2016.02.24

【ボリビア】

■MAS、敗北を認める El Deberの記事
与党MASは、21日に行なわれた国民投票での「敗北」を認めた。この投票は、エボ・モラレス大統領の再選の可否が焦点となる、憲法改正を図るものだ。今も開票中だが、反対が賛成を上回ることが濃厚となっている。MASの選挙担当ウゴ・モルディス氏が敗北を認め、また選管から問題が指摘された選挙運動のミスについても認めた。

■開票92%、「No」が52% El Díaの記事
21日に行われた憲法改正を問う国民投票で、開票92.67%時点で「No」(反対)が52.09%、「Sí」(賛成)が47.91%となっている。選管が経過を発表したものだ。また開票作業が終了したチュキサカ、パンド県では「No」が勝利、オルーロ県では「Sí」が勝利している。調査会社イプソスは、すでに誤差範囲内にあるとして「No」が勝利したと断じている。

■在外投票は「No」が圧勝 El Díaの記事
21日に行なわれた国民投票で、在外投票では「No」(反対)が圧勝している。選管が明らかにしたものだ。憲法改正を問うこの投票は、33カ国で在外投票が行われた。この開票結果、「No」が68.33%、「Sí」(賛成)が31.67%となった。この投票の足は鈍く、最大の投票登録数のブエノスアイレスでは、75%が投票を放棄したという。

■ラパス-エルアルト道、3404万ドル La Razónの記事
ラパスとエルアルトを結ぶ高速道路の増強工事には、3404万ドルが投じられる。政府、ボリビア道路管理局(ABC)と、工事を請け負うレヴォン社との間で、締結式が行なわれた。現行で片側2車線のこの道路について、輸送力増強のため3車線に増やす。この工事は全長10.46キロにわたり行なわれる。

■ヤパカニ封鎖は解除 El Díaの記事
コチャバンバ県ヤパカニで行なわれていた、バイクタクシー運転手らによる道路封鎖は、解除された。23日朝、コチャバンバとサンタクルスを結ぶ街道上で行なわれていたものだ。運転手らは道路の路面改善などを求めていたが、ボリビア道路管理局(ABC)との合意に達したことから、解除となったという。

■電力輸出、見積もり提示へ Los Tiemposの記事
アルゼンチンへの電力輸出にかかる費用見積もりが、3月2日に提示される。ルイス・アルベルト・サンチェス大臣が明らかにしたものだ。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、同国への送電網を新たに整備する計画を示している。この計画にもとづく費用などが、この日に明らかにされる。

■チモレ空港、開店休業 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県に新設されたチモレ空港は、少なくともこの6月まで、便は飛ばない。昨年10月に滑走路が完成した同空港は、施設整備の遅れなどから運用開始には至っていない。公共事業省が、実質開港の2度めの延期を明らかにしたものだ。この空港は米軍基地跡地に整備されたもので、4千メートル滑走路が設けられている。

■市街地ジャガーに懐疑的 El Díaの記事
サンタクルスのG-77通り一帯住民は、地域に野生のジャガーが棲みついているとの指摘に懐疑的だ。ビルビル国際空港に近いこの地で、ジャガーの姿が防犯カメラなどに映し出されたというものだ。しかし地域住民によると、ジャガーの目撃情報はなく、棲みついているわけではない、との見方が強い。

■クリ輸出、難しい状況 El Deberの記事
国産のクリの輸出は、厳しい局面にあるという。天然ゴム・クリ輸出業協会が明らかにしたものだ。ベニ、パンド県産のクリは2015年、輸出額が1億9200万ドルとなった。しかし国産のクリは品質や大きさなどの標準化がなされておらず、国際市場での評価が高くはない状態にあるという。クリ輸出に置いて、標準化やブランド化が急務であると指摘している。

■預金のボリビアーノ率、95.2% La Razónの記事
国内の銀行預金に占める、自国通貨ボリビアーノの割合は、95.2%となった。中央銀行(BCB)が2015年末時点の数字を明らかにしたものだ。1980年代にハイパーインフレを記録した国内では、米ドルなど外貨建て預金の比率が高かった。しかし近年のボリビアーノの安定にともない、自国通貨建ての預金の割合が高まっている。

