2016.02.21

【ボリビア】

■本日、国民投票実施 Página Sieteの記事
ボリビアでは21日、憲法改正の是非を問う国民投票が行われる。この投票は2009年以来で、国の歴史としては6度めの実施となる。投票は午前8時から18時までで、この日の国内移動は制限され、都市間のバスや航空便の国内線はすべて運休となる。今回の投票は、エボ・モラレス大統領の再選を認めるかどうかが焦点だ。

■在外投票、26万人 El Díaの記事
21日の憲法改正を問う国民投票で、国外33カ国で26万人近くが在外投票を行なう。選管によると在外投票登録をした人の数は25万8990人で、数がもっとも多いのはアルゼンチンの11万6568人、スペインが7万148人で続く。これらの投票は各国の大使館などで行なわれ、オーストラリア、日本で投票がまずスタートする。

■NYタイムズ、「No」を支持 El Deberの記事
米国のニューヨークタイムズ紙は、ボリビアの国民投票で「No」を支持した。この投票は、エボ・モラレス大統領の再選の是非が焦点となっている。同紙は、モラレス大統領にとって実質3期12年の任期は「十分だ」とし、これ以上の再選は望ましくないとの意見を広告した。また長期政権下することで、汚職などが頻発する事態への懸念も示した。

■投票、エルアルト事件の翳 El Díaの記事
21日の憲法改正を問う国民投票は、17日に起きたエルアルト市役所の事件の影響を受ける可能性もある。デモ隊が市庁舎になだれこみ、火を放ち略奪を行なったもので、6人が死亡、20人が負傷したものだ。この事件を受け、市長が所属する与党MASへの逆風が強まる可能性があると、専門家は指摘する。

■投票前にスキャンダル発言 El Díaの記事
国民投票の前に、スキャンダル発言が明らかになった。天然ガスエネルギー省の会合の場で参加者が、この投票で「No」が勝利した投票所の投票箱を無効にしよう、と発言したことが明らかになったものだ。選挙の公正性に触れる、重大な発言と各メディアが報じている。同省側は、この発言を否定している。

■刑務所でも国民投票 La Patríaの記事
国内の刑務所でも21日、憲法改正の是非を問う投票が行われる。投票権を持つ受刑者らが、各刑務所内で投票を行なうというものだ。オルーロのサンペドロ刑務所では、250人が投票登録を行ない、このうち170人が実際の投票にのぞむ。受刑者の投票は、今回初めて導入された制度だ。

■バス運転開始は22日午前6時 El Deberの記事
国内の都市間交通のバスの運転再開は、22日朝6時からになる。21日の国民投票で移動制限がかかり、国内主要都市のバスターミナルは20日夕方には営業休止となる。21日は便は全面的に止まり、再開は22日朝からとなる。国内線の航空便もストップし、運航されるのは国際線のみとなる。

■ヤクイバで嵐 El Díaの記事
タリハ県のアルゼンチン国境、ヤクイバ一帯は嵐に見舞われた。19日夜、雷と強い風をともなった大雨が広い範囲で降った。この影響でヤクイバ市内では倒木が相次ぎ、自動車が押し潰されたり、電柱が倒れる被害が相次いだ。また住宅の屋根が飛ばされる被害も起きているという。今の時点で、21日の選挙投票への影響はない。

■エルアルト事件、22日に報告 El Ddíaの記事
エルアルトのソレダー・チャペトン市長は、17日に市役所で起きた事件の現時点での報告を22日に行なうと発表した。この事件は、デモ隊が市庁舎になだれこみ、放火、略奪を行なったもので、26人が死傷した。警察、検察が事件の解明に動いており、市側はこの時点で判明している事実をメディアに公開するという。

■レンス氏、在宅逮捕へ Página Sieteの記事
汚職の容疑がかけられているベニ元県知事、カルメロ・レンス氏は、在宅逮捕に切り替えとなった。同氏はトリニダ市内の刑務所に拘置されていたが、逃亡の可能性が低いとして在宅逮捕が認められたものだ。昨年6月18日以来、モコビ刑務所を離れることになる。検察が現在、同氏の起訴に向け準備を進めている。

