2016.03.10

【ボリビア】

■BoA、オルーロに就航 La Razónの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は9日、オルーロのフアン・メンドサ空港に就航した。運航するのはサンタクルス-コチャバンバ-オルーロ線で、週4往復での運航となる。2013年2月に開港した同空港は路線減少が起きており、国内最大手の就航を起爆剤に、空港利用を活性化させたい方針だ。ロナルド・カッソ会長は、オルーロとサンパウロなどとの接続利便性が増すと語る。

■YPFB、中国2社と契約 El Díaの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は中国のSinopec、BGP社と資源開発で契約した。政府とYPFBは国内での原油、天然ガス資源開発を急いでおり、この2社はアマゾン地方での資源開発に向けた調査を開始する。具体的にはラパス県北部とベニ、パンド両県で、いずれも資源開発が遅れている地域だ。

■ベルメッホ-タリハ道、不通 El Paísの記事
タリハとアルゼンチン国境のベルメッホを結ぶ道路が、不通となっている。県の公共事業局によると、この道路のパドカヤ付近で土砂災害があり、道路が通行できない状態にあるという。この2地点間を結ぶ物流や交通は、現在は迂回を強いられている状態だ。今の時点で道路交通の再開時期は不明だ。

■日本、デジタルX線寄贈 FM Boliviaの記事
在ラパスの日本大使館は、ボリビア日本保健技術学校に、デジタルX線機器を寄贈した。古賀京子大使が同施設を訪れ、この機器の寄贈に立ち会った。この機材を使用することで、同学校の生徒300人のほか、400人の患者にも利益がもたらされる。2014年12月、日本政府はボリビアの保健医療分野に6万2125ドルの支援を行なうことを決めていた。

■選管、SNS規制は不可能 El Díaの記事
ボリビア選管(TSE)は、インターネットのSNSを通じた選挙、投票に向けた運動の完全取締りは、不可能との見解を示した。2月21日に行なわれた憲法改正を問う投票で、SNSの果たした役割が大きかったとの分析がある。政府はこの規制の可能性を検討し始めたが、TSEのホセ・ルイス・エクセニ氏はこの規制、標準化は技術的にも概念的にも難しいと述べた。

■国産大豆、厳しい立場 El Díaの記事
ボリビア産大豆は、周辺国との競争の中で、厳しい立場にあるという。国内では東部を中心に、輸出用の大豆が広く生産される。しかし生産大国アルゼンチンとの厳しい競争があり、さらにコロンビアの新たな関税政策を受け、ボリビア産大豆の競争力は大きく低下していると指摘された。さらに国内交通の脆弱性から、輸送にコストがかかることもこの一因となっている。

■大統領警備車輛が事故 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領の先導、警備にあたる警察車輛が、事故を起こした。警察施設の駐車場内を移動中に衝突事故を起こし、横転したものだ。事故当時この車輛は、警備などには当たっていなかった。この事故による負傷者などは出ていない。警察側は、車輛がスピードを出し過ぎたとみている。

■サンタクルス、女子学生の方が多い El Deberの記事
サンタクルスでは、女子大学生の方が男子よりも多いという。8日の国際婦人デーに明らかにされたデータだ。市内の大学に通う生徒に占める女子学生の割合は51%で、わずかながら過半数を上回った。一方、市内の教職員については男性が71%、女性が28%と男性が多くなっている。

■ボリビア、今年も国を挙げて消灯 La Razónの記事
ボリビアは今年も、国を挙げて「アース・アワー」に参加する。世界自然保護基金が提唱するもので、1時間にわたり電気使用を控える取り組みだ。今年はこの19日、20時30分から21時30分が対象だ。環境問題に力を入れる政府は、政府機関や各地域行政、国内企業、家庭にこの取り組みへの参加を呼びかけている。

■ラパス、夜間交通の混沌 Página Sieteの記事
ラパスでは夜間の交通の混沌が続いている。2月末から市内では、ミニバスやミクロの運賃が改定された。しかし21時以降の割増運賃については引き上げが要求通り認められなかった。バス事業者らは、夜間便を大幅減便することで無言の抵抗を続けている。この影響で市内では、バスに乗りたくても乗れない人が、夜間に街路にあふれる状態となった。

■サンタクルス、失われる緑 El Díaの記事
サンタクルスでは森林や緑地などが、急速に失われているという。都市化、宅地化などの影響でこうした緑地が開発されるケースが増えているためだ。市側によると、市街地ではこの5年で、実に71%の緑地が損なわれたという。東部アマゾンに位置するこの町はもともと緑が多かったが、こうした開発で今後、都市環境が激変するおそれがある。

