2016.04.06

【ボリビア】

■政府、ICIJに情報公開求める El Díaの記事
政府は独立記者の団体ICIJに、情報公開を求めた。同機関は3日、「パナマ文書」を公開し、世界要人のオフショア資産などが次々と明らかになっている。この文書にボリビアの企業や個人、95件があることが公開されたが、具体名は明かされていない。政府は国内でも調査、捜査を行なう必要がある可能性があるとし、この公開を求めた。

■サパタ氏拘置施設で騒ぎ El Deberの記事
汚職の容疑がかけられているガブリエラ・サパタ氏が拘置されるラパス、ミラフローレスの受刑施設で騒ぎがあった。この施設の中庭で火が燃やされ、集まった人が「サパタよ出ていけ」との声を上げたという。サパタ氏はエボ・モラレス大統領の元交際相手で、スキャンダル化している。サパタ氏の弁護士は、サパタ氏をより安全な場所に移動させるよう求めた。

■ロメロ大臣、ミラフローレスは安全 El Díaの記事
カルロス・ロメロ大臣は、ラパスのミラフローレスにある受刑機関は「安全だ」と強調した。汚職容疑がかけられているガブリエラ・サパタ氏が拘置されているが、この場所で騒ぎがあったことから、弁護士がほかの施設への移送を求めている。しかしロメロ大臣は施設内はコントロールされており、サパタ氏の身柄に危険が及ぶことはないと断じた。

■国連、サパタ氏をモニター監視へ El Díaの記事
国連は、ラパスの受刑機関で拘置されているガブリエラ・サパタ氏の件について、モニター監視することを明らかにした。国連人権高等弁務官事務所が明らかにしたものだ。同氏はエボ・モラレス大統領の元交際相手であることから、政治弾圧を受ける可能性があると同機関は指摘した。サパタ氏側が同機関に今月17日、支援を求める書簡を送っていた。

■キンタナ大臣に説明を求める El Díaの記事
野党UD所属のアミルカル・バラル下院議員は、フアン・ラモン・キンタナ大臣を糾弾した。エボ・モラレス大統領の元交際相手ガブリエラ・サパタ氏が、同大臣が政府の社会向上運動「エボ・クンプレ」の資金流用に関わった可能性を指摘した。この報道を受け同議員は、キンタナ大臣がこの疑惑について語る必要があると、集会の場で訴えた。

■ポトシ選出議員、シララ問題に苦言 El Díaの記事
ポトシ県選出の野党ゴンサロ・バリエントス議員は、エボ・モラレス政権のシララ水系問題への対処について批判した。同県南部のシララ水系の水をチリが無許可取水し続けている問題だ。政府はこの件を国際司法裁判所に持ち込む方針だが、同議員はモラレス政権がこの解決を2008年に約束していたが、あまりに遅いと苦言を呈した。

■牛乳闘争、解決に向け前進 Página Sieteの記事
コチャバンバで起きている牛乳闘争について、解決に向け一歩前進した。乳業大手PILが、生産過剰を理由に生乳の買い取り価格の大幅引き下げを通告した。これに生産者らが反発し、激しくデモを行なっていた。両者間の対話の場が設けられ、この件について話し合うことが合意された。市内でのデモなどの動きは、今も続いている。

■身障者行進、オルーロへ La Razónの記事
身障者ら100人の行進が、オルーロに到達した。年金増額や雇用機会の確保などを求め、コチャバンバからラパスに向け、行進を行なっているものだ。苛酷な行進だけに落伍者が相次いでいるが、一帯はラパスに向け行進を継続する方針だ。一方、ラパスではデモに参加していた身障者が急死する事態が生じている。

■ジカ熱、26件に El Díaの記事
サンタクルス県内でのジカ熱感染例は、さらに増えて26件となった。県保健局が明らかにしたもので、新たに23歳と49歳の女性2人の感染が確認されたという。県内ではジカ熱と同じネッタイシマカが媒介するデング、チクングニヤ熱の事例も増加しており、県内ではこの10日に蚊掃討のための一斉薬剤散布が予定されている。

■オルーロ、公務員が酒酔い運転か La Patríaの記事
オルーロの消費者保護行政は、公務員の酔っ払い運転の事例について、調べを進めていることを明らかにした。先週末、公用車を酒に酔った状態で運転しているとみられる公務員の姿をとらえた動画が、Facebookに公開された。各方面から批判を浴びており、この事実について確認を行なっているという。

■サンタクルス、橋が落ちる El Díaの記事
サンタクルスで、川にかかる歩行者専用の橋が崩落する事故が起きた。3日朝9時半頃、この事故が起きたのは3月10日地区にある歩道橋だ。当時妊婦とその3人の子が橋を渡っていたが、いずれも無事だった。市側の調べで、この橋の工事に欠陥があった可能性があることが分かっている。今年に入り、市内で橋が崩落する事故はすでに3件めだ。

■JICA、サンタクルス交通調査 El Deberの記事
日本のJICAのチームが、サンタクルスの交通問題を分析するため、実地調査を行なっている。参加しているのは交通の専門家らで、サンタクルスが抱える交通の問題を洗い出し、改善に向けた提言をまとめるという。市内の交通は車に依存しており、政府は新たに電車を整備する計画を進めている。


