2016.03.24

【ボリビア】

■エボ、シララ水系問題を提起 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は「海の日」となった23日、新たにチリに対するシララ水系の水利問題を提起する考えを示した。137年前のこの日、チリに海岸線を奪われたボリビアは、この日に海への思いを重ねる。現在、ハーグの国際司法裁判所にこの問題を持ち込んでいるが、この水系の水利問題を新たに提起し、チリへの揺さぶりを強める姿勢を示した。

■シララ、積み残された問題 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領が再提起したシララ水系問題は、過去から積み残されたものだ。ポトシ県ス・リペス郡を流れるこの水系は70万平方メートルで、チリが鉄道などの利用のためボリビアから取水しているものだ。2011年に両国間の協議で、チリが一部の水利使用料を支払うことが合意されたが、その後支払いはなされていない。

■海は国民間の問題 El Díaの記事
ボリビア国民間では、海の問題は政治課題ではなく、国民間の問題であるとの認識が強い。23日は、137年前のこの日にボリビアが海岸線を失ったことから「海の日」とされている。例年この日には、政府からメッセージが出されるが、国民の間では個々それぞれが捉えるべき問題として認識されている。国内各地でこの日、イベントや式典が行われている。

■ムニョス外相、水面下交渉を否定 El Díaの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、ボリビアとの水面下での交渉を否定した。チリのメディアが、海岸線問題などの解決に向け、両国が水面下で交渉を行なっていると伝えた。しかし同外相はこれを否定し、両国間の接触はないとした。またエボ・モラレス大統領が新たにシララ水系問題を提起した件について、状況を分析中であるとした。

■サパタ氏、子を「会わせない」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏は、子をエボ・モラレス大統領に「会わせない」姿勢だという。拘置されている同氏が、オンブズマン機関に書簡を送り、この中で触れたものだ。同氏は2007年にモラレス大統領の息子を生んだが、その存否がスキャンダル化している。サパタ氏はこの理由について、モラレス大統領が存在を否定するから、としている。

■ジカ熱、15件に El Díaの記事
国内でのジカ熱感染例がさらに1件確認され、15件となった。サンタクルス県の保健局が明らかにしたものだ。ビジャ・ロサリオに住む43歳の女性の感染が明らかになったという。国内での感染例は、いずれも同県内だ。同じネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱の感染例も増加しており、県内では4月10日に一斉薬剤散布が行なわれる予定だ。

■バリェ、M3.7の地震 El Deberの記事
コチャバンバ県のバリェで23日朝6時13分頃、地震があった。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はティラケ郡内で、震源の強さはマグニチュード3.7、深さは35キロだ。この地震による人や建物への被害はない。またこの地震からおよそ2時間後の8時15分頃と3時間後の9時30分頃の2度、同規模の地震が起きたという。

■ラパス、禁酒の2日間 La Razónの記事
ラパスでは2日間にわたり、禁酒令が出される。聖木曜日の24日と聖金曜日の25日、条例で市内でのアルコール類の販売、提供が禁止され、公共スペースでの飲酒も同じく禁じられる。今週はカトリック教徒によりもっとも重要なセマナサンタ(聖週間)で、この期間を円滑に過ごすための措置だ。

■オルーロ、魚の需要減る La Patríaの記事
オルーロでは今季、魚の需要が減っているという。今週はセマナサンタ(聖週間)で、この後半には赤身肉の消費を控え、魚を食べる習慣がある。しかし今季、オルーロ市民の間で「魚離れ」が起き、販売が低迷しているという。渇水の発生で、オルーロ県内の河川、湖沼での漁獲が減っていることから、価格が上昇していることが原因とみられる。

■非識字率、2.94%に Página Sieteの記事
ボリビアの非識字率は、2.94%となったという。教育省が23日、明らかにした数字だ。国内の2001年時点での非識字率は13.28%で、この15年で大きく下がったことになる。2006年に誕生したエボ・モラレス政権は、識字率の向上を掲げ、大人が文字を学べる場、機会の創出を進めていた。

■CBBA、刑務所暴動 La Razónの記事
コチャバンバのサンセバスティアン刑務所で、騒ぎが起きた。受刑者らが、刑務官や警察官による暴力的な行為や取り調べを告発したものだ。受刑者らは、こうした暴力行為をはたらいた者の交代を求めている。この暴動は、4時間にわたり続き、その後介入した警察により鎮静化された。

■ビジャモンテス、3時間の封鎖 El Deberの記事
チャコ地方のビジャモンテスでは23日、3時間にわたり道路封鎖が行なわれた。通行が一時できなくなったのは、サンタクルスとヤクイバを結ぶ道路だ。チャコ地方は3つの県に分割された状態で、人々はこの地方の自治拡大などを国や各県に求めている。ストは15時から18時まで行われたが、その後解除されている。


