2016.02.26

【ボリビア】

■投票敗北の原因はメディアとSNS Página Sieteの記事
与党MASは、国民投票での敗北の原因はメディア報道とSNSであったと結論づけた。21日に行なわれた憲法改正を問う国民投票で「No」(反対)の勝利が確定している。フアン・ラモン・キンタナ大臣はこの敗因として、メディアの偏向ともとれる報道や、SNSを通じた反対派の働きかけがあったと報告した。

■兵、SNS使用を制限 El Deberの記事
国防省は兵に対し、SNSの使用を制限するとの通達を出した。レイミ・フェレイラ大臣が25日、明らかにしたものだ。兵らがSNSを使用することで、政治的な運動に関わったり、洗脳を受けることを避けるための措置だという。21日に行われた憲法改正を問う国民投票で与党が敗北した原因の一つが、このSNSの運動だったと結論づけられている。

■在外投票、24カ国は「No」 El Díaの記事
21日に行なわれた憲法改正を問う国民投票で、在外投票が行われた33カ国中、24カ国で「No」(反対)が勝利した。選管が明らかにしたもので、「Sí」(賛成)が「No」を上回ったのはアルゼンチン、ブラジル、ベネズエラ、キューバ、イラン、インド、スウェーデンの7カ国にとどまった。

■SNSでは「次の政権」へ El Díaの記事
SNSではすでに関心が「次の政権」に移っているという。21日の国民投票でSNSが果たした役割の大きさを、敗北した与党MASも評価している。一方このSNSの「現場」では、エボ・モラレス大統領、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領に代わる次の政権への関心が強まっている。SNSを通じた2020年の大統領選は、すでに始まっているという。

■オンブズマン、投票を批判 La Razónの記事
オンブズマン機関のロランド・ビジェナ氏は、21日に行なわれた憲法改正の是非を問う国民投票を批判した。同氏が25日、メディアに語ったもので、この投票が「国民を分裂させただけだった」と、国にとってマイナスであったことを強調した。また投票を決めた政府と、国民の関心との間に重大な隔たりがあったとも指摘している。

■ソナスール、川が暴れる El Deberの記事
ラパスのソナスールで、大雨の影響で川が暴れた。局地的に降った大雨の影響で、地域を流れるワイニャハウィラ川が溢れたものだ。アウキサマニャのコスタネラ通りなどが浸水し、周辺住民が避難したほか、橋が損傷を受けた。ラパス市はこの事態を受け、一帯に上から2番めのランクの「オレンジ色警報」を発令した。

■電波を探して落雷死 Correo del Surの記事
チュキサカ県で、携帯電話の電波を探していた教員女性が落雷を受け、死亡した。この事故が起きたのはタルビタのエル・シジャルだ。女性は電波を探して小高い丘の頂上に向かい、この場で雷の直撃を受けた。この事故は24日の午後に起きたもので、一帯では天候が荒れていたという。

■ポリオワクチン、義務化へ La Razónの記事
保健省は25日、乳幼児へのポリオワクチンの接種を義務化することを明らかにした。政府は新生児から乳児にかけ、4か月、6か月、18か月時点で混合ワクチンなどの投与を行なっている。新たに2歳児検診の際、ポリオワクチンの投与を義務づける。保健省はこの実施のため、23万4千本のワクチンを調達する。

■CBBA-オルーロ道で事故 El Díaの記事
コチャバンバとオルーロを結ぶ道路で、バスとタンクローリーの衝突事故が起きた。ラパスから160キロのコンフィタルで起きたもので、この事故で6人が死亡し、20人が負傷した。このダヌビオ社のバスの便は、コチャバンバからラパスに向かう途中だったという。この事故でタンクローリーから油が漏れた。

■チリ、ビザ代を値上げ El Díaの記事
チリは、ボリビア国民に対するビザの代金を値上げした。この措置がとられたのは、一時居住ビザや就労ビザについてだ。ボリビア国民のこの取得代金は、従来の倍となる283ドルとなる。この措置はほかの国籍者にも適用され、ペルー国民も倍となる150ドル、エクアドル国民は350ドルとなる。

■GEF、ティティカカに6百万ドル La Razónの記事
地球環境ファシリティ(GEF)は、ティティカカ湖の保全に6百万ドルを拠出する。ボリビア、ペルー両国のこの湖の11の保全事業に出資するものだ。この中には湖の水質浄化や、生態系安定プログラムなどが含まれる。GEFは開発途上国の環境問題のために出資する、多国間プログラムだ。

