2016.03.12

【ボリビア】

■エボ、再チャンス求める El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は「再チャンス」を求めた。先月21日、憲法改正を問う国民投票が行われ、「No」(反対)が51.3%を得て勝利した。この投票は、モラレス大統領の再選の是非が焦点だった。モラレス大統領は現状では次期選挙に出馬できないが、再チャンスを模索する姿勢を示したものだ。

■中国大使、口を開く El Díaの記事
在ラパスの中国大使が、ようやく重い口を開いた。同国のCAMC社が、公共事業の受注のために贈賄工作など汚職を行なった容疑が高まり、野党などの追及が続いている。中国大使はメディアに向け、「突然批判がわき上がった」と当惑の表情を見せた。国営企業であるCAMCはこれまでボリビアのために尽くしている、と擁護の姿勢を見せている。

■CAMC、不可能な契約か El Díaの記事
中国のCAMC社は、ボリビア側と「不可能な契約」を多く交わしていた可能性が高い。政府側が、同社との間で交わした契約内容を精査したものだ。同社は国の公共工事受注のため、収賄などの汚職工作を行なっていた疑惑が生じている。同社の規模に見合わない受注を繰り返していた可能性が新たに指摘された。

■リャマ肉、一般化を El Deberの記事
リャマ生産者の団体は、リャマ肉の国内流通を「一般化」させる方針を示した。オルーロ県トゥルコの生産者らが食肉用のリャマを増産し、牛肉と同じレベルでの流通体制を目指すという。アンデス原産のラクダ類であるリャマは、ボリビアが世界最大の生産国だ。その食肉は、脂肪分が少なく健康的な食材だが、牛や豚、鶏肉に比して流通量は少なく、価格が高い。

■犯罪組織構成員、700人 El Deberの記事
国内に存在する犯罪組織の構成員の数は、合わせて700人だという。カルロス・ロメロ大臣が明らかにした数字だ。国内でもこうした犯罪組織が、薬物輸送売買や武器輸送、マネー・ローンダリングなどで暗躍している実態が報告されている。これらの構成員は、ラパス、コチャバンバ、サンタクルスといった都市に集中しているという。

■ブラジル、中国製品締め出しか El Díaの記事
ブラジル、中国製品の国内市場からの「締め出し」が検討されている。与党MASのアレックス・ママニ議員が明らかにしたものだ。国内の中小零細企業を保護するため、この2か国からの大量生産品の輸入を一時差し止めるなどの措置を検討している。国内ではアパレル業を保護するため、中国産の安い衣料品や中古衣料品の輸入が停止されたことがある。

■アラライ、やはり水質汚染 El Díaの記事
コチャバンバのアラライ湖で起きた魚の大量死は、やはり水質の汚染が原因だった。この湖で、数千匹の魚の死骸が、浮いているのが発見された。当初、気候変動の可能性が指摘されたが、周辺工場の排水流入による汚染が、この原因とイバン・カネラス知事が発表した。ロチャ川を通じ、この汚染が広がった可能性が高いという。

■入国拒否外国人、送還へ El Deberの記事
サンタクルスの移民局は、ビルビル国際空港で入国拒否となった外国人を、速やかに送還する方針を示した。同局によると、2015年には書類の不備やビザの未取得などで320人が入国拒否となったという。これまでは個別に対応していたが、事務標準化などのため、今後は強制的に身柄を出発空港に戻す措置をとる。

■BoA、2機をお披露目 El Díaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、新たに調達した旅客機2機をお披露目した。エボ・モラレス大統領立会いのもとサンタクルスのビルビル国際空港で披露されたのはボーイング767型機と、小型のCRJ200型機だ。前者は北米、欧州線に使用され、後者はオルーロ、ウユニ、ルレナバケなどの国内線に使用される。

■サンタクルス、ジカ熱警報 La Razónの記事
サンタクルス県保健局は県内に対し、ジカ熱への警報を発令した。県内ではこの感染症の感染例が14件だが、同じ蚊が媒介するデングが感染拡大していることを受け、注意報を警報に引き上げた。この感染症はラテンアメリカで流行のおそれがあり、小頭症やギラン・バレー症候群の発症につながる可能性が指摘されている。


【ペルー】

■クエラップ・テレフェリコ、7月開業へ Perú21の記事
アマソナス県チャチャポヤス近郊のクエラップ要塞へのテレフェリコ(ロープウェイ)は7月にも開業する見通しだという。マガリ・シルバ通商観光相が現地を訪れ、明らかにしたものだ。このサービスに使用される26台のゴンドラが、現地に到着した。クエラップ要塞は俗に「北のマチュピチュ」と呼ばれ、今後の観光開発が期待されている。

