2016.04.03

【ボリビア】

■シララはエボのイメージ回復 El Díaの記事
チリのホセ・アントニオ・ゴメス国防相は、シララ水系問題の提起はエボ・モラレス大統領の「イメージ回復」が目的と非難した。モラレス大統領はこの問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込む方針を示しているが、同大臣は「国民投票での敗北と女性問題スキャンダルを払拭するための提起」と断じ、チリ側はこの主張を容れないと強調した。

■ピライ川に土砂流入 El Deberの記事
サンタクルス県のエル・トルノで、土砂崩れの土砂がピライ川に流入する事態が起きている。2日13時頃、この土砂災害が起きたのはサンルイスだ。土砂が川に達しており、今後水量によっては川が溢れたり、下流で泥流が起きるおそれがある。今の時点では人や建物、農地などに被害は生じていない。

■エボ、さらなる国有化ありうる Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、今後も「国有化」がありうるとの見方を示した。与党MASの党大会の場で語ったものだ。モラレス政権は誕生以降、天然ガスや精錬所、通信会社、空港運営会社などの国有化を進めてきた。この数年はこうした動きはないが、大統領は「社会的必要性があれば」との前置きながら、今後の国有化の存否について否定はしなかった。

■エボ、SNSで右派を撃破 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は与党MASの党大会に出席し、SNSを活用して右派を撃退しよう、と呼びかけた。2月に行われた国民投票で政権は国民の支持を得られなかったが、この背景にSNSを通じた反対運動があったことが指摘されている。モラレス大統領はこのSNSを逆に活用し、右派へ打撃を加える姿勢を示した。

■サパタ氏、薬も届かず El Díaの記事
汚職容疑で拘置されているガブリエラ・サパタ氏に対し、必要な医薬品すら届けられないという。同氏のおじが明らかにしたものだ。ラパス市内の受刑施設にあるサパタ氏への医薬品の差し入れが、圧力により阻まれているという。サパタ氏はエボ・モラレス大統領の元交際相手で、政府側がこの扱いに神経を尖らせていることが指摘されている。

■ビルビル、中国社が受注 Página Sieteの記事
サンタクルス、ビルビル国際空港のターミナルなどの増築工事を、中国の北京城建社が受注した。政府はこの空港を南米のハブ化する計画で、旅客、貨物ターミナルや駐機場の増設工事が3億ドルを投じて行われる。この契約を今月28日に結ぶ予定だという。ビルビル国際空港はエル・トロンピーリョ空港に代わる国際空港として、日本のODAで建設された。

■来訪観光客、3%減 El Díaの記事
ボリビアを訪れる外国人観光客は今年、前年比で3%程度減少しているという。マルコ・マチカオ文化観光相が明らかにした数字だ。政府は今年、前年比で6%の観光客増を見込んでいるが、今年これまではこの目標を下回っている。1月に開催されたダカールラリーでの来訪は増加したが、カルナバル観光がストなどの影響で減少したことが響いたとみられる。

■身障者行進、リーダーが脱落 El Díaの記事
身体障碍者らによる行進のリーダーが、体調不良で脱落した。身障者らは国内各地で、年金増額や雇用機会拡大を求め、社会闘争に入っている。3月21日からはコチャバンバからラパスに向け、100人の身障者らが行進を行なっている。しかしこの行進は苛酷で、この闘争を指揮したリーダーも脱落を余儀なくされた。一行は現在、オルーロに向かっている。

■テレフェリコ乗継割引 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウエイ)を運営するミ・テレフェリコは、新たに乗り継ぎ割引を開始することを明らかにした。黄色線と緑線は接続しているが、現在は乗り継ぐ場合、満額をそれぞれ払う必要がある。専用ICカード利用の場合、今後はこの乗継の際、50千ターボを割り引く措置をとるという。市内で計画されている路線は11にのぼり、今後このような乗継が一般化するとみられる。

