2016.03.09

【ボリビア】

■女性への暴力、抑止を El Díaの記事
国際婦人デーである8日、ボリビア国内でも女性への暴力抑止を求める声が上がった。国内の50の団体が共同で、これを求める声明が出されている。ボリビアでは法令348号により男女同権や、女性への暴力禁止などが定められている。しかし今もマチスモ(男性優位主義)の残存も指摘され、女性が暴力被害に遭う事件も後を絶たない。

■検察、コスタス知事を捜査 El Díaの記事
サンタクルス県検察は、ルベン・コスタス知事に対し捜査の手を伸ばした。2007年、同県の天然ガス税収を不適切に使用し、車輛40台を購入したという。検察は同知事と、同県の公務員数人を検挙する可能性を示した。この告発は2010年になされており、検察側は以後慎重に捜査を進めていたという。

■「No」勝利は政治腐敗への批判 El Díaの記事
2月21日に行われた、憲法改正を問う国民投票での「No」(反対)の勝利は、政治腐敗への批判だという。この件について4人の政治学者が分析したものだ。この投票は、エボ・モラレス大統領の再選を認めるかどうかが焦点だったが、長期政権下における政治腐敗を支持層も危惧したとみられる。またSNSの活用や、一方の野党側の足並みの乱れなども指摘している。

■TAM、2千万ドル必要 El Deberの記事
ボリビア空軍航空(TAM)の休止中保有機7機の使用再開には、合わせて2千万ドルが必要だという。同社側が明らかにしたものだ。同社は空軍の一部門だが、今月末までに監督権が民間航空局に移る予定だ。公企業として出発するため、未払い税額分の清算やこの機材問題で、多くの資金が必要であるとあらためて指摘された。

■気象機関、6県に雨の警報 La Razónの記事
気象機関はラパス、コチャバンバ、サンタクルス、タリハ、ベニ、パンドの6県に、最高度の雨への警報を出した。9日から11日にかけ、これらの広い範囲では大雨や強風、雷などによる被害が生じるおそれがあるという。すでに一部の河川では増水が報告されており、こうした流域では最大限の警戒が必要だ。

■サンタクルス-コチャバンバ道封鎖 La Razónの記事
サンタクルスとコチャバンバを結ぶ道路では8日、道路封鎖が行なわれた。コカ葉の二大生産地ユンガス、チャパレの農家らが、法令1008号にもとづく合法生産枠について要求行動を行なったものだ。しかし政府側との対話の機会がもたれることになり、同日午後にはこの封鎖は解除されている。

■ポルタチュエロ、蚊との闘い El Deberの記事
サンタクルス県のポルタチュエロでは、およそ600人が蚊との闘いに参加した。この地ではネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱の感染が相次ぎ、ラテンアメリカで流行しつつあるジカ熱の爆発的拡大が懸念されている。市側の呼びかけに多くの人が参加し、蚊の発生を抑止するための薬剤散布などの作業を行なった。

■検査機関で突然のスト El Deberの記事
サンタクルスの、感染症の検査を行なう機関で突然、ストが行なわれた。この施設で働く職員らが、賃金の改善などを求めた動きで、同機関は8日、完全に閉鎖された状態だ。現在県内ではデングが流行しつつあり、チクングニヤ熱やジカ熱の例も増えている。職員らはこのストを48時間としており、この事態による保健体制への影響が懸念されている。

■青線、進捗75% Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)青線の進捗率は75%となった。市内では3路線が開業し、7路線が建設、計画中となっている。この中で先行する青線はエルアルト市内に4900メートルにわたり整備されるもので、昨年3月5日に着工された。38本が建造される鉄塔は、すでに19本が完成している。この路線の開業時期はまだ不明だ。

■エボ、女性社会参画を訴える El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は国際婦人デーの8日、ボリビア社会への女性のさらなる参画を訴えた。モラレス大統領は以前から、国会議員や閣僚の半数は女性が占めるべき、との考えを示している。この日サンタクルスの集会に参加したモラレス大統領は、この「理想」実現にはまだ時間がかかると語った。

■ラパス、危険犬登録進まず Página Sieteの記事
実質首都であるラパスでは「危険犬」の登録制度が、まだ機能していない。ピットブルやロットワイラーなど、人に危害を加えるおそれがある犬の登録制度を国は定めた。国内339の行政地域のうち、この制度がスタートしたのはまだ100程度で、ラパスでは見通しすら立たない。