■ポオポ湖まだ不十分 La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖の水の戻りは、まだ不十分だ。極端な雨不足からこの湖は干上がり、昨年12月に地域行政がこの湖の「消滅」を宣言した。しかし2月中旬以降の雨で、この湖にも水が戻りつつある。それでもビクトル・ウゴ・バスケス知事は、水量は未だ十分ではなく、平常化にはさらに時間がかかるとの見方を示した。

■エルドラード社の責任追及へ La Razónの記事
人権機関はバス会社エルドラード社に対する、責任を追及する構えだ。今月2日、16歳の少年がラパスからサンタクルスに向け、同社便で移動した。同行したのは家族ではない21歳の青年だった。国内では人身売買の多発から、年少者が長距離バスを利用する際、保護者の同意が必要とされているが、同社はこの確認を怠ったとみられる。

■カフェタケシ、新ラインナップ Página Sieteの記事
アグロタケシ社が展開する「カフェタケシ」に、新たなラインナップの登場だ。同社は国産コーヒー豆を使用した商品を国内外に向け、販売している。ヤナカチの1900~2500メートルで栽培された豆を使用した新たな製品が、国内と米国、日本で販売される。「タケシ」はラパス県北東にある山の名前だ。


【ペルー】

■チンチェロ空港建設、影響なし El Comercioの記事
共同企業体「クントゥル・ワシ」は、クスコのチンチェロ新空港の建設に、影響はないとした。この企業体の中核となるアンディーノ社が、巨額の営業損失を計上したことを受けたものだ。この空港建設は近く着工されるが、企業体としての資金繰りなどには影響はないとし、問題なく建設工事を進められると断じた。

■プーノ、キヌアのマサモラ Correo Perúの記事
プーノではこの6月4日、世界最大の「キヌアのマサモラ」がつくられるという。マサモラは南米各地に伝わる伝統料理で、ペルーでは「マサモラ・モラーダ」という菓子が知られる。地域産のキヌアを使用し、500人分のマサモラをつくり、世界記録を集めたギネスブック登録を目指すという。


【チリ】

■トーレス・デル・パイネ、ノロ汚染か BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園の水源が、ノロウイルスに汚染されている可能性があるという。保健省の職員が同公園を訪れ、湖などの水質の調査に入った。この公園を訪れた観光客の間で、このウイルス感染例が実際に起きている。また公園内の水質について、ほかのウイルスの存在についても調べが行なわれる。

■カラマ刑務所でトンネル La Terceraの記事
第2(アントファガスタ)州カラマの刑務所で、トンネルが発見された。見つかったのは同施設の第3棟から、外に向けて掘られていたものだ。外部とはつながっておらず、掘られる途中だったとみられる。このトンネルは深さが1.7メートル、幅が1.5~2メートルだった。所側はこのトンネル掘りに関わった者の特定を進めている。


【アルゼンチン】

■AR、エティハドと提携へ UOLの記事
アルゼンチン航空とアラブ首長国連邦アブダビのエティハド航空が提携する。エティハド航空はアブダビ-サンパウロ線を週4往復運航しているが、サンパウロとアルゼンチン国内を結ぶ路線でコードシェアを実施する。またエティハド航空の同路線便でも同様措置をとる。エティハド航空はブラジルのTAM、GOL航空ともインターライン契約を交わしている。

■マクリ、年内に欧州連合へ Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領は年内に、欧州連合を訪れる予定だという。スサナ・マルコラ外相が明らかにしたものだ。アルゼンチンの大統領の欧州各国訪問はあるが、欧州連合本部の訪問はこの12年間、一度もない。マクリ政権は欧州連合との通商拡大などを図る方針で、この訪問で弾みをつけたい姿勢だ。

■ヘネラル・ロドリゲス、空中衝突 La Nacionの記事
ブエノスアイレス西部のヘネラル・ロドリゲスで、航空機同士の空中衝突事故が起きた。小型機の飛行の訓練中に起きた事故で、この事故で3人が死亡し、重傷を負った1人がビセンテ・ロペスの病院で手当てを受けている。重大な航空事故として、原因などについての詳しい調べが進められている。

■キャンパスヌード「表現」だった Clarín.comの記事
ミシオネス州都ポサーダスの大学キャンパス内で起きた4人の学生のヌードは、「芸術表現」だったという。男性2人、女性2人が構内を全裸で歩いたもので、警察はこの4人を拘束している。4人は芸術学部の学生で、偏見を打ち破るための行為と説明している。国内法で公衆の面前で局部をさらすなどの行為は、違法とされている。


