2016.02.23

【ボリビア】

■国民投票「No」が勝利へ El Deberの記事
21日に行なわれた憲法改正を問う国民投票は「No」が勝利したとみられる。選管が開票率82.0%時点で発表した数字では「Sí」(YES)は45.8%、「No」は54.2%となった。調査会社やメディアの出口調査でも「No」の優勢が伝えられており、憲法改正は否決に向かうとみられる。

■イプソス「No」の勝利宣言 Los Tiemposの記事
調査会社イプソスは、憲法改正を問う国民投票について「No」の勝利宣言を出した。選管発表では開票82%の時点で、「No」が「Sí」(Yes)を8.4ポイントリードしている。同社は、すでに誤差の範囲を超えており、このまま「No」の勝利が確定するとの見方を示した。21日に行なわれたこの投票は、エボ・モラレス大統領の再選の是非が焦点だった。

■6県で「No」が優勢 Página Sieteの記事
国民投票についての選管発表によると、国内9つの県のうち「Sí」(Yes)は3県、「No」は6県で優勢だという。憲法改正を問うこの国民投票では「Sí」が優勢なのはラパス、オルーロ、コチャバンバ県のみだ。残る6県は「No」が強く、とくにタリハ県は「No」が73%に達している。

■在外投票も「No」が優勢 Página Sieteの記事
在外投票でも、「No」が優勢だ。21日の憲法改正を問う国民投票は、33カ国で在外投票が行われた。選管が発表した在外投票の開票経過によると、「Sí」(Yes)が33.58%、「No」が66.42%となっている。7万人が投票登録したスペインでは「No」は1万9千、「Sí」は5千だ。日本では208人の登録で、「No」が12、「Sí」が3となっている。

■エボ「チャパレに帰る」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家に戻る可能性を示した。21日に行なわれた憲法改正を問う投票で「No」が優勢となり、自身の再選は否決に向かう可能性が高まった。モラレス大統領は選管による最終発表を待つとしながら、今の任期終了後、政界を離れる可能性を初めて示した。一方、農村部はまだ改革を求めているとも語っている。

■野党「負けを認めろ」 El Díaの記事
野党や市民団体は、エボ・モラレス政権に「負けを認めろ」と迫っている。21日に行なわれた国民投票で、政府が示した憲法改正が否決される可能性が高まった。サンタクルスの野党系市民団体は「国民が下した判断だ」とし、モラレス政権に負けを認めるよう求めた。またボリビアの民主主義が維持された、と歓迎のコメントも出している。

■米国政府「結果を歓迎」 La Razónの記事
米国政府は、ボリビアでの21日の国民投票が「平和、公正に行なわれたこと」を歓迎するコメントを出した。政府広報が明らかにしたもので、「ボリビア国民とともに米国民も、この公正な結果が示されるのを待っている」としている。エボ・モラレス政権は米国と距離を置くスタンスをとっており、2009年以来、関係が悪化したままとなっている。

■モンタニョ議長、差も大事 La Razónの記事
下院議会のガブリエラ・モンタニョ議長は、賛成、反対の票の差も大事、との見方を示した。21日の憲法改正を問う国民投票で、「No」の勝利が濃厚となっている。与党MAS所属の同議長は、この結果について政府は「尊重する」との姿勢を示す一方、両者の差が僅少である場合、政策において配慮をする必要もあるとした。

■車輛摘発1451台 El Díaの記事
この投票期間中、警察は国内で1451台の車輛を摘発した。国民投票が行われた21日、国内法では移動が制限されており、「理由なき移動」は摘発の対象となる。摘発車輛数がもっとも多かったのはサンタクルス県で555台、コチャバンバ県が376台で次ぐ。ラパス県は60台で、もっとも少ないオルーロ県は22台だった。

■投票日、穏やかな休日 El Deberの記事
国民投票が行われた21日、都市部などでは穏やかな休日の表情も見られた。この日、移動制限などがかかるため郊外などへの移動はできず、多くの市民は広場や公園で家族などと過ごしたり、屋内で読書やビデオ、音楽鑑賞などを行なった。サンタクルスはこの日、穏やかに晴れたこともあり、家族連れの姿が市街で多く見られたという。