■BoA、オルーロ乗り入れ秒読み La Patríaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)のオルーロ乗り入れが、秒読み段階だ。同社は旅客定期便開設に向け、民間航空局に申請を行なったという。認可が下り次第、フアン・メンドサ空港への乗り入れを開始する。同社は今月初めのカルナバルの際、サンタクルス、コチャバンバとの間の臨時便を運航し、実績も一応だった。

■チリ新キャリア、オルーロ乗り入れか La Patríaの記事
チリの新航空会社チレアン・エアウェイズが、オルーロへの乗り入れを検討している。同社が開設を計画しているのはイキケとオルーロを結ぶ直行路線だ。同社はイキケをベースに国内線、国際線の就航を目指しており、ボリビア国内ではオルーロのほか、ラパスやウユニが乗り入れ候補地だ。認可が下りれば、120人乗りの機材で運航を開始したいという。


【ペルー】

■バス、川の増水で動けず Correo Perúの記事
タクナ県で川が突然増水し、乗客を乗せたバスが動けなくなった。この事態が起きたのは同県のカンダラベだ。地域を流れるサラド、カジャサス川が増水し、走行中のバスが水に浸る状態となった。このバスにはこどもを含む73人が乗っていた。地域行政や消防などが出動し、救出活動を行なったが、全員の救出には実に5時間を要した。

■トゥンベス、違法サメ漁 Perú21の記事
国内北端のトゥンベスでは、違法なサメ漁が摘発された。コントラルミランテ・ビジャルのアカプルコ海岸で、地域の漁業者らが違法にジンベイザメを捕獲していたという。これらのサメから、フカヒレをとることが目的とみられる。このサメは個体数が減少していることから、禁漁となっている。

■新パスポート、98.36ソル Perú21の記事
新型パスポートの発行代金は、98.36ソルとなるという。監督官庁が明らかにしたものだ。欧州のシェンゲン協定加盟国は、短期滞在のペルー国民へのビザを免除することを決めている。この条件として、ICなどが搭載されたセキュリティ度が高いパスポートの発行が示されていた。この新パスポートは、近く発行が始まる。

■ワンカベリカ、土砂災害 Correo Perúの記事
ワンカベリカ県内で土砂災害が発生し、幹線道路が不通となっている。19日16時頃、同県のワマニで土砂崩れが発生し、土砂が道路を塞いだ。この道路はイカ県とアヤクチョ県を結ぶルート上で、この事態により数百台の車輛が足止めされるに至った。また地域行政によるとこの災害で、農地も被害を受けているという。


【チリ】

■パスクア島、デング16件に BioBio Chileの記事
パスクア(イースター)島での今季のデング感染は、16件となった。第5(バルパライソ)州保健局が20日、明らかにした数字だ。新たに52歳と16歳の女性2人の感染が確認されたという。島内には、媒介するネッタイシマカが広く棲息しており、この感染症の拡大や、ジカ熱やチクングニヤ熱の上陸、流行が懸念されている。

■トラックストは収束へ BioBio Chileの記事
トラック輸送業者らによるストライキは、収束に向かう見通しだ。業者らは、国内の高速道路通行料の引き下げなどを求め、19日から国道68号、78号で封鎖を行なっていた。20日14時20分、行政側との一応の合意がなされたことからスト解除が通達され、68号については解除が始まっている。78号では現在も封鎖が続いているが、近く解除に向かうとみられる。


【アルゼンチン】

■サルタの鉄道、再開見通し立たず El Tribunoの記事
サルタとヘネラル・グエメスを結ぶ近郊列車の再開見通しが立たない。この鉄道は今月6日、脱線衝突事故を起こし、運休したままとなっている。この区間の運賃は7ペソと、平行するバス運賃の40ペソより大幅に安く、地元の人の利用が多い。鉄道会社によると、今の時点で再開時期は不透明だという。

■ミシオネス、デング4400件 La Nuevaの記事
ミシオネス州での今季のデング感染例は、4475件に達した。この4日間に限れば、毎日新たな感染例が250件ずつ増えていることになる。州内ではネッタイシマカが媒介するこの感染症が劇的に増えており、とくに州都ポサーダスや、観光地プエルト・イグアスでの感染例が多い。保健局は各地で蚊の抑止を図るため薬剤散布を続けている。