■LANペルー機に落雷 El Comercioの記事
LANペルーの国内線旅客機に11日、落雷があったという。この事態が起きたのは同社の2250便で、飛行中に機体に雷が落ちた。この事態を受け、この便はサンマルティン県タラポトの空港に、緊急着陸した。気象機関によるとサンマルティン県などアマゾン地方ではこの時間帯、悪天候が生じていたという。この便の乗客、乗務員に負傷などはない。

■ミラフローレスにゾウアザラシ El Comercioの記事
リマ、ミラフローレスの海岸にゾウアザラシがうち上がったという。地域で活動するNGO団体によると、うち上がったのは体長3メートル、重さ250キロのゾウアザラシだ。このアザラシは傷を負い、身動きがとれなくなっていた。同団体やボランティアらが協力し、このアザラシは海に帰されたという。エル・ニーニョ現象による海水温の変化が、座礁の原因とみられる。

■ペトロペルーに7600万ソル支払い求める El Comercioの記事
環境行政は、ペトロペルー社に対し、7600万ソルの罰金支払いを求めた。アマソナス県チリアコで、1月25日から2月3日にかけ、同社のパイプラインから多量の原油が流出する事故が起きた。この影響は甚大で、今もこの油の回収作業が続けられている。行政側は環境対策や周辺住民への補償などを含め、この金額の支払いを命じた。


【チリ】

■デジタル放送警報システム導入へ La Terceraの記事
政府防災機関は、地上デジタル放送を活用した警報システムを2020年までに導入することを明らかにした。このシステムは2014までに携帯電話サービスに応用されているが、家庭のテレビ、ラジオなどにその範囲を広げるものだ。地震や津波の発生時、いち早く情報を伝達することが期待される。同様システムは日本やメキシコですでに導入されている。

■放射性機器、盗まれる BioBio Chileの記事
サンティアゴで、放射性物質を搭載した機器が盗まれる事件が起きた。ラ・システルナにあるソイルテスト社の施設から盗まれたのは、ラジオアイソトープを活用した密度比重計だ。誤った操作で、被曝するおそれがあることから、保健省が市内各方面に注意を呼びかけている。見つけた場合には、同社か警察に連絡するよう指導がなされている。


【アルゼンチン】

■AA機、爆破予告で緊急着陸 La Nacionの記事
アルゼンチン航空機が、爆破予告を受けネウケンの空港に緊急着陸した。同社のコールセンターにAA1682便に爆発物を仕かけたとの電話があったという。この便はブエノスアイレスからサンカルロス・デ・バリロチェに向かっていたが、ネウケンに急遽着陸した。機内はくまなく捜索されたが、不審物は見つからなかったという。

■大統領ヘリでニアミス La Nacionの記事
マウリシオ・マクリ大統領が乗ったヘリコプターに、セスナ機が異常接近する事態が11日、起きたという。このヘリはブエノスアイレスのモロン上空を飛行していたが、この際にセスナ152型機がニアミスを犯した。緊急事態には至らず、マクリ大統領自身もこの事態には気づかなかったという。

■バリック社に1億4500万ペソ支払い命令 Clarín.comの記事
サンフアン州は、鉱山会社バリック・ゴールド社に対し、1億4500万ペソの支払いを命じた。昨年9月、同社のバラデロの鉱山からシアン(青酸)化合物が流出し、一体で土壌や水質の汚染が生じた。この環境問題を受け、州側が同社に追徴したもので、この徴収金は環境改善や被害者救済にあてられる。

■中国船との間で銃撃戦 Clarín.comの記事
領海内で、警備艇と中国漁船との間で、銃撃戦が起きたという。この事態が起きたのはチュブ州の沖だ。中国の漁船「Hua Li 8」がこの海域で、無許可での違法漁を行なっていた。警備艇はこれを阻止しようとしたが中国船側が応じず、コモドロ・リバダビアの司法判断で拿捕しようとした際に銃撃に至った。この漁船はそのまま逃走したという。


【エクアドル】

■ジカ熱、71件に El Nuevo Díaの記事
国内でのジカ熱感染例はさらに増えて、71件となった。保健省が11日、明らかにした数字だ。このうち18件はコロンビアやベネズエラからの持ち帰りで、残る53件は国内での二次感染とみられている。感染件数がもっとも多いのはマナビ県で23件、ピチンチャ県が16件で続き、以下グアヤス県15件、ロス・リオス県8件となっている。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、悪天候の影響 Vanguardiaの記事
ボゴタのエルドラード空港は10日午後、悪天候の影響を受けた。空港が立地する市内西部地域で大雨と風が生じ、同空港の滑走路が一時閉鎖されたものだ。この影響で、同空港から各地に向かう各社の、国内線、国際線の便に遅れが生じた。滑走路閉鎖はやがて解除され、11日朝までに正常化している。