■オルーロ、カメラ機能せず La Patríaの記事
オルーロ市内の防犯カメラのおよそ半分が、機能していないという。市内では防犯などを目的に、中心部を中心に72個所にカメラが設置されている。しかしこの半数にあたる36個所は、適切に動いていない状態にある。警察によると、機能不全に至った理由はカメラ各々で異なり、対応が遅れたという。


【ペルー】

■観光客消費、33億2千万ドル El Comercioの記事
2015年、ペルーを訪れた観光客は、33億2千万ドルを消費したという。中央銀行(BCR)が明らかにした数字だ。この額は、2014年の3億770万ドルから、7.9%の増加となっている。消費された額がもっとも多いのは観光産業で全体の53%を占め、交通が22%、保健が10%で続く。マチュピチュやクスコを抱えるペルーは、南米有数の観光国だ。

■アンカッシュ県でバス事故 El Comercioの記事
アンカッシュ県でバスが道路を外れて、谷に転落する事故が起きた。現場となったのはパリャスカ郡のワンドバルだ。リマに向かっていたビア・エクスプレス社のバスが200メートル下に転落した。この事故で、バスに乗っていた10人が死亡し、25人前後が負傷したとみられる。事故原因など詳しいことは分かっていない。


【チリ】

■ラス・コンデスで爆発 La Terceraの記事
サンティアゴのラス・コンデスで24日午後、爆発があった。ズーリック(チューリヒ)通り沿いの建物の工事現場で起きたもので、この爆発により作業員1人が、全身の85%に火傷を負っている。診察した医師は、この作業員は「命を落としていても不思議ではなかった」と語り、九死に一生であったとした。またほかの作業員1人も、20%に火傷を負った。

■アントファガスタ食中毒 BioBio Chileの記事
第2州都アントファガスタで、食中毒を起こした6人が、手当てを受けている。病院側によるとこれらの男女は、腸炎ビブリオに感染しているとみられる。6人はシーフードを生で食べたと語っており、これが感染源ではないかとみられる。間もなく迎えるセマナサンタ(聖週間)には海産物の消費が増えるため、食中毒に注意が必要と同州保健局が警告した。


【アルゼンチン】

■マクリ、ローマへ Caracol Radioの記事
マウリシオ・マクリ大統領はイタリア、ローマに向かった。27日にはバチカンを訪れ、アルゼンチン出身であるローマ法王フランシスコ1世と面会する予定だ。昨年12月に就任した同大統領は、大統領としては初のローマ法王との面会になる。大統領はこの訪問に、妻のフリアナ・アワダ氏と娘のアストリア氏をともなう。

■AR、リストラ案 Reporturの記事
アルゼンチン航空は、同社のリストラ新案を示した。イセラ・コスタンティーニ会長が明らかにしたものだ。国有化以後の同社は高コスト体質が続き、国の財政にも影響を与えている。このリストラ案では1500人の自主退職者の募集やローマ、ニューヨーク、バルセロナ線の運休、新規調達予定のエアバスA340型機のキャンセルなどが示されている。

■ソル航空買収交渉、進む Ele Veの記事
ボリビア、アマスソナス航空によるソル航空の買収交渉は、進んでいるという。ソル航空は1月15日に全便を停止し、身売りを含めた検討に入った。当初3社が買収に名乗りを上げたが、昨年BQB航空からの事業継承を受けたアマスソナスが先行している。今の時点で同社買収後、ソル航空のこれまでの路線の継承の見通しなどは明らかになっていない。

■フフイ空港、24時間化検討 El Tribunoの記事
フフイ州は、オラシオ・グスマン空港の24時間化を検討し始めた。この措置により空港の競争力を高め、国内線や国際線の便の増加を図るという。現在同空港にはアルゼンチン航空のみが乗り入れ、ブエノスアイレス、コルドバ、メンドサとの間に便がある。後背人口は少ないが、陸路でチリ、ボリビア、パラグアイとつながるため、競争力はあると州側は見ている。

■ミシオネス、デング爆発的 Clarín.comの記事
ミシオネス州でのデング感染は、爆発的拡大となっている。州保健局によると、州内では1時間あたりに、新たに10人の感染が確認される状態だという。感染全体の60%は州都ポサーダス、30%は観光地プエルト・イグアスで、10%がその他の地域だ。今季の感染者総数は5425人となっている。

■サンティアゴ、森林破壊400万ha La Nuevaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州では2000年以降、400万ヘクタールの森林が破壊されたという。ブエノスアイレス大学の農学部がまとめた報告書で明らかにされた数字だ。国内では自然林の破壊、消滅が急スピードで進んでおり、州内も例外ではないという。破壊された森林の多くは、農地や牧草地に変わっている。


