2016.02.27

【ボリビア】

■警察、サパタ氏を拘束 El Díaの記事
ボリビア警察は、経営者のガブリエラ・サパタ氏をラパスのソナスールで拘束した。同氏はエボ・モラレス大統領との交際報道がなされ、同氏が経営する企業が公共工事を多く受注していた。検察が同氏への逮捕手続などをとる前に、警察が身柄を拘束するという異例の事態となった。

■ロメロ大臣「逃亡のおそれがあった」 El Díaの記事
カルロス・ロメロ大臣は、経営者ガブリエラ・サパタ氏の拘束について「逃亡のおそれがあった」と語った。26日朝、公共工事の受注をめぐる疑惑が指摘される同氏が、突然拘束された。ロメロ大臣は、「逃げる前に身柄を抑える必要があった」とこの理由をメディアに説明した。同氏に対する検察からの逮捕手続は、まだとられていない。

■エルアルト事件「内部の関与があった」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、17日にエルアルト市役所で起きた事件について「内部の関与があった」との見方を示した。市内で行なわれたデモ隊が市庁舎になだれこみ、火を放って略奪を行なったものだ。この事件で6人が死亡、20人が負傷している。モラレス大統領は、書類隠しなどを目的にエルアルト市役所内部で、この事件に関わった者がいると断じた。

■メサ氏「出馬することはない」 La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、2019年の大統領選について「出馬することはない」と断じた。チリに対する海岸線要求で同氏は特任大使的立場だが、この行動が大統領選出馬の布石との見方があった。しかし同氏はこれを否定し、現在は海岸線回帰に向けた問題に注力する姿勢を示した。同氏は2003年に副大統領から大統領に昇格し、2005年6月まで務めた。

■MAS、時期候補者は2018年に La Razónの記事
与党MASの次期大統領選の候補者は、投票前年の2018年に決定するという。21日に行なわれた国民投票で、エボ・モラレス大統領の再選が否決されたことを受け、MASは今後について検討を進めている。候補者の選定を早く進めるべきとの意見もあるが、人選をゆっくり進めるべきとの声が大きく、直前まで検討課題とすることを決めた。

■エボ、チャパレ計画を撤回 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は2020年の退任後、コチャバンバ県のチャパレに戻り、飲食店を開くとの計画を撤回した。26日、メディアに対して語ったもので、社会革命の上で退任後もやるべきことがあるとして、「戦いを継続する」ことを決めたという。21日の国民投票で、モラレス大統領の再選は否決された。

■身障者、宙吊りデモ El Díaの記事
コチャバンバで、車椅子に乗った身体障碍者らが、宙吊りになるパフォーマンスが行なわれた。ブランコ・ガリンド橋に宙吊りとなったのは三人の身障者らで、数時間にわたりこの姿を示した。身障者らの団体が国や行政に対し、手当金の割り増し払いを求めた動きだ。団体側は3月にかけ、全国で運動を展開する方針を示している。

■ユンガスでまたバス事故 El Deberの記事
ラパス県のユンガス地方で26日未明、またバス事故が起きた。走行中のバスが道路を外れて転落したものだ。現場は、ラパス市と同地方に向かう道路の最高標高地点であるラ・クンブレ近くで、負傷した27人はカラナビとラパスの病院に搬送されている。このトタイ社の便は、アルト・ベニからラパス市に向かう途中だった。

■ポトシで土砂災害 Página Sieteの記事
ポトシ市内で26日朝、土砂災害が報告された。市内中心部と南部を結ぶ道路にかかるティンクイ橋付近で地盤が落下し、車輛の通行などができなくなっている。この事態で生じた穴は直径10メートルで、復旧に向けた準備が進められている。この道路はポトシ市とオルーロ、スクレを結ぶルート上にあり、多くのバスやトラックが迂回を強いられている。

■オルーロ、横断鉄道求める La Patríaの記事
オルーロ県議会は、国が計画する「大陸横断鉄道」の県内通過を求める決議を行なった。この計画は国内鉄道を活用する形でブラジルの大西洋岸とペルーの太平洋岸を結ぶものだ。国内鉄道の要衝であるオルーロは、この計画ルートにあるが、起点とはならず、実現すれば相対的に立地上の優位性を失う可能性が指摘されている。

■レイナ・デ・エニン号、廃止へ La Razónの記事
ベニ県内のマモレ、イバレ川を航行してきた船「レイナ・デ・エニン」号が、3月いっぱいで廃止される。この船は、道路交通が脆弱な同県内で、多くの人々や観光客を輸送してきた。しかし運用開始から30年が経過し、老朽化したことから、3月31日をもって廃止されることが決まった。3月いっぱい、観光客向けの運航などがなされるという。

■ナマケモノを救出 El Díaの記事
サンタクルス市内で、ナマケモノが救出された。市立動物園で飼われているこの動物が脱走し、周辺住宅地内の高圧電線付近で身動きがとれなくなった。感電するおそれもあったため、動物園職員らが出動し、慎重に救出活動を行なったという。ナマケモノは負傷などもなく、動物園内に戻された。