■オルーロ、BoA就航式典 La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港では9日、国営ボリビアーナ航空(BoA)の就航を記念する式典が催される。ビクトル・ウゴ・バスケス知事も参列し、同社の同空港への就航を祝う。2013年2月にオープンした同空港には、現在はボリビア空軍航空(TAM)のみが乗り入れ、事実上の開店休業状態の時間が長い。


【ペルー】

■Julsa社のバス、また事故 Correo Perúの記事
Julsa社のバスの便が、また事故を起こした。アレキパ県カイリョマ郡のイマパ付近で7日、アレキパ発フリアカ行きの便が道路わきの側溝に転落し、横転したものだ。この事故で、バスに乗っていた6人が負傷している。同社はアレキパとフリアカ、プーノを結ぶ便を毎時運転しているが、このような事故が頻発ししている実態だ。

■ピウラ、トゥンベス非常事態求める El Comercioの記事
ピウラ、トゥンベス両県は国に対し、非常事態の早期発令を求めた。両県では大雨の影響で、川の増水や氾濫、さらに土砂災害が相次いでいる。とくに農業被害は大きく、ピウラ県だけて800ヘクタールが水没したことが伝えられている。国に対しこの発動を求め、財政支援を受けることを求めた。

■アンデス、ネズミの食害が増加 La Repúblicaの記事
アンデス地域一帯で、農作物のネズミによる食害が増えているという。タクナ県保健局によると、カイラニなどで栽培中のジャガイモやトウモロコシ、アルファルファがネズミにかじられる被害が多い。この傾向はアンデス一帯に広がっており、保健、農業省が共同で対策を講じる必要があると同局は指摘する。

■柑橘類輸出、11万5千トン El Comercioの記事
ペルーからの柑橘類の輸出は2015年、11万5122トンとなり、輸出額は1億2300万ドルとなった。柑橘類生産者協会が明らかにした数字だ。輸出された柑橘類の88%は、みかんが占めている。輸出相手国は米国がトップで、以下英国、オランダ、カナダが続く。みかんについてはペルーは、世界7位の輸出国となるという。


【チリ】

■ジカ熱、4例め BioBio Chileの記事
保健省は、国内で4件めとなるジカ熱感染例が確認されたことを8日、明らかにした。カトリック大学の機関が、この感染を確認したという。確認されたのは28歳の女性で、ジカ熱が流行しているコロンビアのサンアンドレス島から帰還したばかりだった。国内での感染例はいずれも持ち帰り例で、今の時点で二次感染は確認されていない。

■大量の密輸タバコ摘発 BioBio Chileの記事
税関は、大量の密輸タバコを摘発したことを8日、明らかにした。摘発があったのは北部、第1(タラパカ)州のイキケやアルト・オスピシオだ。ボリビアから到着したトラックの中から、45万2千箱にものぼるタバコを発見したという。これらのタバコは、国内で転売されようとしていたとみられる。


【アルゼンチン】

■サンマルティン線、機関車火災 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サンマルティン線で、機関車が燃える火災が起きた。8日朝9時頃、ビジャ・デボト付近を走行していた編成の機関車から火の手が上がった。この列車の乗客らは一斉に避難したが、煙を吸うなどして32人が病院に搬送され、手当てを受けた。火が出た機関車は、使用開始からまだ数か月しか経っていないという。

■中国製機関車の火災、4件め Clarín.comの記事
ブエノスアイレス近郊鉄道では、中国製の機関車の火災の事例はこれで4件めだという。8日朝にサンマルティン線でこの事故があり、32人が病院に搬送された。この原因は、機関車のモーターの不具合であることが分かっている。前政権は、輸送力増強などを理由に中国から大量の鉄道車輛を購入しているが、こうしたトラブルも増加しているという。

■メンドサ空港、一時休止 Los Andesの記事
メンドサ空港では8日昼頃、便の離着陸が一時休止される事態が起きた。この国際空港では、運用時間帯には有事に備え、消防ポンプ車の配備が義務づけられている。しかし消防士の「シエスタ」のため、一時このポンプ車が施設を離れたという。この影響でブエノスアイレスからのアウストラル航空の便などに遅れが生じた。

■セマナサンタ、イグアス混雑 Misiones Onlineaの記事
今月末のセマナサンタ(聖週間)連休、ミシオネス州のイグアス国立公園は混雑する見通しだ。セマナサンタは年間有数の観光シーズンで、イグアスの滝を抱えるプエルト・イグアスの宿の予約は、きわめて好調だという。また同公園側は、先週末の入園者が多い水準だったことも明らかにしている。

