアンダワイラス空港の設備投資を明らかにした。同機関によると、同空港の離着陸の誘導装置を新たに設営したという。視界不良時でも、便の着陸が可能となる。同空港は3千メートル滑走路を持ち、リマとの間にLCペルーが定期便を持つ。


【チリ】

■Ripley、コンビアから撤退 La Terceraの記事
チリの百貨店チェーン、Ripleyはコロンビア市場からの撤退を発表した。同チェーンはボゴタなど6個所に、店舗を展開している。しかし同国内での業績が低迷しており、改善の見通しが立たないことから、全店舗の閉鎖を決めたという。この閉鎖の方法などは90日以内に発表される。同チェーンはチリ、ペルーの店舗に今後、資源を集中させる。

■パスクア島、デング新たに10件 La Terceraの記事
パスクア(イースター)島では新たにデング感染が10件、明らかになった。第5(バルパライソ)州保健局が18日、明らかにしたものだ。感染が確認されたのは、すべてこの島の居住者だ。この島には媒介するネッタイシマカが棲息しており、感染がさらに広がるおそれがある。保健省は蚊の抑止を図るほか、島を訪れる観光客への啓発も行なうという。


【アルゼンチン】

■ロカ線、電化で値上げ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線のラ・プラタ支線は、19日から運賃が値上げされる。同路線は新たに電車が導入され、今週から運用され始めたばかりだ。これにともない、ほかの支線と同じ水準まで運賃が引き上げられる。ラ・プラタまではこれまで1ペソだったが、2.85ペソとなる。この突然は発表で、利用者間に驚きが広がった。

■ソル航空継承、アマスソナスのみ Rosario3の記事
1月15日に運航停止したソル航空の継承に、手を挙げているのはボリビアのアマスソナス航空のみだ。この継承には3社が名乗り出ていたが、ほかの2社は断念したという。労働省斡旋で、両者間でこの事業継承などについての協議が続いており、妥結する可能性が高まっている。アマスソナスは昨年、やはり停止したウルグアイのBQBからの継承も受けている。

■マリファナ輸送機が墜落 La Nacionの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で、マリファナ(大麻草)を輸送していた小型機が墜落する事故を起こした。現場は州都から350キロのペジェグリニの農地だ。250キロのマリファナを積んだこの小型機が着陸しようとした際、落下したという。この薬物を違法に運んでいたとして警察は、乗っていたパラグアイ国籍の男2人を逮捕した。

■ミシオネス、薬品の不足 La Nacionの記事
デングが流行しているミシオネス州では、薬品が不足している。同州ではすでに感染者が4千人を超え、1月20日には保健局が流行宣言を出している。感染の有無を調べる試薬や、解熱鎮痛に使用されるアセトアミノフェンが州内では不足しているという。州内での感染例は州都ポサーダスと、観光地プエルト・イグアスに集中している。


【エクアドル】

■ホエザル大量死、ジカ熱ではない El Universoの記事
保健省は、マナビ県モンテクリスティで起きているホエザルの大量死について、ジカ熱やデングなどの感染症ではないと発表した。今月に入り35頭の死が確認されているが、確認したところこれらの感染症ではなかったという。今の時点で原因は不明だが、アフリカマイマイが関係した可能性が新たに指摘されている。同様の事態は、ニカラグアでも起きている。


【コロンビア】

■炭鉱で4人閉じ込め El Universoの記事
アンティオキア県の炭鉱で事故があり、労働者4人が閉じ込められている。現場となっているのはアンヘロポリスにある炭鉱で、4人は地下600メートル付近にいるものとみられている。当初5人が落盤により閉じ込められたが、1人は自力で脱出した。坑内には大量の水が入り込んでいる状態で、4人の安否は分かっていない。


【ベネズエラ】

■パン生産者、品不足を警告 La Repúblicaの記事
国内の主なパン生産5社が、品不足を警告した。政府は、パン生産に必要な小麦粉の国内ストックが、涸渇する可能性を指摘している。これら5社によると、小麦粉は今月いっぱいで品切れとなる見通しだという。政府はビスケット会社などに生産ラインの停止を指示するなどしているが、新たな小麦粉調達、確保の見通しは立っていない。

■2015年インフレ、180.9% El Comercioの記事
ベネズエラの2015年のインフレ率は、180.9%だったという。中央銀行(BCV)が18日、明らかにした数字だ。この年の国内総生産(GDP)は5.2%のマイナスで、通貨ボリバールは37%の下落となった。同国は経済失政に加え、原油が歳入の96%を占める「モノカルチャー」状態で、原油安の直撃を受けた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オバマ氏、キューバへ El Universoの記事
米国のバラク・オバマ大統領は、来月21、22日の両日、キューバの首都ハバナを訪れるという。ラウル・カストロ議長と会談し、両国間の「雪解け」を世界にアピールするとともに、同国の民主化を進めたい姿勢を示す。両国は2014年12月、関係正常化交渉入りを発表していた。またオバマ大統領はキューバの後、アルゼンチンを訪れるという。

■メキシコ、ジカ熱80件 Radio la Primerisimaの記事
メキシコ国内で確認されたジカ熱感染例は、80件だという。同国保健省が、17日時点の数字を明らかにしたものだ。感染者の大半はオアハカ、チアパスの両州が占める。また妊婦の感染は、チアパス州で4件、オアハカ、ベラクルス州でそれぞれ1件の、合わせて6件だ。世界保健機関(WHO)は、この感染症がラテンアメリカで大流行する可能性を指摘している。

■ニカラグア、ジカ熱74件 La Prensaの記事
ニカラグア国内で確認されたジカ熱感染例は、74件となった。同国保健省が18日時点での数字を明らかにしたもので、前日から4件増えたことになる。国内ではこの感染症は、マナグア首都圏を含む各地で報告されている。同保健省は媒介するネッタイシマカを抑止するため、各地で薬剤散布を行なっている。

■モンテビデオ-アスンシオン線大幅増便 Espectadorの記事
ボリビアのアマスソナス航空は、ウルグアイのモンテビデオとパラグアイのアスンシオンを結ぶ路線を、大幅増便する。現在この路線は週4往復の運航だが、毎日2往復に増やすという。同社は昨年、運航を停止したBQB航空からこの路線を継承した。新機材の調達などを受け、従来BQBが運航していた体制まで、便数を増やすことを決めたという。