2016.04.05

【ボリビア】

■パナマ文書にボリビアも El Díaの記事
「パナマ文書」にはボリビアの95社、個人も挙げられていた。パナマの法律事務所が公開したこの文書は、オフショア資産を白日の下にさらしたものだ。およそ10万社、個人が挙げられており、ボリビアも例外ではなかった。各国はこの文書に挙げられた企業、個人への調査方針を示しており、ボリビアの捜査当局も今後動く可能性がある。

■チリ「対話は無理」 El Deberの記事
チリ側は、ボリビアとの対話を「無理」と判断したという。ポトシ県南部のシララ水系のチリによる無許可取水について、ボリビアはハーグの国際司法裁判所に持ち込む方針を示した。チリ側はこの件について、ボリビア政府との対話による解決はないと判断したという。チリ側はこの河川は国際河川にあたり、取水に問題はないとの見方を示している。

■エボ、シララ警備体制強化 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、ポトシ県南部のシララ水系の警備体制の強化方針を示した。この水系からのチリの無許可取水について、モラレス大統領は国際司法裁判所に提訴する方針を示している。国内の水資源を守る取り組みとして、この水系の軍による警備体制を強化するという。

■大使らにシララ問題を説明 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領はボリビア大使らに、シララ水系問題についてのボリビアの立場を説明した。在外公館の大使らの会合がラパスで行われたもので、この問題を国際司法裁判所に持ち込むことなどが大統領から説明された。チリ側は「不当な要求」とこの問題を批判しているが、副外相はボリビアの歴史や法に基づく主張と指摘している。

■サパタ氏「語ることはない」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏は、大統領について「語ることは何もない」と述べた。汚職容疑で拘置されている同氏だが、検察の調べで汚職の疑いはないと判断された。しかし未だ身柄が拘束された状態にある。同氏は2007年にモラレス大統領の息子を生んだとされ、その子の存否がスキャンダル化している。

■オンブズマン、サパタ氏と面会へ El Díaの記事
オンブズマン機関のロランド・ビジェナ氏は、拘置されているガブリエラ・サパタ氏と面会することを明らかにした。汚職容疑がかけられて同氏について、その可能性は否定されたが未だ拘置されたままとなっている。ビジェナ氏は同氏と面会するとともに、捜査や今後の法的手続きについて明らかにするよう、各方面に要求した。

■コチャバンバの水、危機的状況 La Razónの記事
コチャバンバでは渇水が深刻化しているという。市内への水道供給のための貯水ダムの水位が下がり続け、貯水率はついに20%を下回った。県内の広い範囲は雨期が終わり、乾季に向かう時季で、今後まとまった雨は期待できない。市側は9月から10月にかけて、水道供給ができなくなる可能性もあるとした。今季の雨期は、いわゆる「空梅雨」の状態だった。

■牛乳闘争が激化 Página Sieteの記事
コチャバンバでは4日、牛乳闘争が激化した。乳業最大手のPILが、生産過剰を理由に生乳の買い取り価格を一方的に引き下げた。これに生産者らが反発し、農業層も応援に回り、市内でデモが行われた。このデモが一部暴徒化し、警官隊との間の激しい衝突を引き起こした。PILの買い取り価格はリットルあたり、3.70ボリビアーノから、1.40ボリビアーノへの引下げだ。

■Ecobol、無期限ゼネスト El Díaの記事
ボリビア郵便(Ecobol)は4日、無期限のゼネストに突入した。同社は経営破綻状態で、国の主導による再建の途上にある。しかし同組合によると、給料の遅配が数か月続いており、一向に支払われる兆しがないという。このためラパスやオルーロ、コチャバンバなどで無期限のストが始まった。同社の職員数は540人だ。

■身障者行進、寒さと工事の障害 Página Sieteの記事
身体障碍者らの社会闘争を、寒さと道路工事が阻害している。身障者らは年金増額などの要求行動のため、コチャバンバからラパスに向け、およそ100人が行進している。しかし一帯の寒さにより落伍者が相次ぎ、さらに道路工事で迂回を迫られるなどしているという。ラパス到達にはあと2~3週間かかる可能性がある。

■マチャカマルカ、水に困る La Patríaの記事
オルーロ県マチャカマルカの2500世帯は、水に困っている。ダリオ・ユクラ・チョケ市長が明らかにしたものだ。極端な雨不足による渇水と、地域鉱山からの排水による汚染で、生活用水を確保できない地域、世帯が増えている。井戸を掘っても地下水が汚染されている可能性もあり、解決策も乏しい状況にある。