【ペルー】

■ケイコ氏に新たな告発 Perú21の記事
4月10日に投票が行われる大統領選のトップランナー、ケイコ・フヒモリ氏に新たな告発だ。市民グループは、2月にカジャオで行なった選挙運動で買収があったと、選管に告発を行なった。同氏に対しては、ほかに買収の告発があったとして、候補者からの除外の是非を選挙法廷が判断しているところだ。選挙戦ではすでに有力2候補が相次いで除外されている。

■スタバ、国内80店に El Comercioの記事
スターバックスはリマのサンフアン・デ・ルリガンチョに新店舗をオープンする。同社は南米ではチリに次いで2番めにペルーに進出し、今年で13年になる。同社の国内店舗はこれで、80店に達するという。同チェーンは南米ではこのほかブラジル、アルゼンチン、コロンビア、ボリビアに店舗を持つ。

■プーノ、M4.6の地震 Correo Perúの記事
23日午前0時過ぎ、プーノ県で地震が起きた。地質鉱山機構によると、震源はフリから6キロの地点で、震源の強さはマグニチュード4.6、震源の深さは221キロだ。震源が深いため観測された揺れは小さく、人や建物への被害報告はない。同機関によると、今年に入り同県で観測された地震はこれで4回めだという。

■アレキパ、狂犬病か Correo Perúの記事
アレキパ県で、20代の女性が、狂犬病を発症した可能性がある。同県保健局によると、パウカルパタに住むこの女性が狂犬病の症状を示し、手当てを受けている。この女性は2月中旬に犬に噛まれたことが明らかになっている。狂犬病は感染し、その後発症すると致死率がほぼ100%という危険な感染症だ。


【チリ】

■アリカ空港、不審物騒ぎ BioBio Chileの記事
アリカ空港で不審物騒ぎがあった。22日夜、チャカリュタ空港の施設内に不審物があるとの通報があり、爆発物である可能性もあるとして乗客や職員らが施設外に一斉避難した。警察の爆発物処理班が出動し調べたが、この不審物は単なる忘れ物であることが分かったという。

■キジョン、コウモリへの不安 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のキジョンで、コウモリへの不安が広がっている。エドゥアルド・フレイの集落付近に現れるコウモリが、狂犬病のウイルスを保菌していることが指摘されたものだ。コウモリを通じて人に感染する可能性があり、住民は不安を抱いている。地域保健局によるとコウモリについての情報が乏しく、十分な対応がとれていないという。


【アルゼンチン】

■オバマ大統領が来亜 Clarín.comの記事
米国のバラク・オバマ大統領が来亜した。キューバへの歴史的訪問を終え、専用機でブエノスアイレスのエセイサ国際空港に到着したものだ。オバマ大統領はマウリシオ・マクリ大統領との会談の後、90年代に市内で発生したテロ事件の犠牲者追悼のため、市内のカテドラルを訪れ、献花を行っている。

■マクリ-オバマ会談、通商合意 El Universoの記事
マウリシオ・マクリ大統領と米国のバラク・オバマ大統領の会談がカサ・ロサーダ(大統領府)で行われ、通商拡大で合意した。昨年12月に就任したマクリ政権は右派で、長年続いた左派政権から変わり、米国との関係重視の姿勢を打ち出している。両大統領は会談後に共同会見を行ない、会談が「深いレベル」で行われたことを明らかにした。

■オバマ氏、バリロチェでゴルフか Clarín.comの記事
来亜した米国のバラク・オバマ大統領は、これから訪問するバリロチェでゴルフを楽しむ可能性があるという。大統領の訪問決定を受け、この観光地では伝統的なチョコレートなどでもてなす計画を立てていた。しかし大統領本人の希望などから、マウリシオ・マクリ大統領とゴルフコースに向かう「計画変更」の可能性がある。

■オバマ氏来訪で交通混沌 Clarín.comの記事
米国のバラク・オバマ大統領の来訪を受け、23日のブエノスアイレスの市内交通は混沌とした状態となった。この訪問のためミクロセントロ、パレルモの一部で交通規制が実施されたためだ。市内を走行する車輛は迂回を余儀なくされ、セマナサンタ(聖週間)の連休前であることから渋滞が各地で起きた。

■アビアンカ・ブラジルの傘下か Panrotasの記事
アビアンカ航空グループのアルゼンチン国内での運営は、アビアンカ・ブラジルの「傘下」で行われる見通しだ。同社は国内のMacairの買収を発表し、これを足がかりに国内線に参入する姿勢だ。同グループのCEO、ヘルマン・エフロモビッチ氏の直轄であるアビアンカ・ブラジルが、この国内展開の舵を取るとの見方が、広がっている。

