2016.04.01

【ボリビア】

■シララ問題、9人の専門家委員会 La Razónの記事
フロラ・アギラール下院議員は、シララ問題についての9人の専門家による委員会が立ち上げられることを明らかにした。ポトシ県南部のこの水系から、チリが100年以上にわたり無許可取水している問題だ。エボ・モラレス大統領はこの件を、ハーグの国際司法裁判所に持ち込む方針を示している。問題点などを整理するため、専門家委員会が設けられることが明らかにされていた。

■外務省、シララへの招待検討 La Razónの記事
外務省は、国外の有識者らをシララに招くことを検討している。チリの無許可取水をハーグの国際司法裁判所に提訴する方針を大統領が示した。これを受け、水利や国際関係法の国外の専門家らを招き、この件についての意見を集約したい考えだ。チリ側はこの河川が国際河川であるとして、取水には問題はないと主張している。

■チョケワンカ外相「不合理な要求ではない」 Página Sieteの記事
ダビド・チョケワンカ外相は、シララ水系問題をめぐるチリへの要求について「不合理ではない」と断じた。チリのミチェル・バチェレ大統領が、この要求が不合理と批判したことを受けたものだ。外相は、国内の水資源をチリが勝手に使用しているとし、ハーグの国際司法裁判所も「不合理な内容であれば受けつけることはしない」と反駁した。

■サパタ氏の暗殺を企図と告発 El Deberの記事
汚職の容疑がかけられているガブリエラ・サパタ氏の暗殺を企図したと、同氏の弁護士が告発した。エボ・モラレス大統領の元交際相手のこの事件は、大きなスキャンダル化している。政府側が、この件の幕引きを図るため、同氏の殺害を企てようとしているとエドゥアルド・レオン弁護士が訴えた。政府側はこの主張を否定している。

■元パンド知事に30年求刑 Página Sieteの記事
検察は、元パンド県知事のレオポルド・フェルナンデス被告に、30年を求刑した。2008年、県都コビッハ近郊で村が襲撃され、多くの人が死傷した事件で、同被告は裁判を受けている。検察はこの事件への責任があるとして、30年を求刑した。この事件を受け、同被告の背後にいたとみられる米国と、ボリビアの関係が極度に悪化した。

■ラパス、爆弾騒ぎ El Díaの記事
ラパスで31日、爆弾騒ぎがあった。エドウィン・ブランコ検察官は、検察の建物に爆弾を仕かけたとの脅迫電話があったことを明らかにした。この事態を受け、この建物からは中にいたすべての人が一時、外に避難した。警察が建物内をくまなく調べたが、不審物は結局発見されず、悪質ないたずらとみられている。

■オルーロ、M4.2の地震 El Deberの記事
オルーロ県で31日午前3時17分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源は同県カランガス郡のアンダマルカの東16キロの地点で、震源の強さはマグニチュード4.2、深さは236キロだ。地表の揺れは小さく、この地震による人や建物への被害報告はない。

■BoA、ルレナバケなど3都市へ El Deberの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)はベニ県のルレナバケなど3都市に、新たに乗り入れると発表した。ロナルド・カッソ会長によると、新規に乗り入れるのはルレナバケとベニ県リベラルタ、タリハ県ヤクイバだ。主力機よりも小さなボンバルディア機などを使用し、同社は地方路線の開拓を進めている。これらの開設で、週当たりの運航便数が100を超えるという。

■身障者ら、緊急医療を求める El Díaの記事
コチャバンバからラパスに向けて行進している身体障碍者らは、緊急の医療給付を求めた。3月21日に出発したこのキャラバンは、現在はオルーロに向かっているところだ。しかし参加している身障者らの間で体調不良が生じ、医療給付が必要だという。身障者らは年金増額や雇用の確保などを、政府に求めている。

■ボリビアでワールドカップを El Díaの記事
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、ボリビアでのワールドカップ大会開催の可能性に言及した。同会長は来暮し、エボ・モラレス大統領と会談した。この中で、開催の条件が整えば、ボリビアでも開催される可能性があると語った。しかしその時期がいつになるかは、言及を避けている。南米ではウルグアイ、ブラジル、アルゼンチン、チリで開催実績がある。

■ポオポ湖、また干上がる可能性 La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖は、また干上がる可能性があるという。県農政局が指摘したものだ。この湖は水が干上がり、昨年12月に地域行政が「消滅」を宣言し、波紋が広がった。2月中旬以降の雨で水は戻っているが、再び乾季に入り、7~8月頃に水が干上がる可能性があるという。

