2016.02.25

【ボリビア】

■エボ「闘いに敗れたが戦争ではない」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、21日に行なわれた憲法改正を問う国民投票での「敗北」を正式に認めた。この投票は、モラレス大統領の再選を認めるかどうかが焦点で、政権は賛成多数を目指していた。モラレス大統領は「闘いに敗れた」ことを認める一方、「これは戦争ではない」とも語り、民主主義の結果として受け止める、と語った。

■開票99.4%、反対51.3% El Deberの記事
21日に投票が行われた憲法改正を問う国民投票の、開票作業は続いている。選管によると開票99.4%の時点で、「No」(反対)は51.3%、「Sí」(賛成)は48.6%となっている。サンタクルス県の一部では投票が延期された地域があり、3月6日のこれらの投開票を経て数字が確定することになる。

■エボ「左派の風は止まない」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、国内での「左派による風」は止まない、と断じた。21日の国民投票で与党MASが進めた憲法改正は、否決されるに至った。しかしモラレス大統領は左派勢力による社会主義革命は、国内で継続すると断じた。2020年1月の任期終了まで、モラレス大統領は改革に全力を尽くすとの姿勢を示している。

■ラパス、「No」勝利を祝う集会 El Díaの記事
ラパスのマヨール(サンフランシスコ)広場では、国民投票での「No」(反対)勝利を祝う集会が大規模に行なわれた。24日19時に行なわれたこの集会には、数千人が参加したとみられる。ラパスではエボ・モラレス大統領への支持は比較的高いが、長期政権化への懸念などから、支持派の多くも反対に回ったとみられる。

■ドリア・メディナ氏、退陣を求める El Deberの記事
政権と対峙する実業家、サムエル・ドリア・メディナ氏は、エボ・モラレス政権の総退陣を求めた。21日の国民投票で与党側が敗北したことを受けた発言だ。同氏はこの投票結果により、モラレス政権の求心力が低下したと断じ、速やかに次の政権へと移譲するべきだと語った。同氏は先の大統領選挙で敗れている。

■ロメロ大臣、閣内対立を否定 El Díaの記事
カルロス・ロメロ大臣は、閣内での「大ゲンカ」報道を否定した。同大臣と、フアン・ラモン・キンタナ大臣が閣議の際、激論を交わしたとの報道があったものだ。重要閣僚同士のケンカであれば異例だが、同大臣は激しい口調で意見を交わしたことは認めたものの、ケンカではないと否定した。

■エボ、メサ氏を批判 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、元大統領のカルロス・メサ氏を批判した。ボリビアがチリに海岸線を求めている問題で、特任大使的扱いのメサ氏は存在感を増している。モラレス大統領は、この海の問題を通してメサ氏が政権返り咲きを狙っている、と批判した。メサ氏は2003年、大統領亡命で副大統領から昇格したが、2005年に退陣に追い込まれている。

■エル・シジャルに2千万ドル El Deberの記事
ボリビア道路管理局(ABC)は、エル・シジャルの道路対策に2千万ドルを投じることを明らかにした。この地はサンタクルスとコチャバンバを結ぶ街道にあるが、地盤が弱く土砂災害が繰り返されている。同局はこの対策費を投じ、土砂災害の防止措置をとるという。対象となるのはこの地の全長28キロの区間だ。

■ユンガス、また封鎖を示唆 Los Tiemposの記事
ラパス県ユンガス地方の交通事業者は、また道路のブロック封鎖を行なうことを示唆した。同事業者らは、ユンガス地方の道路の改善工事などを道路管理局(ABC)に求めている。今月両者の会談があり、合意がなされたが、ABC側がトーンダウンした場合、すぐにまた封鎖を行なうと警告したものだ。

■横断鉄道ミッション El Deberの記事
政府は、大陸横断鉄道実現のための新たなミッションを構成するという。政府は国内鉄道を活用する形で、ブラジルの大西洋側とペルーの太平洋側を結ぶ鉄道の実現を目指している。国の考え方を各国に説明し、ペルー、ブラジル両国との調整にあたる新たな機関を設けるという。

■タリハ、川の増水に警戒 El Paísの記事
タリハ県ではベルメッホ川の増水に対する警戒が高まっている。雨季も末期に入ったが、同県一帯で強い雨が相次ぎ、川の流量が増加している。今後、さらに増水すれば氾濫する可能性もあるとして、警戒が呼びかけられている。また同県では、ネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱の感染が900件に達し、同じく警戒が呼びかけられた。

■動物園跡にホテル El Díaの記事
サンタクルス市営動物園の跡地に、ホテルが建設されるという。市営動物園が手狭になったことから、郊外に一括移転することが決まっている。跡地利用について検討していた環境局は、跡地に整備される広場近くに、大型ホテルを誘致することを明らかにした。現動物園内にある木々などは、伐採などは行なわれないことが決まっている。