【ペルー】

■ケイコ氏33.7%、グスマン氏18.3% Los Andesの記事
CPIの行なった世論調査で、4月の大統領選への支持はケイコ・フヒモリ氏が33.7%、フリオ・グスマン氏が18.3%となった。投票まであと1か月半となり、各社が同様調査を行なっている。この支持のまま進めば、両候補による決選投票となる可能性が高い。3位以下はアクニャ氏が7.3%、クチンスキー氏が6.8%、ガルシア氏が6.4%となっている。

■マチュピチュ、橋が落ちる Correo Perúの記事
マチュピチュに近いサンタ・テレサのワドキニャ橋が崩落した。川の増水にともなうもので、平行するパカイマヨ橋も損傷を受けているという。これらの橋は、水力発電所-サンタ・テレサのマチュピチュアクセスルートの一部にあたり、この事態により多くの観光客が移動できなくなっている。サッカラ川の水位などによっては、マチュピチュ観光が中止される可能性もある。

■スポーツ観戦、安全性配慮を Perú21の記事
警察は、スポーツクラブやスポーツイベントの主催者などに対し、スポーツ観戦者の安全配慮を指示した。国内ではフットボールのサポーターの暴徒化、暴力的行為の発生が相次いでいる。スポーツ観戦の安全性が問題となっており、この対策を各クラブや主催側に義務として課したものだ。

■プーノ、400棟浸水 El Comercioの記事
プーノ県では大雨による川の増水、氾濫により、合わせて400棟の住宅が浸水被害を受けた。この事態はワンカネやオルリーリョ、アシリョなどで生じているものだ。地域を流れる小さな河川が、相次いで氾濫している。今後、地域の農地の状況が明らかになり、被害がさらに拡大する可能性がある。


【チリ】

■大地震から6年、大統領はいずこへ BioBio Chileの記事
27日、チリは大地震発生から6年を迎える。2010年のこの日、第8(ビオビオ)州沖を震源とする大地震が発生し、地震と津波で甚大な被害が生じた。この日、6年を記念する式典などが各地で行なわれるが、政府広報はミチェル・バチェレ大統領の訪問日程などを明らかにしていない。公共事業相の第8州、住宅相の第7(マウレ)州訪問は発表されている。

■ビザ値上げに反発の声 La Terceraの記事
近隣国民の就労、一時居住ビザの代金値上げに、ボリビアやコロンビア人のコミュニティが反発の声を上げた。移民局はこの値上げを発表し、ボリビア国民は現在の283ドルから568ドルになるなど、ほぼ倍額となっている。対象となったアンデス共同体(CAN)各国民は国内に多く居住しており、社会的な運動につながる可能性もある。


【アルゼンチン】

■ジカ熱、性交渉による二次感染 Cadena3の記事
国内で初めて報告されたジカ熱の二次感染の事例は、性交渉を通じたものだったとみられる。コルドバの保健局によると、州内に住む女性がジカ熱を発症した。蚊を通じた感染ではなく、コロンビアから帰国し発症した交際相手から、性交渉を通じて感染したとみられる。性交渉を通じた感染、さらに二次感染の事例とも初めてだ。

■AR、経営改善案を提示 Minuto Unoの記事
アルゼンチン航空のイセラ・コスタンティーニ会長は、マウリシオ・マクリ大統領に同社の経営改善案を提示した。国営企業である同社は高コスト体質で、国の負担を30%減らすとの内容が示されている。同社のこの体質は、再国有化を決めた前政権からの置き土産で、マクリ政権はこの改善を図る姿勢を示していた。

■アビアンカ、アルゼンチン進出か TN.comの記事
アビアンカ航空のヘルマン・エフロモビッチ会長は、アルゼンチンへの本格進出の可能性を示した。1月15日に運航停止したソル航空や、アルゼンチン航空とともに国有化されたアウストラル航空の買収を通じ、国内に経営基盤を整えたいという。ボリビア出身の同会長はブラジルで航空会社を立ち上げ、経営が傾いたアビアンカを買収後再建させた手腕を持つ。

■イグアス、解雇に揺れる La Voz de Cataratasの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスの観光業が「解雇」に揺れている。町の観光客の減少などの影響で、観光業者が職員を回顧する事例が増加しているという。町の観光業界や経済界は、こうした動きが、観光のみならず地域経済の衰退につながる可能性があると警告した。イグアスの滝を抱えるこの町は、国内有数の観光都市だ。

■マクリ、ローマへ Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領はイタリア、ローマに到着した。アリタリア航空の便で26日朝6時30分に到着したもので、この日には早速同国のレンツィ首相と会談している。マクリ大統領はこの滞在中、バチカンを訪れ、アルゼンチン出身のローマ法王、フランシスコ1世と会談予定だ。

■マル・デ・アホ、甲虫類に覆われる Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州のマル・デ・アホの海岸が、甲虫類に覆われている。砂浜が、無数の黒い虫に覆われる異常事態で、海水浴シーズンを迎えている地域の観光にも影響が生じている。この甲虫類がどうように発生し、この海岸に漂着したのか、分からない状態だ。海岸近くの住民も、この異様な光景に怯えている。