【ペルー】

■各地で反フヒモリデモ Los Andesの記事
5日、国内各地で反フヒモリデモが行われている。1992年のこの日、当時のアルベルト・フヒモリ大統領が権限強化を目的に、アウトゴルペ(セルフクーデター)を行なった。これを批判するデモがリマやアレキパなど各地で行われた。フヒモリ氏の長女、ケイコ・フヒモリ氏は10日の大統領選に向けた選挙運動をこの日、自粛している。

■パナマ文書に3候補の名 Los Andesの記事
3日に公開されたパナマ文書に、10日の大統領選の3候補の名前があった。この文書は、オフショア資産の存在を示すもので、世論調査でトップを走るケイコ・フヒモリ氏と、2位のペドロ・パブロ・クチンスキー氏の名があった。さらに今回の支持は低迷しているが、前大統領のアラン・ガルシア氏の名前も含まれていた。

■デルタ、リマ線大型化 El Comercioの記事
デルタ航空は、アトランタ-リマ線の使用機材の大型化を発表した。現在同社はこの路線にボーイング767-400型機を使用しているが、これをボーイング777-200型機に変更する。新機材は291席で、現在よりも46席増えることになる。また輸送できる貨物も、17トンから25トンに増える。同社はこの路線を1日1往復運航しており、アジアなどからの乗り換え需要が多い。

■アレキパ、犬が13人を襲う Perú21の記事
アレキパ県で、野犬が13人を襲う事件が起きた。この事態が起きたのはセロ・コロラドの学校で、生徒12人と大人1人が、相次いで犬に噛まれた。同県では野犬の狂犬病発症が相次いでいることから、この13人にはワクチンが投与されている。同県ではこれまでに、狂犬病で31匹の犬が死んだことが報告されている。

■ロス・ウロス、水道整備 Los Andesの記事
プーノ県ティティカカ湖で水上の浮島生活をするロス・ウロスの人々向けに、新たに水道が整備される。政府住宅省が明らかにしたものだ。700万ソルを投じて、この水道整備を進め、ロス・ウロスの1546人が水道水を利用できるようにするという。また同省は、ソーラー発電を整備して同じく電力供給も開始する方針だ。

■電力融通法、議会で審議 El Comercioの記事
ペルー議会では電力融通にかかる法案が、審議されている。この法案は国内とエクアドル、チリを送電網で結び、相互に電力融通を可能とさせるものだ。輸入を可能とすることで国内の電力供給が安定化するほか、余剰電力を輸出することも可能となる。将来的にはブラジルやボリビアとの間の融通を図る計画もある。


【チリ】

■スカイ航空、労使交渉続く Infinitaの記事
国内2位のスカイ航空では、労使交渉が続いている。同社の労働組合は、待遇や労働環境の改善を求め、ストライキ実施を含め経営側に圧力をかけている。今の時点で合意点はみられないが、交渉は今も続いている状況だ。流通大手傘下の同社は昨年、LCC化を発表し、経営体制の刷新が行なわれている。

■新聞社オーナー、釈明 BioBio Chileの記事
有力紙「エル・メルクリオ」のオーナー、アグスティン・エドワーズ氏も釈明した。3日に公開されたパナマ文書で、同氏がオフショア資産を抱えることが明らかになったものだ。同氏はこの件について問われ、「便宜上、とった措置だった」と釈明した。この文書で同氏は、米国に休眠会社を持つことが明らかになっていた。


【アルゼンチン】

■マクリ「不道徳なものではない」 La Nacionの記事
マウリシオ・マクリ大統領は「不道徳なものではない」とした。3日に公開されたパナマ文書で、マクリ大統領にもオフショア資産があることが明らかになった。コルドバを訪れ、フォーラムに参加した同大統領はこの件について不道徳ではないと述べ、冷静に対応する方針を示した。

■フィアットに5億ドル投資 La Nacionの記事
コルドバのフィアットの自動車組み立て工場に、新たに5億ドルが投資されるという。この工場を訪れたマウリシオ・マクリ大統領が工場のCEO、セルヒオ・マルチオンネ氏と会談し、説明を受けたという。工場施設の増設などを行ない、新型車の車輛生産に対応するという。同工場は操業開始から21年を迎える。

■エントレ・リオス、600人避難 La Nacionの記事
エントレ・リオス州では、川が氾濫するおそれがあるとして、600人が避難した。この事態が起きたのは同州北部のラパスだ。局地的な雨が降り、地域を流れる河川が増水し、溢れる可能性が生じたものだ。地域行政は、増水のピークは越えたものの、まだしばらくは警戒が必要としている。

■若者の本離れで図書館不要論 Clarín.comの記事
ミシオネス州のドス・アロヨスで、図書館の不要論が起きている。この町には公立の図書館がなく、地域行政が新設を検討していた。しかし議会内で「若者らは本を読まない」との意見が大勢を占め、この計画が頓挫しかかっている。計画では市民などから本の提供をうける方針が示されていた。

