2016.02.20

【ボリビア】

■エルアルト警察署長を逮捕 La Razónの記事
エルアルトのホセ・ペニャ警察署長が逮捕された。この17日、デモ隊が市役所になだれ込み火を放って略奪を行ない、職員6人が死亡、26人が負傷する事態が起きた。このデモを過小評価し、警察として必要な対策をとらなかったとしてボリビア警察が、同所長の責任を認めた。これまでにデモ隊の5人と、デモを組織した労働組合の委員長も逮捕されている。

■ロメロ大臣、現場へ El Deberの記事
捜査機関のトップであるカルロス・ロメロ大臣が、焼き討ちにあったエルアルト市役所を訪れた。デモ隊の乱入、放火、略奪という異常事態が生じ、32人が死傷した現場を前に同大臣は、事件の全容解明を進めると断言した。また逮捕されたエルアルト警察署長に代わり、ウゴ・モラレス氏が新所長となる人事も発表された。

■ラパスターミナル、20時30分まで Página Sieteの記事
ラパスのバスターミナルの営業は20日、20時30分までとなる。国内では21日、憲法改正の是非を問う国民投票が行われる。投票は権利ではなく義務であるため、当日について移動制限などが行なわれる。このためターミナルは20時30分初のオルーロ行きを最後に、営業を停止する。便の正常化は22日早朝からとなる。

■投票日、アルコールや移動の禁止 El Díaの記事
憲法改正を問う国民投票が行われる21日、国内ではアルコール類の販売提供や、交通機関による移動が禁止される。通常の選挙と同様に、飲食店などでアルコール類の提供は全面禁止だ。またバス、航空機とも国内線の移動はできず、航空国際便のみ運航となる。これらの事項に反した場合、最大で8000ボリビアーノの罰金が科せられる。

■Unasur、鉄道計画に賛成 La Razónの記事
南米諸国連合(Unasur)は、大陸横断鉄道計画に賛成だという。議会首都となるコチャバンバを訪れた、エルネスト・サンペル氏が明らかにしたものだ。ボリビアの国内鉄道網を活用する形で、ブラジルの大西洋岸とペルーの太平洋岸を結ぶ鉄道を建設する計画だ。ボリビアはこの実現で、パラグアイやアルゼンチンなど南米各国に恩恵があると分析している。

■カイピペンディ、ガス埋蔵量多い El Díaの記事
チャコ地方のカイピペンディでは、当初予想よりも天然ガス埋蔵量が多いという。ボリビア石油公社(YPFB)とRepsolが明らかにしたものだ。天然ガス埋蔵量をあらためて計測したところ、当初試算よりも40%ほど多い10兆4500億立法メートルにのぼるとみられるという。国産天然ガスの多くは、アルゼンチンとブラジルに輸出されている。

■CBBA、ネッタイシマカ12地域 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県内では12地域に、ネッタイシマカが繁殖しているという。同県保健局が明らかにしたものだ。この蚊はラテンアメリカで大流行するおそれがあるジカ熱や、デング、チクングニヤ熱、黄熱病を媒介する。繁殖は熱帯地方を中心に起きており、同局は今後発生を抑止する取り組みを行なう。国内ではオルーロ、ポトシ県を除く7県に、この蚊が棲息する。

■カバジェーロ、川が溢れる El Deberの記事
サンタクルス県のカバジェーロで、川が氾濫した。地域行政によると19日朝4時頃、地域を流れるコマラパ川が溢れ、周辺農地を水浸しにしたという。被害を受けたのはイチゴ、トウモロコシ、インゲン、豆類などの農産物だ。現在、被害概要の把握が進められている。今の時点で人的被害は報告されていない。

■サンタクルスで停電 El Deberの記事
サンタクルスでは19日、停電が発生した。電力会社ENDEによると、グアラカチにある施設のタービンのトラブルで、およそ60分間、電力供給が停止したという。停電となったのは産業公園やグアラカチ、パンパ・デ・ラ・イスラなどの地域だ。これらの地域では当該時間中、街路の信号機も停止した。

■ティキパヤ、農業被害 Página Sieteの記事
コチャバンバ県のティキパヤでは、農地1045ヘクタールが損なわれたという。地域行政のカルロス・アングロ首長が明らかにした数字だ。同地域では雨不足が続き、さらに霜害や雹害も相次いでいる。国内有数の農業地域で起きた被害は、特産のエンドウマメなどに影響を残している。現在雨季だが、エル・ニーニョ現象の影響で雨が少ない状態となっている。