■アビアンカ客室乗務員ら逮捕 El Espectadorの記事
コロンビア検察は、組織的にマネー・ローンダリングに関わったとして、合わせて13人を検挙した。国内に米ドルやユーロなどの現金を不法に持ち込んだ容疑がかけられている。この逮捕者のうち、5人は国内最大の航空会社アビアンカの客室乗務員だった。この犯罪組織が輸送した資金は、540万ドル、120ユーロにのぼるとみられる。


【ベネズエラ】

■サンタバルバラ機が緊急着陸 Caracol Radioの記事
サンタバルバラ航空の旅客機が、ドミニカ共和国のサント・ドミンゴの空港に緊急着陸した。11日、この事態を起こしたのはカラカスから米国、フロリダ州のマイアミに向かっていたボーイング757型機だ。右側エンジン内で火災が起きたことが理由だという。この機には乗客192人、乗務員6人がいたが、負傷者などは出ていない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、ジカ熱に280万ドル News24の記事
ブラジル保健省は、ジカ熱対策に280万ドルを投じることを11日、明らかにした。同国を震源に、ラテンアメリカ全体でこの感染症が流行しつつある。同省は、生体医療分野にこの資金を投じ、この感染症の抑止を図る方針だ。またこのジカ熱のワクチン開発にも100万ドルを投じる。

■パラグアイ、初の妊婦ジカ熱感染 El Espectadprの記事
パラグアイでは初めて、妊婦のジカ熱感染が確認された。同国保健省が明らかにしたもので、首都アスンシオン近郊に住む32歳の妊娠中の女性が感染したという。妊婦が感染すると胎児に影響が生じ、小頭症を引き起こす可能性があることが指摘されている。同国でのジカ熱感染者数は、これまでに6件となっている。

■パナマ、ジカ熱125件 La Estrellaの記事
パナマでのジカ熱感染例は、125件となった。同国保健省が11日、明らかにした数字で、前の発表から6件増えたことになる。新たに確認された感染例は、国内各地に広がっている。国内ではインディヘナ(先住民)のコミュニティであるグナ・ヤラに感染が集中していたが、現在はパナマシティ首都圏でも感染が明らかになっている。

■メキシコ、冬の嵐 El Universoの記事
メキシコの広い範囲は、冬の嵐に見舞われた。国内の広い範囲で雨や雪が降り、風速20メートル近い風が吹き荒れた。国内南部を中心に合わせて1000本以上の立木が倒れたとみられる。チアパス州ではこの嵐による倒木などで、インディヘナ(先住民)コミュニティの4人が死亡したという。

■殺害イスラエル人の葬儀 El Paísの記事
ウルグアイ、パイサンドゥでは殺害されたイスラエル人男性の葬儀が行われた。この54歳の商業者の遺骸は、ラパスユダヤ人墓地に埋葬された。この男性は、市内で35歳の男に15回にわたり殴られ死亡したもので、この際犯行に至った男は「神は偉大なり」と叫んでいたことが明らかになっている。警察は容疑者への調べを進めている。

■ガイアナ、旱魃対策 News24の記事
ガイアナ政府は、旱魃対策として井戸掘りに注力している。同国を含む南米大陸のカリブ海地域は、現在深刻な雨不足と渇水に見舞われている。同国ではこれまでに主要輸出農産物であるコメ2830ヘクタールが損なわれ、キャッサバやピーナッツなどにも被害が及んでいる。この対策として急遽、井戸を掘り始めているものだ。

■プエルト・ピナスコ、増水被害 Ultima Horaの記事
パラグアイのプエルト・ピナスコでは、350世帯が被害を受けている。地域を流れるパラグアイ川が増水し、一部で氾濫、浸水したためだ。被害世帯の中には、この増水の影響で孤立状態のところもある。この川は上流部の雨のため昨年末から今年初めにかけても大増水し、アスンシオンなどで氾濫の被害があった。


【国際全般】

■カタール航空、セイシェルへ GDNの記事
カタール航空はこの12月12日から、インド洋のセイシェルに乗り入れる。ドイツ、ベルリンで開催されている旅行の見本市で明らかにしたものだ。開設するのはドーハと同国の首都マヘを結ぶ路線で、欧州やアジアなどからの旅行客の利用を見込む。運航状況はまだ明らかではないが、同社は毎日運航を目指す姿勢だ。