■サンティアゴ、イナゴ対策強化 Infocampoの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州は、イナゴ対策を強化する。州内や隣接するコルドバ、カタマルカ州では、イナゴの大群に農作物が食い荒らされる事態が起きている。州の農政局は、危機管理委員会と共同で、イナゴ掃討に向けた展開を強化する。今回のイナゴ大発生は、国内ではこの50年で最悪の事態とみられている。

■コレクティーボ3路線でスト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスではコレクティーボ(路線バス)3路線で20日、ストライキが行なわれた。ストに突入したのは315番、440番、740番の各路線だ。この日の未明、440番の便の運転手が強盗に遭ったことから、各路線の運転手らが安全確保などを行政などに訴えた動きだ。これらの路線では昨年4月にも、やはり事件をきっかけにストが行なわれた。


【エクアドル】

■ジカ熱、51件に El Comercioの記事
国内でのジカ熱感染例は、51件となった。保健省が20日、明らかにした数字で、国内最大都市であるグアヤキルで新たな感染例が確認されたという。このうち国外などからの持ち帰りが16件で、残る35件は国内での二次感染だ。国内には媒介するネッタイシマカが広い範囲に棲息しており、感染拡大が懸念される。


【コロンビア】

■ジカ熱、3万7千件に El Paísの記事
国内でのジカ熱感染例は、3万7011件となった。保健省が20日、明らかにした数字だ。この感染者のうち、6356件は胎児に影響が生じる可能性が指摘される妊婦だ。感染は国内の235の行政地域に及んでいる。国内では新生児に小頭症が現れたケースは報告されていないが、感染後にギラン・バレー症候群を発症したケースがあることが報告されている。


【ベネズエラ】

■野党、ロペス氏のデモ行進 El Universoの記事
野党は20日、カラカスなどでレオポルド・ロペス氏のためのデモ行進を行なう。野党リーダーのロペス氏は2014年2月、逮捕され、今も収監されている。野党は政治弾圧と主張し、ニコラス・マドゥロ政権への批判を強めている。こうした動きから、昨年12月に行なわれた議会選挙で、野党が大勝するに至った。

■交通機関、運賃値上げ相次ぐ El Universoの記事
政府が国内のガソリン価格の大幅引き上げを発表したことを受け、国内の交通機関の運賃値上げが相次いでいる。ニコラス・マドゥロ政権は政令40851号を出し、ガソリンの販売価格を最大で60倍に引き上げることを明らかにした。これをうけカラカスでは、路線バスやタクシーなどの運賃が、3月1日から25%程度引き上げられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコ、ジカ熱感染女性が出産 News24の記事
メキシコ南部のチアパス州で、ジカ熱に感染した女性が出産した。病院側によると生まれたのは2800グラムの男の子で、小頭症や奇形などはみられず、元気だという。同国ではこれまで、妊婦感染例が6件報告されており、今回出産したのはこのうちの1人だ。現在同国でのジカ熱感染は80件で、このうち45件はチアパス州だ。

■パナマ、ジカ熱73件に El Ssígloの記事
パナマ国内でのジカ熱感染例はさらに増えて、73件となった。同国保健省が20日時点での数字を明らかにしたものだ。このうち71件は、コロンビア国境に近いインディヘナ(先住民)のコミュニティ、グナ・ヤラに集中している。今回、新たにパイティーリャでも感染が確認され、新たな流行が懸念されている。

■ニカラグア、ジカ熱76件 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグア国内でのジカ熱感染例は、76件となった。同国保健省が20日に発表した数字で、前回発表から5件増えたことになる。新たに感染が確認されたうちの一人は、妊娠2カ月の女性だ。首都マナグアでの感染例は53件を占めており、都市部での感染増加が懸念されている。


【国際全般】

■カタール航空、エレバンへ RusTourismNewsの記事
カタール航空は新たに、アルメニアの首都エレバンに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、5月15日から週4往復の体制でドーハとの間の便を開設するという。使用機材はエコノミー132席、ビジネス12席のエアバスA320型機だ。同社は、エレバンと世界各地とのアクセスが大きく向上するとした。同社は近隣のトビリシ、バクーにも乗り入れている。