【エクアドル】

■脱走養殖魚、北へ El Universoの記事
国内の養殖施設から脱走した養殖魚スギが、コロンビアやパナマ、メキシコの漁場を荒らしているという。農水省が明らかにしたものだ。マナビ県のハラミホから大量のスギが脱走し、各国海域の生態系を脅かしかねない状況となっている。スギは食用魚として人気が高く、養殖が盛んだが、小魚やカニ、イカなどの捕食量が多い。

■リオバンバ-グアヤキル道が不通 El Universoの記事
リオバンバとグアヤキルを結ぶ道路が、不通となっている。公共事業省によると、クマンダ橋付近で地盤が沈降する事態が生じ、道路が数十メートルにわたり通行できなくなっている。同省は現在、復旧に向けた準備を進めており、通行する車輛に対してはほかの道路を迂回するよう求めている。

■ジャガーが飼育員を襲う El Universoの記事
キトのグアイリャバンバ動物園で、ジャガーが飼育員を襲った。動物園側が明らかにしたもので、この23日、飼育員2人が飼育場の清掃を行なっていたところ、防御柵が外れてこの事態が起きた。襲われた1人は負傷したが、命に別状はない。襲ったジャガーは体重110キロの雄で、普段は攻撃的ではないという。


【コロンビア】

■エクアドルから電力輸入へ Caracol Radioの記事
コロンビア政府は、エクアドルから急遽、電力の融通を受けることを発表した。トマス・ゴンサレス鉱山相が明らかにしたものだ。国内のグアタペの水力発電所がトラブルで機能を失い、国内南部が電力不足に陥るおそれがある。国内の発電施設をフル活用するだけでなく、この輸入により供給を安定化させるという。

■ジカ熱のピークは4、5月 Vanguardiaの記事
国内でのジカ熱感染のピークは、4月から5月になるという。バジェ大学の機関が指摘し、警告したものだ。この感染症は国内でも蔓延しているが、今後大西洋岸地域やサンアンドレス島、さらにサンタンデール県で感染が大きく拡大するおそれがある。同機関は標高2200メートルより低いすべての地域で、蚊を通じた感染が起きる可能性があるとした。

■マンゴ、国内から撤退 Caracol Radioの記事
スペインの衣料品チェーン「マンゴ」(Mango)が国内から撤退する。同チェーンは12年前に国内に進出し、現在はボゴタなどに8店、アウトレット4店を展開する。しかし同社によると、国内での「不公正な競争」により安定したサービス提供が難しくなったとして、全店舗の閉鎖を決めたという。国内店舗は3月14日までに、閉鎖される。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オランド氏、ウルグアイへ El Obeservadorの記事
フランスのフランソワ・オランド大統領がウルグアイ、モンテビデオを訪れる。アルゼンチンに続き南米歴訪で訪れたもので、わずか6時間の滞在になり、その後ペルーに移動する。25日夕方に到着の予定で、タバレ・バスケス大統領との会談が行なわれる見通しだ。この会談では同国とメルコスルとの経済、ビジネス交流などについて話し合われるとみられる。

■パナマ、ジカ熱88件に El Nuevo Diarioの記事
パナマでのジカ熱感染は、前回発表より15件増えて、88件となった。同国保健省が25日、明らかにしたものだ。国内での感染は、コロンビア国境に近いインディヘナ(先住民)のコミュニティ、グナ・ヤラに集中していたが、今回新たに確認されたうちの5件は首都パナマシティでの事例だ。同省は局地的感染拡大から、今後感染が全国に広がる可能性があるとした。

■コパ航空、新ターミナルに期待 El Salvadorの記事
パナマのコパ航空は、パナマシティのトクメン国際空港の新ターミナル完成に期待しているという。同社のハブである同空港では現在、新ターミナルの建設が進められ、2017年末にもグランドオープンの予定だ。このターミナルが完成すると、同社は現在の倍の便を運航できるようになるという。同社はこの完成で、中南米の拠点性がさらに強まる、と断じた。


【サイエンス・統計】

■ジカ熱、悪化している El Universoの記事
世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は、ラテンアメリカでのジカ熱の状況が「悪化している」と語った。同機関はブラジルを震源に感染拡大するこの感染症について、今月1日に「公衆衛生の緊急事態」を発動している。同局長はこの感染拡大を「不思議なこと」と表し、小頭症との関連についても「さらに調べる必要がある」との見解を示した。