■3県にエルアルト型公営住宅 El Díaの記事
政府住宅省はサンタクルス、ベニ、コチャバンバの3県に、エルアルト型の公営住宅を設けるという。今月、エルアルトでは国が整備を進めた高層公営住宅「コンドミニアム・ウィパラ」が竣工した。同様のモデルの公営住宅を、これら3県の県都に設ける計画を立てているという。

■鉄道博物館、フルオープンを La Patríaの記事
オルーロの南30キロ、マチャカマルカの住民らは、鉄道博物館の「フルオープン」を求めた。2007年に開館したこの博物館は、鉄道基地の一角に歴史的な蒸気機関車などが展示されているものだ。しかし現在は解放エリアが限られ、十分な展示に至っていない状態だ。地域の人々は、この博物館を通じた観光開発に期待を寄せている。


【ペルー】

■リマ-サルタ、ロサリオ線開設へ Alternative Airlinesの記事
LANペルーは新たに、リマとアルゼンチンのサルタ、ロサリオを結ぶ路線を開設する。LATAM傘下の同社が明らかにしたもので、サルタ線はこの6月から、ロサリオ線は7月からの運航となる。リマ-ロサリオ線は以前運航されていたが、アルゼンチン航空を国有化した同国政府からの干渉により休止に追い込まれていた。

■サンイシドロ、池に硫酸銅 Perú21の記事
リマ、サンイシドロの公園の池に、硫酸銅が投げ込まれたという。今月1日、エル・オリバル公園の池で、魚が大量死する事態が起きていた。この原因についてマヨール・デ・サンマルコス大学が調べたところ、池にこの物質が入れられたことが原因と分かった。人為的な事件とみられているが、目的などは分かっていない。

■ペトロペルーに黒塗り抗議 El Comercioの記事
リマでは、黒塗りの人々が、ペトロペルーへの抗議を行なった。カナバル、モレヤ通りでデモを行なったのは、環境保護を訴える団体メンバーらだ。アマゾン地方で、ペトロペルーのパイプラインから大量の油が漏れ、川が真っ黒になっていることが伝えられている。団体は同社を批判し、責任を明確にするべきと訴えた。

■アレキパ、狂犬病2件 Correo Perúの記事
アレキパ県で狂犬病の発生が2件、報告された。同県保健局が明らかにしたもので、このうち1件では発症した犬が人を噛んだという。噛まれた人は、発症を防ぐため緊急にワクチン投与が行なわれている。国内では犬を通じた狂犬病感染のケースは少ないが、この数年は国内南部で散発的に発生している。


【チリ】

■スカイ航空、新運賃 BioBio Chileの記事
国内2位のスカイ航空は、ウェブサイト上で新運賃での販売を開始した。同社は昨年、LCC化を表明し、バス並みの運賃の提示を行なっている。今回、3月1日から6月30日の便について、国内線は7990ペソから、国際線は49ドルからの運賃を提示した。今回の格安運賃での販売座席数は、12万席だ。

■サンティアゴで大規模停電 La Terceraの記事
サンティアゴでは19日、短時間ながら、広い範囲で停電が起きた。14時9分、市内の多くの地域で電力供給が絶たれ、市街の信号機も機能停止した。電力会社によるとセロ・ナビアにある変電施設でトラブルが生じたための事態だという。14時22分には送電が再開され、段階的に停電は解消した。電力会社側は、原因の究明を続けているとしている。


【アルゼンチン】

■リネアC、21日に一部再開 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCは、21日から全線で運転を再開する。駅と軌道の工事のため、1月から区間運休が続いていたが、工事終了を受けサンマルティン-コンスティトゥシオン間の運転がこの日から再開される。一方、サンマルティン-レティーロ間については、今の時点で再開時期は不明だ。

■計画停電終了、でも停電続く La Nacionの記事
フアン・ホセ・アラングレンエネルギー大臣は、計画停電の中止を発表した。暑さが続き、電力需要が増したことから供給が不安定になり、ブエノスアイレス首都圏で計画停電が実施されていた。状況が落ち着いたとしてこの措置を解除したという。しかし都市圏では未だに、4万5千世帯が停電したままとなっているという。

