2016.03.29

【ボリビア】

■エボ「ボゴタ合意破棄は将来的な負け」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は「ボゴタ合意の破棄は、将来的な負けだ」と語った。ボリビア政府はポトシ県のシララ水系の無許可取水で、チリを国際司法裁判所に提訴する方針を示している。この報道を受けチリ側が、両国間で交わされたボゴタ合意の破棄を検討していることが伝えられた。モラレス大統領はこの破棄は、チリ側による主張の機会を損なわせると指摘した。

■インスルサ氏、合意破棄を否定 La Razónの記事
国際司法裁判所へのチリ側の対応にあたるホセ・ミゲル・インスルサ氏は、ボゴタ合意の破棄はない、との見方を示した。ボリビアがシララ水系問題で新たな提訴を行なう姿勢を示し、チリ政府や議会内でこの合意の破棄が検討されていると伝えられた。しかし同氏は、両国が平和的解決を図るうえで、このような措置には賛同しないと述べた。

■バチェレ「ボリビアが対話を拒んでいる」 El Deberの記事
チリのミチェル・バチェレ大統領は、「ボリビアが対話を拒んでいる」と主張した。ボリビアはシララ水系問題で、新たにチリを提訴する方針を示している。同大統領はボリビアのこの態度を批判し、まず対話することが重要との見方を示した。両国は正規の外交関係を持っておらず、対話が続けられていたが、セバスティアン・ピニェラ前政権以降、途絶えた状態だ。

■野党、シララ提訴を批判 El Díaの記事
野党はエボ・モラレス政権がシララ水系問題でチリを提訴する姿勢を、批判している。UD所属のゴンサロ・バリエンテス下院議員は、政府のスキャンダルを「煙に巻く」行為と指摘した。モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏の汚職、隠し子問題を隠すために、チリへの攻撃を強めている、と指摘したものだ。

■ロメロ大臣「子のIDなし」 El Díaの記事
カルロス・ロメロ大臣は、ガブリエラ・サパタ氏が出産したというエボ・モラレス大統領の息子について、カルネ(ID)やパスポートの発行事実はない、と語った。2007年に出生したというこの息子の存否が、スキャンダルとなっているものだ。モラレス大統領側は、この子は出生後まもなくに死んだと聞いたと語っており、サパタ氏側は生存している、としている。

■エボの子、4月までに存否判断 El Díaの記事
ボリビア司法は、ガブリエラ・サパタ氏が生んだとされるエボ・モラレス大統領の息子について、4月までに存否を判断する姿勢だ。サパタ氏の汚職疑惑と同時に、この隠し子問題が政界でスキャンダル化している。サパタ氏側はこの子が生存していると主張しているが、裏づける証拠が乏しく、司法関係者も連絡がとれない状態となっている。

■サパタ氏側、精神的虐待を主張 Página Sieteの記事
ガブリエラ・サパタ氏の弁護士は、精神的虐待を主張した。サパタ氏が2007年に出産したとされるエボ・モラレス大統領の息子について、政府側から「存在しない」との見解が続いている。弁護士は、こうした政府側の主張はサパタ氏本人への精神的虐待で、同氏は深く傷ついていると主張した。

■ビジャモンテス、スト再開へ La Razónの記事
チャコ地方のビジャモンテスでは、29日午前0時からストライキが再開されるという。独立した文化を持つチャコ地方はチュキサカ、サンタクルス、タリハの3県に分割されている状態だ。この地の県としての独立や政治的自治権の確立を求め、地域の人々が社会闘争を行なっているものだ。セマナサンタ(聖週間)中中止されていたが、これを再開するという。

■身障者行進、2週間でラパスへ La Razónの記事
コチャバンバを出発した身体障碍者らの行進は、2週間でラパスに到着する見通しだ。年金額引き上げや就労機会確保、福祉増進などを求め、国内の身障者らが各地でデモを行ない、この行進を開始したものだ。行進は現在、コチャバンバからオルーロに向かう途中となっている。NGO団体によると、安定職に就く身障者は全体の1%にとどまるという。

■BCB、5%成長予想 Página Sieteの記事
ボリビア中央銀行(BCB)は、2016年のボリビアの経済成長を5%と予想した。2015年の国内総生産(GDP)の伸びは4.8%と同機関は発表しており、同規模の成長を今年も維持できるとの見方を示したものだ。南米ではブラジルやベネズエラの経済が悪化しているが、ボリビアは地域ではトップクラスの成長を維持できる見通しだという。