【エクアドル】

■ババオヨ、浸水中 El Universoの記事
ロス・リオス県の県都ババオヨの市街地は、浸水しているという。県名が川を示す通り同県には多くの河川が流れており、大雨の影響で各河川は増水している。ババオヨでは浸水により、今の時点で397世帯が避難を強いられている。また12月16日など周辺の町でも浸水被害が起きているという。


【コロンビア】

■TK、5月からボゴタへ Caracol Radioの記事
トルコのターキッシュエアラインズは、5月4日からボゴタに乗り入れる。同社が新規路線の就航を発表したものだ。運航されるのはイスタンブール-ボゴタ-パナマ-イスタンブール線で、三角運航となる。週3往復の運航体制となる予定だ。ボゴタと中東を結ぶ直行便の就航は、これが初めてだ。

■ジカ熱、最大30万人か Caracol Radioの記事
国内でのジカ熱感染は、最大で30万人となる見通しだ。議会保健委員会で、アレハンドロ・ガビリア保健相が明らかにした数字だ。国内ではこの感染症が爆発的に広がっている。当初同省は、この感染者が今季60万人に達するとの見方を示したが、この数字については下方修正した。小頭症、ギラン・バレー症候群発症見通しも修正されたが、注意の必要性は変わらないという。


【ベネズエラ】

■ボリバール、切り下げ El Universoの記事
ベネズエラ政府は通貨ボリバールの切り下げを9日、発表した。公式レートは1ドルが6.2ボリバールとなっていたが、10ボリバールに改定する。実勢レートとの乖離による経済や年金生活者への影響を緩和するための措置だ。しかしカラカスでの闇レートはこの日、1ドルは206ボリバールとなっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、ジカ熱3例め El Nuevo Heraldの記事
キューバで3例めとなる、ジカ熱感染が明らかになった。同国保健省によると、カマグエイの病院で診察を受けた43歳の男性の、感染が確認されたという。この男性はベネズエラを訪れており、同国で感染後持ち帰ったとみられる。国内での感染3例は、いずれもベネズエラでの感染だ。ラウル・カストロ議長は、対ジカ熱で兵9000人を派兵することを発表している。

■パイサンドゥ、イスラエル人殺害 Caracol Radioの記事
ウルグアイ、パイサンドゥで8日夜、イスラエル人男性が殺害される事件が起きた。殺害されたのはビジネスで同国に居住している54歳男性で、背中などを15回も刺された。刺した男は「神は偉大なり」と叫んでいたとの証言がある。在モンテビデオのイスラエル大使館は、この事件に強い憂慮を示している。

■エルサルバドル、殺人抑止へ Tiempoの記事
エルサルバドル政府は、殺人の抑止に向け「あらゆる手段を講じる」構えだ。同国では1月からこの3月6日までに殺人件数が1537件と、前年同期比で113%もの増加となっている。サルバドール・サンチェス・セレン大統領は9日、議会議長、最高裁長官と会談し、この抑止に向け三権が協力しあたることを確認した。国内では犯罪組織の暗躍が、この事態を招いているとみられる。

■パナマ、働くこども2万6千人 TVNの記事
パナマ国内で働くこどもの数は、2万6千人にのぼるという。パナマ政府と国連食糧農業計画(FAO)が明らかにした数字だ。国内では貧困層を中心に、今もこどもが労働力と捉えられている。とくにインディヘナ(先住民)の間では顕著で、こうしたコミュニティのこどもの11.4%が就労しているとみられる。


【サイエンス・統計】

■ジカ熱性感染、想定より高い News24の記事
ジカ熱の性行為による感染は、想定よりも高いという。世界保健機関(WHO)が明らかにしたものだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、ラテンアメリカ全体で流行しつつある。性行為による感染例も報告されているが、その感染力は弱いとみられていた。しかし同機関によるとこの感染力は想定よりも強く、流行地域で注意を促す必要があると判断したという。

■ジカ熱ワクチン、3年必要 El Universoの記事
世界保健機関(WHO)は9日、ジカ熱のワクチンの運用には3年を要するとの見方を示した。ラテンアメリカ全体で流行のおそれがあるこの感染症は、小頭症やギラン・バレー症候群などを引き起こす可能性がある。医薬業界はこのワクチン開発に着手したが、実用化には一定の時間が必要と同機関は指摘した。