■ユンガス、スクールバス事故 El Deberの記事
ラパス県のユンガス地方では22日朝8時30分頃、スクールバスが事故を起こした。ヤナカチの道路で、マチャカマルカ学校に向かうミニバスが事故を起こしたもので、運転していた男性が死亡し、乗っていた生徒3人が負傷したという。負傷者らはチュルマニとラパスの医療機関に搬送されている。

■エルアルト市役所の2人逮捕 El Díaの記事
警察はエルアルト市役所の安全、人材部署の長2人を新たに逮捕した。同市役所ではこの17日、デモ隊がなだれこみ火を放つ事件が発生し、6人が死亡した。警察はこの部署の長らが、この事態を防ぐための必要な措置を怠ったとて、逮捕を判断した。この事件では合わせて26人が負傷している。


【ペルー】

■マカ地震、全半壊128棟に Perú21の記事
アレキパ県カイリョマ郡マカで発生した直下型地震による住宅被害はさらに拡大した。国防省が明らかにしたもので、全壊住宅は24棟、半壊は104棟に達したという。またこの地震によりカニョン・デル・コルカに向かう道路が400メートルにわたり土砂に塞がれ、不通となった。この地震による避難者は52人、被災者は297人となっている。

■サンディア郡で雨被害 Los Andesの記事
プーノ県サンディア郡で大雨による被害が生じた。20日、雨の影響で地域を流れるチチャナコ川が氾濫したという。サンディア市内ではこの影響で複数の住宅が浸水し、この町に至る道路も被害を受け大型車輛が通行できなくなった。市側は重機2台を使用し、道路については復旧を進めたという。

■新パスポート、26日から発行へ Perú21の記事
新しいパスポートはこの26日から、発行されるという。移民局が明らかにしたものだ。ICチップやバイオメトリクス認証の機能が加わった新パスポートは、欧州連合(EU)などのシェンゲン協定加盟国へのビザなし渡航の前提条件となっていた。新パスポートは98.36ソルの価格となっている。

■アレキパ空港大荒れ Correo Perúの記事
アレキパのアルフレド・ロドリゲス・バリョン空港は22日、「大荒れ」となった。15時間にわたり降り続いた雨と、濃霧の影響で便の離着陸がほぼ全面的に停止されたものだ。空港側は、利用者に対し、各航空会社が振り替えなどを行なうと発表している。乗り入れているLAN、アビアンカ、ペルービアン航空などは対応に追われた。


【チリ】

■国道5号、バスが燃える La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州の国道5号で、バスが炎上した。22日15時45分頃、この事態が起きたのはチリャンとサンカルロスを結ぶ区間だ。走行していたジェットバスの車輛から火が出た。今の時点で、出火原因は分かっておらず、この事態による負傷者が出ているかも不明だ。この事態のため、国道5号の通行に一時、支障が生じている。

■コキンボ、M6.1の地震 La Terceraの記事
第4(コキンボ)州では22日午前3時37分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はトンゴイの西73キロ、震源の強さはマグニチュード6.1、深さは31.4キロだ。この地震でオバジェでメルカリ震度5の揺れがあったが、人や建物への被害報告はない。同州では昨年9月に大地震が起きており、この余震である可能性がある。


【アルゼンチン】

■タクシー運賃、27日に値上げ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは27日、タクシー運賃が値上げとなる。インフレにともなう措置で、今回の平均値上げ幅は20%だ。現在、昼間の初乗り運賃は16.90ペソだが、20ペソに値上げだ。単位走行あたりの追加運賃は1.69ペソから2.00ペソに改定される。22時から朝6時までの夜間の初乗りは24ペソとなる。市内では3万8千台のタクシーが走行している。

■サンタ・フェ、野菜類が暴騰 La Nacionの記事
サンタ・フェ州都では野菜類の価格が暴騰している。州内の広い範囲はこの19日、悪天候に見舞われた。野菜や果物の生産現場が直撃を受け、市内の市場への供給量が激減したという。このためレタス1個が100ペソ(6.77ドル)となるなど、青物野菜を中心に、価格が著しい上昇を見た。