■エルアルト、異所性心臓の子 El Deberの記事
エルアルトで、先天性の問題である異所性心臓の新生児が生まれたという。2月25日に市内の病院で生まれたこの新生児は、心臓が通常よりも下の位置、胃のあたりにあるという。現在もこの新生児は、難しい状況にあり、手術が必要な状態だ。しかし費用がかかるため、両親が各方面に援助を求めている。

■パセーニャ、7千万Bs投資 El Deberの記事
「パセーニャ」などの製品を生産するラパスのビールメーカーBCNは、7千万ボリビアーノの投資を行なう。サンタクルスにあるビール工場で、「マカヌーダ」ブランドの製品の生産ラインを新たに整備するという。これまで伝統的に620ミリリットルボトル商品を生産してきたが、これを中止し国際的に一般的な710ミリリットルに修正する。


【ペルー】

■ケイコ氏32%、クチンスキー氏16% Los Andesの記事
4月10日に投票が行われる大統領選では、ケイコ・フヒモリ氏が依然リードだ。イプソスが行なった直近の世論調査によると、ケイコ氏への支持は32.1%、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏が16.0%で、3位にはベロニカ・メンドサ氏が12.1%で入った。ケイコ氏がリードするものの、決選投票に至った場合、2位候補が優位に立つとの観測が広がっている。

■ウルバンバ、トウモロコシ病害 La Repúblicaの記事
クスコ県のウルバンバ郡では、トウモロコシが病害に侵されている。同地域では白トウモロコシの生産が盛んだが、バジェ・サグラド(聖なる谷)一帯で病害が蔓延し、生産の80%が損なわれていると報告された。県農政局のエンジニアが現地を訪れ、被害概要の確認を行なっている。

■LAN、アヤクチョ線が好調 El Comercioの記事
LANペルーが運航するリマ-アヤクチョ線が好調だという。同社によると、昨年就航したこの路線の利用者が延べ20万人に達した。今年に入り、アヤクチョ空港を利用する人の数が昨年に比して72%上昇するなど、大きな伸びを示している。LANペルーはこれを受け、この路線を4月1日より、現在の一日1往復から、2往復に増やす。

■マカ、地震続く Correo Perúの記事
アレキパ県カイリョマ郡のマカでは、地震発生が今も続いている。この地では直下型地震が頻発し、今年だけですでに22度もの揺れを観測している。この町はスペイン統治時代の1759年に起源をもつが、1992年には地震で多くの建物が被害を受け、以後地震が頻繁に発生している状態だ。地質機関は、地域の火山活動との関係性を指摘している。


【チリ】

■スカイ航空、ストか BioBio Chileの記事
スカイ航空がストライキに突入する可能性がある。労働組合が、ストを実施するかどうか現在、検討を進めているものだ。組合側は同社の労働環境や待遇の改善を、経営側に求めている。流通大手Cencosud傘下の同社は昨年、国内初のLCC化を発表し、現在この転換プロセスの真っただ中にある。

■物価が安いのはランカグア La Terceraの記事
国内の州都での物価を比較すると、もっとも安いのは第6(オイヒンス)州都のランカグアだという。国立統計機構(INE)が主要品目のコストを比較したものだ。もっとも高いのはサンティアゴ首都圏で、以下アントファガスタ、バルパライソ、テムコが続く。一方安いのはランカグア、コイハイケ、タルカ、プエルト・モント、バルディビアの順となっている。


【アルゼンチン】

■国産タバコ銘柄、駆逐 La Nacionの記事
国産のタバコ銘柄が、国内市場から駆逐されつつある。ノブレサ・ピッカルド社は「デルビー」と「ジョッキークラブ」の生産中止を決めた。マールボロやフィリップ・モリスなど国際銘柄のシェアが拡大し、これらのブランドでの勝負が難しくなったためだという。現在、国内市場の9割は、こうした国際ブランドで占められている。アルゼンチンは元々、タバコ葉の産地だ。

■デング、15万人の可能性 La Nacionの記事
国内でのデング感染が今季、15万人に達する可能性があるとホルヘ・ラヌス保健相が語った。今季国内では、ミシオネス、フォルモサ両州を中心にこの感染症が拡大し、これまでの感染者総数は3万2千人だ。夏を終え、蚊の発生は今後減る見通しだが、当面はまだ警戒が必要な状態にあると同大臣は語る。

■セマナサンタ、海岸は好調 La Nacionの記事
このセマナサンタ(聖週間)、ブエノスアイレス州のコスタ(海岸)の観光は好調だった。マル・デル・プラタの観光局によると、この期間中にこの町を訪れた観光客は20万人と、前年同期の16万6千人から20%増えたという。コスタ一帯の観光地は同様の傾向で、とくにブエノスアイレス首都圏からの来訪客が増えた。