■ブラジル-ペルー企業体、イロ港計画 Página Sieteの記事
ブラジル、ペルーの共同企業体が、ボリビアにとって「好ましい」提案を行なっている。Mcheport社とロドリマール社は、ペルー南部のイロ港の整備拡張計画を示した。内陸国のボリビアは、外港機能をこの港に集約する計画を立てており、この両社計画が進めばボリビアに大きな利益になると説明している。

■PIL社、牛乳闘争 La Razónの記事
乳業最大手のPIL社に対する、牛乳生産者らの抗議の声が上がっている。PIL社が生産者に対し、生乳の買い取り価格の引下げを一方的に通告した。同社によると生産過剰で価格を維持できず、この措置をとったとしている。しかし生産者側は、この引き下げに納得せず、各地でデモを行なっているものだ。

■ジカ熱、21件に El Deberの記事
サンタクルス県内でのジカ熱感染例は、5件増えて21件となった。ルベン・コスタス知事が2日、明らかにしたものだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、デングやチクングニヤ熱とともに国内でも感染が起きている。県側は媒介する蚊を抑止するため、県内一斉にこの10日、薬剤散布を行なうことを決めている。

■オルーロ、渇水対策 La Patríaの記事
オルーロ県は渇水対策に3570万ボリビアーノを投じることを明らかにした。県内では昨年暮れから今年初めにかけて渇水が深刻化し、ポオポ湖が一時「消滅」する事態が起きた。2月中旬以降の雨で今は落ち着いているが、また乾季となり渇水が再び起きることが懸念されている。農業や家畜飼育などへの対策費として、計上されたものだ。

■サンタクルス、熱い4月 El Deberの記事
サンタクルスはこの4月、暑い始まりとなっている。1日、市内では気温が摂氏33度まで上昇し、市内のプール施設は利用客で賑わった。国内の広い範囲は現在、夏から秋に向かう時期だが、サンタクルスではこの週末にかけて、暑さが続くと気象機関は予報を示している。市民に対し熱中症予防などが呼びかけられた。


【ペルー】

■ロレト、水害のおそれ Perú21の記事
ロレト県は今後、各地で水害が頻発する可能性がある。地域の気象機関が警鐘を鳴らしたものだ。雨の影響でアマゾン水系の河川やマラニョン川、ワジャガ川が増水し、氾濫する危険性が増しているものだ。流域によってはすでに最高度の「赤色警報」が出されている地点もある。気象機関は住民に対し、情報に留意するよう呼びかけている。

■タクナは渇水危機 >Perú21の記事
国内南端のタクナは、水不足に直面している。タクナの水道会社は、水をめぐる状況が「危機的」であることを明らかにした。雨不足により貯水率が下がり、市内で必要とされている水の量の半分しか、確保できていない状況だ。すでに水圧を下げるなどの措置をとっており、市民に対しても節水に協力するよう呼びかけている。


【チリ】

■アタカマ沙漠、観光客3人救出 BioBio Chileの記事
アタカマ沙漠で迷子になっていた観光客3人が、3日ぶりに救出された。第2州の警察によると無事発見されたのはパナマ在住のチリ人、ドイツ人、イタリア人の3人で、3月29日にアタカマ沙漠を訪れ、消息を絶っていたという。1日に捜索にあたった警察官が発見、保護したものだ。3人はアタカマ沙漠に近いソカイレの警察署で身元などが確認された。

■ホモフォビアいじめ調査 La Terceraの記事
サンティアゴとキリクラでは、ホモフォビア(同性愛憎悪)による学校でのいじめについて、調査が行われている。国内の学校ではいじめは大きな問題で、さらに同性愛者など性的マイノリティに対するホモフォビアも社会問題となっている。教育行政と同性愛者団体が協力し、この実態を解明し、いじめの抑止を図る取り組みを今後全国で実施するという。