■マル・デル・プラタ観光局長逮捕 Carín.comの記事
ブエノスアイレス州マル・デル・プラタの、観光・文化・スポーツ局長、エミリアノ・ヒリ容疑者が逮捕された。警察によると同容疑者は、その立場を利用し160万ペソを受け取った、収賄の疑いがあるという。また先の大統領選の決選で敗れたダニエル・シオリ前知事の側近にも、この捜査が及ぶおそれがある。

■キャンパスで全裸、逮捕 La Nacionの記事
ミシオネス州都ポサーダスの大学キャンパス構内を全裸で歩いたとして、男性2人、女性2人のあわせて4人が逮捕された。この事態が起きたのは、国立ミシオネス大学だ。4人は、エコなどのパフォーマンスのためこの行為に出たと説明している。アルゼンチンでは公衆の面前で裸になる行為は、法で禁じられている。


【エクアドル】

■各地で雨の害続く El Universoの記事
国内各地で大雨による被害が起きている。コスタ(海岸)からシエラ(アンデス)にかけて大雨が続き、川の増水や氾濫、住宅への浸水、土砂崩れなどによる道路の不通が各地で起きている。防災機関によるとアスアイ、ロハ、サント・ドミンゴでこれらの被害が新たに報告されている。雨が多い状況は、あとしばらく続く見通しだ。


【コロンビア】

■公共施設など、消灯実施へ Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は8日、国や地方自治体の施設での「消灯」を実施すると発表した。使用電力削減のため18時以降の、各施設では電力使用を最小限に減らす。国内では水力発電所のトラブルで発電量が減少し、急遽隣国エクアドルから電力融通を受けることになっている。


【ベネズエラ】

■AA、カラカス-NY線運休 El Universoの記事
アメリカン航空は、カラカスとニューヨークを結ぶ路線を4月4日で運休すると発表した。同社によるとこの理由は、利用低迷だという。クリスマス時期にも関わらず昨年12月、この路線は空席が目立つ状態となり、その後も利用が伸びなかった。この路線のチケット保有者については、マイアミ-カラカス線に切り替えるという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■シャトル便、4月に就航へ IR21の記事
アマスソナス航空は、ウルグアイの首都とアルゼンチンの首都を結ぶシャトル便を、4月中に就航させる方針だ。同社は昨年運航を停止したBQB航空から事業継承を受け、CRJ機によるこのシャトル便の継承を目指している。このシャトル便とともにモンテビデオからの国内線、国際線の運航を計画しており、今後3年で2500万ドルの投資を予定しているという。

■ウルグアイ、新医薬品工場 CMIの記事
ウルグアイ南部のカネロネスに、新しい医薬品工場が竣工した。この工場は、多国籍企業であるメガ・ファルマ社が1億3千万ドルを投じて新たに設けたものだ。今後この工場で生産される錠剤やカプセルなどの医薬品は、ラテンアメリカなど20カ国に輸出される。この工場立地により、新たに350人の雇用が生まれる。

■パナマ、乳製品価格が上昇 Panamáa Américaの記事
パナマ国内では、この1年で乳製品の価格が大きく上昇している。1年前、スーパーなどでの牛乳の価格はリットルあたり1.10~1.20ドルだったが、今は1.70ドル程度だ。牛乳のほか乳飲料やヨーグルト、チーズなど幅広くこの価格上昇が起きており、この1年の上昇幅は54%にものぼる。流通側は、この理由について需給のバランスを挙げている。

■モンテレイ空港、霧の影響 El Universalの記事
メキシコ、モンテレイの空港は8日朝にかけて、濃霧の影響を受けた。視界不良のため滑走路が一時閉鎖されたもので、インテルジェットのグアダラハラからの便が降りられず、ほかの空港に迂回したという。同空港は3千メートルと1800メートルの滑走路2本を持ち、国内線のほか米国、キューバ、パナマとの間の国際線がある。


【サイエンス・統計】

■WHO、妊婦の渡航自粛 El Universoの記事
世界保健機関(WHO)は妊婦に対し、ラテンアメリカ、カリブ海地域への渡航自粛を求めた。マーガレット・チャン事務局長が8日、語ったものだ。同地域ではジカ熱が流行しつつあり、妊婦が感染すると胎児に小頭症が起きるおそれがある。チャン局長はすでに地域内31カ国で感染が確認されており、妊婦のリスクが高いとして渡航の自粛を呼びかけた。