■トゥクマン空港、霧の影響 La Gacetaの記事
トゥクマンのベンハミン・マティエンソ空港は23日、濃霧の影響を受けた。視界不良のためブエノスアイレスなどからの便が降りられず、サルタに迂回した。この状況は朝の時間帯から昼前にかけて起きた。以後、滑走路の使用は全面再開されており、現在は平常化に向かいつつある。


【エクアドル】

■エクアドル男性、昏睡中 El Universoの記事
ベルギー、ブリュッセルで22日に起きた連続テロ事件で、巻き込まれたエクアドルの男性が昏睡状態となっている。親類が明らかにしたもので、この地に18年居住しているこの男性は、爆発の影響で頭部右側を負傷し、脳に損傷が及んでいる可能性がある。近隣国ではペルー出身女性1人の死亡と、コロンビアの2人の負傷が報告されている。

■グアヤキル、バス31万人利用 El Universoの記事
グアヤキルのバスターミナルをこの週末にかけて利用する人の数が、実に31万人に達すると予想されている。今週はセマナサンタ(聖週間)で、とくに聖木曜日の24日から復活祭の27日にかけ、旅行の繁忙期となる。この期間中、市内から各地に向かうバスの便と、後半に戻る便は予約で埋まっているという。


【コロンビア】

■ギラン・バレー、60%増 El Espectadorの記事
国内でのギラン・バレー症候群の発症が、実に60%も増えているという。ディエゴ・ガルシア保健相が明らかにしたものだ。国内ではネッタイシマカが媒介するジカ熱が流行しているが、この感染症がこの難病を引き起こす可能性が指摘されている。現在、毎月40~60件の、新規発症が報告されている状態だ。


【ベネズエラ】

■節約セマナサンタ El Nuevo Heraldの記事
ベネズエラ国民はこのセマナサンタ(聖週間)を節約の中で過ごす。経済失政と原油安で同国経済は厳しい局面にあり、国民生活は物資不足に喘いでいる。現在、雨不足による渇水も重なり、電力と水道の供給にも不安が生じており、各方面で節約が呼びかけられているものだ。国内各地では今、停電や断水も頻発しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パナマ運河、6月に拡張開業 ABC.esの記事
パナマ運河の拡張工事が進み、この6月26日に開業するという。太平洋とカリブ海を結ぶこの運河は、国際的な物流の要衝となっている。輸送量強化などのため、2007年から拡張に向けた準備、工事が進められていた。当初計画より予定は遅れたものの、この日から運用が開始されるという。

■パナマ、ジカ熱156件に La Estrellaの記事
パナマでのジカ熱感染例はさらに増えて、156件となった。同国保健省が23日、明らかにしたものだ。前回発表から、新たに7件の感染が確認されたことになる。国内ではインディヘナ(先住民)の村グナ・ヤラでの感染が広がっていたが、今は感染は全国に広がりつつある。また同省は、この感染による小頭症の事例が起きた可能性があることも明らかにした。

■トリニダード・トバゴ、3か国への輸出増強 Caracol Radioの記事
トリニダード・トバゴは機械などの輸出を、キューバ、ガイアナ、スリナムの3か国に向け増強する方針を示した。パウラ・ゴピー・スコーン通商産業相が23日、明らかにしたものだ。対カリブ共同体(Caricom)との通商拡大を図り、この3か国との貿易を重点化したいという。とくに米国から制裁が緩和されたキューバ向けの輸出拡大に、大きな期待を示した。

■メキシコ、銀行支店にトンネル Caracol Radioの記事
メキシコ、シナロア州で、銀行の支店に向けて掘られたトンネルが発見された。この事態が起きたのはクリアカン市内で、BBVAバンコメールの支店に向けた、20メートルのトンネルが摘発されたという。地下2.5メートルの深さに、高さ1.7メートル、幅1.2メートルの穴が掘られていた。この摘発は、トンネルが銀行地下に到達する前に見つかったという。

■アラス・ウルグアイ、セレステの輸送に Repúblicaの記事
新航空会社アラス・ウルグアイが、ウルグアイのフットボール代表チーム「セレステ」の輸送を担うという。2018年のワールドカップ予選のため、チームは23日、ブラジルに向かう。この輸送を、商業運航を開始したばかりの同社が行なうことが明らかになった。雨ラス・ウルグアイは、2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らが立ち上げた航空会社だ。


【国際全般】

■カタール航空、ザンビアへ Lusaka Timesの記事
カタール航空は、新たにザンビアの首都ルサカに乗り入れる。ルサカの空港側が明らかにしたもので、2017年の早い時期からドーハ-ルサカ線の運航が始まるという。ザンビア側は同空港を地域ハブと位置づけており、中東の主要都市と結ばれることでこの実現に近づくと歓迎している。同空港にはトルコのターキッシュエアラインズも乗り入れを検討しているという。