【アルゼンチン】

■ガス、平均630ペソ La Nacionの記事
アルゼンチンの平均世帯の月あたりのガス支出は630ペソになるという。1日、政府は財政上の負担となっていた助成を減らし、公共料金や交通運賃を引き上げた。ガス代は83%の上昇で、ブエノスアイレス都市圏の公共交通機関を利用する場合は217%もの負担増だ。ガス、水道料金もこの日から大幅に引き上げられている。

■値上げ、中流層に打撃 La Nacionの記事
1日の公共料金、交通運賃値上げはとりわけ、中流層の生活に打撃となった。政府は財政上の負担となっている助成制度を改め、この値上げを実施した。国内ではインフレが進んでおり、とくに中流層の多くはこれにともなう賃金の引き上げなどがなく、ただ負担だけが増えた形となる。今後さらに、国内では貧困層が増す可能性もある。

■対ブラジル輸出、23%減 La Nacionの記事
アルゼンチンからブラジルへの輸出は、実に23.6%減少した。コンサルタント会社Abecebが明らかにしたもので、この3月の同国への輸出額は8億4500万ドルと、大幅な落ち込みとなったという。ブラジルでは経済悪化が顕著で、この事態がアルゼンチン経済にも深刻な翳を落としている。

■マクリ、安倍氏と会談 Caracol Radioの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、日本の安倍晋三首相と会談した。ワシントンで開催された核セキュリティサミットに参加し、この場で会談したものだ。マクリ大統領は同首相に、アルゼンチンの農業、酪農分野への投資を呼びかけた。また両者は両国間の通商、文化交流などについても意見を交わした。マクリ大統領は安倍首相の来亜も呼びかけている。


【エクアドル】

■グアヤキル空港、訓練で混乱 El Universoの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港は、訓練実施のため混乱した。同空港では2日朝9時から11時まで、航空事故発生を想定した訓練が行われた。このため滑走路が一時閉鎖され、離着陸する便に影響が生じたという。このためターミナル内は、便を待つ人や情報を求める人などでごった返した。


【コロンビア】

■ジカ熱6万1393件 El Espectadorの記事
コロンビア国内でのジカ熱感染例は、6万1393件となった。保健省が2日、明らかにした数字だ。コロンビアは感染者がブラジルに次いで多いが、新たな感染は鈍化している。胎児に影響が生じるおそれがある妊婦の感染は1万1239件、またこの感染後にギラン・バレー症候群と診断された人の数は270となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■渡米キューバ人、倍増 El Universoの記事
米国に向かうキューバ人が、倍増したという。2015年第4四半期(10~12月)に同国を訪れたキューバ人は1万7千人と、前年同期の9200人からほぼ倍に増えた。両国の関係改善を受け、渡航する人が増えたとみられる。年間の来訪者は4万3千人となった。もっとも多いのは空路でテキサス州内に入るケースで、メキシコからの陸路入国が次ぐ。

■パナマ、薬物9トン処分 News24の記事
パナマでは1日、薬物9トンが焼却処分された。同国警察がとった措置だ。今年1月以降に、同国で発見、押収された薬物が処理されたもので、コカインが6.3トン、マリファナ(大麻草)が2.5トン、そしてヘロインが3.8キロだ。中米各国は南米で生産されたこうした薬物の北米への中継地となっている。

■ニカラグア、渇水と観光 La Prensaの記事
ニカラグアで発生している渇水、旱魃は観光にも影響を与えている。同国では雨が少ない状態で、国内の広い範囲が渇水に見舞われており、農業に影響が生じている。この水不足で、同国のジャングル地域では川下り、川遊びなどのアクティビティが機能せず、観光で訪れる人が減少しているという。

■政府、アラス・ウルグアイに懸念 El Paísの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は、航空会社アラス・ウルグアイに懸念を示した。今年商業運航を開始したばかりの同社は、運航体制強化のため政府に6百万ドルの出資を新たに求めた。政府側は安易な出資には応じられないとし、同社のこの要求体質に懸念を示した。同社は2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らが立ち上げた。