■日本の協力で高齢者福祉施設 El Deberの記事
サンタクルス県のサンフリアンには、日本政府からの資金協力で高齢者福祉施設がオープンした。750人の高齢者を収容できる施設で、この開所式には地域の日系ベニ・カツミ市長や日本大使館のコガ・キョウコ氏らが参列した。コガ氏はこの開所について、日本とボリビアのさらなる友好関係に期待を示した。

■オルーロ、浸水への懸念 La Patríaの記事
オルーロ市民の多くが、街路の「浸水」を懸念している。雨季も末期となった今、市内では降雨が増加している。市内の水はけの悪い地域を中心に、水に浸かる街路が増えている。これらの街路の周辺住民を中心に、こうした水が家屋内にも入るのではないかとの心配が高まっているものだ。


【ペルー】

■アレキパ大断水 La Repúblicaの記事
アレキパ市内では24日、大断水が生じた。市内や一帯ではこの週明けから大雨となり、市内を流れるチリ川が大増水した。この影響で浄水施設への水の取り込みができず、市内の70%の範囲で水道が利用できなくなった。一帯ではこの大雨の直前まで、渇水に苦しめられていて、極端な天候の変化に市民の多くが困惑している。

■ウビナス、灰災害のおそれ El Comercioの記事
モケグア県のウビナス火山周辺一帯で、降り積もった火山灰が新たな災害を起こす危険性がある。一帯では週明けから雨が降り、積もった灰が多くの水分を含むに至っている。この事態から、同県とアレキパ県にかけての範囲で新たな土砂災害が起きるおそれがある。


【チリ】

■地震火山関連施設、盗難相次ぐ La Terceraの記事
国内各地に設置されている地震や火山の観測施設で、盗難が相次いでいる。地震火山国である国内には、観測用の無人施設が各地に設けられている。こうした施設から、物品や器具が盗まれる被害が増加している。防災機関は「経済的被害だけでなく、観測に重大な影響が生じかねない」とした。同機関は国民のモラルの問題を嘆いた。

■落書きドイツ人に退去命令 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)車輛に落書きをしたドイツ国籍の3人に対し、国外退去命令が出された。内務省が明らかにしたもので、72時間以内に出国することを求めている。3人は観光客として入国したが、内務省はこの3人の行為が「チリ社会が受け入れられるものではない」として、重大な犯罪と断じた。


【アルゼンチン】

■オランド大統領が来亜 Clarín.comの記事
フランスのフランソワ・オランド大統領が来亜した。ブエノスアイレスのカサ・ロサーダ(大統領府)で、マウリシオ・マクリ大統領と会談に臨んでいる。この会談では両国の科学、安全、技術協力などについて話し合われた。またオランド大統領はブエノスアイレスの市長とも会談している。オランド大統領はこの後、ペルーを訪れる。

■カタマルカ行きはアエロパルケから El Anastiの記事
アルゼンチン航空のカタマルカ行きの便は、ブエノスアイレスのアエロパルケ発となるという。同社側が見解を示したものだ。この発着についてエセイサ国際空港に移管する方針を示したが、カタマルカ州側が反発していた。しかし同社によると、カタマルカから到着する便は予定通りエセイサ国際空港に着くことになるという。

■ペリート・モレノ、観光客が抗議行動 Clarín.comの記事
サンタクルス州のロス・グラシアレス国立公園で、フランスの観光客6人が抗議行動をとった。この6人はペリート・モレノ氷河を見るため、乗用車でこの公園を訪れたが一人260ペソの支払い要求を「高すぎる」と拒んだという。この抗議行動は数時間に及び、エル・カラファテから警察官が駆けつける事態となった。

■気温摂氏37度、計画停電を再開 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは24日、気温が摂氏37度に達し、計画停電が再開された。気温上昇にともない電力需要が伸び、この日の昼頃には停電は25万世帯に達した。電力会社は送電正常化を図るため、エリアごとに区切り計画停電再開を発表した。気象機関はこの暑さはこの日までで、25日には和らぐとの予報を示している。

■「世界の終り列車」、新車輛 La Nacionの記事
国内南端のティエラ・デル・フエゴ州を走る観光鉄道「トレン・デル・フィン・デル・ムンド」(世界の終り列車)に新車輛が導入された。観光省が発表したものだ。この新車輛は同路線の労働者らがデザインし、組み立てたものだという。この鉄道は1909年開通で、1949年には休止されていたが、1994年から観光用に再開している。