■リネアC、全線再開へ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCは、29日に全線再開となる。線路や駅の工事のため、1月からレティーロ駅は閉鎖さていた。この工事が完了し、この日の朝から、レティーロ-コンスティトゥシオン間全線での運転が再開される。レティーロは市内最大のバスターミナルや近郊鉄道のターミナル駅が集中する、交通の要衝だ。

■依然3万世帯で停電 La Nacionの記事
ブエノスアイレス都市圏では依然として3万世帯で、停電が続いている。先週末から週明けにかけての暑さで、電力需要の増加により市内では停電が頻発し、一部では計画停電も実施された。段階的に送電は正常化しつつあるが、一部のエリアでは影響が残存している。


【エクアドル】

■ジェットブルー、キトへ El Universoの記事
米国のLCCジェットブルーが、新たにキトに乗り入れた。同社が開設したのはフロリダ州のフォート・ローダーデールとキトを結ぶ路線で、初便が26日16時30分、マリスカル・スクレ空港に降り立った。同社はウェブサイト上でこの路線をプロモーション販売しており、往復169ドルの値となっている。同社は南米ではコロンビア、ペルーに続く就航だ。

■マチャラ、大雨で浸水 El Universoの記事
エル・オーロ県都マチャラは、大雨のため市街地が浸水した。この町一帯では26日朝にかけ、7時間にわたり強い雨が降り続いた。この影響で中心部のフロリダ地区などで道路が完全に水に浸かる状態となった。市側は、この雨による地盤の影響が、今後一帯に起きるおそれがあると警告している。

■ブルブル川が増水 El Universoの記事
カニャル県を流れるブルブル川が増水している。同県一帯などで降り続いた雨の影響だ。ラ・トロンカル郡内のこの川の流域一帯では、氾濫に対する警戒が高まっている。一帯ではすでに、雨の影響で起きた倒木が、住宅の壁などを破壊する事態が報告されている。県や国の防災機関は、市民にこの川に近づかないよう呼びかけている。


【コロンビア】

■アビアンカ、BsAs線増便 CMIの記事
アビアンカ航空は、ボゴタとアルゼンチンの首都ブエノスアイレスを結ぶ路線を期間限定で増便する。同社は現在この路線を週4往復運航しているが、6月から8月の高需要期、デイリー化するという。通常は250席のボーイング787型機での運航だが、増便となる水、金、土曜の3便については120席のエアバスA319型機を使用する。


【ベネズエラ】

■労働時間短縮の動き El Universoの記事
国内では現在、労働時間を短縮する動きが広がっている。経済失政による物資不足と合わせ、国内では停電の発生が頻発している状態だ。電力消費を抑えるため、労働現場で仕事にあたる時間を短縮しているものだ。現在、カラカスでのビジネスアワーは朝7時30分から、13時までとなっている。この短縮で、同国の経済がさらに減退するおそれがある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ジカ熱、ウルグアイ上陸か El Paísの記事
ウルグアイ保健省は、国内で初めてのジカ熱感染の可能性を示した。モンテビデオに滞在しているベネズエラ国籍の女性に、感染の症状が出ており、確認を進めているという。確認されれば、国内初の事例となる。ジカ熱の症状は高熱や筋肉の痛みで、人によっては激しい頭痛や嘔吐などが起きることもあり、潜伏期間は2日から12日だ。

■パナマ、ジカ熱91件に El Nuevo Diarioの記事
パナマでのジカ熱感染例は、前日より3件増えて、91件となった。保健省が26日、明らかにした数字だ。国内での感染事例は、コロンビア国境に近いインディヘナ(先住民)のコミュニティ、グナ・ヤラに集中していた。しかし今回確認された事例はいずれも、首都パナマシティで明らかになっている。保健省は今後、都市部で爆発的に広がるおそれがあるとした。

■ニカラグア、ジカ熱82件 La Jornada Netの記事
ニカラグア国内でのジカ熱感染もじわりと増えて、82件となった。同国保健省が26日、発表したものだ。新たにサンフアン・デル・スールに住む男性と、首都マナグアに住む女性の感染が明らかになった。保健省や各地域行政は、学校や住宅密集地などで、媒介する蚊を抑止するための薬剤散布を続けている。

■モモトンボ火山が噴火 La Prensaの記事
ニカラグアのモモトンボ火山が26日午前9時59分頃、また小噴火を起こした。観測機関によると前日の午前2時16分頃にも火口から噴煙が上がっており、同火山はきわめて活発な状態だという。この火山の活動は、今回のサイクルでは60回を数える。国内では同火山のほかマサヤ、テリカ、サンクリストーバル、セロ・ネグロの4つの火山が活発な状態だ。

■カナダ、キューバ線先行きに不安 680newsの記事
カナダの航空会社の間で、キューバへの路線の先行きに不安が広がっている。この16日、米国とキューバが航空交渉で妥結し、直行便の乗り入れ枠などを設定した。現在米国民がキューバに向かう場合、カナダを経由する人が多く、直行便開設でキューバ路線が成り立たなくなる可能性があるという。