■ベニ、45世帯が避難 La Razónの記事
ベニ県では45世帯が避難している。マモレ、イバレ川が増水し、一部で氾濫しているものだ。流域一帯では住宅への浸水被害が起きており、これらの住民らが避難している。また一帯では農地の冠水も相次いでおり、今後その被害が明らかになるとみられる。県側によると国からの支援により、避難世帯への物資供給が行なわれているという。


【ペルー】

■アレキパ、雨に驚く Perú21の記事
アレキパ市民の多くは、雨に驚いた。市内から周辺の広い範囲で3日夜、雷をともなった大雨が降った。この影響で市街地では冠水被害が生じたという。アルト・サルバ・アレグレなどでは、この雨の影響で停電も発生した。アレキパはすでに雨期を脱し、乾季に向かいつつある時季だ。

■プーノ県でM5.1の地震 Los Andesの記事
プーノ県では3日午前0時41分頃、地震があった。観測機関によると震源はエル・コリャオ郡のカパソの北21キロで、震源の強さはマグニチュード5.1、深さは170キロだ。震源近くではメルカリ震度2~3の揺れがあり、カパソでは住宅10棟に損傷が生じたという。この地震による負傷者などは出ていない。


【チリ】

■第4州でやや強い地震 Diario de Cuyoの記事
第4(コキンボ)州南部で4日朝9時32分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は、サンフアンの西355キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.3、深さは10キロだ。少なくとも13地点で揺れを感じたが、人や建物への被害はない。同州では昨年9月16日に大きな地震が発生している。

■病院で爆弾騒ぎ La Terceraの記事
サンティアゴ、ロスアンヘレスの病院に爆破予告電話があった。4日未明のこの事態で、この病院に入院していた380人の患者を含む全員が、一時建物外に避難した。出動した警察が施設内をくまなく捜索したが、不審物は見つからなかったという。この電話は、プリペイド式の携帯電話からかけられたとみられ、警察は悪質ないたずらとみている。


【アルゼンチン】

■中央銀、新10ペソ札発行 La Nacionの記事
中央銀行は新しい10ペソ札を発行し、4日から流通が開始された。新紙幣はマヌエル・ベルグラノ将軍の肖像を使用し、特殊インクや光学処理など、偽造防止の技術を高めた。これまでの10ペソ札に、漸次入れ替えられることになる。また中央銀は、エバ・ペロンの肖像の100ペソ札の数字記号が、新シリーズに入ることも明らかにした。

■ボート事故、少年の遺体収容 La Nacionの記事
ラ・プラタ川で起きたボート衝突事故で不明となっていた、14歳の少年の遺体が発見、収容された。ビンクラシオン運河で起きたこの事故で、ほかの乗客らは負傷し病院に搬送されていたが、この少年だけが流され、不明となっていた。事故現場から400メートル下流のルハン川で、遺体が捜索隊により発見されたという。

■ミトレ線、レティーロに届かず Pura Ciudadの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ミトレ線の便が、ターミナルのレティーロ駅に届かなかった。4日、この鉄道で技術的な問題が生じ、運転された便はベルグラノ駅での折り返しとなったという。鉄道の運賃について、政府は助成削減のため値上げを発表しており、影響を受けた多くの利用者が、SNSなどで不満をぶちまけている。

■AR、ペルービアンと提携 Télamの記事
アルゼンチン航空は、ペルー2位のペルービアン航空と提携した。同社が運航するリマとクスコ、アレキパ、イキートス、プカルパ、ピウラ、タクナ、タラポトを結ぶ路線で、コードシェアを実施する。またアルゼンチン航空のブエノスアイレス-リマ線にも、ペルービアン航空のコードがシェアされる。

■レティーロターミナル、大改修へ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのレティーロバスターミナルは、今後大改修されるという。運営側が明らかにしたものだ。このターミナルは開業から30年が経過しており、一部で老朽化などの影響が出ていた。この修繕を行なうとともに、現在の需要に対応した工事を、60日間の予定で行なう。

■コルドバ空港、天候の影響 Télamの記事
国内第2の都市コルドバの空港は4日午前、悪天候の影響を受けた。管理側によると強い雨などの影響で、朝の時間帯は出発便のみとなり、着陸便は迂回または欠航となったという。到着する国際線の便については、その多くはブエノスアイレスのエセイサ国際空港に向かった。