■オルーロのカルナバル、イキケへ La Patríaの記事
ユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルが、チリ北部のイキケに出張した。先週末この町で、カルナバルの行事が行なわれ、オルーロのカルナバルの踊り手らが伝統的なダンスを披露したものだ。フォルクローレ委員会によると、モレナーダとクジャワダのダンス隊が、この地に派遣されたという。

■チュパイ・チャキスの新譜 La Razónの記事
フォルクローレグループ「チュパイ・チャキス」(Chupay Ch'akis)が初めてのアルバム「Paceñando」を発売する。このグループはボリビア人とともに、日本人チャランゴ奏者桑原健一氏が参加している。アルバムはモレナーダやカポラル、ジャメラーダなど14曲収録だ。発売を記念し25日19時、ラパスの文化省中庭で演奏と販売を行なう。


【ペルー】

■ピスコで大きな火災 Correo Perúの記事
イカ県のピスコで23日、大きな火災が起きた。市内のラ・エスペランサ地区の住宅で、家庭用のエネルギーとして使用されていた液化ガスを入れたボンベが爆発したという。この影響で火元のほか合わせて40棟の住宅が爆風や火の被害を受けている。この地域の住宅の大半は木造だった。

■クスコ、チャウリャイ橋の危機 Correo Perúの記事
クスコ県ラ・コンベンシオン郡のビルカバンバにあるチャウリャイ橋が、崩落の危機にあるという。国防省が警告し、橋の通行を遮断したものだ。この橋が架かるビルカノタ川が著しく増水し、橋が橋脚ごと流される可能性がある。この橋は20トンの車輛が通行でき、地域の交通の要衝となっている。


【チリ】

■チリ、労働時間長い La Terceraの記事
チリ国民の労働時間は長いという。OECDが明らかにしたもので、2014年の平均年間労働時間は2097時間だった。OECD加盟国としてはメキシコ、韓国、ギリシアに次ぐ4位だ。週当たりの労働時間は44.8時間で、2011年の44.6時間を上回っている。地域別で週当たり労働時間がもっとも長いのは第7(マウレ)州で45.2時間だ。

■貸自転車に電動アシスト La Terceraの記事
サンティアゴの市営貸自転車に、「電動アシストつき自転車」が導入される。市民の憩いの場となっているサンクリスーバル公園に14台が導入されるものだ。この公園は山になっており、坂を上るのが自転車利用者の問題となっていた。同型の自転車はすでに国内では、パスクア(イースター)島で導入されているという。


【アルゼンチン】

■BsAs、生活環境エリア2位 La Nacionの記事
ブエノスアイレスは生活環境の質において南米2位の評価となった。コンサルタントのマーサー社が、2015年の生活環境調査の結果をランキングで示した。全230都市中、ブエノスアイレスは93位で、南米では78位のモンテビデオに次ぐ。この評価では「安全性」が146位と低い評価となった。世界全体の首位はオーストリアのウィーンだった。

■ティエラ・デル・フエゴ、ハチへの警戒 Diario Registradoの記事
国内南端のティエラ・デル・フエゴ州で、ハチへの警戒が呼びかけられた。州内で、ヨーロッパクロスズメバチの巣が多く見られ、刺される人が続出している。農村部だけでなく、ウシュアイアなど都市部でも被害報告がある。このハチはもともと、パタゴニア北部に棲息しているが、近年州内に流入定着したとみられる。

■AR、パラナ線を一時運休 AIM Digitalの記事
アルゼンチン航空はパラナ線を一時、運休している。パラナの空港は、今月19日発生した悪天候の影響で、ターミナル施設や管制塔でガラス窓が破れるなどの被害が生じた。今の時点で、同空港は旅客便を運航できる体制にないとして、代わりにサンタ・フェの空港に迂回しているという。今の時点でパラナ線再開の見通しは立っていない。

■コルドバ、嵐に見舞われる La Nacionの記事
国内第2の都市コルドバが、嵐に見舞われた。強風と雷をともなった激しい雨が降ったもので、市内のアルタ・グラシアでは1時間で、実に100ミリもの降雨を記録した。この影響で市内では倒木被害が相次ぎ、電線が切れるなどして複数エリアで停電が生じた。州内ではやはり州都近くで先週、嵐があり合わせて4人が死亡したばかりだ。