■サルタもセマナサンタ好調 Télamの記事
サルタもこのセマナサンタ(聖週間)、観光は好調だった。州観光局によると聖木曜日の24日から聖土曜日の26日までの、サルタ州への観光客は4万5千人と、前年のセマナサンタに比して7%増加した。この期間中、観光客が州内で消費した額は5700万ペソに達すると試算されている。州都サルタに宿泊した人の数は、1万4千人だった。


【エクアドル】

■グアヤキル、立ち退き通告 El Universoの記事
グアヤス県はグアヤキルの集合住宅に住む384世帯の立ち退きを通告した。ホセ・マスコテ、ゴメス・レンドン通りに面するこれらの集合住宅は老朽化が進み、倒壊など不測の事態が起きかねないという。県側は住民に対し、不動産価格や借入返済などについての優遇措置をとり、移転を促進する。

■フラビオ・アルファロ、50世帯浸水 El Universoの記事
マナビ県のフラビオ・アルファロで、川が氾濫し50世帯が浸水した。地域で雨が続いた影響で、ランチョ・ケマード川とシリアコ川が増水し溢れたものだ。ルイス・ナベダ、ラ・ドロロサ、グリハルバ、サンブラノ地区で、住宅への浸水被害が相次いだ。国内のコスタ(
海岸)地方では、まだ雨期が続く。


【コロンビア】

■アビアンカ、2月は9.1%増 El Universoの記事
アビアンカ航空グループのこの2月の利用者数は223万人と、前年同月比で9.1%のプラスだった。同社が実績を明らかにしたものだ。国際線だけでなく、コロンビア、エクアドル、ペルーの国内線の利用者数が137万人に達するなど、好調を維持したという。1~2月の利用者数は472万人で、前年同期比で7.2%の増加だった。


【ベネズエラ】

■ホテル利用、40%減 Caracol Radioの記事
このセマナサンタ(聖週間)の連休中の国内ホテルの利用は、前年比して40%減ったという。同国のホテル業の団体が明らかにしたものだ。経済失政などでインフレが進行し、また物資不足が続く中、旅行を見合わせる国民が相次ぎ、国外からの観光客来訪も減ったという。国内では停電や断水も相次いでおり、各ホテルはサービス維持に頭を抱えている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、バス事故で19人死亡 El Universoの記事
グアテマラでバス事故があり、19人が死亡し、20人が負傷した。首都の北西160キロのソロラ県ナワラで、走行中のバスが200メートル下の谷に転落したものだ。このバスはメキシコ国境のタカナのサンマルコスから首都に向かっていた。消防によると、死傷者の中には多くの女性やこどもが含まれているという。

■フィデル「帝国主義の贈り物はいらない」 Caracol Radioの記事
キューバのフィデル・カストロ前議長は、「帝国主義からの贈り物はいらない」と語った。米国、バラク・オバマ大統領の歴史的訪問を受け、コメントを出したものだ。同前議長は、この訪問に一定の評価を加えたものの、ワシントン政府と長年にわたり対立し続けたことを、忘れてはならないとも述べている。

■キューバ、M4.0の地震 Caracol Radioの記事
キューバで28日、地震が起きた。観測機関によると震源はグアンタナモのプンタ・デ・マイシから44.2キロ南東の地点で、震源の強さはマグニチュード4.0だ。グアンタナモ、オルギンなどで揺れを感じたが、人や建物への被害はない。同機関によると、今年に入りキューバ国内ではこれで48度の地震を観測しているという。

■VECA航空、ニカラグアへ El Nuevo Diarioの記事
エルサルバドルをベースとするLCC、VECA航空が初めて、ニカラグア国内に乗り入れた。セマナサンタ(聖週間)期間中のチャーター便として運航されたものだ。同社名は「中米の安いフライト」を意味し、サンサルバドルとグアテマラ、コスタリカの首都を結ぶ路線を運航している。同社は4月中旬にも、マナグアに定期便を就航させる予定だ。

■パナマ、渇水深刻化 El Sigloの記事
パナマ政府は国民に対し、節水するよう異例の呼びかけを行なった。気象機関は同国が乾季に入ったことを宣言し、7月頃まではまとまった雨が期待できないとした。この雨期、国内の広い範囲は「空梅雨」の状態で雨が少なく、水源も水量が減っている状態だ。パナマ運河も4月18日から、大型の船の航行ができなくなる見通しとなっている。

■パラグアイ、初の国産車 ABC Colorの記事
パラグアイでは初の国産車が誕生した。Reimpex社が国内のルケに組み立て工場を設け、ライン生産が開始されたものだ。この工場では乗用車やトラック、4WDが生産され、メルコスル各国に供給される。48か月以内に生産体制を確立し、将来的には中国市場への輸出も検討している。