■リネアBでスト La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBで24日朝、ストが行なわれた。第三セクター職員らが契約などについて要求行動をとったもので、午前7時にかけてロサス-マドラノ間で、利用が制限される事態となった。ストはその後解除されたものの、同分野職員らは、再びストを行なう可能性を示唆している。


【エクアドル】

■グアヤキル、道路に穴 El Universoの記事
グアヤキル市内の幹線道路に突然、穴が開いた。24日未明、この事態が起きたのは8月10日通りの、マレコン通りとピチンチャ通りに挟まれた区間だ。道路の下に敷設されている水道管が破裂し、この事態が起きたとみられている。この影響でこの道路の通行は差し止められ、交通に支障が生じた。

■バーニョス-ペニペ道で土砂災害 El Universoの記事
トゥングラワ県のバーニョスと、チンボラソ県のペニペを結ぶ道路で土砂災害が起きた。トゥングラワ山麓の一角で土砂が崩れ、道路が60メートルにわたり沈降した。この区間は現在不通となっており、迂回する山道を通じた、徒歩のみ可能となっている。現在両県の公共事業局が、再開に向けた準備を進めている。


【コロンビア】

■コロンビア初の小頭症 Informadorの記事
コロンビア国内で初めて、小頭症の新生児が生まれたことが報告された。保健省によると南部ポパヤンで出産した18歳の母親は、妊娠中にジカ熱に感染していたという。この感染症が流行するブラジルで、小頭症の新生児が生まれるケースが続出しているが、国内では初めての事例となった。国内では妊娠女性のジカ熱感染が6千件を超えている。

■マグダレナ川、航行可能に Caracol Radioの記事
カリブ海に流れ込むマグダレナ川は、船やボートの航行が可能となったという。この川は、流域の雨不足の影響で水量が著しく減少し、1月下旬には水位がわずか1.3センチまで低下した。船による交通、物流がもともと盛んだが、航行ができない状態だった。しかしようやく雨が降り、水位が上昇したため、小型の船舶については航行が可能となった。


【ベネズエラ】

■シウダー・グアヤナ、医薬品90%不足 Informe21の記事
シウダー・グアヤナでは、医薬品の不足が実に90%に達しているという。経済失政で国内では物資、食料の不足が続くが、医薬品はとくに不足が深刻化している。この町の医師、セサル・ドンマール氏は市内では医薬品が入手できず、医療体制がほぼ崩壊状態にあると指摘した。国内では医薬品不足で、ジカ熱への対応が難しくなっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、活動家の旅行制限緩和 News24の記事
キューバ政府は、民主化を求める活動家などの旅行制限を緩和したとみられる。活動グループが明らかにしたもので、一部のメンバーらに対し、移民局が国外渡航などについてこの措置を発動したとみられる。米国、バラク・オバマ大統領が来月同国を訪れるのを前に、米国側から求められた人権問題への対応を政府側が図ったとみられる。

■ラモン・カストロ氏が死去 Caracol Radioの記事
キューバ、ラウル・カストロ議長、フィデル・カストロ前議長の兄であるラモン・カストロ氏が死去した。オルギン生まれの同氏は、1921年10月14日、アンヘル・カストロ氏、リナ・ルス氏夫妻の最初の子として生まれた。弟たちの社会革命に理解的、協力的態度を示し、2012年に出版されたこの時代についての本で当時の件について述懐していた。

■サンクリストーバル火山が活発化 El Diarioの記事
ニカラグアのサンクリストーバル火山が活発化している。首都マナグアの北150キロにあるこの火山は、24日朝9時3分頃、噴煙を上げ、新たな噴火サイクルに入ったと観測機関が明らかにした。この火山は2012年9月にも、噴火している。国内ではモモトンボ、テリカ、マサヤ、セロ・ネグロ火山が活発化しており、実に5つの火山が同時に活発な状態だ。

■FireFoxグアラニ語版 Foxnewsの記事
パラグアイの国立アスンシオン大学では、フリーブラウザFireFoxのグアラニ語版の開発が進められている。グアラニ語は同国や、アルゼンチン、ボリビア、ブラジルの一部で話されるインディヘナ(先住民)言語だ。同大学のソフトウェア開発と言語の専門家が、共同で取り組んでいる。このグアラニ語版は、6週間以内に利用が可能になる見通しだ。


【サイエンス・統計】

■WHO、2カ国に専門家派遣 Outbreak Newsの記事
世界保健機関(WHO)は、ブラジルとコロンビアに保健、公衆衛生などの専門家を派遣する。両国では、ネッタイシマカが媒介するジカ熱が流行状態にある。小頭症やギラン・バレー症候群を引き起こすおそれがあることから、同機関はラテンアメリカ全体に警告を発している。また同機関は両国の教育省に対しても、国民に対する啓発を求める姿勢だ。