■シティバンク、リテール売却へ La Nacionの記事
米国のシティバンググループは、アルゼンチン国内のリテール部門について、売却する方針を示した。同行は国内では102年前から通常銀行業務を担っている。今後、大手企業などホールセール部門に特化し、個人などリテールについては売却先を探すという。同行は南米ではペルーなどの部門を同様に売却している。今回、ブラジル、コロンビアも売却対象となった。

■サンタ・フェ州で嵐 La Nacionの記事
サンタ・フェ州の広い範囲が、嵐に見舞われた。風速30メートル近い風が吹き、州都サンタ・フェや最大都市ロサリオの市街で倒木が相次いだ。倒れた木に巻き込まれ、多くの車輛が被害を受け、停電も相次いだ。ラファエラなどでは、屋根を飛ばされる住宅も多い。またこの悪天候で、州内2個所では土砂災害も起きている。


【コロンビア】

■南アでジカ熱発症 News24の記事
コロンビア国籍の男性が、南アフリカ共和国でジカ熱を発症したという。同国保健省が19日、明らかにしたものだ。ビジネス目的でヨハネスブルクの空港に到着したこの男性が症状を示し、その後感染が確認されたという。同国では初の、ジカ熱感染例だ。感染者数ではコロンビアは、ブラジルに次いで多い水準だ。


【ベネズエラ】

■ジカ熱感染、40~50万人か Infobaeの記事
国内のジカ熱感染者は40~50万人に達している可能性があるという。議会保健委員会のホセ・オリバレス委員長が見方を示したものだ。ニコラス・マドゥロ政権が恣意的に、保健省発表の感染者数を低く据え置いていると同氏は指摘した。物資不足による医薬品などの不足もあり、国内ではの感染症が危機的に広がっていると同議員は断じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ジカ熱、都市化の影響 Daily Mailの記事
ラテンアメリカで感染が拡大しているジカ熱は、各国での都市化と関係があるという。米国、フロリダ大学の専門家が指摘したものだ。都市の拡大に生活インフラ整備が追いつかず、とくにスラム街などで衛生状態が悪化したことが、ジカ熱拡大の要因の一つになったという。感染の震源となっているブラジルはその傾向が顕著で、都市生活の矛盾がこの感染症により顕在化した。

■ジカ熱、35億ドルの影響 El Universalの記事
世界銀行は、ラテンアメリカでのジカ熱の影響は、35億ドルにのぼると試算した。ジン・ヨング氏が19日、明らかにした数字だ。ラテンアメリカではこの感染症拡大で経済活動が損なわれ、地域全体で総生産が0.06%下がると予想されるという。世界銀行はこのジカ熱対策費として、1億5千万ドルの支出を決めている。

■ジカ熱、トリニダード・トバゴに上陸 Vistazoの記事
カリブ海の島国トリニダード・トバゴにも、ジカ熱が上陸した。同国保健省が明らかにしたもので、61歳の女性の感染を確認したという。この女性はニュージーランドから帰国したばかりで、同省は感染ルートなどの確認を進めている。同省は世界保健機関(WHO)の宣言を受けこの1月末、ジカ熱対策に乗り出していた。

■パラグアイ、火災で10万世帯停電 El Universoの記事
パラグアイでは地下変電施設の火災により、10万世帯で停電が起きた。19日朝、首都アスンシオン郊外にある施設から火が出たもので、電力会社は送電が平常化するまで数日かかる可能性を示した。電力が使用できないため、同地域では水道供給にも影響が及んでいる。アスンシオンは現在、気温が摂氏40度近くまで上昇する暑さとなっている。

■モモトンボ火山、また噴火 Caracol Radioの記事
ニカラグアのモモトンボ火山が19日、また噴火した。観測機関によると午前1時7分頃、強い噴火が発生し、火口からは溶岩流が流れ出した。17日から18日にかけ、この火山は6度にわたる小噴火を起こしている。首都マナグアの北にあるこの火山は標高1297メートルで、昨年12月1日に110年ぶりに噴火した。

■両親の遺体と過ごした3歳児 Caracol Radioの記事
ウルグアイの首都モンテビデオで、両親の遺体とともに数日を過ごしていた3歳の女児が、保護された。自宅内で21歳の母親と40歳の父親は、カリブ22口径銃で撃たれた状態で死んでいた。警察は両親が無理心中を図ったとみている。保護された女児は体力を消耗していたものの、命に別状はない。