■カタマルカ、ARに不満 Diario Jornadaの記事
カタマルカ州のルシア・コルパッチ知事は、アルゼンチン航空に「強い不満」を表明した。同社が州都とブエノスアイレスを結ぶ路線について、アエロパルケからエセイサ国際空港への地点変更を行なうことを明らかにした。この変更で利便性が低下し、カタマルカ州民の不利益になると同知事は断じた。

■12歳女児、毒蛇にかまれる Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのヌニェスで、12歳の少女が毒蛇であるヤララ(ウルトゥー)に噛まれた。この少女は、地域にあるブエノスアイレス大学の構内で日光浴をしていた際、この災禍にみまわれた。このヘビは、地域の池や川などで増殖するホテイアオイとともに、この地に入り込んだとみられる。


【エクアドル】

■テナ空港、定期便失う El Universoの記事
ナポ県テナのフマンディ空港は、旅客定期便を失った。公営航空会社TAMEがキトとの間の便の運休を決めたものだ。これで、同空港は空軍の旅客機と、プライベート機のみの運航となる。アマゾンに位置するこの地は道路交通が脆弱で、空の便への依存が高い。しかし空港と航空便の運営に対する戦略不足が、この運休を招いたとみられる。


【コロンビア】

■ギラン・バレー症候群、4件に Caracol Radioの記事
コルドバ県でジカ熱感染後の、難病ギラン・バレー症候群の発症数は4件となった。同県保健局が明らかにした数字だ。国は国内全体での発症数は明らかにしていない。同県に限ると、モンテリアで2件、ブエナビスタとサンカルロスで各1件となっている。ジカ熱とこの難病の因果関係は解明されていない。国内ではこの感染症による小頭症の発生は確認されていない。


【ベネズエラ】

■国内、ジカ熱に脆弱 El Universalの記事
ベネズエラのジカ熱への「脆弱性」が国内外から指摘されている。隣国ブラジルを震源にこの感染症が広がるが、保健省は国内での感染数の発表なども積極的に行なっていない。経済失政などから医薬品などの不足も起きており、国内ではブラジルを上回るペースでこの感染症が大流行する可能性も指摘されている。

■物価上昇、482% El Diarioの記事
ベネズエラでの物価上昇はこの1年で、実質的に482%だという。民間社会分析機関が明らかにした数字だ。中央銀行が発表した2015年のインフレ率は180%だが、モデル世帯の平均的な支出額を調べたところ、この1年間で482%の物価上昇となったという。国内では経済失政にともない、物資不足とインフレが進行している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、ジカ熱に9千人派兵 News24の記事
キューバ政府はジカ熱対策に、9千人を「派兵」する。ラウル・カストロ議長が23日、明らかにしたものだ。世界保健機関(WHO)はこの感染症がラテンアメリカ全体で大流行する可能性を指摘し、キューバも含まれている。国内での感染例はまだないが、媒介する蚊の抑止などに兵らが取り組むという。

■ニカラグア、ジカ熱77人に El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアでのジカ熱感染例は、77件となった。同国保健省が22日、明らかにした数字だ。首都マナグアで38歳の女性の感染が確認され、1件増えたことになる。保健省によるとこの週末に、感染の疑いがあるとして19件について確認したが、感染していたのはこの1件のみだった。この77件に占めるマナグアでの感染の数は54件だ。

■サウスウェスト、キューバ乗り入れ意欲 Dallas Newsの記事
米国のLCCの草分け、サウスウェスト航空は、キューバへの路線開設に意欲を示した。同社のCEO、ガリー・ケリー氏が22日、語ったものだ。米国とキューバはこの16日、航空交渉に合意し乗り入れ枠が設けられた。両国を結ぶ直行便の就航は年内にも可能になるとみられ、同CEOは「キューバ乗り入れは長年の夢だった」と述べた。

■パナマ、高級車販売4.3%増 Prensaの記事
パナマ国内での高級車の販売は2015年、前年比で4.3%の増加だったという。自動車販売業の団体が明らかにした数字だ。この年の高級乗用車、ワゴン車の販売台数は2961台で、一日平均8台が売れた計算になる。また新車販売台数は6万4735台で、同じく前年比で7.4%の増加だ。