■エルアルト、プール問題 Página Sieteの記事
エルアルトの市営プールで、大きな問題が明らかになった。このプールは1月から営業を見合わせているが、この理由が浄水システムの不具合だという。この問題で、このプールの利用者に、アレルギーや皮膚病などを起こしていた可能性さえあるという。市側は18か月、この営業を見合わせシステムを刷新する方針だ。


【ペルー】

■選挙用紙など、搬送開始 Perú21の記事
4月10日に行われる大統領選、議会選の投票用紙などが、各地に向けて搬送され始めた。中央選管が各県の選管に向けて、これらの用具を送っているものだ。各県の選管は、投票前日までにすべての投票所の体制を整える。選挙は国内全土でこの日に行われ、投票終了後に即日開票が始まる予定だ。

■アレキパ、狂犬病警報 Correo Perúの記事
アレキパ県保健局は県内に、狂犬病についての警報を発令した。県内では狂犬病に感染し、発症する犬が相次いで報告されている。人が噛まれて感染し、その後発症すると致死率はほぼ100%という、危険な感染症だ。同局は県内に注意を呼びかけるとともに、200万ソルを投じて予防接種などを行なう方針だ。


【チリ】

■スカイ航空、ストへ El Ciudadanoの記事
国内第2位のスカイ航空は1日午前0時から、ストライキに突入する。待遇や労働環境の改善を経営に求めた動きで、労働組合がスト突入を投票で決めた。同社の34便が欠航となる見通しで、5千人に影響が生じる。流通大手傘下の同社は昨年、LCC化を表明し、現在この転換プロセスの途上にある。

■低アルコールワインを提案 El Universoの記事
国産の「低アルコールワイン」が新たに提案された。アセンビオ社がバイオテクノロジーを活用し、開発した新たな商品だ。通常のワインはアルコール度数が12~15%だが、このワインは6~8%に抑えられている。一方で味わいや香りは、もともとのレベルを維持している。


【アルゼンチン】

■スブテ、値上げへ La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)運賃がまた値上げされる。交通省が明らかにしたもので、現行の4.50ペソの運賃が50%近く値上げされ、7.50ペソとなるという。値上げ時期は不明だが、2か月以内に実行予定だ。スブテ運賃は2012年に1.10ペソから2.50ペソに値上げされて以来、今回の値上げで実に700%も上昇することになる。

■ソル航空、廃業へ La Nacionの記事
1月に運航を停止したソル航空は、廃業を決断したとみられる。同社が、220人の労働者に解雇を通告したことが明らかになった。同社についてはボリビアのアマスソナス航空が買収、事業継承に関心を示していたが、協議に折り合いがつかず同社は撤退を表明した。この動きを受け、同社は再建を断念し、廃業を決めたとの観測が広がっている。

■イグアス、環境観光税問題 La Nacionの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアス市議会は、環境観光税に関して緊急の会合をもった。昨年12月、車で入域する観光客から20ペソを徴収するこの法案が議会で可決された。しかし周知の不徹底徴収の強引さから批判があり、議会側はこの措置の継続の是非を含め、再検討に入った。

■オンセ-12月30日駅へ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHのオンセ駅が、「オンセ-12月30日」駅に名称変更した。この駅があるミセレレ広場近くのナイトクラブ「クロマニョン」で2004年のこの日、火災があり、若者ら194人が死亡した。この駅そのものが、この事件を今に伝えるモニュメント化されたものだ。駅構内には、この事故を伝える写真や説明が置かれている。

■AR、スト通告 Infobaeの記事
アルゼンチン航空の操縦士の労働組合が、4月1日からのストライキを通告した。マウリシオ・マクリ政権誕生とともに就任したイセラ・コンスタンティーニCEOの改革路線に反対した動きだ。今の時点で、行なわれるストの規模などは分かっていない。政府側はこの組合の動きを批判している。

■国立公園、犬連れ不可 La Nacionの記事
国内の国立公園では、犬などのペットの連れ込みがすべて禁止されている。家族旅行の際、犬などを連れて行くケースは珍しくはない。しかし国立公園の多くは、自然保護を兼ねている観点から、犬などの動物の連れ込みは禁じられている。この事実を知らず、連れ込もうとしてトラブルになるケースも、相次いでいるという。


