2016.03.13

【ボリビア】

■サンタクルス市にもジカ熱の脅威 El Deberの記事
ラパスと並ぶ都市であるサンタクルスは、ジカ熱の脅威にさらされている。県保健局は、この感染症が流行するおそれがあるとし、注意報を警報に引き上げた。サンタクルス都市圏では12地区のうち9地区で、この感染症を媒介するネッタイシマカが棲息し、感染リスクがあるという。

■ネッタイシマカ、さらに高く El Deberの記事
ネッタイシマカの棲息範囲が、広がったという。ラパス県保健局が明らかにしたものだ。デングやジカ熱を媒介するこの蚊は、標高2200メートルが上限とみられていたが、これが2600メートルまで高まったという。この高度上昇で、コチャバンバ市内でもこれらの感染症のリスクが生じることになる。

■サパタ氏「子は死んだ」 El Díaの記事
汚職の容疑で拘置されている、エボ・モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏は「子は何年も前に死んだ」と語っているという。同氏は2007年頃に、モラレス大統領の子を産んだが、サパタ氏のおばが「子は生きている」とメディアに発表している。しかしサパタ氏はこの子は「産まれて3週間ほどで死んだ」と語っていると伝えられた。

■野党、中国との癒着で攻勢 El Díaの記事
野党は、中国との癒着の指摘で、政府与党への攻勢を強めている。中国企業CAMCの汚職疑惑以降、政権と中国との「ズブズブの関係」が次々と明るみに出ている。野党は新たに、多民族国司法の関係者が中国に招かれた件を問題視し、今後追及することを明らかにした。

■懲罰年齢引き下げを検討 El Díaの記事
政府は、懲罰年齢の引き下げを検討している。カルロス・ロメロ大臣が明らかにしたものだ。犯罪の重大化、低年齢化が起きていることを踏まえ、懲罰を科すことができる年齢を現行の18歳から、16歳に引き下げる考えだという。4月11日に市民安全フォーラムがラパスで開催されるが、この場でこの趣旨を説明する方針だ。

■12日は「アクリク」の日 Página Sieteの記事
12日はボリビアでは「アクリク」(アクリカン)の日だ。アクリクはハーブであるコカ葉を直接歯で噛む行為で、インディヘナ(先住民)文化上、重要な意味を持つ。1961年、コカインの原料となるコカ葉を国連は禁輸作物とし、アクリクも危険な行為としていたが、ボリビアの運動を受けその危険性が否定され、2012年にアクリクについては「合法化」された。

■コカ葉、キューバへの輸出を模索 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、コカ葉またはその加工物のキューバへの輸出を模索していることを明らかにした。「アクリク」の日である12日、コチャバンバで語ったものだ。地域の医療先進国である同国で、コカ葉成分を使用した医薬品や製品の開発のため、同国への輸出を図りたいという。モラレス大統領自身が、コチャバンバ県のコカ葉農家出身だ。

■デサグアデーロ川、野鳥の死 La Razónの記事
オルーロ県を流れるデサグアデーロ川で、野鳥数羽が死んでいるのが発見された。この水系の保護活動を行なっている団体が明らかにしたものだ。野鳥が見つかったのはインティ・ライミ社が運営する金鉱山コリ・チャカ付近で、この鉱山からの排水による汚染が原因ではないかとみられている。

■閣僚、ペルーに鉄道説明行脚 Página Sieteの記事
ボリビアの閣僚は、ペルーの各方面に鉄道についての説明行脚を行なう。ボリビアは国内鉄道を活用する形で、太平洋と大西洋を結ぶ大陸横断鉄道の実現を目指している。ペルーのイロ港が太平洋側の出口だが、同国ではブラジルとを直接結ぶ鉄道への機運が高い。ボリビアはこの計画の意義を説明し、ペルー側の理解を得るため積極的に動く姿勢だ。

■アラライ大量死、ロチャ川汚染と断定 El Díaの記事
コチャバンバ県アラライ湖で起きた魚の大量死の原因は、ロチャ川の汚染であると断定された。同県のイバン・カネラス知事が語ったものだ。ロチャ川沿いにある工場からの排水が流入し、湖の汚染を招き、数千匹の魚が死ぬ事態を引き起こしたという。現在県側は、専門家を交え、汚染軽減に向けたプログラム作成を進めていることも明らかにした。