■ホッケー選手が事故死 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のルハンで、ホッケーの18歳の男性選手が試合中に事故で死亡した。ブエノスアイレスのチームとの試合中、この選手の胸部に、対戦相手の選手が持つスティックが強くあたったという。この選手は病院に運ばれたが、死亡が確認された。この選手は将来的に、代表選手になる可能性もあったという。

■メンドサ、湖に2人の遺体 La Nacionの記事
メンドサ州サンラファエルのエル・ニウィル湖で、若い男女の遺体が浮いているのが発見された。22日18時30分頃に発見され、後に引き上げられたが、いずれも死亡していたものだ。2人は16歳と13歳のきょうだいとみられている。現在警察が、事件と事故の両面の可能性を探っている。


【エクアドル】

■グアヤキル、鎮火に6時間 El Universoの記事
グアヤキル市街地で火災があり、鎮火に6時間を要した。23日朝5時55分頃、3月6日通りとクレメンテ・バジェン通りの角付近の3階建ての集合住宅から火が出た。消防は第2、第3出動を指示して40人体制で消火活動を行なったが難航し、鎮火したのは昼前となった。この事態で、一帯の道路交通は大きく支障を受けた。


【コロンビア】

■ボゴタ空港新管制塔、来週から Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港に完成した新しい航空管制塔は、来週から運用が始まる。民間航空局が明らかにしたもので、およそ1か月をかけ現管制塔から機能を移管し、3月末日までに新管制塔に一本化する。新管制塔は89メートルの高さで、1万平方メートルの空域を目視で確認できるという。

■アビアンカ、1月は5.6%増 El Universoの記事
アビアンカグループのこの1月の旅客は、前年同月比で5.6%の増加だった。同社が23日、明らかにしたものだ。この月の総旅客数は249万人だった。コロンビア、エクアドル、ペルーの国内線については、6.0%の増加となった。同社はラテンアメリカ有数の航空グループで、LAN、TAMを傘下に持つLATAMと激しくシェア争いを行なっている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ政権退陣を望む、72% El Universoの記事
ベネズエラ国民の実に72%は、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を望んでいる。Datincorp社が今月初め、1196人を対象に行なった世論調査の結果だ。2019年の任期満了前に大統領が退任することを、多くの国民が願っている。国内は経済失政による物資不足とインフレが起きており、昨年12月の議会選挙では野党が圧勝した。

■国民の8割、食料に困る El Universoの記事
ベネズエラ国民の79.9%は、食料を調達する金に困っている。Venebarómetro社が行なった世論調査の結果だ。国内では経済失政により物資不足と高いインフレが起きている。8割近い人が、日々の食料を調達するのに十分な金がないと考えている。さらに不足が顕著な医薬品については、この数は89.7%に跳ね上がっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、デング17件に El Paísの記事
ウルグアイでの今季のデング感染は、17件となったという。同国保健省が23日、明らかにしたものだ。これまでに感染が疑われた事例は122件で、このうち17件について感染を確認した。国内での二次感染は9件とみられている。媒介するネッタイシマカは、隣国ブラジルで流行するジカ熱も媒介するため、同省は蚊への警戒を呼びかけた。

■ソル・デル・パラグアイ、ペドロ・フアンへ PPNの記事
ソル・デル・パラグアイは24日、アスンシオンとブラジル国境のペドロ・フアン・カバジェーロを結ぶ路線を開設する。この路線は週4往復での運航で、往復運賃は206ドルだ。同社は2012年に全便運航を停止したが、今年に入りアスンシオン-エンカルナシオン線に就航、復活していた。


【サイエンス・統計】

■ブラジル、ガンマ線処理の蚊 El Universoの記事
ブラジル保健省は、ガンマ線処理を施した蚊を投入する。同国ではジカ熱の流行が起きているが、この処置をすることでネッタイシマカの生殖機能を抑え、発生を抑止するという。この措置には、国際原子力機関(IAEA)が技術的な協力を行なっている。8月にはリオデジャネイロでオリンピックを控えていることから、同省はこの感染症の抑え込みに注力している。