■コレクティーボ3路線でスト La Nacionの記事
ブエノスアイレスのコレクティーボ(路線バス)3路線で5日、突然のストが行なわれた。運転を止めたのは315、440、740番の系統のコレクティーボだ。同系統のバスを運転する組合の運転手らによると、サンミゲルでコレクティーボの運転手が襲われる事件が発生したという。行政や警察に対し、安全対策強化を求めるため、このストに打って出たという。

■マル・デル・プラタ、犬の禍 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州のマル・デル・プラタで、59歳の女性が犬に襲われ、重傷を負った。この女性はラス・アメリカスの自宅の庭で、飼い犬のピットブルに襲われ、腕や足などを負傷した。女性は市内の病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。ピットブルは獰猛な性質で知られ、人を襲う事件が頻発している。


【エクアドル】

■テラピア、ウイルスを発見 El Universoの記事
アマゾン原産のテラピアの大量死の原因となった新しいウイルスが発見、特定されたという。エクアドルのみならず世界各地で養殖されているこの魚について、各地で大量死が報告されていた。イスラエルの研究機関が、新しいウイルスを発見し「TiLV」と名づけたと発表した。このウイルスが、各地で大量死を引き起こしていたという。

■アンバト、緊急事態 El Universoの記事
トゥングラワ県の県都アンバト市は、市内に緊急事態を発令した。ルイス・アモロソ市長が宣言したもので、この2日に降った大雨で、市内各地で被害が起きていることを受けたものだ。とくに市内のキサピンチャ、ピンリョの両地区では住宅の浸水などが相次いだという。市側は県や国に、支援を求める方針だ。

■プエルト・ロペス、船が全焼 El Universoの記事
マナビ県南部、プエルト・ロペスの港に係留されていた船から出火し、全焼する事態が起きた。4日15時頃、セサル・パウル号から出火し、燃え広がったという。消火活動が行なわれたが船は全焼したものの、ほかの船への類焼はなかった。火は船の内部から出たとみられるが、出火原因はまだわかっていない。


【コロンビア】

■2月の輸出、26.7%減 Caracol Radioの記事
コロンビアからの輸出はこの2月、前年同月比で26.7%の減少となった。国の統計機関DANEが明らかにした数字だ。原油、ガスなどのエネルギーや鉱産物の輸出が、44.8%の減少となったことが響いた。また工業製品も12.4%、農産品も0.4%のそれぞれマイナスとなっている。国地域別ではパナマ、米国、アルーバ向けが減少した。

■自動車販売、減少続く Caracol Radioの記事
国内での自動車販売の減少も続いている。自動車販売業の団体によると、この3月の国内での新車販売台数は1万9737台と、前年同月比で20%減少した。1~3月の販売台数は5万5755台で、やはり17.5%の減少となっている。またBBVAによると、自動車購入のための与信も減少しており、この第1四半期は前年同期比で8%減ったという。


【ベネズエラ】

■小麦、月に10万トン輸入必要 Sumariumの記事
ベネズエラは月に10万トンの小麦を輸入する必要があるという。スリア大学の農学部が、国内の需給バランスを分析し、明らかにした数字だ。年間120万トンの輸入が必要で、この輸入のため月に4億5千万ドルを要するという。現在の輸入は3万トンにとどまり、この少なさが国内の食料不足を招いている一因でもあると指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、初のジカ熱 El Paísの記事
ウルグアイで、初めてのジカ熱感染者が確認された。保健省が5日、明らかにしたものだ。ブラジル、リオデジャネイロから帰国した男性に症状があらわれ、検査の結果、感染が確認されたという。現在この男性は、モンテビデオ市内の病院で手当てを受けている。ジカ熱は2013年5月から12月の間にブラジルに上陸し、以後ラテンアメリカで流行を招いている。

■メキシコ、ジカ熱201件 Procesoの記事
メキシコでのジカ熱感染例は、201件だという。同国保健省が5日、明らかにした数字だ。国内11の州で感染が確認され、その数がもっとも多いのはチアパス州の111人、オアハカ州が79人、ゲレロ州が7人で次ぐ。胎児に影響が生じるおそれがある妊婦の感染例は48件となっている。

■ニカラグア、渇水深刻化 La Prensaの記事
ニカラグアでの渇水は、より深刻さを増している。国の水の管理行政ANAによると、国内の地域によっては、「危機的な状態」にあるところもあるという。国内の広い範囲ではまとまった雨が降らず、各地で川や湖沼の水量減少などが顕著に進んでいる。地域行政の中には、緊急に井戸を掘り始めるところも出始めた。

■アラス・ウルグアイ、3機め目指し交渉続く El Observadorの記事
アラス・ウルグアイは経営基盤安定のための3機めの機材導入に向け、出資交渉を続けている。2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らが立ち上げた同社は今年1月から、商業運航を開始している。現在6百万ドルの増資を検討しており、国に出資を求めていることが明らかになった。一方、BQB航空から継承を受けたアマスソナスとの交渉を、同社は否定した。