■リャマ肉、優位に立てる La Razónの記事
リャマ生産者の団体は、リャマ肉は牛肉に比して「優位に立てる」と分析している。団体はオルーロ県などでの量産化を図り、リャマ肉を牛肉並みに流通させる方針を示している。リャマ肉は脂肪分が少なく「健康的な食肉」であり、牛肉などと十分に戦えると分析しているという。リャマ肉の存在は広く知られるが、現在は流通量が少なく、価格も相対的に高い。

■物流、価格競争が激化 El Díaの記事
国内では物流の競争激化で、コストが下がっているという。内陸国のボリビアはチリ北部のアリカ、イキケ港を外港として使用している。国内とこれらの港を結ぶ物流コストが、この1年半で10%程度下がった。世界的景気悪化で流通量が減り、物流各社が価格を下げたためだ。中小企業などにとってはプラスだが、物流業界が消耗戦に入るおそれもある。


【ペルー】

■ミニバンが川に転落 La Repúblicaの記事
クスコ県で、ミニバンが川に転落する事故が起きた。事故が起きたのはカルカ郡内で、カルカとラ・ケブラダを結ぶ道路を走行していた車輛がこの事態に見舞われたという。この事故で、ミニバンに乗っていた36歳の男性1人が救助されたが、残る10人は川に流され、不明となっている。

■反ケイコのデモ Correo Perúの記事
リマ中心部のサンマルティン広場では11日夜、反ケイコ・フヒモリ氏のデモが行われた。4月10日に行われる大統領選挙で、各社調査ではケイコ氏への支持が先行している。しかし父である元大統領、アルベルト・フヒモリ氏への反発から、「アンチケイコ」も国内に少なからず存在する。このデモには若者を中心に、数百人が集まった。


【チリ】

■第8州で停電 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州では10日、広い範囲で停電となった。この事態に見舞われたのは第9(ラ・アラウカニア)州との境付近の12万世帯だ。電力会社によると、変電施設にトラブルが生じ、これらのエリアへの送電ができなくなったという。停電は最大で数時間に及んだが、同日夜までに全面復旧している。

■若者、26階から落下し死亡 BioBio Chileの記事
サンティアゴで、若い男性が建物の26階から転落し、死亡した。この事態が起きたのはエレウテリオ・ラミレス通りと、サンフランシスコ通りの角付近だ。路上で男性が死んでいるのが発見され、状況から建物の26階のベランダから落下したとみられるという。警察は、事件と事故、または自殺の可能性を探っている。


【アルゼンチン】

■Macair、アビアンカに売却か La Nacionの記事
マウリシオ・マクリ大統領がオーナーのMacairについて、アビアンカ航空に売却される見通しだ。同社は小型機を使用し、チャーター便やコミュータ便の運航を行なっている。アビアンカはアルゼンチンへの進出の可能性を示しており、Macair買収でその足がかりを得たい考えとみられる。

■政府、選挙制度改革へ La Nacionの記事
マウリシオ・マクリ政権はこの4月から5月頃に、選挙制度改革の素案を示すという。現在政府は、議員と司法関係者、さらに有識者による改革に向けた検討会を立ち上げている。この内容を基にした新たな改革案を示し、国民にその意義を問うという。大統領以外にも、多選制限を敷くことなどが検討されているとみられる。

■マクリ、米国に情報開示求める Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領は米国に対し、軍事独裁政権時代の情報の開示を求める方針だ。間もなくバラク・オバマ大統領が来亜するが、この際にこれを求めると、独裁政権時代にこどもを失った「5月広場の母」グループに、明らかにしたものだ。1980年代まどのこの時代、政権は人権上の大きな犯罪を犯したと各方面からの指摘がある。

■イェルバ・デ・マテ、高騰か Nuevo Diarioの記事
マテ茶の茶葉であるイェルバ・デ・マテが今後、高騰する可能性がある。この茶葉の生産者らが、インフレにともない買い取り価格の22%アップを求めている。これが受け入れられれば、末端価格は大きく上昇する可能性が高い。マテ茶は国内のほかパラグアイやウルグアイ、ブラジル南部、ボリビア南部などで消費されている。


【エクアドル】

■タバベラに高級ホテル El Universoの記事
キトのタバベラに、初めてとなる高級ホテルがオープンした。開店したのはウィンダム・グランド・コンドルで、今月1日から業務を開始している。このタバベラには、マリスカル・スクレ空港が立地しており、空港利用者の宿泊の新たなオプションとなる。この新ホテルは4階建てで、150室だ。