【エクアドル】

■マナビ、バスが転落 El Universoの記事
マナビ県でバスが谷に転落する事故が起きた。30日朝6時50分頃、ラ・アスセナ山の道路を走行していた長距離バスが、この事故を起こした。これまでに3人が死亡し、12人が負傷したことが確認されている。このバスはポルトビエホを発ち、エスメラルダスに向かっていた。道路を外れて20メートル下に転落したという。

■ロハ-サモラ道で土砂災害 El Universoの記事
ロハとサモラ・チンチペ県の県都を結ぶ道路で、土砂災害が起きた。公共事業省によると、サンフランシスコ付近で土砂崩れがあり、大量の土砂により道路が塞がれた。現在復旧工事が進められているが、通行再開のめどは立っていない。この数日、この地域では雨が相次ぎ、地盤が緩んでいたとみられる。


【コロンビア】

■新10万ペソ紙幣、デノミへの布石 Caracol Radioの記事
中央銀行が新たに発行する「新10万ペソ紙幣」は、デノミへの布石だという。額面表示にはゼロが5つ並ぶのではなく、「100」と表示されその後に千を意味する「Mil」とか書かれている。中央銀行は近い将来、ゼロを3つ減らすデノミを実施する考えで、この表記そのものがその準備とみられる。新紙幣にはカルロス・ジェラス・レストレポ元大統領の肖像が採用されている。

■LANコロンビア、3.9%増 Caracol Radioの記事
2015年のLANロンビアの旅客航空交通は、前年比で3.9%の増加となった。同社が実績を明らかにしたものだ。LATAM航空グループ傘下の同社は昨年1年間に、502万2542人を輸送したという。国内線利用は462万5256人、国際線は39万7286人となっている。同社はチリのLAN航空がアイレス航空を買収し、国内に参入した。

■大麻を含む漢方薬、承認へ Caracol Radioの記事
医薬品を審査するInvimaは、大麻成分を含む漢方薬「Sativex」の承認手続きを進めている。これまで大麻はすべての使用が禁じられていたが、薬事利用について解禁する動きがある。これにともない、多発性硬化症や脳、脊髄の変性疾患、痛み緩和などに使用されるこの医薬品について、承認される可能性が高まった。


【ベネズエラ】

■ハイチに「ウゴ・チャベス公園」 Caracol Radioの記事
ハイチの首都ポルトー・プランスに、ウゴ・チャベス公園が新たに誕生した。2013年に死去したベネズエラの前大統領の名前を冠した公園だ。この開所式典に、同国の首相とともにベネズエラのアリストブロ・イストゥリス副大統領も参列した。この公園は市内北部、国際空港近くにあり、チャベス前大統領の功績をたたえるものだという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ベルギー26社、ハバナへ Caracol Radioの記事
ベルギーの26社の関係者らが、キューバの首都ハバナを訪れる。米国による経済制裁緩和の「商機」を受け、両国間の通商拡大や投資に向けた訪問だ。同国北部フランデレン地方の企業を中心に、この使節団が構成され、6日に空路でハバナに入るという。ハバナでは5日から、建設についてのフェリアが開催され、この使節団もこの場を訪れる。

■海底油田の有無、6月までに判明 Repúblicaの記事
ウルグアイで新たに開発が着手された海底油田の有無は、6月までに判明するという。フランスのTotalと米国のエクソン・モビルが共同で、同国の沖合250キロ地点で採掘に向けた調査を開始したものだ。3400メートルの深さで、実現すれば世界最深の海底油田となる。一方原油安を受け、採算性に疑問を呈する声もある。

■アラス・ウルグアイ、身売りを否定 LR21の記事
ウルグアイの新航空会社アラス・ウルグアイは、「身売り」の噂を否定した。同社は機材増強などの計画の一環で、増資を図る方針を示した。この姿勢が、同社の身売りを意味するとの見方が、市場で広まっていた。同社は2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らが立ち上げたもので、今年アスンシオン、ブエノスアイレスとモンテビデオを結ぶ路線を相次いで就航した。

■パナマ、デング338件 Prensaの記事
パナマでの今季のデング感染は、338件となった。保健省が31日、明らかにした数字だ。同じネッタイシマカが媒介するジカ熱についての報道が相次ぐが、一方でデングも依然として国内での感染の潜在性がある。今の時点で、ジカ熱の感染例は168件、やはり同じ蚊が媒介するチクングニヤ熱は8件となっている。