【エクアドル】

■ロハで雨被害 El Universoの記事
国内南部ロハでは、大雨による被害が報告されている。同県の広い範囲で先週末以降、強い雨が降り続いた。この影響で浸水、冠水被害が生じたほか、複数個所で土砂災害が発生し、カルバス、ソソランガなどでは多くの村が、孤立した状態にある。国内のコスタ(海岸)からシエラ(アンデス)にかけ、もうしばらく雨期が続く。


【コロンビア】

■フアン・バルデス、27%増収 Caracol Radioの記事
コーヒーチェーン「フアン・バルデス」は2015年、2120億ペソを売り上げたという。同チェーンが明らかにしたもので、この数字は前年比で実に27%の増加だ。この年、同チェーンは国内に22店、国外に18店を新設した。このチェーンは、国内のコーヒー生産者らの団体が展開しており、コロンビア産コーヒーの消費拡大が目的となっている。

■薬物輸送潜水艦を摘発 News24の記事
コロンビア海軍は、薬物輸送潜水艦を太平洋で摘発した。3日、海軍広報が明らかにしたもので、この船の中からは1トンを超える、コカインとみられる薬物が見つかったという。小型航空機と並び、潜水艦による輸送は1993年以来、実に91件摘発されているという。今回の摘発量は、実に3200万ドル相当だ。


【ベネズエラ】

■水不足の影響広がる La Nacionの記事
国内では雨不足の影響で、水不足が深刻化しつつある。地域によっては水道供給が長期間絶たれている地域もあり、給水車などの対応になっている。家庭生活への影響だけでなく、建設現場や工場も操業できない事態となった。また水力発電が機能せず、首都カラカスなどでも停電が頻発している。インフレと物資不足が続く中、水不足がさらに国内経済を疲弊させる可能性がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、渇水で動物が死ぬ La Prensaの記事
ニカラグアでは渇水の影響で、野生動物が多く死んでいるという。国内の広い範囲は雨不足に見舞われ、密林地帯でも水が得られない状態となっている。この影響でサルやナマケモノ、リスなどの死骸が、森林の中にみられるようになった。環境保護団体によると、この雨不足で果実などが育たず、餌不足が深刻化しているという。

■ホンジュラス、殺人14.6%減少 La Tribunaの記事
ホンジュラスではこの第1四半期(1~3月)、殺人件数が大きく減った。同国警察によるとこの期間中、国内で発生した殺人事件は1112件で、1314件だった前年同期比で14.6%のマイナスだった。それでも一日当たり12件の殺人事件が起きている計算で、世界的には高い水準であることには変わりはない。

■トリニダード・トバゴ、国家的危機 Caracol Radioの記事
トリニダード・トバゴ政府は、「国家的危機」にあると宣言した。同国首相が4日、明らかにしたもので、国内での犯罪発生が激増し、治安対策を強化する必要があるという。今後与党だけでなく、野党にも協力をもとめ、この対策をとっていく方針を示した。今年に入り、国内で発生した殺人件数は122件で、このペースでは年間500件に達するおそれがある。

■インテルジェット、リマへ T21の記事
メキシコのLCC、インテルジェットが新たにペルーに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、この5月から、メキシコシティとリマを結ぶ路線を運航するという。使用機材は不明だが、一日1往復の体制で、もっとも安い運賃は往復328ドルだ。同社は現在国内37個所、国外12個所に乗り入れている。

■ボラリス機内で客死 Lopezdrigaの記事
メキシコのLCCボラリスの機内で、乗客男性が死亡していたという。この事態が起きたのは3日に運航された、ティフアナ発クリアカン行きの418便の機内だ。到着後に降りようとしない男性が降り、乗務員が確認したところ、すでに死亡していたという。現在この男性の死因について調べが行なわれており、事件性の有無などが判断される。

■アマスソナス新路線 El Diarioの記事
アマスソナス航空は新たにウルグアイの首都モンテビデオと、パラグアイのシウダー・デル・エステを結ぶ路線を開設する。この町はアルゼンチンのプエルト・イグアス、ブラジルのフォス・ド・イグアスとの国境にあり、観光やビジネスの需要が得られると期待される。アマスソナスは昨年運航を停止したBQB航空から、事業継承を受けた。