■各地で雨被害 El Universoの記事
国内各地で大雨による被害の報告が相次いでいる。国内のコスタ(海岸)からシエラ(アンデス)にかけては雨期だが、新たに大雨により、ナポ、スクンビオス県で土砂災害があり、道路交通に支障が生じている。現在それぞれの被害個所で、公共事業省が復旧工事を進めている。またカニャル県でも一部、道路の不通区間が出ている。


【コロンビア】

■ジカ熱、5万件超える El Comercioの記事
国内でのジカ熱感染例は、5万1473件となった。保健省が12日、明らかにした数字で、この1週間で3702件増えたことになる。ブラジルを震源にラテンアメリカ全体でこの感染症は流行しつつあるが、コロンビアでの感染はブラジルに次ぐ規模となっている。胎児に小頭症の症状が現れる可能性がある妊婦の感染は、9511件となっている。


【ベネズエラ】

■政府支持派、野党支持派それぞれの行進 El Universoの記事
カラカスなど国内各地では12日、ニコラス・マドゥロ政権支持派と、政府を支持しない野党支持派それぞれが、デモ行進を行なった。同国ではウゴ・チャベス政権以降、現政権を支持する勢力と、同政権の経済失政への批判から不支持とする勢力が活動を活発にしている。昨年12月の選挙で勝利した野党は、大統領の任期短縮を図ろうとしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンパウロ州で土砂災害 El Mundoの記事
ブラジル、サンパウロ州で大雨による土砂災害と洪水被害が起きた。24時間で、3月の月間雨量に相当する雨が降り、州内の23都市がこれらの災害に見舞われた。今の時点で21人が死亡し、5人が不明となっている。国の防災機関によると1700人が避難を強いられ、複数の河川が氾濫の危機にある。ジルマ・ルセフ大統領はヘリコプターから、被災地を視察した。

■キューバ観光、370万人 Caracol Radioの記事
キューバを訪れる外国人観光客は今年、370万人に達する予想だ。米国との関係正常化交渉を受け、同国を訪れる外国人が急増している。同国観光省は、今年の来訪客は昨年を14.6%上回るとの見方を示した。米国のほかドイツやイタリアなどの欧州、さらにアルゼンチンからの来訪者がとくに増えているという。

■逮捕男性、SNSに過激記事 El Písの記事
イスラエル人男性を殺害したとして逮捕されたウルグアイの男は、SNSに過激な記事を投稿していたという。この35歳の男は男性に殴りかかり「神は偉大なり」と叫んでいた。SNSでは「聖戦」や「内戦」と称し、ユダヤ人への憎悪感情を露わにしていた。警察はこうした投稿が、刑法145条に抵触するとの見方を示している。

■エルサルバドル、国家非常事態を検討 Tiempoの記事
エルサルバドル政府は、国内に「国家非常事態宣言」を出すことを検討し始めた。同国では犯罪組織の活発化、暗躍により殺人や暴力事件が頻発している状態だ。これに対するため、憲法に定められた国民の権利を制限するこの宣言の発令を検討している。国民の生活や経済活動には支障がないよう、配慮する意向だ。

■エミレーツ、パナマをハブ化か Gulf Timesの記事
ドバイにベースを置くエミレーツ航空は、パナマをハブ化することを検討している。同社はドバイとパナマを結ぶ直行便開設を検討中だが、さらにパナマを起点としてたラテンアメリカ、北米、アジア路線の展開の可能性を探っているという。ドバイ政府とパナマの間で、これを可能にするための協議もなされている。

■パナマ、ギラン・バレー2件報告 Telemetroの記事
パナマではギラン・バレー症候群の発症事例が2件、報告された。現在ラテンアメリカで流行しつつあるジカ熱の感染後、この難病が起きることが各国で報告されている。56歳の男性など2人が、この感染後にこの病を引き起こしたとみられると保健省が明らかにした。また国内のジカ熱感染例は、前日より5件増えて、130件となった。

■ニカラグア、ジカ熱110件 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアでも、ジカ熱の感染例はじわじわと増えている。同国保健省が12日、国内での感染例が110件となったことを明らかにした。前回発表からは2例の増加で、いずれもマナグア首都圏での事例だという。国内では1月27日に、初めてこの感染症の感染者が確認されている。

■ウルグアイ、薬局でマリファナ販売 Página12の記事
ウルグアイでは、薬局でマリファナ(大麻草)が販売されるようになる。同国ではマリファナの個人使用や流通、栽培などが合法化されている。新たに、このマリファナの管理機関と薬局の団体の間で合意がなされ、早ければこの6、7月頃から国内の薬局での販売が開始されるという。国内16万人の使用者が、より簡単にマリファナを入手できるようになる。